佐渡市地域おこし協力隊サイト

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観光支援

佐渡の観光シーズン、真っ盛り! 多くの県外ナンバーを付けた車が押し寄せ、島が1年でもっとも活況を呈する時期となっています。

そこで島巡りの一助となるよう、7月初めにお伝えした灯台特集の第2弾を記したいと思います。

今回は島北部・大佐渡方面の灯台2基。ともに名画の舞台となった、オールドファンには堪らない“貴婦人”たちです。




【弾埼灯台】(高さ
18.9m

佐渡最北端の灯台で、映画『喜びも悲しみも幾年月』の舞台としても知られています。設置されたのは大正8年(1919)。以来、島北部を航行する船舶の安全を守ってきました。青空に映える白い姿が、ことのほか印象的です。

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[アクセス
]

・両津から、車約45分。

・最寄りのバス停「藻浦入口」(内海府線)から、徒歩約5分。



【佐渡大埼灯台】10.0m

島内屈指の景勝地「尖閣湾揚島遊園」敷地内に建っています。初灯は昭和39年(1964。荒々しい岩肌と白い灯台の対比が織りなす景観は、想像以上の美しさ。すぐ下には、映画『君の名は』で有名な“まちこ橋”(遊仙橋)が架かります。
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[アクセス]
・両津から、車約50分。相川から、車約15分。
・最寄りのバス停「尖閣湾揚島遊園」(海府線)から、徒歩約1分。 


真夏の佐渡で、灯台たちが待っていますよ~。

外海府担当の重盛です。


大自然に囲まれた夏の佐渡は、いくら遊んでも飽きないほど。

見どころも満載で、やりたい事も盛りだくさんですね。

宿泊には、綺麗なホテルも良いし、アットホームな民宿も捨てがたい、

そして、大自然の中で過ごすキャンプも体験したい!でも、道具がない!!
というそこのあなたにおすすめのキャンプ場が、ここ外海府の関にあります。

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休暇村 佐渡オートキャンプ場は、アウトドア初心者でも安心の設備です。

売店やレンタル用品が充実、お風呂や洗濯機ももちろんありますよ。

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各キャンプサイトには水道があり、電気コンセントも完備。

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そして、なんとイカ釣り体験もできます!

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海で泳いで、シャワーを浴びて、テントで昼寝して、

夜は海鮮BBQ。お腹いっぱいになったら、満点の星空を見ながら寝る。

最高ですね。


関には他にも見どころが満載です。
透明度の高いエメラルドグリーン海で泳いだら、
集落を散歩するもよし、今晩のおかずにアジを釣ってくるもよし。
この夏は、外海府の大自然をおたのしみください。

この週末行こう。と思ったそこのあなた。

いってらっしゃい。


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生命力あふれる関の海


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関の集落


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イカ釣りに出よう♪

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近くに放牧場がありますよ


★ご予約・お問い合わせ★

休暇村 佐渡オートキャンプ場

TELFAX0259-78-2095

URLhttp://www.qkamura.or.jp/sado/

<営業期間>

71日~831

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夏本番!!!!

夏休みに入った子どもたちを連れたファミリーをよく見かけるようになりました。

新しい船に乗って佐渡に渡るみなさんや、佐渡での観光プランに「宿根木」や「たらい舟」を入れているみなさんに、この夏使える!ちらしをご紹介します♪

日帰りで楽しむ♪佐渡・小木
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4月に新しく就航した高速カーフェリー「あかね」。
直江津~小木航路の便数が1日2往復に増えたことで日帰りも可能になりました!

エコチャリや路線バスを使った観光プランを提案していますので参考にしてみてくださいね!

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さらに!
お客さんからよく聞かれる質問のひとつ。
「このあたりでお昼食べられるところってありますか?」に、対応した飲食店マップを裏面に掲載。地図と写真付きでわかりやすいっ。

せっかくの旅行、ランチタイムも楽しみたいですよね。
お昼の時間に営業しているお店を中心に掲載しています。

定休日、混雑状況等もありますので、電話してから行ってみるのがオススメ!



このチラシは小木の観光施設、案内所で配布しています。
また、上越市役所や観光案内所にも置かれる予定。 ぜひご利用くださいねー♪

 


佐渡を代表する観光スポットとして、
石名天然杉の遊歩道はおなじみですね。

遊歩道が綺麗に整備されているのは嬉しい・・・が、

少し物足りないと感じているそこのあなた。

ちょっと足をのばして檀特山へ登ってみてはいかがですか?

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今回のレポートは、山好き必見です。

なんと今、檀特山では、山あじさいが狂ったかのように咲き乱れています。

30年以上石名の山を見て来られた管理人の方も、

「こんなに咲いているのは初めて見た」

と言うくらい、咲いています。


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登った人にしか分からない

山あじさいの群生と巨大天然杉のコラボレーション。

 


一言で感想を言うならば、

巨木と素朴の極みです!!!


