佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

佐渡市地域おこし協力隊サイト

隊員雑感


隊員が関わる物事のなかには、数字や実績という表面的なものだけでは計ることのできない、目に見えないの部分での「成果」があように感じる。

それは、日々の積み重ねや、地域との関わりの中で生まれる、ほんの小さな出来事に過ぎず、「たかがそれごときで」と、思われてしまうような些細な事かも知れない。

それでも、本当に、本当に、嬉しかった出来事があった。

その出来事は、4月11日、大倉祭の日に起きた。

集落の方から、
「あなたに来てもらえて良かった。本当に、ありがとう。」 
と、思いがけない言葉をかけていただいた。

これ以上の言葉がどこのあるのだろうかと、心底うれしく、胸の内がじんわりした。


DSC_0629


私が大倉祭に参加するのは、今年で3度目だ。

集落住民だけではすべての芸を行うことができなくなってから何年も経つこの祭では、これまで、祭を守るための「変化」を受け入てきた。

その一つに「よそ者の参加」がある。

島内の各地域には、祭における人員確保が難しい集落や、継承のために様々な変化を強いられるところが多いと聞くが、この、大倉集落も例外ではない。

DSC_0702

祭を良く知る人は徐々に高齢となり、その方の話に耳を傾けることに一生懸命にならなければいけない時代が来ている。

DSC_0836
(村で祭を良く知る田中信保さん)


当初、私がこの祭に参加した理由は、単に人員不足だからというだけのものだった。

が、関わるほどにその深さを知り、伝統を受け継ぎ、祭を守ろうとする人々の姿に、何度も心を打たれた。

そして、参加の回を重ねるごとに、その思い入れも強くなった。

DSC_0715
(美しい宵宮の提灯)

それだけに、この日、集落の方にかけていただいた言葉が本当に嬉しく、
自分が協力隊でいることを、初めて肯定的に思えたような気がした。


DSC_0843
(芸の指導をしてくれた田中信保さんと。)


やりがいをもって取り組めることに出会えたことは、自分にとって、一つの小さな成果だった。そのなかで、静かな達成感を味わうことができたことも、わたしにとっては、とてもうれしい出来事だった。



さて、3年前のH2581日、佐渡市地域おこし協力隊として赴任しました水津地区担当:岩﨑と赤泊地区担当の亀﨑の2名は、昨日、7月末をもってそれぞれの任務を満了しました。

任期中は各担当地域の皆さま始め、島内外の皆さまに、多大なご指導ご鞭撻を賜り、

大変お世話になりました。

この場をお借りして、改めて皆さまへ御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

また、退任に伴い隊員ブログや、facebookにてご愛顧頂いた各シリーズ及び、隊員発信記事は、離任に伴い、今後、終了とさせて頂きます。

長らくご愛顧頂き、大変ありがとうございました。

終了するシリーズ:

岩﨑隊員:☆伝統とは「苦しみ」か「喜び」か 庭先集荷・・・など

亀﨑隊員:「佐渡・赤泊くんせい便り」「佐渡・赤泊さかな便り」「佐渡おさかなあれこれ」など

皆さんと、一緒に過ごした過ぎ去りし時間と、「いいね」に感謝しつつ、新たな時を刻んで行きます。今後、活動場所を変えた2人の活躍もご期待下さい。


大変お世話になり、ありがとうございました。

岩﨑貴大 亀﨑正洋

 


私は今月末で協力隊としての3年間の任期を終えます。市職員としての業務はそれ以降解放されますが、培ってきた地域の方々との付き合い、相互関係などの係わりは、会社努めのように、離任後はタダの人とは行きそうもありません。そこで、将来のある現役隊員の為に、多少なり役にたてばと思い、具体的に私が抱える問題点などを印してみました。

事例1)勿論、その地域に続けて居住するのであれば、従来通りのお付き合いはキープされると思いますが、人によると、「協力隊の任期中は市の職員として接して来たが・・・」というご意見もありました。つまり、退任後はタダの人という見方をして貰えると、当該者にとっては気楽ですね。

事例2)私の場合、任期満了後は、立ち上げた事業で食って行けたらいいし、ダメなら、またやりたい仕事をやろうと、楽観的な将来設計をしていました。しかし、自ら立ち上げた2つの事業(遊漁船協会と魚加工グループ)はそれぞれ軌道に乗ったのですが、今のところ、これらを専業として生計を立てるまでに至っていません。
協力隊OBOG支援融資制度というものが出来ましたが、使い勝手があまり良いように思えませんし、実質、3年未満で断念すると、全額(100万円)の債務が残ります。従って、現況として、これらの事業に火をつけた者としては、その火消をするか、前進するのであれば、その経営安定を図らなければなりません。

従って、これらの残務整理は、任期満了後もボランティアで行うことになります。(市では任期延長のシステムはありません)

事例3)前述の残務引継ぎが終了しても、居住している集落を後にする際、親しみのある集落の皆さんへ、私の次の行動を説明する必要があります。夜逃げはしたくないので、出来る限り理解して頂く所存です。

この様に、退任後も隊員活動モドキが続きそうです。

いずれにしても、今後、同業者が同種の難題に遭わぬ様、スムーズな離任をして貰いたいという老婆心で記載させて頂きました。

結論として、私の場合、「協力隊活動とは自分への挑戦」であり、やればやるほど面白い。

また、その後(離任後)の進路についても活動中に随時イメージする必要があるでしょうし、

あえて、私の様に、(良く言えば)自然の成り行きに身を委ねるのもアリでしょうか。

大切なのは、自分自身後悔しないことかも知れませんね。

以上退任間際の迷える子亀より。 では、All the best to the all !!!

