佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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退任隊員

笹川・西三川地区担当の寺内です。

4月14日は、800年もの歴史があるとされる新穂の山王祭りを彩る山車(だし)
の引き回しを手伝ってもらえないかとの依頼があり、協力隊員他3名と共に参加し
て参りました。

江戸時代に作られた新穂の山車は戦後使われなくなり日吉神社の収納庫に保存さ
れたままでしたが、3年前地元有志からなる新穂山車保存会の人たちにより復活
されたものです。

朝8時より組み立て始め、スタート予定時刻の10時半を待ちきれずに10時前には
新穂行政サービスセンターを出発しました。

日吉神社へと町内をのんびりと向かう途中で4か所ほど立ち止まり、春駒と日本舞
踊が演じられます。

何か江戸時代にタイムスリップしたような感覚です。

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国仲随一の祭りとあって境内には大勢の人が集まりとても華やかな印象。
春駒さんたちの楽しい踊りに続いて流鏑馬(やぶさめ)、下り羽の奉納があり鬼太鼓
のクライマックスとなります。

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山車を引き廻しただけですが、これほど歴史のある大きな祭りに参加できたというこ
とで、とてもうれしい体験でした。

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翌15日は担当地区の笹川祭りに行ってきました。
昨日の山王祭りとはうって変わって小さな山村の小さなお祭りです。

まずは鉱山の神様である大山祇(おおやまずみ)神社での奉納から始まりました。

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こうして獅子を担ぎながらのどかな感じで家々を回ってゆきます。

訪ねた家々の玄関先で獅子が門付けをし、迎えるお宅のほうはお酒と食事で振る舞っ
てくれます。

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そしてまたのんびりと歩いて次のお宅に向かいます。

5~6軒も回ると数少ない20代の担ぎ手たちも酔い過ぎて、後ろから見物していた
私にも交代して欲しいとお鉢が回ってきてしまいました。

見よう見まねでぶっつけ本番、勢いよく走りまわっただけですが、祭りですから楽し
めばそれで良いのですね。

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里山らしく沢蟹や鮎、山菜料理が満載でしたがとても食べ切れません!

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回る軒数は以前より少なくなったとは言え18軒。私は半数ほど、応援が来たところ
で退散させて戴きましたが、皆さん朝から暗くなるまで頑張ったと思います。
ご苦労さまでした。


古くより綿々と受け継がれてきた山王祭りと笹川祭り、規模は違いますがそれぞれ担
い手不足が心配です。

大きな祭りも小さな祭りもいつまでも続いて欲しいと思います。

赤泊・三川地区は海岸沿いの腰細集落、高野集落と山側の山田集落から成り、

地区の鎮守は春日神社です。大獅子(2匹)、鬼太鼓、神輿が出ます。

鬼太鼓は打ち子(鬼面を付けない子供)が先で、その後鬼が舞います。

鬼はマサカリ使いとナギナタ使いの踊りも花(謝礼)によって舞われます。

これら踊り子の他、大獅子舞は全員がワラジを履いています。

クライマックスは夜の(6-7時以降)「ねりあげ」で2匹の大獅子が時間をかけ

本社へ向かう急で距離のある石段を登り上がる過程がとても迫力あるそうです。

今晩は自ら体験させて頂く予定です。(とても危険だそうですが・・・(^^;)

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徳和まつりが開始されました。フランチャイズの徳和神社は早朝から境内の

旗揚げやら掃除、炊き出し等、慌ただしい朝でした。昼頃、東光寺集落と我が

浦津集落の大獅子が神社に上がって来ます。それぞれ奉納舞が終わると

お祓いを賜り、それぞれ各集落へと旅立ちます。

浦津集落の浦津・昭和会は集落内を廻り、会堂へ戻れたのが夜7時を過ぎて

からでした。今年のお花(祝儀)は昨年を上回る出来でした。その為か、

お神酒もいつに増して、多かった様です。若い世代も多く、将来が楽しみな

赤泊地区の一つです。皆さん、今日はお疲れ様でした!

