佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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亀﨑正洋(赤泊地区)

さて、3年前のH2581日、佐渡市地域おこし協力隊として赴任しました水津地区担当:岩﨑と赤泊地区担当の亀﨑の2名は、昨日、7月末をもってそれぞれの任務を満了しました。

任期中は各担当地域の皆さま始め、島内外の皆さまに、多大なご指導ご鞭撻を賜り、

大変お世話になりました。

この場をお借りして、改めて皆さまへ御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

また、退任に伴い隊員ブログや、facebookにてご愛顧頂いた各シリーズ及び、隊員発信記事は、離任に伴い、今後、終了とさせて頂きます。

長らくご愛顧頂き、大変ありがとうございました。

終了するシリーズ:

岩﨑隊員:☆伝統とは「苦しみ」か「喜び」か 庭先集荷・・・など

亀﨑隊員:「佐渡・赤泊くんせい便り」「佐渡・赤泊さかな便り」「佐渡おさかなあれこれ」など

皆さんと、一緒に過ごした過ぎ去りし時間と、「いいね」に感謝しつつ、新たな時を刻んで行きます。今後、活動場所を変えた2人の活躍もご期待下さい。


大変お世話になり、ありがとうございました。

岩﨑貴大 亀﨑正洋

 


長引く梅雨の日々のなか、一昨々日、地元の赤泊中学校全校生徒へ、「くんせい作り教室」を行ないました。対象は全校生徒44名、先生方12名そして、PTA役員の方々。

当日、天気も何とか終始持ってくれ、濡れずに無事終了しました。(^_^;)

作業は、屋外の炊事場で、調理器具(蓋付フライパンと金網)4セットをフル稼働、燻製独特のいい匂いが、高原の美しい緑の森へ広がりました。

それもそのはず、体験場所は地区内にある「爪の沢キャンプ場」です。中学校の体験学習の一環で、私たち「スモークハウス佐渡」の有志はその講師です。(^^)/

冒頭、老人会会長様が皆さんへ、「なぜ赤泊で燻製作りなの?!」を説明され、昨年末から販売始めた製品が、徐々に評判になって行っていることなども紹介されました。

地元で、生まれ育っている若い世代へ、その大先輩である地域の高齢者が世代を超えてこの様な新たな地域活動へ取り組みを紹介されている姿は、とても誇らしくも見えました。

私が求める<地域づくり>が少し実った様にも感じました。

多世代間交流というものは、地方では当たり前と思いこんでいましたが、家庭以外では、意外にも少なく、この様な形で見ることが出来たことが、とても嬉しく思いました。

これからも、この様な機会が、祭りやイベントも含め、頻繁に地域の多世代間交流が継続されれば、「地域は沈没することはない!」と、確信しました。


関係者の皆さん、大変お世話になりました。<m(__)m>

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私は今月末で協力隊としての3年間の任期を終えます。市職員としての業務はそれ以降解放されますが、培ってきた地域の方々との付き合い、相互関係などの係わりは、会社努めのように、離任後はタダの人とは行きそうもありません。そこで、将来のある現役隊員の為に、多少なり役にたてばと思い、具体的に私が抱える問題点などを印してみました。

事例1)勿論、その地域に続けて居住するのであれば、従来通りのお付き合いはキープされると思いますが、人によると、「協力隊の任期中は市の職員として接して来たが・・・」というご意見もありました。つまり、退任後はタダの人という見方をして貰えると、当該者にとっては気楽ですね。

事例2)私の場合、任期満了後は、立ち上げた事業で食って行けたらいいし、ダメなら、またやりたい仕事をやろうと、楽観的な将来設計をしていました。しかし、自ら立ち上げた2つの事業(遊漁船協会と魚加工グループ)はそれぞれ軌道に乗ったのですが、今のところ、これらを専業として生計を立てるまでに至っていません。
協力隊OBOG支援融資制度というものが出来ましたが、使い勝手があまり良いように思えませんし、実質、3年未満で断念すると、全額(100万円)の債務が残ります。従って、現況として、これらの事業に火をつけた者としては、その火消をするか、前進するのであれば、その経営安定を図らなければなりません。

従って、これらの残務整理は、任期満了後もボランティアで行うことになります。(市では任期延長のシステムはありません)

