佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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新田聡子(岩首地区)

 さてさて本日からGWがはじまりました。
どこかへ出かけたいなぁと思ったり、のんびり家でゴロゴロしていたいなぁと思ったり、相変わらず片付かない段ボール達を目の前に色々考えておりますが・・







私たちが関わらせて頂いている棚田や千枚田をちょこっと見にくるのもいいもんですよ。
天気が良い悪いにかかわらず、その時々で見せてくれる表情の違いを是非味わって見て欲しいのです。そして、日本に農業のあり方やそこで暮らす人の事を少し考えてくれたら嬉しいです。




また、佐渡の夕陽は素晴らしいのです。5月6月に七浦海岸や外海府地域でみる夕陽は何ともいえません。
佐渡は広いです。是非お気に入りの場所と時間を見つけて自分だけの景色を楽しんで下さい。

私もいつも自然がみせる豊かな色に動けなくなります。
心も体も元気になります!

そしてまだまだ祭りもありますよー。
以前紹介した松ヶ崎や両津の湊でも連休中に祭りがあります。

良い連休を!



4月21日 雨

全国的に寒さが戻ってきた日曜日。
岩首集落では、田んぼ作業が本格化する前に集落みんなが参加する「道普請」が行われた。

なんですかー「道普請(みちぶしん)」って??

こっちにきて初めて聞いた言葉です。

普請にも色々あるようですが、今回は岩首棚田への道の掃除、江や水路に溜まってしまった落ち葉やゴミをきれいに除去し、水がつまらないようにしたり、林道の整備といったものを6,7班にわかれて1日がかりでおこなった。
雨が降っていたため、落ち葉も水を含みずっしりと重たく感じる。熊手や鍬など様々な道具を使って道路、水の通り道を戻していく。

集落の中には高齢で作業に参加出来ない人もいる。そうゆう人は集落民としてお金を払う。

東京にいた時にはない、小さな集落を皆で守っていくためには色々なところでお金がかかったりするものなのだ。

でも、1人1人のことをよく知って色んなことを一緒にやる小さな集落の暮らしは悪くないと思う。
 

まだまだ住み始めて一月も経っていないけれど、田舎暮らしの良いところ、苦手なところどっちもお知らせしていきたい。

桜も散り始め、いよいよ田植えが始まりますよー。水を張ったこの時期の田んぼは、様々な表情を見せてくれそうです。



4月20日

私のお世話になっている岩首地区のお隣 松ヶ崎地区 浦ノ川内の祭り。

松ヶ崎地区は5集落(松ヶ崎・浦ノ川内・多田・浜河内・丸山)あります。またこの他に、丸山内の柳久保、多田内の黒根で、また別に祭りがひらかれている。今は一緒に色々なことをやっているようですが、元々は別の部落でお宮もそれぞれにあるようである。



4月にこちらに住み始めて色々なお祭りにお邪魔し、松ヶ崎地区も3日に浜河内、14日柳久保、15日に丸山へ。

「結」
昔から田植えや屋根葺きなど大人数が必要になる作業を小さい部落同士が共同作業し、お互いに助け合うという仕組みがある。

松ヶ崎地区の祭りに参加していると若い人たちがお互いに祭りを助け合い、よく話をしていると感じる。中にはまだ人もいて自分たちで祭りを維持しているところもあるようだが、祭り以外でも若手が協力して地域活性活動(清掃活動、屋号看板の設置など)を行う「松夢会」という組織もある。

人がいなくて昔のように大きな祭りができないとか、活気がないとか。
同じようには出来ないかもしれないけど、お互いに助け合って出来る事をする。好きなものを続けていくためにどうにかしようとしている人たちが、ここにはたくさんいる。そんな人たちがつくっている祭りは、とても賑やかで気持ちがよい。 
 

たまたま同じ年代の人が多くいるから仲が良いというだけではないと思う。

色々な地域で人がいなくて出来ないことが増えていくけれど、外から人を連れてくるだけではなく、隣同士でどうにかやってみる。佐渡も島内で助け合いができたらいいのかなとこの松ヶ崎地区の人たちの取り組みをみていて感じた。