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今週いっぱい・・・くらいでしょうか。
台風の影響があまりないことを祈ります。

この週末は、名もなき巨木の数々が神々しくそびえる檀特山へ

ぜひ、どうぞ。

奥の院のお堂まで参拝するのがおススメです。



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「見に来てね」by檀特山の管理人さん


★石名・檀特山へのアクセス★


<自家用車・レンタカーをご利用下さい。>

県道佐渡一周線で石名集落へ

  ↓

「大佐渡石名天然杉」の青い看板を目印に、林道へ入る(石名・和木線)

  ↓

和木登山口を目指して登っていく途中に、白い目印がある。

白い目印「檀特山奥の院参拝者登山口」
「檀特山石名登山口」

  ↓

檀特山・奥の院を目指して登山開始


<その他>

駐車スペース:3~4台程度

所要時間:約2.5時間(休憩含む)

<ご注意>

※登山に適した服装・装備で、時間に余裕をもってお出掛けください。

※植物の採取は禁止されています。

※仮設トイレはありません。(最寄りトイレ:和木登山口)

※ゴミは必ず持ち帰りましょう。

※電波状態が悪く、携帯が使えませんのでご注意ください。

※マムシやアブ・蚊等に注意してください。

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登山口にある白い目印※こちらの画像は、旧・目印です。DSC_1074
いってらっしゃい



赤泊担当隊員として赴任したのが2年前の8月、その年の11月には地元有志10名を口説き落とし「あかどまり遊漁船協会」(以下当会)を立ち上げ、その事務局として活動し始めました。

実際の創業は昨年7月からで、10月末までに33名に利用頂き、満足頂ける釣果と共に当地の海の魅力を体験して頂く事ができました。

今年で2年目を迎えた当会は、昨年後半より、遊漁船業許可船を2隻追加し、現在、4隻が揃いました。昨年は隻数の都合、宣伝は活動拠点である宿泊施設「サンライズ城が浜」の宿泊者限定でチラシ配布程度でしたが、今年は日中と夜間の2つの釣行メニューを充実させ、受け入れ態勢も整えましたので、それに伴い、少しずつPR活動を進めています。

また、釣りをされない宿泊者にも海の魅力を楽しんで頂ける様なプランも検討中です。

その名も「ナイト・クルーズと天然水族館」、仮称ですが、夏の涼しい夜の海へ、魚類や浮遊生物を発見しに出かけるミステリーツアーです。実施にあたり課題は山積ですが、会員間で話合い、一つずつクリアーして早い時期に始めたいと思っています。

今シーズン、本日までの実績として、関東圏より延べ8名の方々に利用頂き、その経済効果も少しずつ地元へ還元されて行っています。今後の本会営業展開へご期待下さい!(^^)/


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キジハタ釣り写真H26

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大小およそ50基もの灯台が点在する佐渡。

堤防にひっそりと建つものから、岬の突端で威容を誇る灯台まで、容姿はさまざま。

それらのなかから、個人的に惹かれた小佐渡の灯台を3基、ピックアップ。

青い海と空を背に凛とした佇まいをみせる姿は、一幅の絵画のごとき美しさです。




【姫埼灯台】(高さ14.2m

佐渡で初めての灯台として、明治28年(1895)に点灯しました。現存する日本最古の鉄造りの灯台で、その歴史的・文化的価値が認められ、平成9年に「世界の灯台100選」にも選ばれています。
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[アクセス]
・両津港から、車約
15分。
・最寄のバス停「野城」(東海岸線)から、徒歩約15分。




【沢崎鼻灯台】(高さ24.4m

小木半島の西端に建つ、島内最西端の灯台です。昭和3年(1928)に光が点り、現在のものは2代目。かの与謝野晶子も立ち寄り、「沢崎の 灯台に身を なぞらえて はし鷹立てり 一つの岩に」の歌を残しています。
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[アクセス]
・小木港から、車約
20分。
・最寄りのバス停「沢崎」(宿根木線)から、徒歩約7分。




【鴻ノ瀬鼻灯台】(高さ
22.0m

越後から海上最短距離にあり、古くから北陸道の終点として開けた鴻ノ瀬。この地に広がる「松ヶ崎ヒストリーパーク」内に建つ白亜の灯台で、初灯は昭和27年(1952)。以来、越佐海峡を航行する船舶、漁船の安全を確保してきました。
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[アクセス]
・両津港から、車約
50分。小木港から、車約40分。

・最寄のバス停「本行寺」(東海岸線)から、徒歩約2分。


次の機会には、大佐渡の灯台を紹介したいと思います。

乞うご期待!

今朝の大野亀はあいにくの雨模様ですが、観光バスや他県ナンバーの車が続々訪れていました。


これは昨日の大野亀。

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花はずいぶん少なくなりましたが、でもまだ咲いていますよ。

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崖側にも群落があります。
海風をモロにうける過酷な場所でも育つカンゾウ、たくましいですね。

午後からは内海府小学校のマーチングの現地練習と
内海府中学校のカンゾウボランティアガイドが実施されました。

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いよいよ祭りが近づいてきたっ!と実感。


さて昨日の新潟日報で大きく紹介されたのでご存知の方も多いと思いますが
久しぶりに「カンゾウ花祭り唄」が復活します!!
この唄は北鵜島集落の人たちが中心となり1997年に作られました。
その名の通りカンゾウや地域への愛情を歌詞にたっぷり取り入れられていて
唄も北鵜島の方が歌っています。