IMG_1930

IMG_1936

IMG_1939


「その日は種まきだな~」

3月末で協力隊を終え、先週開催した地域に向けた活動報告会では、開催日が見事に農家さんたちの稲の種まきと被り、まだまだ佐渡の暦を読み切れていないな…と一人反省したものの、これまでお世話になった方々が大勢集まってくださり、これまでの活動の振り返りと、感謝の気持ちを伝えることができました。

この4月から一新穂住民になった私ですが、現役協力隊のご厚意に甘えて、最後の記事を書かせて頂きます!
885c4e56-af0a-4d42-a166-2b03d01c09a0
(奇跡?的に、ご参加頂いた方が撮って下さった写真)

いつも忙しなく、余裕のなかった私。
最後も報告会の様子を写真に撮ってもらおうと思っていたのに、すっかり忘れる始末。報告会の後半で上映した鬼太鼓の映画も、音声が小さすぎて全然聞こえなかったり…。でも懐かしい景色に皆喜んでくれてホッと胸を撫で下ろしました。

「かなちゃんらしいわ」

詰めの甘さまで、受け入れてくれる新穂の人たちに、私は唯唯感謝の気持ちしかありません。この2年半が、どれだけ貴重な時間だったかを改めて噛みしめました。

11053635_985388308170540_8665141769752201288_n

「地域おこし」の捉え方は人それぞれで、答えのないものだと2年半やってきて思いました。年代によって、性別によって、関心のあることによって、その人が求める「地域おこし」は違うものです。そう自分を納得させられるようになるまで、随分時間がかかってしまいました。(今でも正解は分かりません。)

1012986_596928927107806_1156739140514573119_n

私は、私のやり方で、自分の身の丈でやろうと構えられるようになって初めて、やっとこの仕事の有り難みを実感できるようになりました。それもすべて、いつも見てくれていた人たちがいたからこそだと思います。

IMG_3813

いつも応援して下さった人たちのためにも、これからがきっと本番なのだと思います。新穂という土地が気に入って、人生の伴侶を得てここに住み着くことを決めました。ここからは任期無しの、地域との時間をゆっくりじっくり成熟させていきたいと思っています。

協力隊の活動のなかで、多くの方々に支えられ、助けて頂きました。本当にありがとうございました。これからも一市民になった私、そして佐渡市地域おこし協力隊をどうぞよろしくお願いします。 

今日は39日、そんな名前の歌にもある3月の別れと旅立ちの季節を迎えています。

先週、地元の赤泊小学校「6送会」に招かれ、その生徒の演技に感動を覚えました。

3月24日の本番の卒業式では伝えきれない6年生への思いを、各学年が趣向を凝らした演技で各自一生懸命伝えていました。まるで兄弟姉妹の別離のように。ティーンエイジャーにとって6年と言う年月はいかなるものかは、自分の心へ問えば解るけれど、はたから見ていて、初々しい切なさと希望が表裏一体となって見えました。一年一年を皆で大切に過ごして来た思い出が伝わりました。

野山の木々は一年という節目を年輪で刻み、海の魚はウロコや耳石へ年を刻みます。

でも、私たち人間は節目の歳月を記憶として自らの身体に刻む生き物なのでしょうか。

私の当地での3年間の隊員活動も夏まで、その卒業のとき、ふとまぶたを閉じたら何が見えることか、その為にも、今日も今日という一日を悔いなく足跡を印せる様、残りの任期を、しっかりと地域と共に前進して行こうと思います。

6年生のみなさん、素晴らしい旅立ちを!


IMG_4478

IMG_4494

IMG_4486

IMG_4510

海府地区担当の木野本です。
今日の佐渡 鷲崎は雨模様。時折強風が吹いています。
雨女の本領発揮です(笑)。

さて本日で地域おこし協力隊を退任します。
あっという間の3年間、でもかけがいのない
濃密な時間を過ごすことができました。

思い出はたくさんあります。
初めて一人で海府を訪れた日は大荒れ大時化でした
波が道路まで打ちあがってくる中、バスの運転手(しかも女性)が
波を避けながら慣れた手つきで運転する姿に感動と
運転初心者の自分にできるのかという一抹の不安がよぎったのを
昨日のことのように覚えています。

窓に降り注ぐ強烈な日の出パワーのおかげで
完全な夜型人間の自分が早朝5時に目が覚める生活に。
朝 港に出れば漁から戻った人たちで活気づいていて
挨拶もそこそこに「持って行くか?」と魚をひょいっと渡されたり。
もちろん魚だけではありません。
手塩にかけて育てたお米や野菜も惜しみなくくださいました。
帰宅したら玄関の前に野菜が山盛りに置かれていたことも。
充実した食生活でますます肥えていく肉体・・・。

たくさんの行事にも参加することができました。
カンゾウ祭りや寒ぶりまつりなど大きなイベントはもちろん
集落の祭りや寺社関連の祭礼、学校行事など
様々な催しを地区の皆さんと体験することで
海府の歴史や伝統を肌で感じることができました。

反面 自分は一体何を残し何を地区にお渡しできたのか
胸を張って言えるものは何もない気がします。
恩をどのようにお返ししたらよいかをずっと考えていました。

そんな日々を過ごすうちに任期の終了が見えてきました。
これからどうしよう、答えが出ずに悶々とする日々。
一時は東京に戻ろうと思っていました。
でも、果たしてそれでいいのか。
自分は何も残せていない。お世話になった皆さんの役に立ちたい。
その思いを絶ちがたく、任期後も佐渡に住むことに決めました。
これからも仕事をともにしたり海府に恵みをもたらすことができれば。
協力隊で得た縁を大切にして、前に 前に進んで行きたいと思います。

といいつつ、まだ協力隊を離れる実感がわきません。
まとめ作業もたくさん残っていて気ばかり焦っています。
夏休みの宿題を31日に慌てている子供状態。
計画性のなさに自分で呆れます。
きっと全てをやり遂げた後に充実感と寂しさに包まれるのでしょう。

任期中色々とアドバイスをくださり悩みを受け止めてくれた
佐渡市役所始め行政関係の方々
テレビや新聞で海府を取り上げてくださったメディアの方々
色々な提案をくださったり活動に協力していただいた多くの方々
そして自分を温かく迎え励まし仲間に入れてくださった
海府の皆様に心から御礼申し上げます。
大勢の方に支えていただき、佐渡の素晴らしさを実感することができました。

またブログやFBをお読みいただいていた皆様にも厚く感謝を申し上げます。
これからも地域おこし協力隊を応援し続けていただけると嬉しいです。

3年間本当に有難うございました!