事例3)前述の残務引継ぎが終了しても、居住している集落を後にする際、親しみのある集落の皆さんへ、私の次の行動を説明する必要があります。夜逃げはしたくないので、出来る限り理解して頂く所存です。

この様に、退任後も隊員活動モドキが続きそうです。

いずれにしても、今後、同業者が同種の難題に遭わぬ様、スムーズな離任をして貰いたいという老婆心で記載させて頂きました。

結論として、私の場合、「協力隊活動とは自分への挑戦」であり、やればやるほど面白い。

また、その後(離任後)の進路についても活動中に随時イメージする必要があるでしょうし、

あえて、私の様に、(良く言えば)自然の成り行きに身を委ねるのもアリでしょうか。

大切なのは、自分自身後悔しないことかも知れませんね。

以上退任間際の迷える子亀より。 では、All the best to the all !!!

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しばらくすると、暑い夏(すでに暑い日が続きますが)、皆さん、今年のサマー・バケーションを自然豊かで、静かで、涼しくて、ロー・コストのキャンプ場で過ごしませんか (^^)/

佐渡・南部の穴場スポットをご紹介します。


おススメはズバリ★★★☆彡~爪の沢(つめのさわ)キャンプ場~☆彡 で~す!★★★


年間数十名しか利用されていませんが、設備、管理、安全性が充実したキャンプ場です。

赤泊港からマイカーで約20分、小佐渡山地(かつての小佐渡山脈)中央部付近、海抜500mに広がる穏やかな高原にある施設です。ログ・バンガローや展望広場からは、越佐海峡を挟み、遠く対岸の弥彦山、角田山が見渡せます。(ヤッホー~と叫ぶこと)

車で15分の距離に、これまた設備の整った「城が浜海水浴場」、そのすぐ横に、「あかどまり・城が浜温泉」が併設されていますので、佐渡ならではの海&山が堪能できます。

予約なしでも入場可能のようですが、念のため、電話で予約してください。

参考資料:佐渡市観光サイト

https://www.visitsado.com/spot/detail0277/

予約受付:サンライズ城が浜0259-87-3215


どうぞ、ご利用下さい。(^.^)

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The island is located at east side of Sea of Japan and where among to the mainland.

Waters surrounding the island is quite unique as scrambled hot and cold waters which were called Tsushima current as warm waters and Riman current as cold  waters .

(Refer to the writer’s site as stated below ;-)

http://sado-chiiki-okoshi.blog.jp/archives/1018774078.html

Consequently, the waters consisted on one of major fishing grand in country and lead to abundant marine resources in the waters.

In order for anglers to enjoy fishing here, there are so many attractive fishing spots surrounding the island not only for boat fishing but also sea shore fishing.

For preparing the gear and bait, you should use either artificial bait or just bait with the proper gear depending on the target. Perhaps, the tackle shops in the island provide you some advices for it.

Anyhow, please refer to the following chart of the seasonal availability for your information.

Availability of the typical fish species  as the target for fishing at Sado Isl.
Indication:   high ― low・・・   poor
SpeciesJapaneseShore/BoatJanFebMarAprMayJunJulAugSepOctNovDec
Horse mackerelAjiS&B・・・・・・・・・=====
Black snapperKuro-daiS・・・・・・・・・======
Red snapperMa-daiS&B・・・・・・・・・====
Young Yellow tailInada/WarasaS&B・・・・・・・・・・・・=====
Yellow tailBuriB=・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・=
WhitingKisuS&B・・・・・・・・・・・・====・・・
FlatfishHirameS&B・・・・・・・・・・・・=====
Broad squidAori-ikaS&B・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・=・・・
Tube squidSurume-ikaB・・・・・・・・・・・・==
RockfishSoi/MebaruS&B==・・・・・・・・・

For further information, please get in touch with the writher by E-mail.

Enjoy fishing in Sado Island and Good luck to you !!!