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小道具に花を用いた可憐でステキな踊りです。
しかし高齢化などで踊り手が減りカンゾウ祭りでもしばらくお休みしていました。

せっかくの地域の宝、このまま埋もらせてはもったいない!と
カンゾウ祭り実行委員会の席で皆が声を上げ、北鵜島の人たちとともに
海府地区で踊りを覚え伝えていこうという流れに。
5月からのスタートでしたが、鷲崎亀翔会を中心に参加者が熱心に練習を重ね
今年の祭りで披露するところまで無事こぎつけました。

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子供達もたくさん参加します。短い期間でも集中して練習しました。
当日はお揃いの法被を着て踊ります。

カンゾウ花祭り唄は、本祭(14日)の芸能大会のトップを飾ります!!
(13日の前夜祭は鷲崎亀翔会のみで踊ります)
カンゾウの見ごろは過ぎましたが、美しい“花”はいたるところにあります(!?)

おかげさまで天気もよさそうです。
皆様、週末は大野亀に是非是非いらしてください!お待ちしています~


第38回佐渡カンゾウ祭り

前夜祭 6/13(土) 20:00~21:00
本祭   6/14(日) 10:00~15:00
場所 大野亀台地(佐渡市願)


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連日の真夏のような天気から一転、雨や肌寒い日が続いていますね。

でもそのおかげでカンゾウの開花も遅くなり、まだまだ見ごろが続いています。

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今のおススメコースは二ツ亀方向に進んだ遊歩道です。
遊歩道脇や林の中にもたくさん咲いていますよ。

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週末は天気も回復するようなので、大野亀に是非遊びに来てください!

来週のカンゾウ祭りまで花が持ってほしいなぁ。

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6月に入りましたね。
おかげさまで大野亀は連日大賑わい。
島内や県内はもちろん、全国各地から来訪されています。
今日は高知から来たという団体客のみなさんも!!
本当にありがたいことです。

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週末少し雨が降ったおかげで、花の色も鮮やかになったような気がします。

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昨年まであまり花がなかった入り口付近や斜面も黄色が目立ち始めました。
実はここ数年ボランティアで力を入れていた場所なのです。
カンゾウは花を咲かせるまで年数がかかります。
春に保護した苗がその年に花をつけるということはほとんどありません。
しかし年を追うごとに黄色い面積が徐々に広がっています。
それはボランティアの成果が少しずつ、しかし確実に出ている証拠なのです。
まだ若い株のため花も小さく色も薄めですが、頑張って成長しています。
自分が手をかけた場所にカンゾウが育ってくれると本当に嬉しいですね。

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昨年7月の大雨で大野亀にも被害が出ました。
参道が崩れ危険なため、残念ながら現在大野亀に登ることができないのです。
楽しみにしていらした方、申し訳ございません。

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大野亀から北鵜島にかけて、美しい海岸線が続きます。
めずらしい岩のトンネルがあったり、なかなか面白いスポットも!
相川回りの一周線も見所たくさんあります。
週末 相川宵の舞に行かれる方、足を伸ばして大野亀にいらっしゃいませんか?

せっかく大野亀まではるばる旅をしてきたなら、ちょっと周辺を散策しませんか?
大野亀のお膝元 願集落は「賽の河原」で有名です。
大野亀から遊歩道で賽の河原まで、大人の足なら1時間あれば往復できます。

ちなみに大野亀(願)~二ツ亀~弾崎(藻浦)まで海沿いを歩くことができます。
特に二ツ亀~弾崎の遊歩道は、この時期ハマナスやハマヒルガオ、岩ユリといった
海辺に咲く美しい花を楽しむことが出来ます。

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道端に咲く花と波音を聞きながらのんびり散策してみてはいかがでしょうか?

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海府地区を紹介した海府ガイドマップ、少しだけですが増刷しました。
両津地区の観光協会や観光案内所二ツ亀や大野亀周辺に置いてあります。
旅の参考にしていただければ幸いです。

※海府マップは2年前の作成のため店によっては名称や営業形態、時間の変更
  などがある場合があります。
  ご利用の際は恐れ入りますが念のためお電話等でご確認ください。


最後までお付き合いいただきありがとうございました!

小田集落の海岸が、すごいです!

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満開です!

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黒々とした溶岩の上に自生する岩百合と、
反対側の岩には、一面のカンゾウ。
その向こうには、深く透きとおる海。

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今週いっぱいくらいでしょうか、
岩百合の群生を見るなら、
外海府の小田へ。

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大野亀のカンゾウを見た帰りにでも、
チラッとお立ち寄りください。
外海府の海沿いは、ドライブも最高ですよ。

中村隊員も、満開の岩百合を前にし、嬉しそうでした。

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小田集落といえば、
先日、小田郵便局にスズメが巣をつくりました。
ツバメではありません、スズメです。
室外機のすぐそばに、あの警戒心旺盛なスズメが、です。

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郵便局員さんの気遣いで、
外海府を吹き抜ける強風にも耐えられるよう、
しっかり補強がしてあります。

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景色よし、海よし、空気よし、水よし、人も良し。
私がスズメでも、多分ここに巣をつくります。

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外海府は今、花も、動物も、海も、パワーが溢れんばかりです。
景色を彩っているお花たちに癒されに、
生きる力をもらいに、
週末は外海府へどうぞ。

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カンゾウ開花情報、週半ばにアップするとお知らせしておきながら遅くなり申し訳ございません!

