佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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亀﨑正洋(赤泊地区)



数年前から見たかった佐渡、鷲崎の寒ぶりレースを昨日やっと見る事がで
来ました。行われたのは、当地の「寒ぶり大漁祭り」でのアトラクション
です。

昨日は11時と12時の2回のレースがあり、私は最初の11時の
レースを
見学しました。


尾ビレの付け根に色とりどりのテープを付けた3匹のブリが一斉に長さ
20メートル程の水槽を泳ぎ、人間が魚の速さを競います。各色に投票し
たお客さんが、その順位で商品を頂くという、魚に運を任せた、何とも
他力本願なレースです。

さて、なぜ私がこれ程までに、このレースに興味があったかと言うと、
ブリの泳ぐスピードが知りたかったからです。

魚類で一般的に泳ぐ速度が比較的速いと言われているカジキ類で、時速
90-130km、カツオ、マグロ類で70-80kmと言われており、いわゆる
外洋性の回遊魚は比較的他の魚類に比べ速いので、同じ回遊魚のブリは?
??となった訳です。

スピード・ガンで計測した訳ではありませんが、観察した限り、思いの
ほか、ブリ(ワラサ)は速くなく、カツオ、マグロの半分位ではなかっ
たかと思われました。

しかし、その泳ぎ方はとても美しく、スマートな流線型の魚体に合った
優雅な泳ぎでした。

尚、ぶりレースと言いましたが、魚体はどうも本来の寒ブリサイズではな
く、イナダより少し大きいワラサ程の大きさでした。今年はどうも佐渡の
海水温度が例年より高めだそうで、本格的な寒ふりシーズンはこれからな
のかもしれません。

いずれにしても、面白いレースでした。

来年も見学させて頂きます。

AKDkame

 



佐渡島では、赤泊は民話の里として、広く知られています。

島内に多くある民話の中で、地元の民話を中心に編集された「赤泊の民話」
という立派な書物は地元のみならず、島民の民話の教科書として親しまれ
ている様です。

昨晩は、その本家本元、赤泊民話語り部の会の活動を見学させて頂きました。

この会は金子会長以下島内に住む7-8名の会員が月に2回ほど赤泊へ集ま
り、勉強会を開いているほか、島内にある小中学校や各地の集落イベント、
生涯学習勉強会などへ精力的に出向き、島民の皆さんへ地元始め、島内の
民話を語り、それを伝承されておられるそうです。

お邪魔した時には、年配のご婦人がたに混ざって小学校4年生の愛らしい
女生徒も活動されていました。私が見学に来たという事で、挨拶代わりに、
全会員(語り部)に一語りづつ実演して頂き、その、とても迫力のある語り
口に、私はすっかりメルヘン(おとぎ)の世界へいざなわれて仕舞いました。

中でも女生徒、ここみさんの「屁こきヨメ」と斉藤さんの「種まきザル」は
圧巻でした。

この様に、先人の語りを次の世代へ語り継がれて行く様は、正しく、郷土の
文化遺産だと痛感した次第です。

当地担当隊員として、今後の皆さんの活動に、陰ながら応援させて頂きた
いと思いました。

語り部の皆さん、ありがとうございました。
 
赤泊地区担当 佐渡市地域おこし協力隊 
隊員:亀﨑

 



赤泊の年末イベントの中で、「年貢場市大市」という歳末市があります。

どういう趣旨かというと、住民の方が年末年始を迎えるに当たり、あれ
これと食糧を確保する必要がある訳です。そこで、地区内で年末大売出
を地元で企画したのではないかと思われます。

年貢は本来、江戸時代
頃まで、農民がお上に米を献上(納税)する事の
ようですが、この場合、
出展者が地域住民へ収穫物を献上するという
発想なのかもしれません。
(私見ですが、・・・)