 

<*)) >=<   <*)) >=<   <*)) >=<


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爽やかな初夏の風が心地よかった65日(日曜日)、恒例の川茂地区運動会が開催されました。

本大会、今年で4年目を迎えます。実は、この数字、会場である旧川茂小学校、隣接の旧川茂保育園が廃校・閉園になってからの歳月を物語っています。それ以前は、もっと多くの園児、生徒が、保護者の父兄・祖父母と、多くの見学者と共に楽しまれたことでしょう。

それでも、地域コミュニティーの強い団結のもと、その後も、こうして地区の年中行事として形を変え、多くの地区住民に親しまれています。

開会にあたり、冒頭、地区長の挨拶、「地域間の親睦を第一に」というお言葉は、3年間当地区でお世話になった私には、とても自然に解釈できるフレーズでした。

5月末現在、川茂地区住民は370名、赤泊5地区で2番目に人口が少ない地区ですが、参加されたのは、見学者を含め推測200名近く、これだけの人数が集われたことに、地区の絆を改めて感じました。「人こそよけれ赤泊」赤泊地区住民の誇りです。

競技も楽しく参加させて頂き、我が外山チームは総合3位と健闘出来ました。

その後の親睦会で、美酒を堪能させて頂いたことは、言うまでもありません。(^_^;)

今後も、本大会が10回、20回、30回と継続されることをお祈りさせて頂きます。

川茂の皆さん、3年間大変お世話になりました。<m(__)m>

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GW
が過ぎる頃、当地では本格的な魚釣りの季節となります。

平成25年より、佐渡市地域おこし協力隊、隊員活動の一つとして発足し、営業開始した「あかどまり遊漁船協会」は、地元漁業者のご理解とご協力のもと、今シーズンで3年目を向かえます。
今年は、大型連休をはさみ、すでに3組、6名さまにご利用頂きました。

釣果は例年より水温が低めな為、今一つ魚の活性が上がっていませんが、黒ハチメ(黒ソイ)などの根魚の他、ワラサ、ヒラメなどが釣れています。釣り方は、根魚であれば、流行の鯛ラバー、ひとつテンヤ。ヒラメ釣りは、アジの生餌での泳がせ釣となります。

水温が低い時期は、餌のアジが水深1020mと比較的浅場の沿岸域に生息している為、このレンジでの釣りとなります。合わせは「ヒラメ90」と言われるように、最初のアタリがあってから、餌を飲み込むまで、ジッと辛抱です。この時間帯が釣り人にはたまりません。

これからの時期、全般的に魚の活性があがり、“爆釣(ばくちょう)”シーズン・インとなります。一見、釣り方が難しいようですが、実はベテランよりビギナ―に分があるのが、ここでの釣りの実績です。これからも多くの方に、楽しい釣りをチャレンジして頂きたいと思います。どうぞ、佐渡での思い出の一時を、赤泊の釣りで、お楽しみください。


詳細は以下の通りです。

「あかどまり遊漁船協会」

佐渡市地域おこし協力隊赤泊担当隊員により、地元漁業者を対象にH2511月設立。

H285月現在会員数11名、遊漁登録船4隻。

活動拠点を赤泊農林漁業体験宿泊施設「サンライズ城が浜」に置く。

連絡先:🏣952-0705新潟県佐渡市三川2915 TEL:0259-87-3215

        サンライズ城が浜 遊漁船係

    Email:kamezakimasahiro@gmail.com


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赤泊地区の春祭りは、4月1日「上浦まつり」、2日「川茂まつり」から始まり、クライマックスの15日「徳和まつり」、16日「三川まつり」、千秋楽の18日「赤泊まつり」と続きました。

今年も、上浦まつりへは直接参加出来ませんでしたが、その晩、上浦地区集落の祭宴席へ呼ばれ、出席しました。2日には川茂地区2か所の集落宴席を梯子し、間接的なお祭りを祝わせて頂きました。後半の3つの祭りでは、それぞれ大獅子組へ入り、朝から晩まで3つの祭りを手伝わせて頂きました。

「徳和まつり」では、徳和・浦津集落の大獅子「昭和会」へ今月赴任した海府地区担当隊員が手伝いに駆けつけてくれ、紅一点の華やかさを添えてくれました。

加えて、翌日の「三川まつり」、翌々日の「赤泊まつり」には移住支援担当隊員が快く手伝ってくれ、こちらも、それぞれの大獅子組は華やかな祭りとなりました。

実は、我々、地域おこし協力隊業務の一つに「地域行事等への支援」というカテゴリーがあり、地区の祭り参加は、隊員にとって立派な活動の一つとなります。ご承知の通り、少子高齢化現象は地方ほど顕著であり、毎年各集落から隊員へ、祭り手伝いの要請が絶えません。