今日の大野亀は暑い暑い熱い!風もなく太陽が矢のように降り注ぎます。
大野亀は佐渡の中でも比較的涼しい場所ですが、外に出ただけで汗がじわっと滲んできます。
そして朝から老若男女大勢のお客様がいらっしゃいました。
今週テレビや新聞で立て続けに報道された影響もあるのでしょう。
週末は早くも大賑わいになりそうです。

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丘はすっかりカンゾウ色に。

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みなさんカメラ片手にお気に入りのスポットを探しています。

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ちょっと足を伸ばして二ツ亀方向の遊歩道を進むとこんな景色も。

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ここしばらく凪の状態が続いているので、海面の透明度も抜群です。
こんなに暑いとジャボーンと飛び込みたくなりますね。
(※ホントに飛び込んだら命の保障はありませんが)

そしてここでカンゾウ祭りのご案内です。
以前もお伝えしましたが、カンゾウ祭りは6月の第2土日、つまり今年は
6月の13日(前夜祭)14日(本祭)です。
その頃のカンゾウの状態に一抹の不安はありますが
でも祭りは賑々しく開催します。
今年は地域や佐渡島内の芸能披露、地元小中学生の演目の他
大道芸や歌手(岩沢あゆみさん)など新しい人たちも参加してくれます。
またブリカツ君も来場しますよ~。
是非是非お越しくださいませ。

******** 第38回佐渡カンゾウ祭り ********

日時  
前夜祭 平成27年6月13日(土) 20:00~21:00
本    祭 平成27年6月14日(日) 10:00~15:00

場所  大野亀台地

主催  佐渡カンゾウ祭り実行委員会

協賛 
(株
)本間組 ()菊池組 佐渡汽船() 新潟交通佐渡() (株)広瀬組 

大野亀ロッジ 憩いの館 佐志住施()有本組 内海府漁業協同組合 
内海府漁業生産組合 エスワァルド
() 海鮮横丁 (有)川端潜水工事 
(株)小池組
 佐渡汽船観光() 佐渡二ツ亀ビューホテル() 両津金融団
シータウン商店会 
()藤栄建設 (株)谷組 ()ナルサワコンサルタント
佐渡
出張所 新潟交通商事() 氷室産業() 両津南埠頭ビル() 
()森田組 ()吉田交通 ()大竹商店 大野亀荘 ()小池設備 
佐渡汽船商事() ()佐渡急送 ()佐渡商会 三景館 
ホシザキ北信越
()佐渡営業所 ますや荘 ()山口エネルギー 
よしや旅館 両津ニュードライ
 両電舎() 福助屋旅館 ふるさと旅館 
山本荘 藤快商店
() 二ツ亀荘 コカ・コーラ イーストジャパン() 
()佐渡大商  盃酒造()

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425日より、金山周辺をはじめ相川の名所・旧跡を回る「金山ぐるりん 佐渡相川 観光循環バス」が運行を開始しました。

「佐渡市相川支所」を起点に、「相川郷土博物館」「佐渡版画村」「大立竪坑」そして「佐渡金山」、さらには「京町」「寺町」と、相川地区の観光スポットを網羅した、まさに“ゴールデンルート”を巡ります。

また、運行日には無料で「相川ふれあいガイド」が、まち歩きをサポート(集合場所=佐渡金山第3駐車場・最寄りのバス停は「金山茶屋前」、時間=14時から90分程度。なお、都合により時間等が変更になる場合があります)。

そしてこのバス、お得なフリーパスチケットも販売しています。1日乗り放題で大人500円(小人は250円)。そのほかにも、指定の飲食店や施設、店舗で各種サービスが受けられる特典もあります。


ぐるりんバス


【金山ぐるりん 佐渡相川 観光循環バス】

●運行日:425日(土)~830日(日)期間中の土・日曜日・祝日

●運行間隔:「佐渡市相川支所」始発9:30~終発16:00の間、10便運行
●運行時間:「佐渡市相川支所」~「佐渡金山」~「佐渡市相川支所」間、1周約30
※詳細な時刻表をお求めの際は、新潟交通佐渡の各案内所窓口へお立ち寄りください。


【金山ぐるりん 佐渡相川 観光循環バス フリーパスチケット】

●料金:大人500円、小人250円、ファミリーパス1家族1,000円(大人・小人問わず5名まで)※なお、1回のみの乗車は200

●発売場所:新潟交通佐渡の各案内所窓口



【フリーパスチケット特典利用可能飲食店】

●『銀寿司』

お食事された方、食事代金8%OFF

●『カフェ・ド・カトレア』

「金箔コーヒー」750円→700

●『磯の家』

「磯の家定食」(900円)ご注文の方、旬の小鉢サービス

●『板前の店 竹屋』

「イカゴロ焼き」2,200円→2,000

●『手打ちそば たておか』

「天ざるそば」(830円)ご注文の方、和のスイーツ1品サービス

●『カフェ うらら』

お食事、デザート注文の方、5%OFF(ドリンクのみは除く)