IMG_0361

改まってしまうと言葉はなかなか出てこないものです。
一生懸命準備していても、いざ舞台に立つといつも全然違う言葉が口からでてきます。
でもそれが今、この瞬間の気持ちなんだと思うと不思議なものです。


3年間の地域おこし協力隊の仕事を終える季節となりました。

2月21日(日)に集落で活動報告会をしました。
一番に、たくさんのありがとうを伝えたいのはやっぱり岩首の人たちでした。
3年間撮りためた写真や、毎月の活動通信、手帳などを読み返しながら、何を伝えたいかをずっと考えていました。 
活動報告としては、3本柱。岩首談義所や棚田協議会の事、福祉サロンの事、空き家を再生した就農シェアハウスの事、あとは全地区共通の情報発信・広報に関する事。

共有したい思いはたくさんあるけれど、やっぱりみんなが楽しくいてほしいと思い、報告会の半部以上の時間をスライドショーにあてました。
3年分の思い出を。
3歳だった子が今年は小学生になります。 中学生になったばかりの子たちが、高校生に。写真をみながら顔つきの変化に驚かされたり、同じ行事の写真でも1年目2年目では参加者が違うこと。みんな1つづつ歳をとっていって、もうここでは会えない人たちがいる事を思い出したりしました。

懐かしがったり、笑ったり、久しぶりにみる集落の行事にみんなが反応をしてくれる姿をみることができてとても嬉しかったです。

20160221 (2 - 47)


ずっと思っていた事があります。

「こんなところによく来たね。」と言われ続けてきました。
ここで暮らしていくうちに、本当はみんなそうなふうに思っていないと思う場面に何度も出会いました。みなさんの中にここでの好きな暮らしが、ちゃんとある。 
なにかと比べると、その差を気にしてしまいがちだけれど、本当はもっと言いたい事や思いがあるように感じます。
何かと比べる事はたまに大事だけれど、大好きなものは何かと比べちゃいけない。
好きって思いだけで、いいじゃないかと思います。
誰に何を言われても好きな事を続けていくことのほうが、とっても素敵なこと。 

私は、いつもこの集落の人たちに憧れていたと思います。
どの世代も繋がれるものがあること、自慢に思う事があるって私にとってどれだけ羨ましいことだったか。

楽しいことばかりでも、好きな事ばかりでもない暮らしだろうけど、自分がそこで暮らし続ける姿をしっかり次の世代に印してほしいと思います。
思いは、絶対に誰かに受け継がれていきます。どんな形でも。
だから、こんなところなんて言わないで欲しいなと思っています。ほんの少しでも、そう思ってくれたらいいなと思います。


20160224 (3 - 65)
                (photo taken by Tsuyoshi.O)


佐渡に導いてくれたたくさんの出会いに感謝しています。
海外で暮らしていると思っていた私が、なぜか辿り着いたのは佐渡でした。

不思議なものです。

たくさんの出会いをして、いろんな人と巡りあって、自分の想像をはるかに超える未来に繋がっている。そんな事を思うと、人生はとってもおもしろそうなものです。

これからの未来も、きっと面白くなる。
 

20160222-11
           

どんな未来に向かっていくかわからないけれど、今がとても楽しいから、もう少しここで暮らしてみようと思います。
お世話になった人たちに1つでも何かを返せるように、大切な時間を私に分けてくれた人たちの隣にいようと思います。


沢山の方々にお世話になりました。本当にありがとうございました。
いつも言いたい放題の話をきいてくれた行政の方々。いつも突然の訪問に付き合ってくれた岩首地域のみなさん。
そして同期の3人。みんながいなかったら、ここまで頑張れなかったかもしれません。みんなに会えて、一緒の時間を過ごすことができて本当に良かったです。
個性豊かな協力隊の面々。これからの1人1人の暮らしがどんな風に佐渡と交わっていくのかを楽しみにしています。

最後に、いつもブログやSNS等を読んでくれたみなさん。いつもありがとうございます。

こんな風に思いを表現できる場があって、応援してくれる人たちがいて、とても幸せなことでした。

今後もどんな形になるかわかりませんが佐渡や岩首についてを伝える場を設けていきたいと思っています。その時は、どうぞよろしくお願いします。

                                                                                                        special thanks to Tsuyoshi Oshikawa


                                                                                                                    2016年2月28日 新田聡子


 

地域おこし協力隊の募集・採用を佐渡市がはじめてから、すでに3年が経ちました。

初年度に着任した渡辺琢磨くん(小倉担当)、中村暢子さん(高千・外海府担当)、木野本信子さん(海府担当)、新田聡子さん(岩首担当)の4人は、それぞれ2016年の1月・2月末をもって任期を終了します。

いまでは協力隊員の先輩がたくさんいて、佐渡全体や各地域での周知も広がっていますが、着任当初は前例のない「佐渡で最初の地域おこし協力隊」だったことや、ほとんどの方が「都会から地方へ、初めての移住経験」だったこともあり、人知れずいろいろな苦労や驚きもあったようです。

4人の任期終了を記念して、みなさんが佐渡を選んだ理由や、佐渡に来たときの印象、自分が担当して住むことになったそれぞれの地域のこと、そしてこれからの地域おこし協力隊についてなど、「今だから言えること」を、対談形式でお話しいただきました。
なお、進行と記事のまとめは、私・澤村が担当しました。(以下、敬称略)
 
特別企画
佐渡市地域おこし協力隊 一期生対談

「佐渡と地域おこし協力隊について」


なぜ『佐渡』を選んだか 
 
澤村 現在、地域おこし協力隊員は18名です(2016年1月時点)。こんな大人数になるとは思ってなかったのでは?
 
新田 想像してませんでした。もっと細々とやるんだろうと思ってました(笑)。

IMG_3827
・2016年1月21日に開催された隊員活動報告・意見交換会での4人(左から、木野本、中村、渡辺、新田)
 
澤村 みなさん、なぜ「佐渡」だったのでしょう?