単純な疑問として、なぜ、集落住民の方々は祭りの継続に執着されるのでしょうか・・・

今までの当地での祭り参加経験も踏まえ思ったことは、祭りを続ける意義とは、伝統芸能を伝承する以前に、集落を一つのコミュニティーとして存続させる為に必要不可欠なとても大事な行事と考えました。

即ち、我々隊員にとっても、祭りや地域行事は、地域おこしにはなくてはならない存在です。これからも、この意義を理解して、引き続き隊員活動に勤しむべし、と思った3回目の春のまつりでした。


地区住民の皆さん、春の祭も大変お世話におなりました。



写真は順番に「徳和まつり」「三川まつり」「赤泊まつり」です。

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Here in Akadomari Sado Island, there has been held graduation ceremony at Akadomari elementary school today and 15 school boys and girls has graduated as grade 6 education system in Japan.

The ceremony was carrying out in dignified atmosphere at the gymnasium with attendance of grade 1-5 students, their parents, teachers, PTA members and guests including the writer for an hour.


As you may be aware, compulsory education system in Japan is guaranteed provision of education to people up to grade 9 which means that they were assured to enroll in public Junior High school during 3 years as grade 7 – 9 as free education without any educational examinations.


In the program of ceremony, the students were given the certificate of graduation from the principal then, sing a song of the anthem, school song and farewell song together with all the attendance.


It is sometime ceremonious service for us, the writer said himself.


Anyhow, it is memorial special day for students.


Congratulations for graduation to boys & girls and the parents.


Hope your prospect new life as freshman in Junior high school in April.


All the best to all !!!


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梅も咲き、待望の桜も日増しに強まる春の日差しで、つぼみを膨らませて来ています。

あと半月もすると、赤泊では佐渡島の先陣をきって春のお祭り月間へと突入です。

41日の南部、「上浦まつり」を皮切りに<祭り前線>は北上し、中旬頃まで祭り月間のピークを迎えます。
どうぞ、以下日程の通り、赤泊の各祭りをお楽しみ下さい。

日程

祭り

場所

出し物

見どころ(隊員目線です)

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上浦まつり

杉野浦白山神社

及び各地区神社

大獅子・小獅子

小獅子舞(杉野浦地区)と同伴する珍しい子供の「ササラ踊り」

43日(土)

川茂まつり

川茂地区各神社

特になし

獅子舞は無いが、地区内3神社(五所神社、白山神社、大平神社)での祝い

415日(金)

徳和まつり

徳和神社・諏訪神社

大獅子・鬼太鼓

山寺地区の鬼太鼓、昼の徳和神社での大獅子2匹のねりあげ

416日(土)

三川まつり

春日神社

大獅子・鬼太鼓・

みこし

 

春の海を背に神輿や鬼太鼓の舞、圧巻は神社の長く急な石段での大獅子2匹のねりあげ

418日(月)

赤泊まつり

八幡若宮神社

大獅子・小獅子・山車・

みこし

 

若者衆が曳く山車は勇壮、小獅子や雅やかな「稚児の舞」

お問合せは佐渡観光協会へお願いします。電話:(0259)27-5000


祭りによっては、飛び入り参加が出来ますので、島内外、多くの祭りファンの皆さんの参加をお待ちします。赤泊へおいで下さい。(^^)/


写真は昨年のそれぞれの祭りです。


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今日は39日、そんな名前の歌にもある3月の別れと旅立ちの季節を迎えています。

先週、地元の赤泊小学校「6送会」に招かれ、その生徒の演技に感動を覚えました。

3月24日の本番の卒業式では伝えきれない6年生への思いを、各学年が趣向を凝らした演技で各自一生懸命伝えていました。まるで兄弟姉妹の別離のように。ティーンエイジャーにとって6年と言う年月はいかなるものかは、自分の心へ問えば解るけれど、はたから見ていて、初々しい切なさと希望が表裏一体となって見えました。一年一年を皆で大切に過ごして来た思い出が伝わりました。

野山の木々は一年という節目を年輪で刻み、海の魚はウロコや耳石へ年を刻みます。

でも、私たち人間は節目の歳月を記憶として自らの身体に刻む生き物なのでしょうか。

私の当地での3年間の隊員活動も夏まで、その卒業のとき、ふとまぶたを閉じたら何が見えることか、その為にも、今日も今日という一日を悔いなく足跡を印せる様、残りの任期を、しっかりと地域と共に前進して行こうと思います。

6年生のみなさん、素晴らしい旅立ちを!