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桜、見頃を迎えましたね!
運転中、美しい景色が目に入るたび停車し眺めてしまうので
移動に時間がかかります。。。

各地域でそれぞれ自慢の桜があると思います。
海府にも地元の人がとても大切にしている桜があります。
その一つが旧内海府小学校校庭にある「さっちゃん桜」
さっちゃんはかなりの大樹で圧倒的な存在感です。
名付け親はかつて在学した児童だそう。
昼休みに木の回りで鬼ごっこをしたり、授業中窓辺から眺めたり
恒例の「お花見給食」という楽しい行事もあり
海府の子供たちにはとっても思い出深い桜なのです。
さっちゃんも校庭から子供達の成長を静かに見守り
春にとっておきのプレゼントをもたらしてくれました。
一昨年学校が小中併合で移転した後も、春になると皆が気にかけ
「さっちゃんはもう咲いた?」「今年の頃見頃はいつ頃だろうね」と
口々に話をしています。

しかしさっちゃんは樹齢100年以上の老樹。
添え木に支えられながらなんとか踏ん張っています。
なので毎年必ず満開になるわけではありません。
休校となった一昨年は児童を見送るかのようにキレイに咲いたと聞き
昨年に着任した私は満開をとても楽しみにしていたのですが・・・


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                  (昨年の写真です)

うーん。微妙。
精一杯頑張っているのは伝わってくるのですが、正直残念な感じですね。

今年はどうなんだろう。
一抹の不安も感じつつ、でも蕾が日に日に大きくなってきているし。
毎朝日課のごとく校庭に足を運びさっちゃんの開花を心待ちにしました。
ここ数日の天気で一気に蕾が開き・・・。

そして今朝。

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じゃーん。
ほぼ満開です。昨年と違い花が枝先まで咲き誇り校舎が見えません。
添え木もなんだか重そうですね。


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青空に桜色が映えます。お天道様も喜んでいるかな。

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学校脇で見かけた花見猫。気持ちよさそう~。私も一緒に横になりたい

ちなみに今年のお花見給食は来週とのこと。
それまで散らずに待っててくれるといいなぁ。


最後までお読みいただき有難うございました!

佐渡の桜の季節の風物詩「おいらん道中 in 桜まつり」が今年も4月20日(日)に羽茂で開催されます。

おいらん道中

おいらんのパレードは午後3時から。フリーマーケットや屋台、7民謡やよさこい、フラダンスの公演もあります。羽茂高校郷土芸能部も出演します。

会場の案内・駐車場と交通規制はこちらをご参考ください。

おいらん道中地図

羽茂はちょうど桜が7分咲き。週末には満開になるでしょう。

春うららかな佐渡南部で繰り広げられる優雅なおいらん道中を、ぜひ見に来てくださいね。
 

15日の徳和まつりに備え、我が浦津集落では昨晩から大獅子の準備に

大わらわです。昨晩は新人、私の為「木遣り唄」「伊勢音頭」と練習して

頂き、今晩は大獅子の組み立てを行いました。

歌い手は3名、頭は4-5名確保でき、40数戸の集落では何とか<門付け>

出来そうです。当日に向け、浦津・昭和会は今晩も結束を誓いました。

当日を乞うご期待です!

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鬼や獅子を舞うときの精神論を語る人はそう多くはいないように思います。

7日の夜、瓜生屋の練習へお邪魔しました。本番を12日に控え、仕上げに入っている段階だからでしょうか、所作に対する細かい修正と共に、舞に対する心持やその時の感情まで役に叩き込みます。
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ある人が、「自分たちは演者なんだ」と仰っていたのを思い出しました。

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鬼太鼓の舞いに込められたストーリーをすべて理解することはできなくとも、獅子との駆け引きや鬼のバチ捌きは観ている側を魅了するだけの感情がそこに籠っていなければ、唯の「動作」になってしまいかねません。