●『割烹 中庄』

「海鮮丼」(1,300円)ご注文の方、日替わり1品サービス

●『京町茶屋』

ケーキ(150円)とドリンクご注文の方、ミニスイーツサービス

●『農家レストラン 與左ェ門』

「そばセット」(1,000円)ご注文の方、トッピング1つサービス

●『金山茶屋』

店内全メニュー100OFF(一部除外品有)

●『佐渡金山中庭カフェ』
「金箔ソフトクリーム」350円→250
※特典を受ける際は、フリーパスチケットをご提示ください。
※特典内容は、変更になる場合があります。



【フリーパスチケット特典利用可能施設・店舗】

●『ワイドブルーあいかわ』

温泉利用料100OFF

●『佐渡奉行所』

入場料割引

●『佐渡版画村美術館』

「版画絵はがき」プレゼント

●『相川郷土博物館』

入場料割引

●『其蜩庵』

全商品5%OFF(一部除外品有)
※特典を受ける際は、フリーパスチケットをご提示ください。
※特典内容は、変更になる場合があります。



【問い合わせ】

佐渡市観光振興課(0259635116もしくは新潟交通佐渡(0259572121

今日の大野亀は風もなく気持ちのよい天気でした。

カンゾウ、週末の好天でさらに開花し・・・

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黄色の面積がぐっと増えました。
先週金曜の写真と比べてみてもその差がはっきりわかりますね。

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丘は5割以上咲いているようです。

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二ツ亀方向の遊歩道もかなり咲き始めています。

今年は茎の伸びもよいようで、遠めでもカンゾウの黄色が目立ちます。
強風にも負けず背筋をグンっと伸ばした姿に自生の逞しさを感じます。


こちらに訪れる観光客、午前からお昼にかけていらっしゃる方が多いですが
夕暮れ時に見る大野亀もとても神秘的。
日の入りが遅いこの時期、時間の歩みもゆっくりに感じます。
海の彼方に沈みゆく太陽を追ってサンセットドライブ、なかなかステキですよ。

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次の開花情報は今週半ば頃を予定しています。

今日の大野亀は風が強いながらもよい天気。
観光バスや他県ナンバーの車も増えてきました。
問い合わせもひっきりなしにかかってきます。

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4月下旬からの陽気のおかげでカンゾウの生育が早く
既に2割くらいが咲き始めました。

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日当たりのよい丘付近はずいぶん咲いています。

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大野亀岩のすそ野も黄色が目立ち始めました。

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二ツ亀方向の遊歩道。


このまま順調に育てば、大野亀が黄色く染まるのも時間の問題。


ただ一つ気がかりなことが・・・。
今年のカンゾウ祭りは6月13日14日。
日のめぐりの関係で(例年第2土日に開催)一番遅い日程なのです。
それまでカンゾウがもってくれるといいのですが。

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黄青緑3色が美しい初夏の大野亀に是非遊びにいらしてください!

カンゾウの開花情報、このブログでコンスタントに報告しますね。

今回のスポットは、地蔵・仏像関連ではありません()

ちょっとだけ、アーティスティックに攻めてみたいと思います。

両津大川という地名をご存じでしょうか?

両津の港から南東へ車を走らせること15分。東は姫崎から西は仏崎にいたる約2.5kmの間、およそ50戸で形成される小さな集落です。
この地を有名にしているのは、「大川屋外版画美術館」とも言われる版画群。川沿いの作業小屋に、民宿の入り口に、白漆喰の土蔵壁にと、集落内いたる所に、100枚にも及ぶ地元の人たちお手製の版画作品が飾られています。
描かれているのは「まゆ玉作り」「ワカメを干す人」「炭焼きの老人」「春祭り・鬼太鼓」「大川の結婚式」「そうめんさん踊り」「夫婦漁師」といったように、生活・行事・習慣に関したものばかりで、往時の地域の姿が生き生きと伝わってきます。


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また地域の象徴ともいえる「津神(つがみ)神社」は、仁平2年(1152)、落乃水(水津と大川の境)の海中から出現した御神体を安置したのが起こり。以来、大川地区の守り神として、地元の人々の篤い信仰を集めています。

神社が建つ小島へと続く朱塗りの津神橋を渡ると、松林に囲まれた本殿が姿を現します。静かに佇むその姿は、いまなお沖を行く船の安全をひっそりと見守っているかのようです。

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 [アクセス]
・両津より車で約15
・東海岸線「大川」バス停よりすぐ

牧歌的な雰囲気に満ちた大川地区。両津からのフェリー出航時間までまだ小一時間ほど余裕がある、などといった際、佐渡観光の締めに訪れてみるのにおすすめです。


新しい宿根木半纏が完成しました!!!

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ジャジャーーーーーン♪

鼓童文化財団地域づくりコース実習生みさき&みさと&地域おこし協力隊みなみの元に宿根木からご依頼があったのは去年のこと。

宿根木のシンボル三角家。
宿根木祭りの大獅子。
その2つがコラボして波の中の船形のお家・三角家とそれを包む獅子のデザインが完成しました!