いずれにしても、このは同地区の生産者のみならず、島内、国仲
や小木の団体も参加される様です。食べ物屋台も出るそうです。

また、地元、赤泊が誇る「北雪」酒造さんが甘酒をふるまうそうです
ので、是非、お越し下さい。

詳細は次の通りです。

2013 年貢場市大市
日時:12月23日(月・祝日) 午前9時―午後2時
場所:JA佐渡赤泊支店前駐車場周辺(介護施設、スマイル側)
お問合せ:年貢場市を賑わす会 ☎ 87-2547(後藤)


以上

赤泊地区担当 佐渡市地域おこし協力隊 
隊員:亀﨑

 



今日は・い・い・ふ・ろ・の日。特別に私の秘密基地をご紹介します。

我が家から車で3分、歩いて10分の地にある宿泊施設「サンライズ
城が浜」に併設されているのが、「あかどまり城が浜温泉」です。

源泉名は赤泊温泉で、泉質はナトリウム・塩化物、硫酸塩泉です。
源泉温度47℃、湧出量114L/分だそうです。お湯は無色透明無臭で
すが、若干塩味がします。私はほぼ週一で利用させて頂いています。

本格サウナも設備され、もう病みつきです。大浴場からの展望は赤泊漁
港越しに、越佐海峡の海が広がり、何とも癒されます。風呂上りは隣の
広間で、冷たい飲み物を給水した後、同じく無料のマッサージ機3台+
乗馬マッサージ機1台に身をゆだね、更なる疲労回復でダメ押しです。

私は6枚綴りの回数券¥1,900(1回あたり¥317)を購入して
います。これで1週間分の疲れが取れるのですから、安いものです。

何しろ、週末以外はほとんど貸切状態ですので、正しく、私の秘密基地
です。これから本格的な冬を迎えますが、私にとっては体と心を温めて
くれる大事な存在です。

皆さんも是非お越し下さい。

尚、毎週火曜日は
休館日となります。

当サイト参考下さい。http://www.akadomari.com/

Cheers !
AKDkame

 


小佐渡、前浜地区の赤泊は島内でも比較的気候が温暖である為、
植物相も大佐渡に比べ、幾らか異なる様です。

赤泊、徳和地区はカヤの木が有名で、旧赤泊村の「村の木」として
古くから村民に親しまれて来ました。また、その実、カヤの実は現在も
当地の特産品の一つとして、常にリスト・アップされています。

その次に来る何か木の実は無いかと探していたところ、浦津婦人部より、
<椎の実>を提案頂きました。早速、試食したところ、ピーナツとは異な
る、より自然の風味を持つ味でした。とりあえず、販売して貰った結果、
その成分を歌ったのが人目にとまった様で、横浜のとある薬局で好評です。

天気が良くなったら、同婦人部の方々にニュー・ファイス<椎の実>を
もっと集荷して頂き、これからも販売して行く予定です。

同婦人部にとって、とても小さな活動かも知れませんが、いつの日か集め
た報酬を旅費の一部に充てて、販売先を視察したいと話し合っています。

これで、当地では二つ目の木の実特産品が揃った様です。

赤泊地区担当 佐渡市地域おこし協力隊 
隊員:亀﨑



 



昨日は赤泊、川茂地区専業農家、四月朔日(わたぬき)様宅での収穫
感謝祭へお呼ばれされて来ました。

この秋、稲刈り、早生柿、蕎麦、在来柿そして、野菜類とそれぞれの
収穫、出荷にと多忙を極めて来られた農家の方々はこれらの作業を
一通り終え、一服する時期になった様です。

そして、収穫したそれらの作物をご近所さんや友人知人を交え、その恵
に感謝して一同で食する会です。赤泊地区だけでなく、佐和田、真野、
赤玉などから様々な活動をされている方々が20数名集まりました。

野菜類は煮しめを始め、おでん種まで色々な料理に変身し、美味しく
楽しませて頂き、自家製の手打ち蕎麦は地先のキノコや、かき揚げと共
にやはり美味しく頂戴しました。

日本酒と蕎麦はとても相性が良いようです。(つい、飲み過ぎます)