舞の終盤、鬼が再び太鼓の前へ獅子を引き連れて戻ってきたとき、先輩から「楽しくやるんだ」とアドバイスが。
正直、自分としては予想外の言葉でした。楽しく???
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しかし、良く考えてみると、人々の厄を太鼓へと収め、ある意味厄との戦いに決着をつけたときの充足感に、鬼は満ち溢れているのかもしれません。そう思うと、今まで以上に鬼が生き生きとして見えてきました。
観る側も、想像を膨らませながら舞いを観ると、一層面白味が湧いてきそうですね。

私自身、太鼓を打ちながらも悩みが尽きませんが、役をやっている人はそれ以上の葛藤と戦わなければならないのだろうと思います。悩める後輩たちに、先輩からは「自信を持ってやれ」。
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祭りを経験して成長していく、演者へと成りきっていく過程も見ものです。

瓜生屋の本番は4月12日(土)です。


祭り本番間近、ついにこぼれ噺最後の目的地、正明寺へやってきました。

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正明寺の鬼太鼓には獅子がいません。だからといって、その分鬼が派手に動き回るわけではなく、どちらかというとゆったりとした、丁寧な踊り方に見えました。

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ちなみに、鬼は面の鼻に通した紐をくわえた状態で踊っています。面がずれないためなのですが、これによって息が出来ず、踊って息が上がる以上の辛さに鬼の人は堪えなければなりません。

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側で観ていると、鬼の息遣いが聞こえてきますよ。

「うちらは人数も少ないし、他と比べて緩いから...」そんな前置きが、行く前にありました。

黒鬼さんが1人、白鬼さんが1人、そして太鼓の裏打ちが4人。

確かに人数は少ないのでしょう。黒鬼さんが20代後半で青年会のなかでは最年少、その下は彼らの子供たちまで人がいないという、皆川集落と同じような厳しい状況です。

ですが、実際練習を見学させて頂き、鬼太鼓に対する想いを伺っていると、「他と比べて緩い...」という例えは、少し違うと感じました。

練習の厳しさや緩さというのは、伝統芸能を継承していく上で、あまり重要ではないように思います。
佐渡の鬼太鼓が、佐渡の人たちの生活の一部として生き続けているのは、伝えて行こうという想いと、「我が一番だ」という誇りがあるからだと、新穂の鬼太鼓を回っていて率直に感じました。

正明寺も然り、ここにも熱い想いを持って鬼太鼓を自分の子どもたちの代へと繋げたいと語れる若者がいます。

「語るからには自分が何より頑張って見せんなん」
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新穂の鬼太鼓を観て回って歩いた1ヶ月。
その芸能の素晴らしさ以上に、それを受け継ぐ「人」の魅力に憑りつかれた1ヶ月でした。

正明寺の本番は4月15日(火)、本宮は朱鷺でも有名な「石動神社」です。





今日の珍魚は和名ヒウチダイ。太平洋、インド洋、大西洋と世界中の

海に広く分布する深海性の魚です。日本では関東地方以南に生息する

そうですが、日本海での捕獲は珍しいと思われます。英語でオレンジ・

ラーフィーと言います。余談ですが、かつてニュージーランドの水産会社

に勤務していた時はかなり高値で米国へ輸出されてましたが、その後、漁獲

量は減少の一途をたどった様です。この魚の人気は身に含まれる脂質にあり、

また、それを多く含有している為、かつて日本は食用に不適当とし、輸入禁止

魚種に定めていました。従って、知る人ぞ知る大変美味しい珍魚です!

私にとって、とてもいとしいお魚さんです(^^)V! ラッキー!
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東京の桜はだんだん終わりの時期でしょうか。

東京にいた頃は、新宿御苑で友達とよくお昼を持ち寄り花見をしていました。


佐渡の桜の名所といえば、真野公園、金山、法乗坊の種まき桜などがあります。
この時期になるとライトアップもされ美しいですよね。


南部の前浜地域にも有名ではないかもしれませんが、お勧めの桜の名所があります。 

まずは、岩首集落内の岩首談義所(旧岩首小学校)。
百年桜と言われるほど、立派な桜。集落の中心にある桜が咲くと花見が楽しみでなりません。

まだ、満開ではありませんが、恒例のライトアップも始めます!


