佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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奥野航(小木町地区)


協力隊からの挑戦状
~あゆす会館の謎を解け~

ようこそまぜまぜ
たちにミッションを用意した
き、ある文章完成させよ

01/21 10時START
正解者には景品アリ
(先着50名)

挑戦者求ム・・・

#小学校高学年以上向け
#所要時間30分~

小木町地区担当 奥野 航

読者の皆さまこんにちは!
小木町地区担当の奥野です。

今回はまち歩きを楽しむのにぴったりな“リアル脱出ゲーム”についてご紹介します。
脱出ゲームとは限られた空間の中で様々なヒントを使って謎を解き、脱出を目指すゲームです。
もともとはPCで遊ぶブラウザゲームでしたが、最近は現実空間で楽しめる場所も増えてきました。

昨夏より小木でも「リアル脱出ゲーム~小木湊からの脱出~」の提供が始まりました。
参加者は江戸時代の小木を舞台に、金銀の輸送中に起こった事件を解決します。

脱出ゲーム好きにも楽しんでもらえるように歯ごたえのある難易度となっています。
プレイ感をお伝えすべく協力隊のメンバーに挑んでもらいました!

小木湊脱出ゲーム
↑こちらが配布されるキット。

参加者はいくつか用意された問題を解きながら、真相を究明し湊からの脱出を目指します。
かなり歯ごたえのある難易度設定となっており、大人でも苦戦必至です。

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↑5人寄れば文殊以上の知恵。1人(1匹?)は鯛だけど。

今回、参加してくれたメンバーには地元の中学生が2人いました。
驚いたのは2人の頭の柔らかさ!大人が悩んでいる間に次々と閃きます。

そんな2人の活躍によって、苦しみつつもゲームは終盤に。

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このゲームの良いところは、謎解きを楽しみつつ歴史ある町並みを回れる点です。
町を注意深く観察することで見えてくるものもあるはずです。

残念ながら今回は時間の関係でクリアとはなりませんでしたが、
続きを後日遊ぶこともできるので、参加者はリベンジを誓っていました。

皆さんも小木に来た際は脱出ゲームに挑戦してみてはいかがでしょうか?

【販売場所】千代富屋、喜八屋ゴローカフェ(月・火やすみ)
【体験料】1セット1,000円
【企画制作】小木湊まちなみの輪

読者の皆さんこんにちは。
小木町地区担当の奥野です。

私は今夏、期間限定で小木の常駐ガイドを務めています。
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ガイドをする中でお客さんの反応が良いスポットがいくつかあるのですが、
その中でも上の番所と三味線堀、汐通しの堀切は外せません。

上の番所とは奉行所の出先機関のことで警備や見張り等を行っていました。
また、当時は積み荷の十分の一を税として徴収していたそうです。
上の番所
↑今は看板が立つだけとなっているがこの一角に番所があった

ただ、この場所は海岸線から離れており、船の荷を確認するには不便そうです。
実際に案内をすると皆さんが同じ感想を抱かれます。

実は番所が建った当時はすぐ目の前が海でした。
しかし、1802年に起きた地震によって隆起が起き、海岸線は40mほど後退しました。

その後、不便になってしまった湊を何とかすべく“三味線堀”が作られます。
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小木湊古絵図(文化年間作成、個人蔵、市指定文化財、一部拡大)

三味線堀のおかげで町は再び活況を呈し、最盛期を迎えることとなります。

後に堀は埋められ“浜町”と言われる地区が誕生しました。
花街として栄えたところで、300人もの芸者がいたと伝わります。

今でも地震前の海岸線の名残や堀の形をした通り、花街当時からの建物が残っています。

続いて紹介するのが汐通しの堀切です。
そもそも小木が港町として栄えたのは、2つの湾を有していたからだと言われています。
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↑2つの湾の間に城山があることでどの方向からの風にも対応ができた
(出展:国土地理院の航空写真、1963年撮影)

ただ、急に風向きが変わったときには城山を迂回して反対側へ避難しなければなりませんでした。
そこで安全に避難ができるよう掘られたのが“汐通しの堀切”です。

1671年、城山の付け根を開削し、幅7間半(約14m)の堀が完成しました。
城山を除く一帯は泥岩でできていたため、このような工事が可能だったようです。

江戸から明治にかけての小木は、金銀の積出港に始まり、西廻り航路の寄港地として、また北前船の拠り所として絶えず変化をしていくことになります。
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↑船乗りの信仰を集めた木崎神社に奉納された船絵馬

私はそんな小木の町を勝手に佐渡のベネチアと呼称しています。
ブラタ○リで紹介してもらえないもんでしょうか・・・

冗談はさておき、過去に思いを馳せるのは良いものです。
小木に来た際はぜひガイドをご利用ください!

5月28日、新潟県美しいまちなみフォーラム2023が開催されました。
上・中・下越、佐渡と持ち回りで年1回実施されており、今年の舞台は佐渡小木でした。

同時に新潟県まちなみネットワーク小木町大会も開かれました。

新潟県まちなみネットワークは県内の町並みを活かした取り組みを進める団体が加盟する組織です。
例年、景観の日(6月1日)の前後に大会を開催し、メンバー間の交流を図っています。
(もし景観の日が祝日になれば6月にも念願の祝日ができますね)

今回は27日に宿根木のまち歩きと意見交換会、
翌28日は小木のまち歩きと総会、フォーラムという流れでした。

宿根木のまち歩きではベテランガイド2人が円熟味を増す“千石船の里”を案内しました。
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↑江戸期からの石畳が残る世捨て小路にて