制作に尽力してくれた総代の柴田さん、デザインを形にしてくれたみさきさん、ありがとうございました!

この半纏はこの4月にスタートした町並み管理事務所で係の方々が着用しています。
まちなみ事務所②

まちなみ事務所③
宿根木のバス待合所の中にあります。

こちらの事務所では宿根木のパンフレットの受渡しや観光バス、個人旅行者へ町並み保全協力費のご案内をしています。

宿根木では昨年から試験的にまちなみ保全協力費の箱を設置していましたが、今年4月からは町並みの散策に来たお客さまに1人100円程度の協力金をお願いしています。

まちなみを見学してくれるお客さんが多いことは嬉しい反面、地元の人の生活の場でもあるため課題はあります。協力金はそんな集落の環境美化に使われていく予定です。

みなさんどうぞよろしくお願いします!

お待ちかね()、「おすすめスポット」第3弾です!

1弾(1214日)では群れなすお地蔵様を紹介しましたが、今回は佐渡の大地にすっくと立つ仏像・銅像を取り上げたいと思います。

「奈良・東大寺の大仏」「鎌倉・高徳院の大仏」をはじめ、「牛久大仏(茨城)」「東京湾観音(千葉)」にも負けない(はず)その威容、来島の際は、ぜひとも拝んでみてください。



【幸福地蔵】(宿根木)
[解説]
昭和57年に地蔵尊像建立の大願を起こし、翌58年に完成した仏像。17.5mの高さを誇り、白く気品に満ちたその姿は十上山の深い緑に映えます。両手を合わせ、慈愛に満ちたやさしい御尊顔で、名前の通り幸福を運んでくれそうです。

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小木から宿根木へと車を走らせると、右手に見えてきます。場所は「花の木」さんのすぐ裏手。山々を背に立つ真っ白な姿は、一幅の絵のよう。失礼ですが、どことなく愛らしくもあり、思わず手を合わせてしまいました。

[アクセス]

・小木港より車で約8分。

・宿根木線「宿根木新田」バス停より徒歩約2分。






【佐渡日蓮聖人大銅像】(加茂歌代)
[
解説]

日蓮宗開宗750年事業として建立された巨大な日蓮聖人の銅像。全国3,000人を超える僧侶・信徒の協力を得て建てられたこの像は、高さ13m。山々の緑に包まれながらそびえ立つその姿は、得も言われぬ威厳に満ちています。

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両津「佐渡中等教育学校」から歩いて
20分くらい。金色の「日蓮聖人」が、佇んでいます。キリっとした眉、遠く前方を見据える双眸は怖いくらいで、在りし日の聖人は、かくありなん、といった威圧感を放っています。
[アクセス]
両津港より車で約15分。
南線・東海岸線「佐渡中等教育学校前」より徒歩約20分。





【佐渡大観音(昭和殿)】(中興)
[
解説]
本尊である「十一面観音菩薩」は、石名清水寺のいまは亡き24世・山口隆海師の発願により、昭和45年に建立されました。樹齢2,200年のヒノキ材を用いた一刀彫で、高さは28尺(7m超)。また堂内には、220体の仏像もあります。

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両津から350号線を佐和田方面に行き、泉の交差点を右折しておよそ3㎞。阿・吽の仁王像が立つ白壁の建物のなかにあります。左右に2対の「聖観音」を従えた「十一面観音菩薩」は、長野の仏師が造り上げたものです。
※見学の際は、事前に「花善」さん(0259-63-4422)に要連絡。

[アクセス]

両津より車で約40分。

本線「泉」より徒歩約35分。





200とも300ともいわれるほどの寺社が点在する佐渡は、信仰の島でもあります。

その篤い信仰心が具現化した巨大な像からは、尊厳とともに慈しみもにじみ出ています。

合掌しながら頭を垂れ、発するオーラにしばし包まれれば、少しだけ心身が浄化されたような気分になってくると思いますよ。

 

薄暗い蔵に足を踏み入れると、冷んやりとした空気がまとわりついてきます。ツ~ンと鼻腔をくすぐるのは、日本酒のふくよかな香り。その興りを明治維新期にまで求める、真野・長石の蔵「逸見酒造」。代表銘柄は「真稜」で、「佐渡最小の蔵」とも言われています。杜氏を務める4代目・逸見明正さんを中心に、10人ほどの蔵人が家族的な雰囲気でかもす酒は、澄んだ色にするための活性炭によるろ過を極力抑えた“素顔”の美酒。一石一滴を丹精に造り上げる名門蔵です。