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お次は、岩首集落から豊岡集落にかけて海岸線に連なる桜たち。
特に、柿野浦から豊岡までの直線の道沿いの桜が咲くと車で走りすぎるのがもったいないと感じます。




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近隣の鼓童の研修生の方も早朝のランニングはこの時期が一番気持ちいいと話していました。
横を向けば、朝日がきらきら光る海と桜。1日の始まりがこんな景色からなんてとても気持ちがいいはず。






所々に山桜も色をつけ、あっちにもこっちにも春の知らせを見つけることが出来ます。

桜の開花と共に祭りの囃子の音も。


岩首地区の祭りの日程はこちら。

●4月13日 赤玉、豊岡

●4月15日 柿野浦、東鵜島


赤玉では小獅子舞や花笠踊り。豊岡では今年で5年目になる新潟大学の学生が祭りを盛り上げています。

柿野浦も鼓童研修生らと共に勇ましい鬼を集落の方々が保存しています。

桜並木を眺めに、賑やかな祭りを見に、前浜地域に来て見ては如何ですか~♪

  

おまけに姫崎灯台にあるキャンプ場の桜もだんだん開花しそうです♪
個人的にここから眺める景色が大好きです。


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高千・外海府担当の中村です。

昨晩は、外海府の大倉集落の宵宮が行われました。

大倉のお祭は毎年4月11日に行われます。

その前日に宵宮があります。


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場所は、大幡神社です。


提灯が神社までの道に並んでいてとてもきれいでした。



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昨日は、祭道具の準備や衣装合わせが行われました。



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大祭は、本日の12時頃より始まります。


例年、浜での流鏑馬が見所だったのですが昨年より人手不足などの理由により行っていません。

昨年から神社の敷地内で弓を打つことになっています。

今年は関集落の子どもが射手になります。


そのほか、薙刀や棒振り、箱馬、豆まき、獅子、お神輿が出るのでお時間ある方は是非お越しください!



ちなみに、高千地区でのお祭は来週14日(月)と15日(火)に行われます。

14日は宵宮、15日が本祭です。

太鼓の音が鳴っている所へ向かおうと思います。


 

早起きの苦手な私ですが、昨日の朝はウグイスの鳴き声で5時に目が覚めました。
(奇跡!?)

そこに、メールの着信音。

ネクタリンの師匠、M先生から「これから防除をします。」とのメールでした。
前回は機械の故障で出来ず、月曜は風が強くて延期になった為、今日こそは!と眠い目をこすりながらM先生の園地上新穂へ。

今回の防除は「せん孔細菌病」予防のための薬剤散布でした。晴れて風のなかったこの日は、何よりの防除日和。
この病気、葉、枝、実に出るもので、葉に発生すると写真のような斑点ができ、穴が開きます。実も見るからに痛々しいですね...。
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このせん孔細菌病を予防するためだけでも、年に5回は薬剤を散布する必要があるそうです。散布のため完全防備のM先生。

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これまで有機栽培でのお米づくりや野菜づくりにしか携わったことのなかった私にとって、果樹農家さんの努力と苦労を垣間見ることができ、この果樹研修はとても意味のあるものになっています。「手間暇かけて」という言葉がぴったりの、ネクタリン栽培。実が生った時の喜びはひとしおだろうと想像できます。

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次は蕾を落とす「摘蕾」作業が待っています。
桃より蕾の少ないネクタリン、蕾を摘む勇気がまずは私には必要そうです。。。