夜の意見交換会は小木屋で開かれ、各地のまちづくりについて話を伺うことができました。
新潟県は広い分、多種多様で素晴らしい景観がたくさん残っていると改めて感じました。
(城下町、港町、花街、鉱山町、宿場町、醸造町、寺町など)
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翌28日の午前中は小木のまち歩きがあり、私もガイドを務めました。
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↑後方に見えるのはこの日入港していたクルーズ船“ハンセアティック・ネイチャー”

1時間というタイトな設定の中、三味線堀、上の番所跡、金子屋鍋屋、木崎神社などを巡りました。
特に参加者が反応していたのが鍋屋の中を見せていただいた場面です。

昔の部材を残したまま住みやすいようにリフォームされている姿に感心したようです。
やはり町並みは保存と活用がセットになってこそだと改めて感じました。

午後からはいよいよメインイベントのまちなみフォーラムです。
基調講演として千葉大学名誉教授、福川裕一氏の話がありました。

中でも、町屋は世界共通の暮らしやすい造りであるとの話が印象に残っています。

広い間口や奥まで続く土間、中庭によって外との関わりを適度に保ちつつ、良好な住環境を実現していたとのことです。今では古いものだと思われている町屋の造りが、実は建築家の追い求める理想の住まい=未来の住まいだと聞いてなるほどなあと思いました。

その後のパネルディスカッションでは、富山県高岡市の重伝建地区内にある商業施設のコンシェルジュを務める筏井晴夫氏らによる討論が行われました。
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高岡では伝建地区間の交流が希薄なことや4~50代がまちづくりに参画しない“中抜け”の状態が課題となっているそうです。小木でも中抜けを感じることがありますが、宿根木との交流は大事にしていかなければと感じました。

最後に県内のまちづくり団体の代表がそれぞれ近況報告をして閉会となりました。
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今回のフォーラムは小木町の重伝建選定に向けた良いアピールになったと思います。

来年は大火からの復興を果たした糸魚川市での開催とのことです。
そこで重伝建選定の報告ができるよう活動に取り組んでいきます。

読者の皆さまこんにちは!
小木町地区担当の奥野です。

2年間かけて行われた保存対策調査が終了し、
先日報告会が開催されました。
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この調査は小木町の町並みが持つ歴史的価値を明らかにし、
保存と活用に向けた基礎資料を作成することを目的として実施したものです。

当日は100名近くの方にお越しいただいた中、
調査を担当した奈良文化財研究所の福嶋敬人氏より報告がありました。

説明の内容をまとめたものを広報誌第7号として4月に発行予定です。
広報誌7号_オモテ
広報誌7号_ウラ

今回の調査で明らかになった価値を基に、
佐渡市では小木町地区を“伝統的建造物群保存地区”に指定します。

そのためにはエリアの選定や補助率の決定、
特定物件(歴史的建造物)所有者の同意といったプロセスが必要です。

最終的には“重要伝統的建造物群保存地区”への選定を目指して国に申出を行うことになっています。

私はというと、空き家の所有者に町並み保存の取り組みをお知らせすべく、
近隣住民を頼りに連絡先の把握を進めています。

Aさんに聞くと「○○町のBさんなら分かるかも」
Bさんに聞くと「たしかCさんが知っとるっちゃ」

・・・と1軒の情報を得るのにも中々苦労しますが、
探偵になった気分で楽しく取り組んでいます。

何より「頑張っとるな」「ようやってくれとるっちゃ」と言っていただけることが嬉しいです。

最後に・・・
今回刊行された『佐渡市小木町伝統的建造物群保存対策調査報告書』には、
連続立面写真という町並みを連続で写した写真が掲載されています。
「連続立面写真」P26_page-0001
伝建地区になって10年、20年が経ち、修理・修景が進んだ町並みと、
この写真を見比べると変化が如実に表れているはずだと妄想してワクワクします。

活動が産声を上げてから今日までには多大な労力を要しましたが、
ようやくスタートラインに立てたに過ぎません。

これからはさらに多くの人が関わり、知恵を出し町を動かしていくはずです。
皆さんも小木の町のこれからに注目(関わるとなお良し!)してみてはいかがでしょうか。

読者の皆様こんにちは!
小木町地区担当の奥野です。

4月29日、小木にカーフェリーが復活します。
船名は公募により「こがね丸」と名付けられました。

関西圏や中京圏からの旅行客、帰省客にとっては嬉しいニュースです。
また、佐渡の米や柿の輸送にも大きな役割を果たします。

この度、歓迎ムードを盛り上げようと「小木港フェス」というイベントを開催しました。

会場となったのは佐渡汽船小木港ターミナル。
1階の待合スペースと駐車場を使わせていただきました。

メインイベントは「アタック350」と題したクイズでした。
優勝賞品はなんと佐渡汽船の2等往復チケット引換券。
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↑出題は協力隊(ふるさと納税)の江龍田さんにお願いしました。

白熱した勝負は緑が制し、見事チケットをお持ち帰りになりました!
ちなみにこの350という数字、なんだかお分かりになりますか・・・?
(ヒントは海上国道です)

また、会場内では小木おけさ子ども連による小木おけさの披露も行われました。
LINE_ALBUM_小木港フェス_230325おけさ

会場に響き渡る子どもたちの唄、笛、三味線の音色と、
合わせて踊る健康推進員の皆さんによって会場は熱気に包まれました。

脇ではバルーンアートと駄菓子の販売も。
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↑駄菓子の販売は協力隊(羽茂支所)の吉田さんにお願いしました。

一柳さんのバルーンアートはいつでもどこでも子どもに大人気。
列が絶えることはありませんでした。

また、屋外にはキッチンカーとゆるキャラが。
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↑おんでこちゃん、柏崎のまりん、サドッキー、海保のうみまる(画面外)。