そして、宴もたけなわとなった頃、参加者の紹介や、民話の語り部まで出
てきました。写真は赤泊民話語り部の会、金子会長さんです。

酒を交わしながら、皆さんが私に対し、地元の将来に付いて熱く語られ、
必然的にプレッシャーを感じざる得ませんでした。

それにしても、川茂の方々はとても地元を愛し、人との交流を大切にされ
ている事に深く感動を得ました。この方々とお会い出来た事は私にとって
とても素晴らしい収穫で、(神様へ)感謝するところです。

皆さん、お逢い頂き、有難うございました。

赤泊地区担当 佐渡市地域おこし協力隊 
隊員:亀﨑

 



New Yearを意識するにはまだ早いのですが、赤泊地区公民館では
お正月用のお飾りである「さげ紙づくり」教室開催のチラシが出来

上がりました。

来週始めに当地区へ回覧されますが、公民館の了解のもと、いち早
く、
皆さんへご案内させて頂きます。

詳細は次の通りですので、
是非、赤泊までお越し頂き、
ご参加ください!


さげ紙づくり教室
主催:      赤泊地区公民館
開催日: 平成25年12月15日(日)
開催時間:午前9:00-11:30頃まで
会場:  赤泊総合文化会館2階 和室
参加料: 無料
お問合せ:赤泊地区公民館 担当:清水 ☎87-3141

以上

赤泊地区担当 佐渡市地域おこし協力隊 
隊員:亀﨑


 



佐渡市内の小中学校では佐渡学と称し、総合学習(総合の時間)と
して、佐渡固有の自然、歴史、文化を始め、地域の特産、産業など、
広い分野に渡り、各自テーマを決め、学習しています。

当地、赤泊中学校では、先週その中間発表会があり、その公開授業を
見学させて頂きました。

学年ごとに、幾つかの発表題目を定め、
1年生は「赤泊の水質調査」、
「赤泊の民話」など
2年生は「赤泊の食文化」、「職場体験」など

3年生は「佐渡の食品」、「佐渡のお土産」などでした。

それぞれ同じテーマであっても、各自が創意工夫を凝らした発表で、
大変興味深い内容でした。

次回は来月、そのファイナルとなる総合発表会があります。
是非、今回の中間発表を基盤に、更なる内容を肉盛りした素晴らしい
発表を期待したいと思います。

そして、我々、地域おこし協力隊がいつか、何か、このお手伝いが出来
ばと思います。

佐渡の将来を担うこの若者たちと、佐渡の未来を築き上げて行く為に、
地域の事を共に、学習していきたいものです。

AKDkame

 



先月半ばでおおむね終了した早生種のあと、引き続き在来種の出荷
が当地、赤泊でも継続している様です。

相変わらず頂き物が多く、先週後半頃からその在来種も賞味させて
頂いています。その中でも、私が好きな、カッリ・コッリした甘柿の
富有柿に類似した次郎柿は果肉か薄いオレンジ色で、歯ざわりが良く
適度な甘味がとても気に入っています。また、形の変わった甲州百目
(別名:蜂屋柿、富士柿)の渋柿もお目見えし、我が家の食卓はここ
1か月以上柿さんが絶える事がありません。毎日、品種を変えながら、
毎食後必ず1個は食していますので、ビタミン補給には打ってつけと
思います。お陰様で、風邪もひかず、体調も良いようです。

「柿が赤くなれば、医者が青くなる」とは、昔の人は良く言ったもん
だと感心します。

寒くなりましたが、柿を食べていれば風邪予防にも有効です。

そこで一句「柿食えば~健康よし~佐渡島!」というところで
しょうか・・・???

AKD kame

 



今月1日(金)の朝、赤泊保育園へ園児と手遊びをする為、お邪魔しま
した。園長先生のご了解を頂き、私が遊び心で考案した、赤泊をてまね
(ジェスチャー)で紹介するお遊戯です。

