佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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武田雄二(両津地区・観光(島内全域))

大小およそ50基もの灯台が点在する佐渡。

堤防にひっそりと建つものから、岬の突端で威容を誇る灯台まで、容姿はさまざま。

それらのなかから、個人的に惹かれた小佐渡の灯台を3基、ピックアップ。

青い海と空を背に凛とした佇まいをみせる姿は、一幅の絵画のごとき美しさです。




【姫埼灯台】(高さ14.2m

佐渡で初めての灯台として、明治28年(1895)に点灯しました。現存する日本最古の鉄造りの灯台で、その歴史的・文化的価値が認められ、平成9年に「世界の灯台100選」にも選ばれています。
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[アクセス]
・両津港から、車約
15分。
・最寄のバス停「野城」(東海岸線)から、徒歩約15分。




【沢崎鼻灯台】(高さ24.4m

小木半島の西端に建つ、島内最西端の灯台です。昭和3年(1928)に光が点り、現在のものは2代目。かの与謝野晶子も立ち寄り、「沢崎の 灯台に身を なぞらえて はし鷹立てり 一つの岩に」の歌を残しています。
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[アクセス]
・小木港から、車約
20分。
・最寄りのバス停「沢崎」(宿根木線)から、徒歩約7分。




【鴻ノ瀬鼻灯台】(高さ
22.0m

越後から海上最短距離にあり、古くから北陸道の終点として開けた鴻ノ瀬。この地に広がる「松ヶ崎ヒストリーパーク」内に建つ白亜の灯台で、初灯は昭和27年(1952)。以来、越佐海峡を航行する船舶、漁船の安全を確保してきました。
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[アクセス]
・両津港から、車約
50分。小木港から、車約40分。

・最寄のバス停「本行寺」(東海岸線)から、徒歩約2分。


次の機会には、大佐渡の灯台を紹介したいと思います。

乞うご期待!

425日より、金山周辺をはじめ相川の名所・旧跡を回る「金山ぐるりん 佐渡相川 観光循環バス」が運行を開始しました。

「佐渡市相川支所」を起点に、「相川郷土博物館」「佐渡版画村」「大立竪坑」そして「佐渡金山」、さらには「京町」「寺町」と、相川地区の観光スポットを網羅した、まさに“ゴールデンルート”を巡ります。

また、運行日には無料で「相川ふれあいガイド」が、まち歩きをサポート(集合場所=佐渡金山第3駐車場・最寄りのバス停は「金山茶屋前」、時間=14時から90分程度。なお、都合により時間等が変更になる場合があります)。

そしてこのバス、お得なフリーパスチケットも販売しています。1日乗り放題で大人500円(小人は250円)。そのほかにも、指定の飲食店や施設、店舗で各種サービスが受けられる特典もあります。


ぐるりんバス


【金山ぐるりん 佐渡相川 観光循環バス】

●運行日:425日(土)~830日(日)期間中の土・日曜日・祝日

●運行間隔:「佐渡市相川支所」始発9:30~終発16:00の間、10便運行
●運行時間:「佐渡市相川支所」~「佐渡金山」~「佐渡市相川支所」間、1周約30
※詳細な時刻表をお求めの際は、新潟交通佐渡の各案内所窓口へお立ち寄りください。


【金山ぐるりん 佐渡相川 観光循環バス フリーパスチケット】

●料金:大人500円、小人250円、ファミリーパス1家族1,000円(大人・小人問わず5名まで)※なお、1回のみの乗車は200

●発売場所:新潟交通佐渡の各案内所窓口



【フリーパスチケット特典利用可能飲食店】

●『銀寿司』

お食事された方、食事代金8%OFF

●『カフェ・ド・カトレア』

「金箔コーヒー」750円→700

●『磯の家』

「磯の家定食」(900円)ご注文の方、旬の小鉢サービス

●『板前の店 竹屋』

「イカゴロ焼き」2,200円→2,000

●『手打ちそば たておか』

「天ざるそば」(830円)ご注文の方、和のスイーツ1品サービス

●『カフェ うらら』

お食事、デザート注文の方、5%OFF(ドリンクのみは除く)