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【逸見酒造】
住所:佐渡市長石84-甲

電話番号:0259(55)2046

HPhttp://www.henmisyuzo.com/

営業時間・休日:8:3016:30 無休

アクセス:両津より車で約30分。最寄りのバス停「長石」(小木線)より徒歩約4

※試飲・蔵見学(ともに無料)、直売所有




清冽な水が湧出し、国仲の穀倉地帯や棚田から美味しい米が産出される佐渡。そこで造られる日本酒が、まずかろうはずもありません。

ひと昔前には10前後あった蔵も、現在は5蔵に減少しましたが、どこも丹念に、そして信念をもって、酒造りに励んでいます。

冒頭、紹介した「逸見酒造」を最後に、島内5蔵のデータ収集を終えました。そこで、各々の蔵元を南から順を追って紹介したいと思います。



【北雪酒造】

名レストラン「NOBU」とのコラボレーションを行うなど、国内外に広く知られる島を代表する酒蔵。「北雪」が代表銘柄で、創業は明治5年(1872)。以来、140年以上、連綿と銘酒を造り続けています。伝統に甘んじることなく、超音波熟成酒、音楽を聞かせながら酒を寝かせるなどといった新たな試みにもチャレンジ。常に佐渡の酒造りをけん引しています。

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住所:佐渡市徳和
23772
電話番号:0259(87)3105
HPhttp://www.sake-hokusetsu.com
営業時間・休日:8:0017:00 無休
アクセス:小木より車で約20分。最寄りのバス停「赤泊漁協前」(赤泊線)より徒歩約2
※試飲・蔵見学(ともに無料)、直売所有


【尾畑酒造】

「真野鶴」で知られる、明治25年(1892)創業の蔵元。「四宝(米・水・人・佐渡)和醸」の精神で造られる酒は国内外での評価が高く、2003年春よりエールフランス航空ファーストクラス専用酒に採用。また、前ローマ法王、故・ヨハネ・パウロ二世に謁見して大吟醸を献上しています。展示室には、秋篠宮殿下へ献上した「皇室献上酒」なども。


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住所:佐渡市真野新町449
電話番号:0259(55)3171
HPhttp://www.obata-shuzo.com
営業時間・休日:8:0017:00 無休

アクセス:両津より車で約30分。最寄りのバス停「真野新町」(小木線)より徒歩約10

※試飲・蔵見学(ともに無料)、直売所、展示室有



【加藤酒造店】
創業大正4年(1915)。名水を求めて金井に蔵を移し、契約農家が造る無農薬の酒造米で「金鶴」などの銘酒をかもしています。10人の蔵人が造る日本酒は年間醸造量が900石と、あまり多くありません。さらに島内消費が7割のため島外での知名度はあまり高くないですが、佐渡での人気は抜群。対面販売の店にしか卸さないというこだわりもあって、市内のスーパーなどでは入手できませんが、島内ほとんどの居酒屋・スナックで飲むことができます。

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住所:佐渡市沢根炭屋町
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電話番号:0259(52)6511

HP:無

営業時間・休日:8:3019:00 無休

アクセス:両津より車で約40分、相川より車で約10分。最寄りのバス停「五十里城下」七浦海岸線)より徒歩約3

※試飲(無料)、直売所有



【天領盃酒造】

両津港から車で5分、65号線沿いにある蔵元。佐渡で育てられた米と霊峰・金北山の名水から造られる美酒「天領盃」が代表的な銘柄。歴代首相の筆による「國酒」の書が貼られているように、各界のリー
ダーたちも愛飲しています。「甘酒」「原酒」「にごり酒」といった日本酒以外の商品も充実。

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住所:佐渡市加茂歌代
458
電話番号:0259(23)2111
HPhttp://www.tenryohai.jp/
営業時間・休日:9:0017:00 1月~3月の土・日曜・祝日休
アクセス:両津より車で約5分。最寄りのバス停「境」(本線)より徒歩約0
※試飲・蔵見学(ともに無料)、直売所有



徐々に知られはじめているとはいえ、一部の蔵を除いて、まだまだ全国的な知名度を誇るまでには至っていない佐渡の地酒。
しかしながらその一滴には、島の風土、歴史、自然の恵み、そして何より蔵人たちの想いが凝縮しています。
ぜひとも、ご賞味あれ!

おすすめ(マイナー?)スポット第2弾です!

海に囲まれた佐渡には、自然界からの賜物として現出した奇岩・怪岩・珍岩が点在します。“佐渡岩界”の横綱格といえるのは「大野亀」「二つ亀」でしょうか? ですが今回も、またまた独断と偏見で、自分好みの岩スポット・ベスト3を記してみます。いつの日か両横綱に負けるとも劣らぬほどの注目を集め、金星を上げられることを祈りつつ(難しいか())。


Best.1
【弁慶のはさみ岩】(下相川)

[解説]

吹上海岸のすぐ近くにある奇観。巨岩と巨岩の間に、くさび型の岩がスッポリと挟まっています。
その昔、“佐渡弁慶”と呼ばれた丈夫が、鬼と力比べをした際に投げ飛ばした大きな岩がこの岩であると言う伝説が残っています。

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出合った瞬間、その奇妙さに目を瞠りました。草に覆われた左の岩と荒々しい肌を見せる右側の岩に、スッポリと言おうか、チョコンと言おうか、ものの見事に逆四角錐形の岩が挟まっいます。
ちょっと苦しそうな姿が、なんとも愛らしい雰囲気をかもし出していました。