渡辺 たまたま地域おこし協力隊についてネットで調べたら、「いちばん初めに佐渡が出てきた」からなんです(笑)。
佐渡について何も知らなかったので、来てからは乾いたスポンジに浸み込むように、佐渡の文化や生活習慣などいろんなものが自然に入ってきて、逆によかったです。

中村 私はもともと「島に住みたかった」んです。
佐渡は東京とも近いので、「まずは行ってみよう」と一人で初めて佐渡に来て、島を回りました。
そのときに買った日本酒(真野鶴)がとてもおいしくて、日本酒がおいしいということは水もおいしいし、食べ物もおいしい。そういうところに住めるのはいいなと。
また、佐渡には便利な町場も田舎もどっちもあるからいいな、と思いましたね。
佐渡での仕事について調べていたら、たまたま協力隊の募集があったんです。

新田 私は、鼓童と、写真家の天野尚さんの写真がきっかけで、学生時代から佐渡に3年通っていました。
学校の休みに鼓童でバイトしたり、天野さんの撮った佐渡の風景を探しに行ったりするうちに「やっぱり佐渡はいいところだな」と思って。
佐渡で社会福祉関係の仕事に就きたくて、就職活動をしたのですが希望が叶わず、ちょうど協力隊の募集を知って、「住んで佐渡について知ってから、福祉の仕事をするのもいいな」と応募しました。

木野本 わたしはもう「朱鷺」しかないです。
朱鷺が好きになって、佐渡に興味をもっていろいろ調べたら、「おもしろそうな島だな」と。
私はずっと東京で広告・宣伝などPRの仕事をしていましたが、「やっぱり地域のことをちゃんと知らないとその地域にあったPRができないな」と思っていました。
佐渡でそういう仕事ができたらいいな、と思い、佐渡に遊びに来て、野生の朱鷺を見て感動して帰った翌日、たまたま協力隊を募集しているのを知って、「これは運命かな」と思って応募しました。
 
澤村 最初から「地域おこし」に興味があったわけじゃなかったんですね(笑)。

自分たちの担当地域について

澤村 みなさんが住むことになった、それぞれの担当地域についてはどうですか?
 
渡辺 小倉地域は山間部で夜はすごく静かで、住み始めたときは怖かったんですけど、慣れれば大丈夫でした。

7-渡辺風景
・多くの人達とともに作業した場所である小倉千枚田。また、作業を通して季節の移り変わりを目と肌で感じることができた場所です(渡辺)

渡辺 私自身が人見知りというのがあって、地域の人たちと打ち解けるまで時間がかかったんですが、打ち解けてしまえばいい人たちばかりで、生活面では困らなかったですね。

中村 高千・外海府地域も夜はすごく静かで、佐渡での生活に慣れるのには時間がかかりました。

2-中村写真2
 ・入崎海岸の海に沈む夕陽と空。毎日違った色をしていて、1日の終わりに見るととても癒される(中村)
 
中村 最初は、「佐渡市の地域おこし協力隊の中村です。東京から来ました!」と地域の人たちに自己紹介しても、なんだ?みたいな感じでしたけども。
「わざわざ佐渡を選んで来てきてくれたんだね!ありがとう」と言ってくれる人もいて、やっぱり佐渡に来てよかったなって思いましたね。
 
新田 「あまり大きくない地域に住みたい」と思っていたので、いい地域に行かせてもらえたなって思いますが、住み始めた当初は、「暮らしも仕事もこの小さなフィールドなんだ」っていう不思議な感覚がありましたね。

6-新田写真2
・仕事の場という意識から、営みの場へと意識が変わっていきました。展望小屋再建祝いで開催した、集落の皆さんとのワークショップが印象に残っています(新田)

新田 隣の人の手伝いをしたり、自治会に関わるようなことをしていたりすると、「地域の一人ひとりのひとたちと話をして、みんなのことを知って、自分のことをみんなに知ってもらうだけで、自分の安心にすごくつながるなあ」って思いました。
東京では、こんなに人との関係に時間を費やしたり、向き合ったりすることはなかったですからね。

木野本 赴任地の鷲崎は、「あまり朱鷺が来ない地域だ」と、配属が決まってから知ったんです(笑)。
でも、「今回の応募を断ったら絶対に後悔する」と思って、佐渡に来ることにしました。

1-木野本写真2
・大佐渡のダイナミックな自然に惹かれました。カンゾウの咲く初夏は特に美しいです(木野本)

木野本 東京ではかなり早いスピードで仕事をしていたので、「しなしな」じゃないけど佐渡のリズムをつかむのは結構大変でしたね。
地域おこし協力隊は仕事とプライベートのON/OFFがわかりにくい部分があるので、地域との距離感をつかむのも結構難しくて、当初はとまどいもありました。
でも、私はずっと頭痛持ちでしたが、佐渡に来てからいつの間にか頭痛薬を飲んでいないことに気がつきました。佐渡の環境や、東京での仕事のプレッシャーから解放されたこともあったんでしょうけど、「佐渡ではすごく人間らしく自然でいられる」と思いましたね(笑)。

協力隊になってから
 
澤村 地域おこし協力隊になってからはいかがでしたか?
 
中村 着任してすぐにTVの取材を受けたんですが、「まだ何も活動していないのに、どうして注目されるんだろう?」と、とても不思議でした。

8-中村スナップ
・関岬放牧場にて。毛並みのいい佐渡牛が放牧されていて、日本海を見渡せる絶景です(中村) 

中村 地域では独身男性が多いということだったので、「婚活イベントやろうよ!」と、当時TV番組の企画で高千地区にいたタレントの渡辺裕太くんを巻き込んで動きました(※婚活イベントの様子はこちら )。
反省点もたくさんありましたが、何か始めてみないと地域の人たちにどう動いていただけるかわからないし、やってみてよかったですね。 

渡辺 私はまず祭りの鬼太鼓に参加しました。
地域の人が鬼太鼓などの芸能をすごく大事にしているのを見て、「地域の人たちの思いを大事にしたい」と強く感じましたね。祭りを通じて地域の若者たちとの結束も深まって、すごくプラスになりました。

3-渡辺写真1
・鬼に扮した同僚の岩崎隊員とともに(渡辺) 

渡辺 あとはやっぱり田んぼです。農業について未経験の自分が、一からいろんな作業に関わらせてもらいました。
すごく新鮮だったし、貴重な経験をしているなと思いました。