この他にも高藤一郎平さんによる港の話や船に関する展示、
バックヤードツアーに電動トライクの試乗がありました。

当日は快晴に恵まれたことでたくさんのお客さんがお見えになりました。
準備は大変でしたが開催して良かったと思います。

ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

読者の皆さまこんにちは!
小木町地区担当の奥野です。

小木といえばなにを思い浮かべますか?
たらい舟、宿根木、いちじく・・・

忘れてはいけないのが鼓童です。

国内のみならず世界中にその名を轟かす太鼓芸能集団で、
1988年以降、小木に「鼓童村」という拠点を構えています。

そんな鼓童の方に声をかけていただき、
ミチカケ」という舞台のお稽古を見させていただきました。

鼓童村にある稽古場へ入るとそこには凛とした空気が張り詰めています。
思わず背筋が引き締まる思いがしました。

リハーサルが始まると真剣な表情のメンバーが、
一音一音、魂を込めて演奏をします。
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一糸乱れぬ演奏はもちろんのことながら、
太鼓を一点に見つめる眼差しや鍛え上げられた腕が見るものに感動を与えます。

今回のツアーは新しい試みをふんだんに取り入れたということで、
今までとは違った鼓童の魅力が感じられます。
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どこかシリアスな雰囲気を纏いつつ、静から動へ、動から静へと移り変わる様は、
まさに「ミチカケ」を表現した舞台だと感じました。

アンコールになるとやっとメンバーの柔らかい表情が見られ、
日が昇ったなと少し安堵しました。

完全に引き込まれてしまっていたのです。
ミチカケ恐るべし。鼓童恐るべし。

鼓童ファンの方もそうでない方も、
是非とも見ていただきたい舞台です。

以下、佐渡公演詳細です。

日時:11月23日(水・祝)14時開演
場所:アミューズメント佐渡

お申込み先は添付のチラシにてご確認ください!

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読者の皆さまこんにちは!
小木町地区担当の奥野です。

佐渡市地域おこし協力隊では月に2回、
隊員が集まって情報交換をする場を設けています。

第2週の火曜日は各隊員の任地で、
第4週の火曜日は市役所で実施する決まりです。
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↑今回の会場となった「甲州屋」大正11年築の町屋をリフォームした建物

市役所でのミーティングでは担当隊員が活動報告をします。
先月は私が発表の担当でした。

発表の中で取り上げたグッズ製作および販売についてお伝えします。

町並み保存の取り組みには資金が欠かせません。
会議の開催や講師の招聘、広報誌の発行などで年間数十万円のお金が必要となります。

佐渡市の補助金や商工会の負担で賄っている部分が大半ですが、
一部自己資金も用意しなければなりません。

そこで今年企画したのが、
サコッシュとガイドブックのセット販売です。
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買ってそのまままち歩きへ出かけてもらおうと、
ちょうど良いサイズ感になっています。

サコッシュには小木町の花であった岩百合をあしらいました。

ガイドブックは「あるかんか佐渡 しま歩きガイドブック」シリーズの1冊として、
発行元である「チームさど和談団」と協力をして作成しました。

町の見どころを25か所ピックアップし、
豊富な解説とともに歩くルートを示しています。
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↑掲載箇所のひとつ「琴平神社」門前に歌舞伎小屋があった

小木の魅力がぎゅっと詰まった自信作です。
これを持って町を歩けば、どっぷりと小木の魅力に浸ることができます。

売れ行きも非常に好調で既に初回製作分が完売し、
慌てて追加発注を行いました。

このガイドブックを使ったガイドツアーも実施しています。

この取り組みを通して小木の魅力を知ってもらう機会が増え、
さらに資金調達もできたということでまさに一石二鳥でした。

お買い上げいただいた皆さまありがとうございました。

上記セットは南佐渡観光案内所にて2000円で販売中です。
数量限定ですのでお早めにどうぞ!!

読者の皆さまこんにちは!
小木町地区担当の奥野です。

前回の記事ではアースセレブレーションについてお伝えしました。
今回は小木港祭りについて書こうと思います。

小木港祭りは江戸期から続く木崎神社の例祭です。
各町内や団体による芸能の披露と島内一の花火大会が行われます。

小木の芸能の中でも特に有名なのが稲荷町の小獅子舞です。
祭りでは最初と最後を飾ることになっています。

奉納の時間に木崎神社へ行くとたくさんの見物客が待っていました。
三匹の獅子は神社に着くと宮踊りを奉納します。
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↑腹につけた太鼓を叩きながら笛と唄に合わせて舞う。

踊りが終わりしばらく経つと、ふと獅子の中の人に声をかけられました。
「誰だか分かるか?」

一瞬、分からなかったのですがよく見ると新聞配達のお兄さんです。
普段見る姿よりもずっと凛凛しく見え、格好良いなあと感じました。

次に登場したのが栄町の大獅子舞です。
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↑大獅子とあって頭から尾っぽまでがとても長く数名の大人が入る。

こちらは口を開閉する際のカチンという音に圧倒されました。

また、前週に一大イベントを終えた鼓童の面々も祭りの盛り上げに一役買っていました。
祭り太鼓佐渡鬼剣舞が町を練り歩き、通りは大変賑わいました。
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↑鼓童関係者が中心となって行われた祭り太鼓、佐渡鬼剣舞。

そして夜になるとお待ちかねの花火が始まります。
島外ではメジャーとは言えませんが、実はスゴイ花火大会なんです。
全国でも十数か所しか上がらない特大花火“三尺玉”を毎年打ち上げています。

開始時間が近づくと、島内各地から人が集まり付近は大渋滞となりました。
打ち上げが始まると、3年ぶりの花火に大きな拍手が沸き起こります。
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↑超豪華特大スターマイン。とにかくすごかった。

また、この花火大会は寄付によって成り立っており、打ち上げごとにメッセージが読み上げられます。
鎮魂、祈願、祝福などそれぞれに意味がこもっており1発1発の重みを感じます。