日蓮聖人の縁の地でもあるこの地区。これからの行事に是非足を運んでみて人たちの気持ちに触れてみて欲しい。

■5月4日  松ヶ崎祭り(松前神社)
■8月14日  いこいの村祭り
■10月体育の日あたり  多田・黒根祭り
■10月最終日曜日 紅葉山まつり



私がお世話になっている地区以外にも私の「好き」な色々な地区も紹介できればいいなと思っている。


  4月15日

佐渡のあちこちで太鼓の音が響いておりました。

昔は集落ごとに祭りの日程はまちまちであったようです。
戦後、全島一斉祭礼ということがいわれ4月15日に変更。
この日が島開きの日。
長い冬が終わり、暖かい日差しが戻ってきて、いい季節になりましたよということ。
その名残から平日でも4月15日に祭りを行う集落が今でも多い。

その一方で生活様式が変わり、仕事の関係で平日の祭りは難しいということで、その15日前後の土日に祭りを変更するところも増えており、集落独自でそこに集う人の予定に配慮し、日にち設定を行うところもある。

また、以前は多くの神社で旧暦の9月の末が例祭日であり、秋祭りが本祭りであったため秋にも祭りをやるところがある。

岩首地区では14日に豊岡、赤玉集落。15日に柿野浦、東鵜島集落。

<豊岡集落>

初めてこの集落を訪れた際に「はー!」と思わず声をだしてしまった。それはこの集落の家々の建ち方にある。急な斜面に家が建ち並び、これまた急な階段が上までのびている。竹林に隠れてまだまだ上にも家があるようだ。階段の上り下りは私でも息がきれてしまう。

そんな豊岡集落も高齢化に伴い祭りで鬼や獅子を出すことが難しくなってきている。4,5年前から新潟大学の学生が祭りの前から集落の人と関わり、手伝いをしている。
今年は鬼の面をつけた学生もいた。

人がいなければ、どこからかつれてくればいい。

しかし、祭りや集落と関わっていくというのは簡単ではない。

舞や振りを真似することは出来るかもしれないけれど、それ以上に思いの継承が大切なのではないかと私は思う。祭りとの関わりや、面や獅子頭をつけてきた人たちの思いを想像する。

そして一緒に祭りをつくりあげる仲間や集落の人を意識する。

たくさんたくさん要素がつまっている。

これから、長く関わっていって一緒に祭りづくりができる関係について、豊岡集落をはじめとした他集落でもみつめていきたい。





 暖かくなり佐渡の桜も少しずつ咲き始めた思ったら、今日は雪が降り寒さが戻ってきてしまいました。

そんな寒さに負けじと、そこかしこで太鼓や笛の音が聞こえてきます。

今月はあちらこちらの集落で祭りがあります。集落によって鬼太鼓や大獅子、子獅子などをはじめとした特色ある芸能が門付けしてまわります。

私のいる岩首集落の大祭は9月ですが、周辺の集落では今週末祭りがあるようなので行ってみようとおもいます。

佐渡に私が来たかった理由の1つに、佐渡に残る祭りや芸能に触れてみたかったことがあります。

私が育ってきた地域では伝統芸能に触れることもなく、祭りといえば屋台がでて浴衣をきて遊びに行く場所というくらいの感覚でした。

佐渡にきて祭りに対しての人々の思いに驚くことあります。

「地元の祭りが好きだから、不便でも集落に残る」、「島外にでても祭りには絶対帰ってくる」

祭りとは、ここの人たちにとってどんなものなのだろう。

豊作祈願、収穫に対しての感謝、人々の健康を願い行われている祭りには、それ以上にたくさんの力や思いが込められているように感じます。

少しづつ祭りにかける思いに触れながら、ここに生きる文化や営みについて知りたいと思います。

<岩首地区> 

■ 4月14日 赤玉・豊岡
■ 4月15日 柿野浦

両津港からも小木港からも車で1時間くらい

太鼓の音が聞こえたら、ちょっと車から降りてふらっと寄ってみてくださーい。

*写真は3日に行ったお隣松ヶ崎地区 浜河内の祭りです。
 



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