先月より赤泊地区で、地域の方々との親睦会が開催される度に披露した
り、皆さんに実演したりして頂いている手遊びです。

以前から、小さな子供がこれをやって貰えたら可愛いだろうなと思って
いましたので、先日、その思いを園長先生へお伝えしたところ、快く受
け入れてくれました。

当日、園長先生のお計らいで、園児50数名と先生5-6名が待って
いる体育館へ行き、そこで簡単にご挨拶した後、その遊戯(写真参照く
ださい)を説明しました。

園児のみんなに覚えて貰うには難しいかなと少し心配していましたが、
なになに、2回ほどゆっくり一緒にやったら、3回目からはバッチリ、
それ以降はスピードを上げたり、逆にゆ~っくりしたり、と何回も何回
も全員で楽しくできました。

その後、みんなに遊んでくれたお礼を言ったところ、逆に、そのお礼と
いう事で、園児全員による<エビ、カニダンス>なるお遊戯を披露して
貰うことになりました。とても元気に踊っていました。

この子たちが、将来の赤泊コミュニティーを育んで行くのだと思ったら
、何となく頼もしくも思えました。

園児の皆さん、園長先生、先生方お世話になり、有難うございました。

AKD kame




 





昨晩、赤泊 徳和地区にて佐渡市地域振興課が主催する佐渡地域づくり
ワークショップが行われました。

地元住民代表35名、行政側5名に我々、佐渡市地域おこし協力隊4名
も参席し、大所帯でのワークショップとなりましたが、住民の皆さん
一人一人が自身の住まれている集落の良いところ、自慢できるところに
関し、発表されていました。総じていえば、皆さんが集落の方々と相互
に助け合い、恵まれた環境で、幸福感を持って農作業などに従事されて
いる現況が笑顔で語るそれぞれの発表の節々に感じられました。

反面、後継者問題や集落の過疎化を懸念する思いがあることは否めま
せん。そこで、ゲストとして講演して頂いた、新潟県十日町市池谷集落
在住、移住女子の坂下可奈子さん(26歳)が「小さな山村集落からの
挑戦」と題し、自身の体験談を話してくれました。

この集落は6軒13人、半数以上が70歳以上のお爺さん、お婆さん
だそうですが、彼女はこの方々と知り合ってから、その環境に生きる人
たちの強く広い人間性と、その中で集落を存続させたいという強い姿勢
に「こんな大人になりたい」と思い、都心で暮らして居た自身のそれま
での価値観を変えられ、その地への移住を決断されたそうです。
笑顔で淡々と話す彼女の話に、聞いていた参加者全員へその熱い思いが
伝わっていた様でした。

地域つくりを如何に進めるかという課題解決へすこし近づけたお話しで
した。このワークショップはあと2回続くそうですが、今回は今後の
私の活動方針に於いて、とても参考になったワークショップでした。
 
赤泊:亀﨑

 



先週の25日(金)、新穂、トキ交流会館にて、佐渡市消費者協会及び
佐渡市主催により、「南蛮エビの漁業管理の話~佐渡・赤泊から始まる
持続的な漁業~」という講演会があり、出席させて頂きました。

南蛮エビ(甘エビ)は新潟県が県の特産物として推進している水産物で
あり、その漁獲の大半は、ここ佐渡島の赤泊地区で漁獲されています。

農林水産省統計によると、H23には佐渡全体で201トン水揚げされ
ました。(イセエビ、クルマエビを除くその他のエビ類の漁獲量)

佐渡全体の水産物漁獲高に占める割合はおおよそ2%ほどですが、
本種は他の水産物に比べ、その資源管理が国内で唯一確立された漁業
です。その理由には本種の平均的寿命が13年と水産資源にあって
比較的長寿であり、加えて個体の移動性が少ない事から、他県に跨が
ず漁業権の設定が可能であること、また、限られた水域での生態研究
資源調査の実施が他種に比べ比較的容易であるなどが考察されます。


会場に列席された当該漁業者の話によれば、今後も資源管理が継続
され様とも、限られた漁獲高に於いて、年々経営コストが上昇する
一方で、如何に魚価を上げて行けるかが本漁業を存続させていく
上でのポイントになるとおっしゃっていました。

私も佐渡市民の一人として、また、赤泊地区担当の佐渡市地域おこし
協力隊の一員として、この美味しく、美しい<海のダイヤモンドー
甘エビ>が末永く佐渡、新潟の特産品として存続される様、
微力ながら、今後、関係者とその難問に取り組んで行きたい
と思いました。
赤泊:亀﨑