フィナーレの三尺玉は煙にかかって綺麗に見えず残念でしたが、
小木の夏を締めくくるのにふさわしい盛大な花火大会でした。

最後に・・・
本来であれば各芸能は門付けといって家々を回り、芸能を披露していました。
また、祭りの日はご馳走を用意している家が多く、知り合いが大勢上がり込んで大宴会を催していたそうです。港町らしい来るもの拒まず去るもの追わずの精神です。

残念ながら今年はコロナの影響でそこまではできませんでした。

しかし、

「こんなもんじゃないっちゃ」
「もっとすごかったんだぞ」

そう語る人の表情はどこか満足げでした。

読者の皆さまこんにちは!
小木町地区担当の奥野です。

8月も終わりに近づき、秋の気配を感じるようになってきました。
(新潟の夏は暑いですが、とても短く感じます)

小木では8月の終わり、2週連続で大きな催し事がありました。
アースセレブレーション小木港祭りです。

今回はそのうちのアースセレブレーションについてお伝えします。

主催するのは小木を拠点に世界で活躍する太鼓芸能集団「鼓童」
アースセレブレーションは1988年より開催している野外フェスティバルです。

特徴は「佐渡から、ひとつの地球へ」のキャッチフレーズの通り、国際色豊かであることです。
鼓童が海外を巡る中で出会ったアーティストが佐渡の地で音楽を奏でます。
観客にも外国の方が多く、異国情緒溢れる3日間です。

今年は3年ぶりに有観客での開催でした。

いつもは閑散としているみなと公園にステージが組まれ、
屋台や雑貨屋が立ち並ぶ様子に胸躍ります。

メインイベントはハーバーライブと呼ばれる鼓童やゲストによるコンサートです。
今年はギタリストのMIYAVI氏、三味線奏者の上妻宏光氏を迎えての公演でした。

私は残念ながら初日の映画上映分しかチケットを持っていませんでしたが、
外にいても大迫力の演奏が聞こえてきました。まさに「響く島。SADO」です。

ハーバーライブ以外にも多数のプログラムが組まれており、
会場周辺にいるだけでも雰囲気を存分に味わい、楽しむことができます。
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↑今年のロゴをデザインした小川温子さんによるお絵描き教室。

私はというと、併せて開催された「おぎ扇の市」で古写真展のスタッフをしていました。
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↑元服屋だった場所をお借りして60枚ほどの古写真を展示。

お年寄りの方が昔の思い出を語ったり、
若い人が「ここどこ?」と尋ねたりする様子が見られました。

また、町並み保存活動の資金集めとして制作した、
まち歩きサコッシュとガイドブックの販売を実施しました。
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↑旧小木町の花であったイワユリをモチーフに。

小木町地区のことが何よりも詳しく書いてあると好評でした。
限定100セットですので欲しい方はお早めにどうぞ。

最後に・・・
実はアースセレブレーションに併せて石蔵のライトアップが行われていました。
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↑群馬産の薮塚石を用いて昭和の中期に建てられた。

私は着任した当初より、この場所が素敵だと感じ
「あの場所をなんとか活かせないか」とあちこちで口にしていました。

勝手にウラニワと名付け町の方と妄想を語り合ったりしたものです。

それが今年の5月にまずは荒れ放題だった竹やぶを整備するところから始まり、
ついにはライトアップが施され、多くの人の目に映ったことを大変うれしく思っています。

よそ者、わか者の意見を受け止め、「まあやってみんかっちゃ」と後押しをしてくれたり、
時には多くの人に声がけをしてくれたりする小木の人々の懐の深さには感謝しかありません。

おそらくこうした気質は北前船の往来で培われ、
鼓童の存在によってさらに育まれ、未来へと続いていくものではないか。
そんなことを感じた3日間でした。

読者の皆さまこんにちは!
小木町地区担当の奥野です。

6月の初めにNPO法人まちづくり学校(以下、まちづくり学校)主催でのまち歩きが行われました。
島内外から20名近くの参加者が集まったこの企画の様子をお届けします!
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そもそも未来構想とは一体なんでしょうか?

実は昨年、まちづくり学校小木湊まちなみの輪が協力し、小木の10年後を考えるワークショップを開催しました。複数回に渡って開かれたこのワークショップでは、これから小木に起こりそうなことを想像したのちに、「こんなことがあったらいいよね」「こんなものが必要だよね」といった要素を描きいれた地図を作成しました。
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この地図を使って町を歩いてみようというわけです。

集合は尾崎紅葉とお糸とのロマンスで知られる元ごんざや旅館を改装し、昨年オープンした「ゲストハウス華屋」の1階カフェスペース。そこで提供されたのがこちらも昨年オープンし、連日大繁盛の「十千万」のめでたい焼き(ハムチーズ)です。

同時に供されたコーヒーにはなんと!たこさんウインナーが添えられています。
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実はこれ、伝説のウインナーコーヒーなんです。
昔、小木の町の喫茶店がお客さんからウインナーコーヒーを注文されたことがありました。ウインナーコーヒーを知らないマスターは考えた末、コーヒーにウインナーを添えて提供したそうです。
嘘か誠かは分かりませんが、今も語り継がれるウワサを再現したというわけです。

コーヒーとたい焼きを楽しんだ後は、2階の大広間で地図の説明を行いました。
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参加者同士の自己紹介も済み、さあいよいよ出発です!
まずは小木らしい町並みが最もよく残るアブラヤ~小木共栄電気の並びから。
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↑右の並びは明治時代に建てられたもので、軒の高さが揃っている。