赤泊には幾らかの歴史を伝える名所・旧跡があります。今回ご紹介させ

て頂きますのは、日蓮聖人が赦免され、2泊滞在し鎌倉へと船出した赤泊

・真浦の地です。「波題目の碑」を始め、「日蓮堂」、「参拝碑」など様々な

霊蹟があります。佐渡一周線、県道45号を赤泊から小木方面へ向かう道路

に面していますので、比較的解り易いと思います。

「波題目」とは日蓮聖人が沖に向かう船の上から題目を唱えたところ、去り

ゆく船の揺れている海面の月影が、水面に「南無妙法蓮華経」の銀字として

現れたと古くから伝えられています。

この地は佐渡市指定史跡また佐渡100選にも選定されています。

今から740年まえの1274年の出来事を、時を超えて思い浮かべるのも、

歴史の楽しみ方かもしれません。

当地へお越しの際、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。DSC04132

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新年度でブログも衣替え
どうぞよろしくおねがいします。

さて定置網が盛んな内海府の海で、最近アザラシらしき謎の生物が
網の魚を食い散らかして困るという話を聞いたので、早速取材に行ってきました。

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朝日に向かって出航。
ここのところ暖かな日が続き、波も穏やかで気持ちの良い早朝クルーズです。

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出航を待ってましたとばかりに海鳥がやってきます。
エサをくれ~っと我先に競い合いぶつかり合い。
鳥好きの私でもちょっと引いちゃうような勢いです。

5分ほどで定置網の場所に到着。
準備に取りかかろうとした矢先、黒い物体がスススーっと移動して行きます。

ん?あれは?

船頭さんが「今日もやられた~」とため息。

船が着いたことに気づいた“ヤツ”が、そそくさと逃げていったようです。
しかも船の方に近づいてきて顔をひょこっと出し挨拶のサービスまで!
普段はそんなことしないのに、同行したテレビクルーに向けてなのかしら?
その余裕っぷりがまた憎らしいやら愛らしいやら。
ひとしきり戯れた後、バイバイと手を振り?沖に消えていきました。

・・・すみません 既にお気づきでしょうが、私は“ヤツ”に見とれていて
肝心の写真を撮ることを忘れていました(汗)。
取材者失格ですね。

テレビクルーはもちろんバッチリ撮影していました。
顔を出してくれたおかげで“ヤツ”の正体が「キタオットセイ」と判明。

そのオットセイ、これまで何度か網にかかり、その度に逃がしてあげていたら
網の仕組みを覚えそこにいけば魚食べ放題だということを学習し、すっかり居ついてしまったそう。
しかもメジマグロなど旬の魚ばかり食べるグルメっぷり。

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ちなみにこれが“ヤツ”の飽食の後。なんと豪快な食べっぷりなんでしょう。
水温が温かくなると北上するようですが、しばらくはお付き合いするのかなぁ。

“ヤツ”が去り、本格的に漁開始。
しかし今日はこれだけでは終わりませんでした。
網を引き上げている途中、海面から背びれがヒョコヒョコ現れます。

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分かりますか?
なんとイルカ、しかも2頭網に入ってきてしまったのです。
イルカの大群が日本海にいるとのニュースがありましたが、佐渡沖でも何度も目撃されていました。
その仲間なのか、網に迷い込んでしまったようです。
ぴょんっと飛び越えて逃げてくれればよいものの、網の中を悠々泳いでいます。

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向かいの船が迫ってきてイルカもさすがに焦り気味?
どうなっちゃうのかと、こちらもハラハラです。

イルカ絶体絶命!?いやいや大丈夫。
漁師さん達が傷つけないように保護しすぐに沖に返してあげました。
去っていく姿を眺めながら、もう二度と来るんじゃないよと祈りを捧げて。


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港に戻るとお迎えが来ていました。まるで「ご飯まぁだぁ?」と言いたげな態度。

アザラシやイルカなどの生物が網に入ると、魚を食べられる以外にも
魚が逃げる、網を破られるなどの被害が出ます。
網起こしの作業にもひと手間かかります。
生物も怪我をしたり命を失うこともあります。
でも防ぐのは中々難しいこと。
運悪くかかってしまったときにはできるだけ傷つけないよう気を配っています。