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島に春の訪れを感じた3月6日の日曜日、赤泊では恒例の民話劇が開催されました。

毎年趣向を凝らした民話劇は今年で25周年と、主催者の赤泊演劇研究会にとって記念すべき公演となりました。

題目は「黒い手拭(てぬぐい)」、佐渡・相川、入川地区に伝わる民話だそうです。

劇では主人公の僧侶・敞念は、傲慢無礼の庄屋に比べ、貧しい小作人家族から受けた恩情に対し、魔法をかけた黒い手拭で、その娘の器量を良くし、家族を幸せに暮らさせました。

一方、無慈悲の庄屋へは、敞念は教えの道を仏の心で諭し、改心させたという筋書きです。

今年も多くの方に観に来て頂きました。毎年出演者、スタッフ総勢100名以上の老若男女島民が関り、一大ミュージカルを自らの手で作り上げている訳です。

日本広しと言えど、地区住民2千5百人程度の旧村で、これだけのパフォーマンスを成し遂げられるのは、ここ赤泊をおいて他に類を見る事が出来ないであろうと思います。

そして、この誇りを、末永く後世へ残して欲しいと願った今年の脇役の一人でした。

劇に関わった皆さん、お越し頂いた皆さん、大変ありがとうございました。


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3月到来・・・長く寒い冬のトンネルをくぐり抜け、島は間もなく春を迎えます。

毎年3月の第一日曜日、赤泊地区の皆さんは民話劇を鑑賞して、春の訪れを感じています。今年は、新潟日報文化賞を昨年受賞した赤泊演劇研究会創立25周年記念公演となります。

演目は創作劇「黒い手拭(てぬぐい)」。さて、どんなストーリーなのでしょうか・・・

時代背景は中世の赤泊、年貢米を納めさせている庄屋と小作人のお話し、お寺のお坊さんが天に代わって庄屋を成敗というハッピーエンドです。例年通り、多くの赤泊住民と地区外の老若男女の島民がコラボレーションして、歌、踊り、コーラス、太鼓と様々な活動グループを巻き込み作り上げている島内唯一のミュージカル大作です。

当地区担当隊員は脇役として今年も出演します。(^_^;) どうぞ、お越しください!

詳細は次の通りです。

「島に春の訪れを告げるむら芝居」赤泊演劇研究会設立25周年記念公演

演目:「黒い手拭」

日時:平成28年3月6日(日)午後3時、午後6時

会場:赤泊総合文化会館

入場料:無料

主催:赤泊演劇研究会

後援:佐渡市・赤泊地区公民館

写真は今年の練習と昨年のフィナーレ練習風景です。


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Aged people’s group named SMOKE HOUSE SADO in Akadomari, Sado has commenced to process smoked fish as a new delicacy food in the island.


So far they had made SMOKED JACK MACKEREL (AJI-KUN), MOKED COD (TARA-KUN), SMOKED LEATHER
JACKET (KOUGURI-KUN) which were packed into pouch with 30-40grm net weight of these.

These product are available at main food store, liquor store in Akadomari area and two shops in Ryotsu area named UMAIMONNYA.

One of souvenir shop near ferry terminal in Ryotsu is expected to handle it as from next month so that many tourist could be picked it up there and will be enjoyed the smoky new taste while they are travelling to the island.


Selling price is very reasonable for consumers, so the sale goes well with good reputation.


In fact, this sort of community business was collaborated between aged group in the area and the writer who is staff of Japan Rural area Cooperation Volunteers in Sado city for the purpose of that ;-


1 Utilize unmarketable food
2 to promote new flavor to household as smoky food

3 to create new local product

4 to challenge and demonstrate aged performance to public

5 Health promotion for aged people

If you have an opportunity to visit the island, please try the yummy! (^.^)


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2013年1-2月に新鋭、佐渡市地域おこし協力隊として最初に赴任した4名の隊員が、今月、3年間の任期満了を迎えるにあたり、今までの活動報告と今後の課題と題し、自ら卒業報告会を121日(木)トキ交流会館にて開催しました。