[アクセス]
・相川より車で約5
・海府線「千畳敷入口」バス停より徒歩約5



Best.2
【人面岩】(滝脇)
[解説]
真野から小木に向かう350号線の海岸沿いにある岩。やや緑色を帯びた安山岩で、まるで虚空を見上げる人の横顔を連想させる“風貌”が特徴的です。佐渡の奇岩群のなかでもひと際、異彩を放つ存在として知られています。

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どことなくイースター島の「モアイ像」を連想させます。
目と思しき窪み、鼻のような突起など、まさしく人面。空を見上げる様子は、遠い宇宙からのメッセージを待つかのようです。自然が作り上げた見事な造形に、ただただ感心するばかりでした。
首元の草は、スカーフですかねえ。オシャレですねえ。

[アクセス]

・小木より車で約20

・海府線「滝脇」バス停より徒歩約15


Best.3

【赤亀岩】(水津)
[解説]
「水津の漁師が大時化に遭った際、大きな亀が現れ、船はその背に乗って港に戻った。亀は岩となり、村人たちは“赤亀”と名付けた」。そんな言い伝えが残る「赤亀岩」は中央に空洞のある奇岩で、亀の親子が寄り添っているようにも見えます。

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前記2つの岩よりは、メジャーかも知れません。上の解説のほかにも「子亀を助けるために犠牲になった親亀が、この岩になった」という口伝も残っているようです。
そう言われてみれば、左側の頭部に穿たれた目は、どこか泣いているようにも見えてきます。

[アクセス]
・両津より車で約20
・東海岸線「風島」バス停より徒歩約10

とにかく佐渡には、見どころとなる岩が多い。わざわざ見に行かずとも海岸線を走っていれば、「何かに似ている」と思えるような岩にたくさん遭遇できます。「岩見物」という視点で島内を巡ってみるのも、なかなかオツなものです。



 


 


 


 


 


 


 


 



 






 


 


 


 


 


 


 

島内を回っていると、ガイドブックに載ることが少ない、ですが、琴線にビシッと触れるような光景やモノ、ヒトと、数多く出会います。
そこでこれから、あくまで独断と偏見で選んだおすすめポイントを、つらつらと紹介できればと思っています。

今回取り上げるのは、「お地蔵様」。
それも単体ではなく、群れをなすお地蔵様です。
当方、幼いころに『傘地蔵』を読んで以来のマニア(?)ということもあり、
地蔵だらけのスポット・ベスト3を挙げてみます。




≪Best.1≫
【梨の木地蔵】(梨の木)
〔解説〕
真野から赤泊へと抜ける県道
65号線沿いにある、子どもの病気平癒をかなえてくれる
と伝えられる地蔵。願いが成就した親たちが
1体の「身代わり地蔵」を供えていくた
め、境内には何千という小さな地蔵があふれるように並んでいます。

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この地蔵群を求めて、西三川の山中を車で1時間近く、彷徨いました。
しかしなんのことはない、発見してみれば県道65号線沿い。
石段を上って境内に入るとそこには、地蔵、地蔵、また地蔵。
大小のお地蔵様が、梨の木地蔵堂の敷地を埋め尽くすように立っていました。
「これだけの数の“身代わり”がいるということは、よっぽどご利益があるんだ
ろうなあ」と、独り言ちた次第です。

〔アクセス〕
・両津より車で約40分
・赤泊線「静平」バス停より徒歩約10分




≪Best.2≫
【賽ノ河原】(願)
〔解説〕
大野亀と二ツ亀をつなぐ遊歩道の途中にある海蝕洞窟には、地蔵菩薩を中心に無数
の石地蔵が静かに並んでいます。「賽ノ河原」は、幼くして世を去った子供の冥土
と信じられ、昔から篤い信仰の地として敬われているようです。

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近くには、「大野亀」「二ツ亀」という、佐渡を代表する観光スポットがありますが、個人的にはこの「賽ノ河原」に惹かれました。「願」のバス停から、海岸線に設けられた遊歩道を歩くこと、およそ20分。ポッカリと空いた洞窟のなかに、100体以上のお地蔵様が佇んでいらっしゃいました。短命だった幼子たちの冥土といわれるだけあり、じっと眺めていると多少、背筋がひ冷んやりしてきます。また、たどり着くまでの遊歩道は荒波が間近まで迫ってくるので、こちらの方にも肝を冷やしました。


【アクセス】
・両津より車で約50分
・内海府線「願」バス停より徒歩約20分





≪Best.3≫
【岩屋摩崖仏】(宿根木)
〔解説〕
地元の人々に「岩屋さん」と呼ばれ、親しまれている霊験あらたかな洞窟。
窟の前には四国88ヶ所霊場になぞらえたミニ霊場があり、88体の地蔵様の姿が。
また内部の壁面には、弘法大師の作とされる磨崖仏が彫られていおます。

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宿根木の名旅館「花の木」さんのすぐ近く。海抜100mの岩山のふもとにある海蝕洞窟のなかには、長い年月を経て摩耗した多数のお地蔵様が静かに並んでいます。周囲には樹木が群生しているため窟内は昼でも薄暗いく、より霊験あらたかな雰囲気が覆っていました。多くの供物が並んでいて、いまでも地元民に崇拝されているようです。


【アクセス】
・小木より車で約10分
・宿根木線「宿根木新田」より徒歩約15分



最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!

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