小木の町は湾を囲むようにできており、通りが弧を描いているのも特徴的です。
先を見通せないことでワクワク感が生まれ、まち歩きにはぴったりです。

続いて向かったのは町の中心に位置する「品川屋」
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↑今後、町のあちこちに展開していく予定の涼み台(竹ベンチ)。

昔、染物屋だったところで、当時使われていた釜などがそのまま残されています。
小木の町全体をひとつの宿と見立てた構想の中では、「しなしな品川屋」として“フロント”の役割を果たすことになっています。

お次は景色の素晴らしい白坂町へ。
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金銀が運ばれる街道として栄えたこの辺りには、古民家を活用したクリエイターシェアハウスを作り「しなしなアジト」と名付けることになっています(あくまで構想です)。

最後に向かったのは三味線堀の跡にできた“浜町”と呼ばれるエリアです。
昭和の中頃までは、芸者置屋や貸座敷、料理屋が立ち並ぶ大人の街でした。
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そんな浜町から見上げると蔵が一望できる素敵なスポットがあります。
以前は竹やぶに覆われていましたが、地元の有志の手によって綺麗に整備されました。

この場所を構想では「ウラニワ」と名付け、イベントスペースとして位置付けています。
ライトアップされた蔵を見ながら、お酒が飲める―そんな場所になったら素敵ではないでしょうか?

今回参加された方は小木の魅力について次のように評していました。

①歴史ある建物が立ち並んでいる
②コンパクトで歩いて回ることができる
③民間投資が活発に起こっている


今後、小木の町が取り組んでいる重伝建選定が現実となれば、町並みそのもの(ハード面)は制度によって保護されていくことになります。しかし、中身(ソフト面)はそこに暮らす人々が充実させていかなくてはなりません。そんな課題を解決していくための大きなヒントが得られるまち歩きでした。

小木の町の5年後、10年後がどう変わっているのか・・・妄想は膨らむばかりです。

読者の皆さまこんにちは!
小木町地区担当の奥野です。

佐渡は花の島とも呼ばれ、春から秋にかけてはたくさんの花々が咲き乱れます。
とりわけ人々を魅了するのが6月のトビシマカンゾウです。

カンゾウ自体はユリの仲間で日本各地に自生しています。
しかしトビシマカンゾウはここ佐渡島と山形県の飛島でしか見ることができません

特に佐渡北端の大野亀が大群生地となっており、シーズンにはたくさんの観光客が訪れます。
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↑大野亀のスケールの大きさと可憐なトビシマカンゾウとの対比は見惚れるほど。

佐渡を代表する花であるカンゾウは市の花にも指定されています。
ちなみの市の鳥、魚、木はそれぞれトキ、ブリ、アテビです。

そしてもうひとつ、同じ時期によく見られるのがイワユリです。
カンゾウが比較的平らな場所に多いのに対して、イワユリは崖や岩場でよく見かけます。
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↑小木の海岸にて。合併前の小木町はイワユリを町の花としていました。

見分けるにはふたつのポイントがあります。

ひとつは花の色です。

トビシマカンゾウがより黄色っぽく見え、
イワユリははっきりとしたオレンジ色です。

写真ではわかりづらいですが、実際に見れば一目瞭然!

ふたつ目は花の形です。

トビシマカンゾウは花びらがまっすぐ伸び
イワユリは花びらの先が垂れ下がります。

こちらも近くで見ればはっきりとわかります。

よく似た両者ですが、見分けられるようになればあなたも佐渡通です!
以上、佐渡の初夏を彩る花々のご紹介でした。

読者の皆さんこんにちは!
小木町地区担当の奥野です。

先日、食材の産直アプリ「フレマル」主催のオンラインツアーが開催されました。
会場は小木特産品開発センター、腕を振るったのは宿根木地区担当の菊池隊員です。

菊池隊員は20年以上フレンチのシェフとして東京、神奈川で活躍されていました。
そんな確かな腕と佐渡の食材が合わされば向かうところ敵なしであるはず!

用意された食材はメガニ、南蛮エビ、黒バイ貝、両蒲のとび魚すりみです。
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↑赤泊で獲れた新鮮な魚介類たち。

メガニは内子をたっぷり含みプチプチとした食感が特徴。
南蛮エビは新潟特産でまさに今が旬。濃厚な甘みがたまりません。
黒バイ貝は一般的な白バイ貝と比べて流通量の少ない高級品です。

そして両蒲のとび魚すりみといえば、佐渡民のソウルフード!味噌汁には欠かせません。

これらの食材を漁師汁ということで豪快に切り分け鍋の中へ投入していきます。

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↑魚介から出る濃厚な出汁の香りがあたりに漂います。

薬味として菊池隊員が用意したナガモや島へぎ(岩のり)が加わります。
最後に羽茂産の味噌で味を整えれば出来上がり!!

早く食べたくて出来上がった漁師汁を撮り忘れる痛恨のミス。
けれど皆さんの笑顔から美味しさが伝わると思います!

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↑(右から)スマイルファーム 安達代表、佐渡かやの実会 野口代表、両蒲 山口社長、菊池隊員

味はもちろん抜群、まるで海をまるごと食べているような気分になりました。
個人的には特に黒バイ貝の旨味に驚かされました。必食です。

当日の様子は「フレマル」のサイトでご覧になることができます。

なかなか旅行などに出かけることが難しい世の中だからこそ、
産地と消費者、料理人をつなげる取り組みが活発に動いています。

皆さまも家にいながら佐渡の魅力を味わってみてはいかがでしょうか?