 



10月半ばを過ぎたら頃から、当地で頻繁に実った柿を頂戴する機会
がふえました。
そして、以降、我が家の食卓は柿に占領されています。


佐渡のおけさ柿(八珍柿)はもともと渋柿で、収穫後渋抜き
するそうですが、今日頂戴したのは、当地、赤泊で生産された甘柿です。
見た目はおけさ柿ですが、割って見ると、ゴマ柿です。

子供の頃、関東地方で食べた市販の柿はこのゴマ柿で、カリコッリ
とした歯ごたえのある感触で、子供心に、甘味と共にとても好きでした。
確か、種子が入っていたと記憶しますが、これは入っていません。

頂いた方に尋ねたところ、おけさ柿の実が樹になっている状態で、
袋をかぶせ、ガスを注入するそうです。その結果、果肉に含まれる渋
(タンニン)が黒変し、全体的にゴマが広がった様に見えるそうです。

いずれにしても、昔懐かしい歯ごたえの柿が、当地で再び食べられたのは
とても感激です。ありがとう、佐渡ちゃん・・・


今日もまた佐渡島に惚れ込んでしまいました。

I do love SADO Island!


AKDkame

 

秋の日はつるべ落とし、仕事帰りの魚釣りも僅かな時間でしか
楽しめなくなりました。
しかし、その分、満天の星を仰ぎながらの夜釣りもおつなもの。

今日の夕暮れは久しぶりの夕凪で、ついつい長居をしてしまいました。
でも、その結果、素晴らしい光景に巡り合う事が出来ました。

それは満天の星空を見上げながら釣りをしていると、北西の空に
一筋の閃光が走ります。流れ星です!ほんの一瞬で、願い事は
間に合いませんでしたが、素敵な事が起こる予感がしました。

その後も夜空を仰いでの釣りでしたが、それっきりです。

魚(アオリイカくん)は遊んでくれませんでしたが、
海面のノクチルカ(夜光虫)はとても美しく輝いてくれました。

彼らと出会うのは久しぶりの事です。
夜の海に輝く星座の様で神秘的なこの光は、とても見る者を
ロマンチックにしてくれます。(素敵な事が起きた訳です)

本当に佐渡の星空と海は素晴らしい・・・

佐渡で暮らすあなたも夕凪の秋の夜は、夜空の星座と
海の星座、ノクチルカを鑑賞してみて下さい。
きっとハッピーになれますよ!
お試しあれ!
AKDkame


P.S.ちなみに今晩は9:00に月(満月に近い)が昇り、
明るくなって来ました。

 

こんにちは、赤泊地区担当隊員:亀﨑です。
台風一過あとの昨日、当地、赤泊漁港にて、「イカの燻製作り教室」
を企画開催しました。
対象者は同漁港利用者と同地区の婦人部です。
日中のイベントでしたが、40名近くの方々にお集まり頂きました。
前もって用意した20パイ近くの燻製済みイカは調理実演以前に、
試食消費されました。
試食の結果は参加者全員の方に美味しいと言って頂き、好評でした。
この企画の目的は5つあります。

 

  • 身近にある地元の食材から当地の特産品開発

  • 地産地消

  • 水産物の消費拡大

  • 同地区の活性化として高齢者の元気作り

  • 第6次産業の基盤作り


私見として、当地にはそれなりに各産業につながる資源があり、また、
それを加工する様な施設も兼ね備えています。要はそれらをうまく利用し、
必要と思える人々へその価値を提供し、結果として得られる物質的、
心理的利益を同地区へ還元したいと思います。
(あくまでも我々はそれを手助けする助っ人だと思います。)
言葉では簡単に表現させて頂きましたが、「言うは易し、行うは難し」
です。
この理念は私が地域おこし協力隊としての責務の一つと思っています。
話が難しくなりましたが、今後も同類のイベントを同地区で立案実行して
いく予定ですし、前述の目的を実現化して行く所存です。
 