●『割烹 中庄』

「海鮮丼」(1,300円)ご注文の方、日替わり1品サービス

●『京町茶屋』

ケーキ(150円)とドリンクご注文の方、ミニスイーツサービス

●『農家レストラン 與左ェ門』

「そばセット」(1,000円)ご注文の方、トッピング1つサービス

●『金山茶屋』

店内全メニュー100OFF(一部除外品有)

●『佐渡金山中庭カフェ』
「金箔ソフトクリーム」350円→250
※特典を受ける際は、フリーパスチケットをご提示ください。
※特典内容は、変更になる場合があります。



【フリーパスチケット特典利用可能施設・店舗】

●『ワイドブルーあいかわ』

温泉利用料100OFF

●『佐渡奉行所』

入場料割引

●『佐渡版画村美術館』

「版画絵はがき」プレゼント

●『相川郷土博物館』

入場料割引

●『其蜩庵』

全商品5%OFF(一部除外品有)
※特典を受ける際は、フリーパスチケットをご提示ください。
※特典内容は、変更になる場合があります。



【問い合わせ】

佐渡市観光振興課(0259635116もしくは新潟交通佐渡(0259572121

今回のスポットは、地蔵・仏像関連ではありません()

ちょっとだけ、アーティスティックに攻めてみたいと思います。

両津大川という地名をご存じでしょうか?

両津の港から南東へ車を走らせること15分。東は姫崎から西は仏崎にいたる約2.5kmの間、およそ50戸で形成される小さな集落です。
この地を有名にしているのは、「大川屋外版画美術館」とも言われる版画群。川沿いの作業小屋に、民宿の入り口に、白漆喰の土蔵壁にと、集落内いたる所に、100枚にも及ぶ地元の人たちお手製の版画作品が飾られています。
描かれているのは「まゆ玉作り」「ワカメを干す人」「炭焼きの老人」「春祭り・鬼太鼓」「大川の結婚式」「そうめんさん踊り」「夫婦漁師」といったように、生活・行事・習慣に関したものばかりで、往時の地域の姿が生き生きと伝わってきます。


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また地域の象徴ともいえる「津神(つがみ)神社」は、仁平2年(1152)、落乃水(水津と大川の境)の海中から出現した御神体を安置したのが起こり。以来、大川地区の守り神として、地元の人々の篤い信仰を集めています。

神社が建つ小島へと続く朱塗りの津神橋を渡ると、松林に囲まれた本殿が姿を現します。静かに佇むその姿は、いまなお沖を行く船の安全をひっそりと見守っているかのようです。

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 [アクセス]
・両津より車で約15
・東海岸線「大川」バス停よりすぐ

牧歌的な雰囲気に満ちた大川地区。両津からのフェリー出航時間までまだ小一時間ほど余裕がある、などといった際、佐渡観光の締めに訪れてみるのにおすすめです。

佐渡に薫風舞う5月下旬、「伝統芸能祭 佐渡國鬼太鼓どっとこむ」が開催されます。

毎回1万人超の来場者が訪れるこの催しは、各地域の鬼太鼓をはじめ、25を超える島内の伝統芸能団体が一堂に会し、華やかな演目を披露します。

また、イカやエビ、カキといった獲れ立て新鮮な佐渡の魚介の浜焼き、かにご飯、いか飯、さらに有名な羽茂大崎の手打ちそばといった島内グルメがズラリと勢ぞろい。ほかにも、特産品販売・各種体験教室といった楽しいイベントも盛りだくさんです。

入場無料のうえに、会場は両津・佐渡汽船ターミナルから徒歩3分ほどの「両津港 おんでこドーム」と、アクセスも抜群。

島が、1年でもっとも心地良い新緑の季節。鬼太鼓の魅力を存分に堪能してください。

鬼太鼓



伝統芸能祭 佐渡國鬼太鼓どっとこむ

●日時:524日(日)9:0016:00523日(土)は前夜祭> ※雨天決行

●会場:両津港 おんでこドーム
http://sadokoku-ondeko.com/map.html

●入場料:無料

詳細については

http://sadokoku-ondeko.com/

お問い合わせは

両津商工会 TEL0259(27)5128

※イベント内容に関しては予定。一部変更になる場合があります。



鬼太鼓どっとこむ
島内各地の鬼太鼓を見比べることができます。


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「おんでこドーム」内も大盛況!