会場には、4隊員がお世話になっている馴染みの担当地区の面々、友人知人、現役隊員14名、県行政マン、副市長以下佐渡市行政関係者、議員の方、報道関係者など様々な方々が大勢来場され、我々、地域おこし協力隊への関心度の高さが伺われました。

4隊員それぞれの発表の中に、ちらほら見え隠れする行政側への不満は、初めて受け入れた当該者へのアドバイスとして率直に受け止めて頂きたいと思いました。

恐らく、4名の後任者は担当課で検討されている事でしょうから、地域にはまた新たな隊員が派遣されて行くことだと思われます。3年という期間は、隊員にとっては長くも短くもあるそれぞれの人生の1ページで、その間、巡り合えた地域の優しい方々と、一緒に暮らせたことは、誰も消すことが出来ない素晴らしい心の絆を、頂けたことでしょう。

思えば、隊員全員、協力隊志願は、佐渡を愛して選んだ道。これからもこの概念にブレが生じることはなく、現役隊員は、これからも微力ながら佐渡地域活性化の為、頑張って行きます。

佐渡のみなさん、引き続き、隊員へのご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。



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小正月には全国各地、様々な行事が営まれたことでしょう。当地では、代表的な祭事として、「どうどや」「塞ノ神」「どんど焼き」と呼ばれる「左義長」が集落ごとに古くから行われています。そして、人々の集いの場では、新しい年を迎えたお祝いとして、縁起物の「餅つき」もあます。

16()に当地、赤泊小学校では恒例の餅つき大会が開催されました。今年で何と40回目とか、生徒の父兄も経験して来た歴史あるイベントです。

始まった当初は、学年ごとに臼(うす)と杵(きね)が1セットずつあり、大勢の生徒がつき合ったそうですが、少子化の昨今は、2学年ごとの全校で3セットと半減した様です。

しかし、この様な祭事を学校行事として今も島内で継続しているのは、恐らく赤泊小学校位ではないかと、校長先生がおっしゃっていました。

当校は、何と温故知新を学ぶには恵まれた環境にあることでしょうか。これもひとえに学校職員、PTAそして、地域の方々と、三位一体への努力があっての賜物かも知れません。

校長先生がおっしゃっていた様に、生徒たちの餅をついた経験が、大人になっても手に染み込んでいれば、きっと生徒が親の世代になっても、この様な地域の古き良き祭事は、とわに継続されて行くことでしょう。

生徒の皆さん、先生方、PTAの皆さん、つきたての美味しいお餅、ご馳走様でした。

そして、皆さん、お疲れ様でした。m(__)m


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111日成人の日、赤泊では新年恒例の賀詞交歓会が行われました。地域の著名人、政治家、商工会関係者、行政関係者などおおよそ80名が一同に、赤泊総合文化会館へ集いました。かくいう当隊員も、2年前より図々しく出席させて頂いています。思えば初めて出席させて頂いた時、現役市職員以外はほぼ全員面識の無い方々であったと記憶します。

しかし、移住2年を経過した今年、自ら受付の挨拶ボーイを担当し、嬉しいことに、なんと数名を除き、出席者全員と面識があることを確認出来ました。(^^)/

石の上にも3年、地域住民の私への評判はともかく(^^;)、こうして多くの地域の方々と面識を持てた事実は、地域おこし活動実績もさることながら、遥かに喜ばしいこととして、素直に嬉しく思いました。

赴任当初、地域おこしとは・・・と、常に自問自答して来た中、この様に皆さんとお会いし、親睦を深めて来たことが、私にとって、地域おこし活動の原点に成ったのかも知れません。これからも、未だお会いできていない方々と、一人でも多く、懇談して行きたいと思った3年目の賀詞交歓会でした。

佐渡のみなさん、赤泊のみなさん、これからも、宜しくお願い致します。m(__)m


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平成26年夏より営業開始した新星「あかどまり遊漁船協会」は、2年目を向かえた昨年、多くの人々のご支援を賜り、お陰様で、前年比14.7倍と実りある成果をあげることが出来ました。稼働期間は5月中旬より10月下旬までの5カ月程でしたが、訪問者44名のお客様が遊漁船利用目的の為、わざわざ赤泊までお越し頂きました。そして、ご利用頂いた老若男女(高齢者2名船酔いギブアップを除き)の方がもれなく魚を釣り上げ、喜んで帰られました! 船頭冥利につきます(^^;) これら訪問者の内訳を説明させて頂くと、