木野本 私は鷲崎にある二つの財産、寒ブリとカンゾウを中心に地域と関わってきました。
でも、あくまでも主役は地域で、私たちは「協力隊」です。地域内でバランスをとったり、うまく進むようにレールに乗せたりすることも協力隊に求められていますが、どういう風に盛り上げていくか、とても難しかったですね。

4-木野本写真1
・満開のカンゾウをバックに鬼とパチリ(木野本) 

木野本 大佐渡は、自然や食などとても魅力がある地域ですが、「どんな人が住んでいてどんな祭りがあるか」などの情報発信はまだまだ少ないと思います。
大佐渡の魅力を広く伝えていくことは大事だな、と思って活動していました。

新田 私はずっと地域で瓦版を発行していました。地域全体を配布して回って、地域の人たちと話をすることを毎月続けてきました。
地域では、仕事以外の「人と人とのつながり」がとても大事で、そのつながりがどんどんなくなっていく現状では、いろんな人と話すことはとても必要なことだと感じます。

5-新田写真1
・なんでも知ってるマチばあちゃんと日向ぼっこ(新田) 

新田 地域おこしは誰か一人でやるものでもないし、誰かだけが進んでやることはどうなんだろうって、ずっと考えています。
一般的な仕事をしていたらなかなかできないようなことができたのは、とてもありがたかったですね。

これからの「佐渡市地域おこし協力隊」について
 
澤村 みなさんの地域には、すでに後任の協力隊員の募集が行われています。今後の協力隊については?
 
木野本 協力隊がいない地域では、協力隊が何の仕事をしているのかがわかりにくいし、協力隊全体で連携して実施する、全島レベルのプロジェクトがあってもいいかもしれません。
隊員同士の連携がさらに強くなれば、いろんなことを気軽に話すことのできる相手ができて、環境に慣れずに孤独を感じる隊員も少なくなるでしょうね。
 
渡辺 一人は、ほんとにつらいです(笑)。私の場合は、近くの地域に年齢の近い岩﨑隊員がいたのでよかったです。
 
新田 今後の新しい協力隊員の募集では、地域の特徴や現状を踏まえて、「私たちの地域の協力隊はこんなスタイルがよいのでは」と、よりよい協力隊の関わり方を私たちも示していければいいなと。それが、これから地域ごとや地域間のプロジェクトを生んだり、目に見える活動につながっていったりするのではないでしょうか。
ただ、公私を通じて、各自が「これから佐渡で暮らしてくために、自分の時間を優先する」のか、それとも「地域のための作業をまず優先させる」のか、悩ましいところがあります。
私自身は、両立は難しくて、どちらかを選ばなければいけないと感じましたね。
 
木野本 でも、地域で生活をしていく保証が何もないのは、大きなリスクですね。
「地域を盛り上げよう」とがんばっても、地域で仕事を続けることができなければ、後に残るものは自分の達成感だけになってしまいます。
また、地域活性化よりも、移住施策や人口増加のための地域支援などが強く求められる地域も多いと思いますね。
 
中村 私は任期中にもっと地域間の人の交流を支援すればよかった、と反省しています。交流をしてみないと、ほかの地域のよいところを参考にすることもできませんからね。
 
新田 地域ごとの情報格差をすこしだけ埋めて地ならしをしたり、特定の世代にしかわからないようなことを、私たちを通じてみんながわかるようにしたりすることも、協力隊の役割の一つですよね。
 
中村 協力隊員が間に入って交流を進めていけたら、全島にもいい影響を与えていくんじゃないかな。

1-1期生_2
高千の海岸にて(2015年12月に撮影)

中村 私たちがこれから任期を終え、佐渡で暮らしていく中でも、まだ「地域おこし」できることはたくさんあるんじゃないかな、と思います。
これからが大事だし、一人の住人としていろいろ考えてやっていきたいですね。 

 (佐渡市内で2015年末に収録)

高千・外海府担当の中村です。

2013年1月21日に佐渡市地域おこし協力隊に着任してから丸3年が経ちました。
そして任期である3年を迎えるので、今月末で卒業です。

先週の21日(木)には、1期生4名の報告会&意見交換会があり、島内の多くの方にも来ていただきました。
4人が今まで取り組んできたことや感じたことを発表させていただき、今の佐渡市地域おこし協力隊の課題や提案したいことなども報告させていただきました。

また、昨日は大雪の荒れ模様の中、担当地区での報告会&懇親会も開きました。
3年間でたくさんお世話になった地域の方々が足を運んでくださり、嬉しかったです。
懇親会では、南片辺集落の御太鼓の芸能披露もあり、賑やかな会となりました。


任期後ですが、私はこのまま定住します。
住む場所も変わらず、高千・外海府です。

私はもともと東京でずっと暮らしてきましたが、いつか離島に住んでみたいという思いを実現させるために、佐渡島に縁があって移住できました。

暮らすには仕事をしないといけないので、ハローワークを頼りに転職活動をし、たまたま見つけた仕事でした。
なので、そもそも地域おこし協力隊に興味があったわけではありませんでした。

担当することになった地区も、募集要項に載ってなかった場所。
でも、大好きな海沿いの地域ということで嬉しかったのを覚えています。

佐渡市も協力隊を採用するのは初めて。
地域の人も、なんだかよく分からない人が都会から来たぞ。何をしてくれるんだろう?という感じ。
私も何から初めていいか分からない状況でした。

私は特に田舎で活かせるような職歴でもなければ、専門的な知識や経験もなく、もちろん地域活性化のプロフェッショナルでもありませんでしたが、人とのコミュニケーションをとるのは好きだったので、それさえあれば何とかやっていけるだろうと思ってました。

最初のうちはとにかく色々なところに顔を出し、お話して、名前を覚えてもらおうとしました。
しかし、佐渡弁(というか高千弁ですね)で勢いよくしゃべられたら何を言ってるのか分からないこともたくさんありましたし、小さなコミュニティの中での人間関係は思っていた以上に密なもので慣れない時期もあったと思います。
でも、肩肘張ってやるのはよそう、自分のペースで“しなしな”頑張ろう!と決めました。


DSC04512
(最初に着任した頃。同期の渡邊琢磨くんと)
 