草花が芽吹き、寒さに凍えていた佐渡にも、ようやく春の気配が漂いはじめました。

そんな陽気を、さらに加速させるような催し物が開催されます。
今年で8回目を迎える「春の佐渡 芸能祭」。

歴史の町・真野を会場として佐渡の伝統芸能が一堂に会する華やかな祭りで、毎年、島内外から多くの観客が訪れるようです。

●日時:4月24日(金)~26日(日)13:30~15:00 ※演目により、終了時間変更の場合有。
●会場:「真野公園野外ステージ」 ※雨天時には、公園に隣接する「いぶき21」変更。
●入場料:無料。

図2春の佐渡芸能祭0015



●おもな演目


【鬼太鼓】

「オンデコ」とも呼ばれる古典芸能。島内各地に伝わっていて演じられる内容は地域によって異なり、その違いを見比べるのもまた興味深いもの。勇壮に響き渡る太鼓の音に合わせ鬼が狂ったように舞う姿には、文字通り、鬼気迫るものがあります。祭礼をはじめ、島内の各種イベントでも披露され、穢れを払い、五穀豊穣を祈念する神事芸能として演じられる佐渡を代表する伝統芸能です。

春の芸能祭(6)



【佐渡おけさ】

もともとは、九州の港で風待ちの酒宴の際に歌われていた「ハイヤ節」がルーツとされます。その歌が海を渡って佐渡の小木や、越後の出雲崎・寺泊などに伝わったようです。佐渡では、金山の現場でも歌われ「おけさ」と呼ばれるように。時が下って大正13年(1924)、立浪会の村田文三らが中心となり「正調おけさ」を発表し一躍、有名になりました。哀調を帯びた節回しと洗練された優雅な踊りは、佐渡のみならず、日本を代表する民謡としてあまりにも有名です。

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【つぶろさし】

島南西部の羽茂本郷に建つ菅原神社と草刈神社の祭礼の際に披露されます。股間に巨大な張り型をはさんだ男性「つぶろさし」が、美しい「ササラスリ」、頭巾で顔を覆った「銭太鼓」らとともに、囃子に合わせて舞い踊ります。子孫繁栄、五穀豊穣を願う、土俗性の強い芸能です。

春の佐渡芸能祭



また、佐渡盆栽愛好会主催の「盆栽展」(258:0017:00268:0015:00)が同時開催されるほか、地酒・甘酒の無料サービスも実施。
満開の桜の下で繰り広げられる、伝統芸能の競演。ぜひとも、足を運んでみてください。

お問い合わせは「春の佐渡芸能祭実行委員会・事務局」(「佐渡観光協会中央支部内」/0259553589まで

お待ちかね()、「おすすめスポット」第3弾です!

1弾(1214日)では群れなすお地蔵様を紹介しましたが、今回は佐渡の大地にすっくと立つ仏像・銅像を取り上げたいと思います。

「奈良・東大寺の大仏」「鎌倉・高徳院の大仏」をはじめ、「牛久大仏(茨城)」「東京湾観音(千葉)」にも負けない(はず)その威容、来島の際は、ぜひとも拝んでみてください。



【幸福地蔵】(宿根木)
[解説]
昭和57年に地蔵尊像建立の大願を起こし、翌58年に完成した仏像。17.5mの高さを誇り、白く気品に満ちたその姿は十上山の深い緑に映えます。両手を合わせ、慈愛に満ちたやさしい御尊顔で、名前の通り幸福を運んでくれそうです。

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小木から宿根木へと車を走らせると、右手に見えてきます。場所は「花の木」さんのすぐ裏手。山々を背に立つ真っ白な姿は、一幅の絵のよう。失礼ですが、どことなく愛らしくもあり、思わず手を合わせてしまいました。

[アクセス]

・小木港より車で約8分。

・宿根木線「宿根木新田」バス停より徒歩約2分。






【佐渡日蓮聖人大銅像】(加茂歌代)
[
解説]

日蓮宗開宗750年事業として建立された巨大な日蓮聖人の銅像。全国3,000人を超える僧侶・信徒の協力を得て建てられたこの像は、高さ13m。山々の緑に包まれながらそびえ立つその姿は、得も言われぬ威厳に満ちています。