読者の皆さまこんにちは!
小木町地区担当の奥野です。

小木のこと♪知らNight!~宿根木おとなの夜間学級~
先週末に開催したイベントを振り返ります。
ポスター決定 (2)

小木のことをもっと知ってもらい、
地域への愛着を形成しようと企画したこのイベント、
大盛況で定員の16名を超える22名から申込みを頂きました。

このイベントには2つの特徴があります。
①開催が夜であること
②舞台が昔の小学校であること

童心に帰ったようなワクワク感をうまく演出できたはずです。

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↑現役時は3年生の教室として使われていました。

まずは総合の授業から。
佐渡のみかんについて勉強をしました。

佐渡はみかんもりんごも採れる不思議な島です。

特に小木地区は温暖で積雪の少ないことから、
甘みの強いみかんができるとのことでした。


2時間目は社会の授業で、小木の学校について勉強をしました。

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↑小木地区には学校が11校あった時代も。現在は1校のみ。

沢崎分校(小木半島の最西端)の児童は、ほとんどが漁師の子どもだったため、
授業が6時半から始まったとの話に参加者一同大変驚いた様子でした。


3時間目は国語の授業。
小木の昔話「かっぱのスジワタシ」を学びました。

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↑昔の先生の格好で登場する気合の入りよう!

小木には人の肝を取って暮らすいたずら河童がいました。
その河童は小木で大きな力を持つ“鴻池屋”の主人の肝を狙っていました。

ある日、いつものように厠に潜んで主人の肝を狙っていたときのこと。

河童は肝を取ろうとしていましたが、
臭いものがでてきてなかなか機会がつかめません。

ふと主人は下を見ると、河童が潜んでいることに気付きます。

普通の人なら逃げ出すところですが、
流石は問屋の主人、気づかぬふりをして機会を伺います。

そうとは知らず再び河童が手を伸ばしました。
すると主人はここぞとばかりに河童の腕を掴み引っ張り上げました。

河童には為すすべがありません。
主人は河童に短刀を突きつけ「覚悟せよ」と言いました。
すると河童は「七代の末まで安楽に暮らせる飯の種を授けますので命だけは」と懇願します。
主人はこの誘いに乗り、河童から妙薬の調合法を教わりました。

以後、鴻池屋は妙薬を「河童のスジワタシ」として販売し、
大きな富を得ることとなりました。

実際に小木の町には鴻池屋という問屋があり、
「河童のスジワタシ」も売られていたそうです。


4時間目は体育の時間でした。
白山丸(千石船復元船)を使った脱出ゲームを楽しみました。

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↑背後に映るのが白山丸。江戸時代の千石船を忠実に復元したものです。

参加者は5つのチームに分かれて盗まれた金塊を探しました。
かなりの難易度に皆さん苦労している様子でした。

木崎神社(江戸に運ぶ金を保管しておいた場所)や、
はかま紙(正月に神棚へ飾る切り紙)など
佐渡や小木に関することを楽しみながら知ることができました。
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↑はかま紙。佐渡の正月には欠かせない。下げ紙ともいう。

5時間目は学活の時間ということで、
佐渡汽船についての授業でした。

その昔、両津から北海道やウラジオストック(!)にまで航路があったことや、
船酔いを防ぐコツ(船酔いをしない私は真剣に聞かず・・・)を学びました。

最後に校長先生からお話があり、
またの再開を約束して下校となりました。


参加者がこのイベントを通して地域の歴史や文化を知ることで、
佐渡への愛着や誇りがより深まっていれば幸いです。

次回開催をお楽しみに!!

読者の皆さんこんにちは。
小木町地区担当の奥野です。

今年も残すところあとわずかとなってまいりました。

今回は町並み保存(≒重伝建選定)に取り組むうえで、
必要不可欠な保存対策調査についてお伝えします。

小木町地区では歴史ある町並みを後世に残そうと、
おぎ町並み保存推進委員会が中心となって町並み保存活動に取り組んでいます。
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↑住民への聞き取りの様子。小さい頃は芸者がまだたくさんいたとのこと。

こうした住民活動の盛り上がりを受けて、
佐渡市では今年から来年にかけて保存対策調査を実施することになりました。

保存対策調査とは、以下の目的で行われるものです。

①小木町の歴史的価値をらかにする
②保存と活用をしていくための方策を示す


佐渡市が小木町地区を伝建地区に指定するには、
この調査によって価値が認められなければなりません。

伝建地区の先輩方(福島・大内宿、埼玉・川越、岐阜・白川郷など)がみな通ってきた道です。
もちろんお隣、宿根木も昭和55年度に調査を経験しています。
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↑最終的に作られる報告書。100ページを超える厚みがある

第1回の調査では、奈良文化財研究所の調査員3名が小木町内1,330棟すべての外観を調べ上げました。
(私も同行したのですが、4日間ほぼ歩きっぱなしで総歩行距離は20キロ超え・・・)

外見からおおよその建築年代を算出する技術は流石のものでした。

続いて第2回、第3回の調査では外観調査によって絞り込んだ物件の内部調査を実施しました。

①図面の作成
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↑柱の1本1本に至るまで丁寧に計測していきます。

②所有者への聞き取り
見ただけではわからない家の歴史を聞き取ります。
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↑話をしているうちに昔のことを思い出す場面も。

③写真の撮影
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こういった調査の積み重ねで、小木の建物や町並みが持つ特徴を明らかにしていきます。
同様の調査を来年度末にかけて、あと5,6回実施する予定です。

重伝建選定という目標に向かって必要な調査ではありますが、
それ以上に調査をきっかけとして文化や歴史が掘り起こされること、
地域に関心を持つ人が増えていくことに意義を感じています。


~文化庁調査官との意見交換会での一幕~

あるお母さんの言葉
正直、町並みがどうとかはよくわからないけど、最近は娘のほうが詳しいみたいです。学校の授業で習ったとかで案内をしてくれました。将来、都会に出たときに、友達を連れてきたくなるような町になっていったら嬉しいと思っています。