地域の人がやってもらいたい事・行政がやってもらいたい事・私がやってみたい事

バランスよく取り組むのは簡単なことではありませんでしたが、自分なりに一生懸命考えて、自分に出来ることをやってきたつもりです。

婚活イベントや庭先集荷、佐渡棚田協議会のお手伝い、夏祭りの手伝いや島内外での物産販売、メディアへの情報提供や取材、日頃の情報発信活動など…


でもなかなか目に見える成果や実績を残すことは出来なかったかもしれないです。

任期後も佐渡に住みたいのか?どうやったら住めるのか?協力隊ってなんだろう?地域おこしってなんだろう?と、3年間なんども自問自答したと思います。

温かく受け入れてくれた明るく元気な地域の方々や、地元に残る若い世代の人がいること、たくさんはいないけれど何とか地元を盛り上げたいと思って動いてる人がいることは、私もここでまだ暮らしたいと思った理由の一つだと思います。

もちろん、自給自足に近い田舎の暮らしや、四季をハッキリ感じられる佐渡の気候、美味しくて新鮮な魚・野菜(あとお酒も)があるのも自分が一番楽しく、豊かに暮らせる場所だと実感できました。


色々振りかえってみて、やっぱり地元を盛り上げるには1番は、地域の人が主役にならないとと思います。

この3年で地域の人を巻き込んで取り組んだことが、少しでも地域の人に刺激を与えて、何かのきっかけに繋がるといいなと思いますし、自分にはこれが出来る・これがしたいと言う動きになれば嬉しいですし、佐渡に住みたい・戻ろうかなと思う人がもっと増えて欲しいなと思います。

といっても、まだまだ私もお世話になった地域へ貢献しないといけないので、これからも自分のペースで、やり足りなかったことや残った課題に取り組もうと思います。

任期後は私も地域の人になりますが、それでも“よそ者”としての考え方や価値観はいつまでも忘れないように、なくさないようにしたいと思っています。



長くなりましたが最後に、
いつもこのブログや地域おこし協力隊のFacebookをご覧いただいた皆さま、ありがとうございました。

まだまだこれからも佐渡市の地域おこし協力隊の活動に目を向けていただき、応援していただけたら幸いです。


以上


中村暢子



s_DSC07807
(同期がいてよかった!1期生そろって初めての写真)


 

2013年1-2月に新鋭、佐渡市地域おこし協力隊として最初に赴任した4名の隊員が、今月、3年間の任期満了を迎えるにあたり、今までの活動報告と今後の課題と題し、自ら卒業報告会を121日(木)トキ交流会館にて開催しました。

会場には、4隊員がお世話になっている馴染みの担当地区の面々、友人知人、現役隊員14名、県行政マン、副市長以下佐渡市行政関係者、議員の方、報道関係者など様々な方々が大勢来場され、我々、地域おこし協力隊への関心度の高さが伺われました。

4隊員それぞれの発表の中に、ちらほら見え隠れする行政側への不満は、初めて受け入れた当該者へのアドバイスとして率直に受け止めて頂きたいと思いました。

恐らく、4名の後任者は担当課で検討されている事でしょうから、地域にはまた新たな隊員が派遣されて行くことだと思われます。3年という期間は、隊員にとっては長くも短くもあるそれぞれの人生の1ページで、その間、巡り合えた地域の優しい方々と、一緒に暮らせたことは、誰も消すことが出来ない素晴らしい心の絆を、頂けたことでしょう。

思えば、隊員全員、協力隊志願は、佐渡を愛して選んだ道。これからもこの概念にブレが生じることはなく、現役隊員は、これからも微力ながら佐渡地域活性化の為、頑張って行きます。

佐渡のみなさん、引き続き、隊員へのご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。



IMG_3815

IMG_3830

IMG_3829

IMG_3827

先日、東京で開催された「JOIN 移住・交流&地域おこしフェア」に参加してきました。
そこで、佐渡に移住を考えておられる方がブースにお立ち寄りいただきました。いろいろお話をしていると、「佐渡の外からは、佐渡の生活情報がいまひとつわかりにくい」ということにあらためて気づきました。

僕自身も、直接会うひとには佐渡についていろいろお話していましたが、あらたまってサイトやウェブなどで書いてみたことはありませんでしたし、佐渡についての情報発信をする地域おこし協力隊員サイトでも、日常の生活情報については、やや盲点だったかもしれません。 

そこで、あくまで個人的観点ですが、あまり知られていない「佐渡の普通の生活」についてご紹介してみたいと思います。

■買い物
佐渡には大小さまざまなスーパーマーケットや個人商店があります。
いわゆる成城石井的な高級食材を扱うお店はありませんが、輸入食材を扱うスーパーもありますので、買い物にはほとんど不自由しません。
ただ、紅茶専門店やお菓子の食材専門店など、特定の専門商品を扱うお店はあまりありません。 個人的には、エスニック食材を扱うお店がもっと増えてくれれば…(ナンプラーくらいは島内で買えますけどね)
24時間営業のコンビニエンスストアも全島に9店あります。

本や雑誌は、発売日から1日遅れで販売されます。大型書店もあります。DVDのレンタル店もあります。

ネット通販は、早いもの(amazonプライムなど)なら注文の翌日に届きます。宅配便は、大阪からの発送の場合、夜7時までの受付なら翌日午前中配達が可能でした(クロネコヤマトの場合)。逆に佐渡から発送する場合は、流通の都合で中1日かかることが多いようです。
あと、嬉しいのは、佐渡は離島扱いではないこと(ゆうパック、クロネコヤマトの場合)。別途料金がかからないのはありがたいです。

家電は、大きな店ではジョーシンとヤマダ電機があり、ケーズデンキもこの春オープン予定です。

■飲食
島の中心部に飲食店が集中しています。スープ専門店やジェラード屋さんもあります。イタリアンやフレンチのお店もあります。エスニック料理は、タイ料理屋が一軒あります。
佐渡では最近、パン屋さんが増えてきました。天然酵母を使ったパンの店もあります。ただ、本格的なブーランジェリ(クラストのしっかりしたバゲットなどが買える店)は、まだないようです。個人的には、ライ麦などを使ったロシアやドイツ系のパンが食べられないのがちょっと残念なところ。また、輸入ビールやクラフトビール(IPAなど)を手に入れられるお店がないのもちょっと残念です。
あと、宅配ピザはありません。