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両津「佐渡中等教育学校」から歩いて
20分くらい。金色の「日蓮聖人」が、佇んでいます。キリっとした眉、遠く前方を見据える双眸は怖いくらいで、在りし日の聖人は、かくありなん、といった威圧感を放っています。
[アクセス]
両津港より車で約15分。
南線・東海岸線「佐渡中等教育学校前」より徒歩約20分。





【佐渡大観音(昭和殿)】(中興)
[
解説]
本尊である「十一面観音菩薩」は、石名清水寺のいまは亡き24世・山口隆海師の発願により、昭和45年に建立されました。樹齢2,200年のヒノキ材を用いた一刀彫で、高さは28尺(7m超)。また堂内には、220体の仏像もあります。

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両津から350号線を佐和田方面に行き、泉の交差点を右折しておよそ3㎞。阿・吽の仁王像が立つ白壁の建物のなかにあります。左右に2対の「聖観音」を従えた「十一面観音菩薩」は、長野の仏師が造り上げたものです。
※見学の際は、事前に「花善」さん(0259-63-4422)に要連絡。

[アクセス]

両津より車で約40分。

本線「泉」より徒歩約35分。





200とも300ともいわれるほどの寺社が点在する佐渡は、信仰の島でもあります。

その篤い信仰心が具現化した巨大な像からは、尊厳とともに慈しみもにじみ出ています。

合掌しながら頭を垂れ、発するオーラにしばし包まれれば、少しだけ心身が浄化されたような気分になってくると思いますよ。

 

薄暗い蔵に足を踏み入れると、冷んやりとした空気がまとわりついてきます。ツ~ンと鼻腔をくすぐるのは、日本酒のふくよかな香り。その興りを明治維新期にまで求める、真野・長石の蔵「逸見酒造」。代表銘柄は「真稜」で、「佐渡最小の蔵」とも言われています。杜氏を務める4代目・逸見明正さんを中心に、10人ほどの蔵人が家族的な雰囲気でかもす酒は、澄んだ色にするための活性炭によるろ過を極力抑えた“素顔”の美酒。一石一滴を丹精に造り上げる名門蔵です。

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【逸見酒造】
住所:佐渡市長石84-甲

電話番号:0259(55)2046

HPhttp://www.henmisyuzo.com/

営業時間・休日:8:3016:30 無休

アクセス:両津より車で約30分。最寄りのバス停「長石」(小木線)より徒歩約4

※試飲・蔵見学(ともに無料)、直売所有




清冽な水が湧出し、国仲の穀倉地帯や棚田から美味しい米が産出される佐渡。そこで造られる日本酒が、まずかろうはずもありません。

ひと昔前には10前後あった蔵も、現在は5蔵に減少しましたが、どこも丹念に、そして信念をもって、酒造りに励んでいます。

冒頭、紹介した「逸見酒造」を最後に、島内5蔵のデータ収集を終えました。そこで、各々の蔵元を南から順を追って紹介したいと思います。



【北雪酒造】

名レストラン「NOBU」とのコラボレーションを行うなど、国内外に広く知られる島を代表する酒蔵。「北雪」が代表銘柄で、創業は明治5年(1872)。以来、140年以上、連綿と銘酒を造り続けています。伝統に甘んじることなく、超音波熟成酒、音楽を聞かせながら酒を寝かせるなどといった新たな試みにもチャレンジ。常に佐渡の酒造りをけん引しています。

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住所:佐渡市徳和
23772
電話番号:0259(87)3105
HPhttp://www.sake-hokusetsu.com
営業時間・休日:8:0017:00 無休
アクセス:小木より車で約20分。最寄りのバス停「赤泊漁協前」(赤泊線)より徒歩約2
※試飲・蔵見学(ともに無料)、直売所有


【尾畑酒造】

「真野鶴」で知られる、明治25年(1892)創業の蔵元。「四宝(米・水・人・佐渡)和醸」の精神で造られる酒は国内外での評価が高く、2003年春よりエールフランス航空ファーストクラス専用酒に採用。また、前ローマ法王、故・ヨハネ・パウロ二世に謁見して大吟醸を献上しています。展示室には、秋篠宮殿下へ献上した「皇室献上酒」なども。