ある大工さんの言葉
「若い人が住む家を施工するのはとてもやりがいがある。町並み保存を通してもっともっと増えていってくれたら。」


読者の皆様

こんにちは!
小木町地区担当の奥野です。

\特別企画/【佐渡産】新米食べ比べの様子をお送りします。
前回記事では、準備編と題して炊飯器のスイッチを入れるところまでをお届けしました。
今回はいよいよ食べ比べ編!さあどんな違いが表れたのでしょうか?
実施日:2021/10/26)


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協力隊メンバーはこちら! @岩首
奥野-五百川-江龍田
山本-村山

【公開予定】
①準備編
②食べ比べ編<--ココ!
③おかず編
④棚田展望台編
⑤舞台裏編


■まずは6種類のお米のおさらいから
今回用意したのはこちらの6種類のお米です。
粒の大きさや透明度が種類によって全く異なります。

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No.1:トキ認証米
No.2:こしいぶき(国仲:向屋ファーム)
No.3:ササニシキ(国仲:高島農場)
No.4:岩首棚田米
No.5:お達者米
No.6:上横山米
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■待ちわびた銀シャリ
歴史大好き江龍田隊員の幕末講義を聞いていると、
聞こえてきたピーピーピー。

しっかり10分程度蒸らした後に、さあご対面です。

オープンザ炊飯器!
いち、じゅう、ひゃく、せん…

輝くたくさんの米粒たち。

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美味しそうな香りが立ち込めます。


■利き米スタート
さあここからがお待ちかね食べ比べの時間です。
村山隊員が作成したシートを使って各々が評価していきます。
項目は色合い、香り、柔らかさ、粘り、甘みの5つです。


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米の名前は知らされず、忖度なしのガチンコバトルです。


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お箸片手に悩む隊員たち。

おおよその項目を記入し終わったところで、
それぞれが自分の意見を発表します。
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Bのお米は食べ慣れているとのこと。果たして結果は・・・?


■ドキドキの結果発表
全員が意見を述べたところで結果発表です。
じゃがじゃん!
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A:こしいぶき
(国仲:向屋ファーム)
B:上横山米
C:ササニシキ
(国仲:高島農場)
D:お達者米
E:トキ認証米
F:岩首棚田米
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となりました。


■十米十色?適米適所?
お腹いっぱいでひと眠りしたいところですが、
それぞれのお米の特徴を見ていきましょう。

A:こしいぶき(国仲:向屋ファーム)
今回用意した他のお米と比べてあっさりしていたのが特徴的。
一粒一粒がしっかりしており、間違いなくカレーに合うとのコメントも。

B:上横山米
なんといっても印象的だったのがその透明度。炊き上がりの美しさはピカイチ。

C:ササニシキ(国仲:高島農場)
結果発表の際にいちばん盛り上がったのがこちら。全員がコシヒカリだと予想していました。
食感も甘みもあっさりしており、朝ごはんに食べたいとの声も。

D:お達者米
なぜか予想的中率が高かったこのお米。山本隊員(達者集落)の愛が詰まっているから?
粒の大きさは小さいけれど、その甘みを高く評価する声が聞かれました。

E:トキ認証米
トキを保護する取り組みを行った田んぼでだけ獲れるこちらのお米。
比較的あっさりしている。自然を感じるとの声も?

F:岩首棚田米
入りが全然違う、エレガントな味わいと独特な評価を集めたのがこちら。
棚田という特殊条件下で育ったことが、しっかりと食味にも表れているようです。

どれも美味しいのだけれども、好みはそれぞれ異なったようです。
各人の推し米が見つかったことがいちばんの収穫ではないでしょうか?


■次回予告
今回頂いたのはお米だけではありません。
ご飯に合う佐渡産のおかずを次回はご紹介します!

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[参加隊員]
小木町地区:奥野
放課後等学習支援:五百川
ふるさと納税推進:江龍田
達者集落:山本
岩首集落:村山


奥野

読者の皆さんこんにちは。
小木町地区担当の奥野です。

小木が江戸時代から栄えた歴史ある港町だということを、
以前の記事でお伝えしました。

そんな歴史ある町並みの中でも、
特に昔の姿をよく残す建物がいくつかあります。

その中から見るべき!建物をいくつか紹介します。

まずは、金子屋です。
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小木どころか佐渡中でも珍しい店と蔵が一体となった建物です。
重厚感のある佇まいが小木の町並みを引き締めているように感じられます。

こうした様式は「見世蔵」と呼ばれ、商都や宿場町に多く残されています。

火事の多かった小木で商品や家財を守るための工夫でしょうか。

昔は「金子屋百貨店」の名で書籍や雑貨までを扱っていました。
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↑先代のころ使っていたという金子屋百貨店の名が入ったかご。

「創業は110年前のことです。もう店の歴史の半分以上が私の代になりました。」
店主の金子豊太郎さんがこう語っておられたのが印象的でした。


続いて紹介するのは、北村薬品です。
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こちらの建物が建ったのは小木では比較的新しい昭和11年のこと。
他にはない洋風な外観が目を惹きます。

中に入ると表構えからは想像できないクラシカルな空間が広がっています。
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↑ステンドグラスは建築当初からある年代物。イタリア製。

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↑銭湯の番台のような帳場がお客さんを出迎える。

店主の北村玲子さんは古いものが好きで、
この建物をとても気に入っていると語ってくれました。

最近、お孫さんが「この家は好きだから売らないよ」
と言ってくれたことが嬉しかったそうです。


以上、「金子屋」と「北村薬品」の紹介でした。

幾度もの大火を経験し、その度に財を失いながらも復興してきた小木町。
今も当地に息づく、先人たちの不屈の精神を感じてみてはいかがでしょうか?