当然ながら海はみんなの宝。うまく共存していきたいですね。


最後までお読みいただきありがとうございました。


4月に入っても、佐渡は冬の寒さにまだまだ身震いする夜が続いています。

昨日も雪がちらつく冷たい夜でしたが、青木の熊野神社からは太鼓の力強いリズム。
寒さに負けず、お宮の外での練習がこの日も始まりました。

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青木の白鬼さん、体格も良いので見ごたえがあります。
白鬼の面は、その迫力と、品のある表情が観る人を魅了します。映画『佐渡 テンペスト』でも使われた面だそうですよ!

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そして、裏打ち練習中の自分としては、見逃せないのがバチの細さ。鬼の持つバチも、太鼓を叩くバチも新穂の他に比べてとても細い印象です。
また、「太鼓がかり」と言う場面での太鼓のリズムも青木独特のものでした。ちなみに口太鼓では「デデスコデンデン」。軽快なリズムでとても心地よい音です。

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獅子との場面でも、鬼のバチに引きつけられる獅子が、ぐ~っと高く上まで伸びあがります。
獅子の人は、重い獅子頭を片腕で持ちながら、その腕を頭の上に回した状態で演舞しています。その状態から伸び上る動作は、考えるだけでしんどい。。。

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青木鬼太鼓、佐渡でも有名人?のブラジル人のカルロスさんが副会長を務めています。そのせいか否か、AETの先生も太鼓を叩きに来るのだそうです。佐渡の芸能を広く伝えて行こうとする青木鬼太鼓、人数が少ない現状もありますが、鬼太鼓へかける想いはやはり熱いものがあります!

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青木の本番は、4月15日(火)です。15日も青木、長畝、正明寺と盛りだくさんな一日になりそうです。

「新穂は鬼太鼓天国でしょ。」

先日、新穂大野の鬼太鼓にお邪魔した際、ご一緒させて頂いた佐渡芸能伝承機構の松田さんから言われた一言です。

新穂へ来るまで、この地域がここまで鬼太鼓が盛んだとは思っていなかった自分にとって、祭りまで1週間を切った今、すっかり「鬼太鼓天国」にどっぷりと浸かっている生活が何とも不思議な、それだけ祭りへ注ぐ力の大きさに日々驚かされています。

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大野は新穂のなかでも、鬼太鼓へ注ぐ力が真っ直ぐで、観ているこちらも背筋がピンっとなる雰囲気があります。大野の鬼太鼓は、佐渡じゅうでもここだけという独特な舞いと太鼓のリズムも持っています。初めて観る人は、きっと「ここは本当に佐渡?」と疑うような、鬼は歌舞伎のような型、太鼓の音色も大野流。

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大野の獅子、とにかく体制が低いのも有名です。まるで生きた獅子のよう…。この態勢を身体に叩き込むには相当の基礎練習がなければ出来ません。

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佐渡島内の人口が減っていくのに対して、鬼太鼓組の数は早々には減らない現実。佐渡の人たちにとって、祭りや鬼太鼓がいかに生活の中で大きなウェイトを占めているのか、思い知らされます。

大野の祭りは4月13日(日)です。新穂の日吉神社での奉納は夜8時頃を予定しています。この日は新穂の主流を行く舟下と、新穂の我流を行く大野の鬼太鼓が観れるまたとない機会です。

皆さん、是非新穂に足を運んで下さい!


祭りの日には、晴れた青空がよく似合います。

笛や太鼓の囃子の音もぐーんと伸びて聞こえるような気がします。


岩首集落では、春休みの小学生の子達の声が聞こえます。
 
さて、今回は集落の子供たちを連れて他の集落のお祭りを見学しにきました。


佐渡の祭りは多く、日にちが重なっていたりして他集落 の祭りに行けないこともあります。
これだけの芸能が継承されているのに、見ないのはもったいない!