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住所:佐渡市真野新町449
電話番号:0259(55)3171
HPhttp://www.obata-shuzo.com
営業時間・休日:8:0017:00 無休

アクセス:両津より車で約30分。最寄りのバス停「真野新町」(小木線)より徒歩約10

※試飲・蔵見学(ともに無料)、直売所、展示室有



【加藤酒造店】
創業大正4年(1915)。名水を求めて金井に蔵を移し、契約農家が造る無農薬の酒造米で「金鶴」などの銘酒をかもしています。10人の蔵人が造る日本酒は年間醸造量が900石と、あまり多くありません。さらに島内消費が7割のため島外での知名度はあまり高くないですが、佐渡での人気は抜群。対面販売の店にしか卸さないというこだわりもあって、市内のスーパーなどでは入手できませんが、島内ほとんどの居酒屋・スナックで飲むことができます。

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住所:佐渡市沢根炭屋町
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電話番号:0259(52)6511

HP:無

営業時間・休日:8:3019:00 無休

アクセス:両津より車で約40分、相川より車で約10分。最寄りのバス停「五十里城下」七浦海岸線)より徒歩約3

※試飲(無料)、直売所有



【天領盃酒造】

両津港から車で5分、65号線沿いにある蔵元。佐渡で育てられた米と霊峰・金北山の名水から造られる美酒「天領盃」が代表的な銘柄。歴代首相の筆による「國酒」の書が貼られているように、各界のリー
ダーたちも愛飲しています。「甘酒」「原酒」「にごり酒」といった日本酒以外の商品も充実。

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住所:佐渡市加茂歌代
458
電話番号:0259(23)2111
HPhttp://www.tenryohai.jp/
営業時間・休日:9:0017:00 1月~3月の土・日曜・祝日休
アクセス:両津より車で約5分。最寄りのバス停「境」(本線)より徒歩約0
※試飲・蔵見学(ともに無料)、直売所有



徐々に知られはじめているとはいえ、一部の蔵を除いて、まだまだ全国的な知名度を誇るまでには至っていない佐渡の地酒。
しかしながらその一滴には、島の風土、歴史、自然の恵み、そして何より蔵人たちの想いが凝縮しています。
ぜひとも、ご賞味あれ!

おすすめ(マイナー?)スポット第2弾です!

海に囲まれた佐渡には、自然界からの賜物として現出した奇岩・怪岩・珍岩が点在します。“佐渡岩界”の横綱格といえるのは「大野亀」「二つ亀」でしょうか? ですが今回も、またまた独断と偏見で、自分好みの岩スポット・ベスト3を記してみます。いつの日か両横綱に負けるとも劣らぬほどの注目を集め、金星を上げられることを祈りつつ(難しいか())。


Best.1
【弁慶のはさみ岩】(下相川)

[解説]

吹上海岸のすぐ近くにある奇観。巨岩と巨岩の間に、くさび型の岩がスッポリと挟まっています。
その昔、“佐渡弁慶”と呼ばれた丈夫が、鬼と力比べをした際に投げ飛ばした大きな岩がこの岩であると言う伝説が残っています。

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出合った瞬間、その奇妙さに目を瞠りました。草に覆われた左の岩と荒々しい肌を見せる右側の岩に、スッポリと言おうか、チョコンと言おうか、ものの見事に逆四角錐形の岩が挟まっいます。
ちょっと苦しそうな姿が、なんとも愛らしい雰囲気をかもし出していました。

[アクセス]
・相川より車で約5
・海府線「千畳敷入口」バス停より徒歩約5



Best.2
【人面岩】(滝脇)
[解説]
真野から小木に向かう350号線の海岸沿いにある岩。やや緑色を帯びた安山岩で、まるで虚空を見上げる人の横顔を連想させる“風貌”が特徴的です。佐渡の奇岩群のなかでもひと際、異彩を放つ存在として知られています。

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どことなくイースター島の「モアイ像」を連想させます。
目と思しき窪み、鼻のような突起など、まさしく人面。空を見上げる様子は、遠い宇宙からのメッセージを待つかのようです。自然が作り上げた見事な造形に、ただただ感心するばかりでした。
首元の草は、スカーフですかねえ。オシャレですねえ。