■通信
携帯電話は、大手3社ならほぼつながり、いわゆるLTEがつながる場所も全島で増えています。いっぽう、旧ウィルコム回線などのPHSは、つながる場所がとても限られます。
インターネットは、現在、NTTの光回線がどんどん広がっています。また、ケーブルテレビ網を使ったADSLも普及しているので、ほとんどの地域でネット環境は問題ないと思われます。ただし、ワイマックスなどのWi-Fiルーターは島内では繋がりません。フリーWi-Fiスポットもまだまだ少ないです。

■娯楽
遊園地や大きなアミューズメント施設はありませんが、カラオケなどを中心としたアミューズメントがあり、水族館やスキー場もあります。映画館はありません。
テレビ放送は、全島にケーブルテレビ網があり、電波の弱い山間部でも視聴が可能です。もちろんのことですが、BS・CSは、個々にアンテナを用意すれば視聴に問題はありません。
ラジオ放送は、山間部では電波が弱くて、受信できる放送局が限られることが多いです。僕自身はよくネットラジオを聴いています。

■そのほか
ユニクロ・GAPなどのファッション店はなく、大型店はシマムラが一軒あるだけです。
ジンズやゾフなどの格安メガネ屋さんもありません。
モスバーガーとミスタードーナツ、タリーズはありますが、マクドナルドやスターバックスはありません。
ちょっと専門的な話になりますが、キンコーズなどもありません。業務用スーパーもありませんが、大きなホームセンターがたくさんあり、その一部が食料品を扱っています。
100円ショップはダイソーなどがあります。

都銀の店やATMは、島内にはありません。都銀の通帳記帳ができないので、島外に出たときに記帳しなくてはいけません。
ほとんどの商店は夜はやめ(6~7時ころ)に閉店します。24時間営業の飲食店はありません。

あと意外なことに、とても自然豊かな島ですが、いわゆる自然食料品を扱う店がほとんどありません。オーガニックや自然食については、まだまだ普及していません。

佐渡は離島ということもあり、たとえば新潟の郊外や地方に見られる生活の風景と比べると、おなじような地方でも、佐渡は一風かわったところがあります。フランチャイズやチェーン店はあまりなく、佐渡独自のお店ががんばっています。路面型の大型店もまだまだすくないです。

以上、個人的に思いつくところを書いてみました。
佐渡にまだ来たことがない方、佐渡のいちど行ってみたいと思っている方の参考になれば何よりです。

111日成人の日、赤泊では新年恒例の賀詞交歓会が行われました。地域の著名人、政治家、商工会関係者、行政関係者などおおよそ80名が一同に、赤泊総合文化会館へ集いました。かくいう当隊員も、2年前より図々しく出席させて頂いています。思えば初めて出席させて頂いた時、現役市職員以外はほぼ全員面識の無い方々であったと記憶します。

しかし、移住2年を経過した今年、自ら受付の挨拶ボーイを担当し、嬉しいことに、なんと数名を除き、出席者全員と面識があることを確認出来ました。(^^)/

石の上にも3年、地域住民の私への評判はともかく(^^;)、こうして多くの地域の方々と面識を持てた事実は、地域おこし活動実績もさることながら、遥かに喜ばしいこととして、素直に嬉しく思いました。

赴任当初、地域おこしとは・・・と、常に自問自答して来た中、この様に皆さんとお会いし、親睦を深めて来たことが、私にとって、地域おこし活動の原点に成ったのかも知れません。これからも、未だお会いできていない方々と、一人でも多く、懇談して行きたいと思った3年目の賀詞交歓会でした。

佐渡のみなさん、赤泊のみなさん、これからも、宜しくお願い致します。m(__)m


IMG_3743

IMG_3737 (1)

IMG_3740

IMG_3745

早いもので協力隊1期生の任期満了がまじかに迫ってきました。
2013年の1月~3月にかけて4名が着任し、右も左もわからないまま進んできましたが、あっと言う間に任期の3年が経とうとしています。
3年前の今頃は、とても寒くて運転に不慣れな隊員が多く、新潟出身の渡邉隊員に頼る日々でした。
雪が降る中、「怖い!怖い!」と叫びながら車を走らせたり、最初の4人だけのMTGを思い出したりします。協力隊だからこそ、大変なこともたくさんあったけれど、おかげでどっぷり佐渡にはまることができたように感じます。

そんな、私たちの隊員生活の報告会を一般の方向けに開催します。
日程が迫ってからのお知らせになり、また時間帯が参加しづらいものになってしまいましたが、お時間ある方はぜひいらして下さい。

当日は、4人それぞれの活動報告に加えて、今後の協力隊の在り方に対しての1期生の提言、行政職員の振り返りなども行う予定です。


日時:1月21日(木) 14:00~16:00
場所:トキ交流会館 (新穂潟上1101-1、潟上温泉の近くです)


お待ちしています。

 
無題

今日は朝から、幻想的な風景と出くわしました。慌しく職場に出勤すると…。

なにやら田んぼから、道路に白い靄が流れ漂っています。
PB050311

稲刈りをした田んぼから立ち込める朝露の湯気、とでも言うのでしょうか。 
(仕組みを語ると少し情緒に欠けるので、やめとこ。)

夜の冷え込みが嘘のように、朝はあたたかな太陽の光に包まれています。朝から日向ぼっこがしたくなる陽気です。

いかん、いかん。お仕事、お仕事! 

今日は職場に二宮(佐和田)から一人の農家さんがやってきました。

手にはA4サイズにプリントされたカマキリの写真が何枚も。

P9020009

「このカマキリ何ていう名前か分かる?分かったら教えてくれんかなぁ」

生きもの初心者の私には到底判断がつかず、(一社)生きもの語り研究所さんにヘルプを求め、ハラビロカマキリの幼虫かな?という結論に。

生きものに対する農家さんのまなざしが、何とも嬉しい 出来事でした。

腹広い トンボにカマキリ ハラビロと呼ぶ 
(農家さんのおかげで、また一つ生きものに詳しくなったぜぃ!) 