参考資料―1)訪問客のエリア別内訳は;-

単位:人数

島内

新潟市

新潟県下

長野県

関東圏

5

7

 

6

5

3

7

1

2

8

2

5

2

9

7

4

 

10

5

1


0

13

7

16

8

 

参考資料―2)訪問客団体別佐渡航路利用内訳は:-

単位:団体数

両津航路

赤泊航路

小木航路

5

1

6

3

 

7

3

 

8

1

1

1

9

1

2

 

10

3

 


11

3

2

 

予想外に海なし県・長野からのお客様が多くいらっしゃいました。一方、島内者からの利用はありませんでした。地域への経済効果は概ね100万円にのぼりました。

今シーズンに向け、経営上の課題は山積ですが、当地での遊漁船業を含む観光漁業は、将来有望の手ごたえを感じています。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。m(__)m

補足説明:「あかどまり遊漁船協会」

佐渡市地域おこし協力隊赤泊担当隊員により、地元漁業者を対象にH2511月設立。

H2817日現在会員数11名、遊漁登録船4隻。

活動拠点を赤泊農林漁業体験宿泊施設「サンライズ城が浜」に置く。

連絡先:🏣952-0705新潟県佐渡市三川2915 TEL:0259-87-3215

        遊漁船事務局:亀﨑正洋(佐渡市地域おこし協力隊)

    Email:kamezakimasahiro@gmail.com




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二年越しに抱いた野望が実現しました!

赴任早々地元の漁港で行った「燻製作り教室」、地域の方々にもっと水産物を消費して頂く為、新しい魚介類の食べ方として、家庭での簡単な燻製作りを提案してきました。

皆さん燻製の独特な味については、異口同音「旨い!」と言って頂きましたが、その後、日常の食事で、実際にこのレシピを取り入れている家庭は少ないようでした。(^^;)

一方、地域の老人会の皆さんへ、幾度と食材を変えて燻製作りの普及に努めて行く中、皆さんから「これを皆で作って売りたいね」という発想から、どうにか事業化できないものか検討してきました。懸案事項は山積、加工場の手配・製品加工販売に係る各種許可入手・事業計画などなど・・・。

しかし、これらを一つずつ何とかクリアーし、先月一日に川茂地区にある閉園となった旧川茂保育園を佐渡市より借用、今月中旬、保健所の営業許可を得て創業準備が整いました。

いざ開業と、老人会会員の皆さんと予定をたて、工房の稼働開始です。先ずは原料の確保と意気込んだものの、今の時期、海況も悪く、原料魚の手配がままならないのですが、先週どうにかアジ、タラをゲット、加工処理を施し、商品初出荷へと、年内に漕ぎ出すことができました。(^^)/

今後、この商品製造チーム「スモークハウス佐渡」は新たなチャレンジの年を迎えることになります。どうぞこの佐渡新名物「くんせいシリーズ」を“乞うご期待”です!(^.^)

PS:販売は、当面「あいぽーと佐渡」、両津夷商店街「うまいもんや」で行います。
   新たな販売所は追ってご案内します。  


Wish you a Merry Christmas and all the best in the New Year!!!

 
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「民話の里・赤泊」には、由緒ある赤泊演劇研究会と赤泊民話語り部の会があり、平成元年以降、これら会の活動は旧村民主体で引き継がれ、今日へと営まれて来ました。

そんな揺ぎ無く継続しているその活動が、この度、新潟日報社に評価され、名誉ある第68回新潟日報文化賞への受賞と導きました。

先々月末、新潟日報メディアシップで表彰式が行われた後、1126日には地元赤泊で祝賀会が開催され、代表の菊池太一会長は開口一番「本受賞は我々旧赤泊村民の努力と絆の結晶である」と述べられました。正しく、永年の皆さんの努力の賜物に他ならないと思いました。また、今春の創作劇「宝相華」公演に出演した一人として、誇らしくも思いました。

赤泊住民の皆さん、この度の受賞、大変おめでとうございました。

「民話の里赤泊」演劇研究会、語り部の会が永遠に継続されることを心より願っております。


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