毎年4月1日におこなっている杉野浦の祭りへお邪魔し、小獅子舞と大獅子の門付けを見学しました。
昨年は、笛のお手伝いをさせて頂き、初めて吹く2穴の笛の音が何とも不思議な世界に連れっていってくれました。

岩首の祭りには前浜型の鬼太鼓と大獅子がでます。

子供たちも普段見ている祭りと違う雰囲気に興味津々のようでした。

「なんで獅子の頭に付いてるものが違うの~?」

「太鼓はどこにあるの~?」

あれこれと質問が飛び交います。

集落の方々にも沢山遊んでもらい、お家にも上がらせてもらい、違う集落の空気をいっぱい吸収した時間になったかなと思います。


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最後は子供たちとお宮参り。




私自身の事になりますが、小さい頃から沢山の人と出会わせてくれる環境を両親が与えてくれた事が本当に今に繋がっていると思います。

色んな人と話す事。

色んな景色に出会う事。

感動したり、誰かに怒られたり、失敗したり、成功して褒めてもらったり。

私もこれからの人生、もっともっと佐渡でそんな感情に出会いながら暮らしたい!

佐渡には心を揺さぶられる人も物も景色も沢山あるから、私が出来る範囲でそれらに子供たちが触れる時間をたくさん作れたらと思っています。
  

元気いっぱいの子供たちの声が集落にこれからも響きますように。















 

ご紹介するのは魚ではなく、エビです。本日、エビ籠船で漁獲された
和名:イバラモエビです。別名サツキエビ(春に獲れるので)、オニエビ
と呼ばれるようです。エビ籠へ副産物として、ボタンエビやバイ貝等と
混獲されるそうです。見た目はチョット引きますが、味は格別です。
(甘味が強く、美味しかったです)外道ですが、他のエビより値段が高い
と聞きます。魚もそうですが、経験上、殻が固い程、身は美味しい様です。
面白いですね! (^^)v

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高千・外海府担当の中村です^^
平成27年春の北陸新幹線「上越妙高駅」開業に向けて、昨日よりホームページにてカウントダウンが始まりました。


ようこそ。越五の国へ。
北陸新幹線開業 連携5市プロジェクト
開業カウントダウン写真ページ

http://www.echi5.jp/countdown/






高千・外海府地区でもこの写真に応募させていただきました!

まずは、
関にある(株)かいふ発酵さんの写真が4月23日(水)に掲載されます!

それから、
南片辺集落から岩谷口集落までの18集落分の写真を掲載する予定です。(7月1日~18日)

ちなみに、
地域おこし協力隊の11名の隊員でも撮影したので是非ご覧ください^^★(4月15日(火))


佐渡には新幹線が走るわけではありませんが(苦笑)、上越市の直江津港からフェリーに乗って佐渡の小木港までたくさんのお客さんが来てくれるのを応援しましょう~







 


こんにちは。最初は各隊員共通の一問一答です。




●佐渡でのあなたの癒しスポット、一番好きな佐渡での場所は?





雪がしんしんと降る夜中の山がいいです。



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●好きなおにぎりの具は?




焼きおにぎり


鳥五目





●佐渡で一番美味しいと思う食べ物は?




とれたて新鮮であればなんでも




●好きなタレント・作家・アーティストは?




特にいないです。




●好きな異性のタイプは?





同じ空間にいて無言でも大丈夫であれば。



●自分について人から言われた事で印象的な言葉は?




口だけで行動しないよね。





●十年以上好きで食べ続けてきたものは?




卵と納豆





●カラオケ十八番は?




あんまり歌わないです。





●お気に入りの映画やシーンは?


タイタンズを忘れない




●心引かれる場所は?





天気がいい時の海沿いの道

山の中





●任期終了後の自分はみえていますか? 10年後は何をしていますか?




なんとも言えないんですが、ただ笑顔ですごせていたらうれしいです。



 


 お付き合いありがとうございました。


 




 


  


 


 


 


 


 

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