読者の皆さまこんにちは。
小木町地区担当の奥野です。

小木が江戸時代から栄えた歴史ある港町だということを、
以前の記事でお伝えしました。

そんな歴史ある町並みの中でも、
特に昔の姿をよく残す建物がいくつかあります。

今回はそんな見るべき!建物をいくつか紹介します。

まずひとつ目が、喜八屋旅館旧館です。
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小木町の入り口に位置しており、訪れた人は目を奪われること間違いなしです。

現在の建物が建てられたのは明治38年のこと。小木大火の翌年でした。

当初2階建てだったこの建物は、昭和4年に5階建てへと増築されました。
増築によって、景勝地である矢島経島を眺めることができたと言われています。

中に入ると、吹き抜けと共に帳場や囲炉裏が残されており、旅館だったころの面影を感じることができます。※2階以上は消防法により公開しておりません。
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平成18年に国の登録有形文化財として登録されました。

現在は1階部分のみカフェとして営業をしております。

赤泊のカニを使ったピザや、小木の野草で作ったコーラなど、
佐渡を感じられるメニューが豊富に揃っています。


続いて紹介するのが、鍋屋です。
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※現在居住中です。内部見学はできません。

小木のメインストリートのほぼ中央に位置するこの家は、間口が大きいことが特徴です。
旧喜八屋旅館と同じく、明治38年頃に建てられました。

江戸時代、幕府は間口税というものを設けて財政難を克服しようとしました。
そのため、当時は間口が狭く、奥に長い住居が一般的でした。

小木町は江戸時代の地割を良く残しているため、
現在でもそうした家が多く見られます。

そんな中、鍋屋がこれだけの間口を維持できたのは、
代々廻船問屋を営む名家だったからです。
主に越中(今の富山県)の船を相手にしていました。

また、越佐初の定期船「占魁丸」の運行に尽力したことでも知られています。


以上、「喜八屋旅館旧館」と「鍋屋」の紹介でした。

幾度もの大火を経験し、その度に財を失いながらも復興してきた小木町。
今も当地に息づく、先人たちの不屈の精神を感じてみてはいかがでしょうか?

読者の皆さまこんにちは、
小木町地区担当の奥野です。

佐渡と言ったらお祭り!です!

毎年春になると、
島内のあちこちから佐渡の伝統芸能鬼太鼓」の音が聞こえてきます。

島民は鬼が打ち鳴らす太鼓と舞を堪能しながら、待ちに待った春の到来を喜びます。

それから秋にかけては毎週のようにどこかで祭りが行われる佐渡。

大きな花火大会くらいしか参加したことのない私にとって、
佐渡の人がこれだけ祭りを大事にしていることは驚きでした。


そんな佐渡にも昨年から今年にかけては新型コロナウイルスの影響が及んでいます。

祭りはそのほとんどが中止に追い込まれ、

「祭りがないとリズムが作れんっちゃ」

こんな声があちこちから聞かれます。


そんな中、6月20日に小木みなと公園で、
「たらい舟・さざえ祭り」が開催されました。

今年で27回目を迎えるこのイベント。
小木の名物であるたらい舟とさざえが存分に味わえます。

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小木名物たらい舟とさざえのコラボレーション。


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佐渡のB級?グルメ、ブリカツ丼には行列も。

天気に恵まれたとはいえ、1000人を超えるお客さまが来場したのには驚きでした。
来場された方は久しぶりの祭りに大満足の様子でした。

あ~行きたかった~早く教えてよ。と思った皆さま、
小木にはまだまだイベントがございます。

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昼とは違った雰囲気でさざえ拾いや芸能鑑賞を楽しめます。
夜の小木にぜひぜひお越しくださいませ!


!小木ひとくちメモ!

たらい舟は今でこそ観光資源として使われることが多いですが、
漁の道具として使っていたのが始まりです。

小木では江戸期に大地震があり、海底が1.5mほど隆起しました。

その影響で①複雑な海岸線が形成され、
②さざえや海藻がたくさん棲みつくようになりました。

しかし、普通の船では小回りが利かないため漁は難しかったのです。
そこで使われるようになったのがたらい舟、というわけです。

このたらい舟、小木では「はんぎり」と呼ぶ方も多いです。
また、たらい舟を用いた漁のことを「磯ねぎ」と呼びます。

これであなたも明日から小木通間違いなし!

読者の皆さまこんにちは。
小木町地区担当の奥野です。

今回は小木名物のそばをご紹介します。

そばというとどのようなものを思い浮かべますか?

全国的に普及しているのは、
「かけ」もしくは「ざる」の2種類だと思います。

暑い時期にはざるそば、
年越しにはかけそばが欠かせません。


小木のそばは基本的にかけそばですが、
珍しい提供方法で運ばれてきます。

そばと汁が別々に運ばれてきます。

お好みの量だけかけて食べるスタイル。

地元の人はひたひたにして食べることが多いようです。
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出汁はトビウオやカマス、イワシと店によって様々です。
関東ほど濃くはなく、関西ほどあっさりはしていない印象。

すっきりとしつつ独特の風味があり、これがなかなか美味しいのです。

メニューはそばだけという店もあり、
お店に入ると「何杯にする?」とだけ聞かれます。

アベレージは3杯、大食いの人なら4,5杯は軽く平らげてしまうでしょう。

遠い昔、北前船の船乗りたちもそばを食べてほっとしたはずです。


さらにさらにそばを打つのはお店の人だけではありません(!)

定期的に有志によるそば打ちの会が開かれています。

地元産のそば粉を使って打ったそばはこれまた絶品。
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「小木でそばを覚えて地元で披露せえっちゃ」
と発破をかけられながら修行に励んでおります。

皆さんも小木に来た際には、
美味しいそばを食べて(打って?)みてはいかがでしょうか。

以上、小木名物そばの紹介でした!

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