契約も無事に終えて、改修に着手。
10数年も空き家で、ほとんど立ち入った様子 もなかったお家。

各部屋の襖をあけていくと、狢の棲家だった形跡が・・・。
十数年前の新聞、雑誌、箪笥の中には着物の数々。
住んでいた方たちの様子を伺うことができる品々。

DSC_0522


IMG_3971

まずは、一箇所に荷物を集め、各部屋を空っぽにしていきます。ありとあらゆる引き出しや、扉をあけてチェック。
一番多く出てきたのは、食器。
そして、座布団や寝具、衣類の順。

昔は冠婚葬祭、なんでも家でやっていたんですね。食器もお膳も軽く20個ずつあります。
1階の御前(おまえ)、座敷、小座敷、仏間の4部屋は田んぼの形のように配置され、仕切りの襖を外すと広い大きな空間になります。
そこで昔は集落の人たちが集っていたのだろうと思います。
だから人がたくさん入れる用に玄関も2つあるんです。
普段使いの2枚戸と、祭りなどでひらく4枚戸。 佐渡にきてから、不思議に思う家のつくりの1つでした。


物運び出し (6)


昔の食器の柄や、着物の柄、とても可愛いものが多いです。
使えるものは、布草履の材料や裂き織りに。

畳運び出し (2)
 
畳も使えないものは、処分します。
今のように軽い健材床ではなく、ずっしり重たい藁床。何枚も運ぶのに一苦労。でも、自然に返せるものも多いので助かります。

IMG_4336

一部屋に必要なものを集めたら、とてもすっきり。


箪笥や棚、大きい家具もひとまず小屋へ移動させました。



人の家の物を処分するってとても勇気がいりますが、使えるものはなるべく再生していきたいと思います。
直したり、擦って磨けばまだまだ使えるものも沢山あって、片づけをすることで発見がありました。

片づけを手伝ってくれた人たちから、昔この家で過ごした思い出を聞いたり、増改築した時の話、食器を見ながら懐かしんだり。
匂いでふと昔の事を思い出す事があるように、この家にもまだまだその頃の香りがあちこちに残っているのだと感じます。



次の回では、各部屋の改修工事について。腐った床をはいで、出てきたものは・・・。



 

Sado Island have 16person of JRCVJapan Rural area Cooperation Volunteersmembers up to July 2015 who were dispatched to 16 different rural areas throughout the island to encourage not only local industries, traditional events but also the people who lives there.

JRCV program was introduced into Sado City in 2013 by Ministry of Internal Affairs and Communications ( MIC) of Japanese government in the sense of that cheering up the rural areas in the land where being significant increasing aged society with a low birthrate by way of salvation of JRCV’s task force.

JRCV’s activities in the island are depending on the situation of each area e.g. Akadomari area is famous as a fishing port and produce varied sea foods besides rice industries, fruit growing etc in the area.

 So, the staff was involved to transmit any kind of information about these primary industry through the website. However, if the staff has something “tactics” or “clue” to improve the circumstances in the area, he may pursue the scheme by the negotiation with the local community.  

 Furthermore, he can give his hands to the area upon requirement from the community in case of the local events. Thus, it is very important to keep good relationship with the community in order for him to have habitation in the area. 

.Contract between Sado city and staff should be renewable annually but, it won’t be beyond three years. It is also that MIC recommend staff to habit the area permanently after expiry the contract.

These are outlines about JRCV in Sado. Would you like to be a candidate for the staff ???

For further information, please do not hesitate to contact the writer.

Many thanks for your attention to the above. 

Cheers,(^.^) 
JRCV Sado Akadomari: kamezakimasahiro@gmail.com

PS:Pls also refer to our facebook site
https://www.facebook.com/pages/%E4%BD%90%E6%B8%A1%E5%B8%82%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%81%8A%E3%81%93%E3%81%97%E5%8D%94%E5%8A%9B%E9%9A%8A/130602607128652

IMG_1930

IMG_1936

IMG_1938

佐渡市青年会議所様のご提案で、先週、佐渡市地域おこし協力隊との交流会が実施されました。目的は佐渡地域発展の為に、双方で協力しあえることはないか、模索する検討会でした。

現在、佐渡島内へ16名の隊員が各地に派遣され、各自の活動ジャンルは多岐にわたります。

産業支援としては、農林水産業の第一次産業、観光、商業、移住支援などのサービス業の第三次産業などの分野に及びます。今のところ、建設・製造業の第二次産業は皆無です。

一方、本会議所会員の皆様の多くは第二次産業従事者が多く、産業上の接点は薄いのですが、班に分かれてグループディスカッションされた限り、双方の考える「佐渡愛」力ベクトルは同じ方向性である為、何か協力できるものを感じました。

当面、双方での情報共有を計り、来るべき機会に行動をコラボレーション出来ればと感じた次第です。

青年会議所の皆様、今後共よろしくお願いいたします。<m(__)m>


IMG_1066

IMG_1069

IMG_1070

 かりんです。
 最近うちの向いのうちにツバメの巣ができました。ツバメが巣をつくって雛を育てるーこれは童謡や童話の中で聞いたことはあっても、実際みたこどは一度もない。ましては向いのうちに巣をつくるっとなったら、毎日家の窓から眺められる!これは絶好のチャンスでありました。

 朝の出勤前と帰宅時、車で通るときもツバメの巣を眺めながら、ふわふわ毛玉のような雛に声かけます。「熱くないの?」と
P6080276

この日はズームのカメラをもって覗きながら写真を撮っていたら、完全に警戒されていますね。だいぶ大人になっていてびっくりしました。
P6080291
  【【松ケ崎】ツバメの巣立ち前日独占画像】の続きを読む

P5291648

ホイップクリーム!...に見えるのは私だけ?

佐渡が誇るおけさ柿の花の蕾です。大きな葉に隠れて、小さくあまり目立たない柿のお花ですが、その質感がとても好きです。摘蕾(てきらい)の季節なので、私も先週末はひたすら蕾を摘みました。


P5291650

開くとランプのようでこれもまた可愛いんですよ。

ホイップクリーム、いやアポロチョコ...なんて作業をしているから、はかどらないのかな。
 

このページのトップヘ