さて、このイベントには二人の隊員が手伝いに駆けつけてくれました。
今や同地区はじめ佐渡島内では「地域おこし協力隊」という固有名詞は
島民の方々へ浸透されているようで、二人を皆さんに紹介せずには
いきませんでした。
小倉地区担当、渡邉隊員と水津地区担当、岩﨑隊員です。
二人が自己紹介した後、地元の方々に<越後の兄ちゃん>
<佐和田の兄ちゃん>と呼ばれていました。
この言葉を聞いて、イベント見学者の美人女性記者から
とても受けていたのが印象的でした。
イベント終了後の後付けでは、いつの間にが、日本酒の一升瓶の
空瓶が
2本ほど転がっていました。
余程ツマミが美味しかったのでしょうか・・・

私にとっても皆さんと一緒に楽しい午後の一時でした。
ご参加して頂いた皆さん、お手伝いしてくれた方々、
ご支援頂いた方々へお礼申し上げます。
有難うございました。


 
【赤泊産イカくん(燻製)好評です!】の続きを読む

                            



みなさん、こんにちは !

食欲の秋、スポーツの秋・・・秋たけなわですね。

昨日の体育の日には各地で多くの方がスポーツ・イベント等に参加されたりと体を動かした事と思います。

当地、赤泊地区では「赤泊人生駅伝大会」なるイベントが秋空の元、行なわれました。

今年で33回目と歴史ある大会です。参加チームは同地区本選(地区内集落ごと)が6チーム、オープン参加が33チームとそれなりの大会です。

なぜ<人生駅伝>と言うのか不思議に思いましたが、参加者名簿をみて、納得しました。

即ち、全コース7区間を、小学生男女、中学生男女、青年、30歳以上、40歳以上と子供から親までの世代が一同に集まり、その中で各世代が人生の先輩方へタスキを繋ぎ渡す訳です。

これもまた人生~ (^^♪ というところでしょうか・・・

私も大会競技役員の端くれとしてお手伝いさせて頂きました。

大会には当地、赤泊や小木、羽茂の中学生が多くオープン参加しており、特に、小木、羽茂の中学校からのエントリーでは男女の各学校で駅伝部があるのに驚きました。

普通、部活の駅伝部はせいぜい高校からなのに、なぜ???

そこで、私は前日(10月13日)金井能楽堂で開催された「佐渡の<豊かさ>とは何か:民族学の観点から」で聴講した、著名な民族学者、宮本常一氏の研究によると佐渡の鬼太鼓座が心身鍛錬法として、マラソンを導入していると言う言葉と、「鼓童」が同じく、心身を鍛える為、走りこんでいるという事を思い出しました。推測として、この様な背景から、とりわけ島内南部地区では駅伝大会やマラソン等が盛んなのではないかと結論付けました。

皆さんはどう思いますか?

かく言う私も来月に南佐渡防火駅伝大会なるものにランナーとして参加する予定です。(年齢的にしんどいですが・・・^^; 

いずれにしてもスポーツの秋ですね・・

では、また

AKDkame

                                             

 皆さん こんにちは!

今回は山の話題です。
先週末は全国的に秋晴れに恵まれたようで、当地、赤泊もいつも以上に素晴らしい天気の週末でした。
ふだんは我が家の前の”家之浦”で魚と戯れているのですが、海と反対側の山々があまりにも美しく輝いていたので、前日、Acoop.で調達した¥115の油揚げを煮つけ、稲荷ずし6個を携えて赤泊地区隣接の多田にある紅葉山公園へいざ出陣となりました。

ここ紅葉山は主に佐渡南部地区の方々がモミジ狩りに訪れる名所で、男神山(497.2m)と女神山(593.3m)の二つの山の総称で、多田の民話「三助とお菊」の二人を祀った山々と言われています。

駐車場に車を置き、遊歩道から登山道に入ると栗、どんぐり、もみじ、ブナの林を秋のそよ風が吹き抜けます。佐渡ではブナが少ないと思っていましたが、なになに素晴らしいブナ林があり、思わずその林の中から葉っぱ越しのギラギラ太陽を見上げて鑑賞してみました、そして、深呼吸。「生きててよかった~」
男神山頂上では眼下に見下ろす多田港の先に越佐海峡を挟んで新潟の弥彦山、角田山、またその背後には越後三山がそれらのシルエットの様にくっきりと確認出来ました。
日本晴れの上天気も加わり、あまりの展望の素晴らしさに思わず鳥肌が立つ程でした。
昼食後、女神山経由で下山。岐路、登山道に転がっていたかち割れイガグリから中身を頂戴して、秋の味覚をお土産に頂いて来ました。

私は海彦ですが、当地にいると山彦にもさせられます。
恐るべし、佐渡島! 山にもハマりそうです、困ってしまいます。
佐渡は山あり、海ありです。

おあとが宜しいようで・・・

では、また

AKDkame

女神山からの展望自然の恵
男神山(右)と女神山案内板登山道男神山山頂より

 こんにちは!

ADK Kameです。
一週間のご無沙汰です。(かつてこのフレーズを常用していた有名な司会者がおりました、ご存知でしょうか・・・)

現在、台風18号が関東地方へ向かっている様です。
当地、赤泊(AKD)も風雨が強まって来ました。
我が家の窓辺から、普段お目にかかれない大型貨物船7隻が台風を避ける為、赤泊港付近へ投錨中なのが見られます。
人も魚も鳥も虫もみんなジッと台風が過ぎ去るのを待っています。

さて、”All About 赤泊”についてご案内します。

初回は当地の地名の言われと港に付いてです。

赤泊は中世以来の港町で、海岸線に沿って家々が連なっています。今の港の近くに、弁天様を祀る赤岩があり、その西側にあった入り江がかつての湊(泊)で、船がこの赤岩を目印に入ってきたことから、赤泊という地名になったといわれています。
(観光パンフレット「望楼のある港町ー赤泊」による)

現在、この港は島内南部地区では1-2を争うほどの規模であり、交通、産業の面で当地の基盤を成しています。
対岸の新潟県長岡市寺泊港(魚のアメ横として有名)へ高速連絡船が就航しており、時速46km,65分で人々を運びます。船名は「アイビス」と命名され、確か「トキ」の英名だと思います。
船の特徴として、通常、船体中央部分にみられる煙突(ファンネル)が船尾水平方向に一対あり、見るからに速さを象徴しており、なかなか格好が良いと思います。一度、写真ではなく、現物を見に来てください。船体塗装もトキをイメージしている様ですよ。

当地は漁業が盛んで、いろいろなタイプの漁船を港内で見ることが出来ます。イカ釣り船、小型刺し網船、カゴ網船ect。
中でも前回お伝えしたように、エビ、カニを漁獲するカゴ網漁が当地の特徴です。
このエビ、カニ漁は今月9月と1-2月は資源保護の目的から禁漁期としています。
自ら資源保護目的の為、操業を自粛している漁業団体は国内でもまれな存在と思われ、その実施に対し、敬意を払いたいと思います。

さて、本日のレクチャーはこのくらいにしましょう。

では、また

AKD kame

P.S. 台風避難船と港の写真見てください






 こんにちは!

当地、赤泊地区へ地域おこし協力隊員として赴任して4週間が経ちました。
あっという間なのか、やっとなのかは微妙なところです。

申し遅れましたが、亀崎正洋と申します。

中年の新人ですが、気持ちはいつも鮮度を保っています。脂も若干乗ってます。

当地は私が希望した地区であり、佐渡ヶ島(今は佐渡島と表示するらしい)でも比較的漁業が盛んで、とりわけカニ(紅ズワイとズワイ)やエビ(南蛮エビ)漁が盛んです。
その直売所もあり、島内外から買いに来られています。
価格も手頃で、運が良ければオマケもありです。お試しあれ。

さて、今後、当地、赤泊の魅力をお伝えして行きたいと思います。

乞うご期待 !?

Cheers !

AKDkame

P.S. 写真どう貼るの? Please help me...

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