[アクセス]

・小木より車で約20

・海府線「滝脇」バス停より徒歩約15


Best.3

【赤亀岩】(水津)
[解説]
「水津の漁師が大時化に遭った際、大きな亀が現れ、船はその背に乗って港に戻った。亀は岩となり、村人たちは“赤亀”と名付けた」。そんな言い伝えが残る「赤亀岩」は中央に空洞のある奇岩で、亀の親子が寄り添っているようにも見えます。

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前記2つの岩よりは、メジャーかも知れません。上の解説のほかにも「子亀を助けるために犠牲になった親亀が、この岩になった」という口伝も残っているようです。
そう言われてみれば、左側の頭部に穿たれた目は、どこか泣いているようにも見えてきます。

[アクセス]
・両津より車で約20
・東海岸線「風島」バス停より徒歩約10

とにかく佐渡には、見どころとなる岩が多い。わざわざ見に行かずとも海岸線を走っていれば、「何かに似ている」と思えるような岩にたくさん遭遇できます。「岩見物」という視点で島内を巡ってみるのも、なかなかオツなものです。



 


 


 


 


 


 


 


 



 






 


 


 


 


 


 


 

松の内が明けてすぐの土曜日、能の稽古を見る初めての機会に恵まれました。
今回の見学は、吾潟にある「本間家能舞台」を取材した際、大変お世話になった神主(こうず)弌二さんのお誘いに甘えたもの。
神主さんは、佐渡宝生流の太夫家・本間家を支援する主旨で明治期に設立された「佐渡能楽倶楽部」の会長を務める、佐渡能楽の重鎮。さらに言えば、能楽の保存・普及のために「佐渡中等教育学校」のスクール・カルチャーで講座をもっています。


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雪の舞い散る午前9時。2人の女子中学生がやってきました。稽古場は、神主さんのご自宅にある15畳の和室。能の稽古というと、さぞや厳しいものと想像していたのですが、神主さんと女生徒たちは、まずはお茶を飲みながら和気あいあい。「佐渡中央教育学校」の生徒だという2人に「神主先生は厳しい?」と問い掛けてみると「ぜ~んぜん」と屈託のない笑顔で答えてくれました。
稽古演目は『小さい袖曽我』。2月7日に学校で開かれる発表会で、お披露目する予定のものです。
正座をして、一礼してから稽古開始。お手製の稽古本を手にしながら、「はい、そこで右足掛けて」「行って3足7足だからね」「扇の手が高いよ」。冷え冷えとした稽古場に響く、神主さんの声。謡で鍛えられた朗々とした声音を聞いていると、背筋がピシッ伸びてきます。
しかし、およそ30分ほどの稽古を終えると、またまた茶飲み話で盛り上がります。3人を見ていると、失礼ですが、好々爺と素直なお孫さんといった趣です。


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すでにの“お弟子さん”も訪れています。こちらも「佐渡中等教育学校」の4年生の女生徒。
稽古する演目は、仕舞(囃子を伴わない舞)『羽衣のキリ』です。「今度、舞って(きちんと能面・装束を着けて舞うという意味だそうです)みないか?」と神主さんが提案しているところをみると、かなりの舞達者なのでは。そしてその予想通り、素人目から見ても所作、仕草が柔らかく、極めて女性的な動きで惹きつけられました。


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最後のお弟子さんは、佐渡総合高校1年生の女子高校生です。こちらの演目も仕舞で『嵐山』。「右半身になって」「そこで手を反して」。前の2組同様、真剣な面持ちで神主さんの指導を受けていました。
4人の稽古を終えたのは、昼前。雪を降らせた曇天の合間から、うっすらと陽が差し込みはじめています。神主さんの表情にはさすがに疲れが見えますが、どこか充実感にも満ちていました。


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稽古を見学していてなによりうれしかったのは、これほど若い人達が能に興味をもち、学び、そしておそらくは受け継いでいくであろうという事。これも佐渡の人々の間に、脈々と伝わるDNAのなせる業なのかも知れません。
神主さん曰く「能は、50年やっても終わりというものがない」。まだまだ傍観者の自分には到底知ることのできない、能の、そして佐渡の奥深さ。その一端に、わずかながらも触れられた1日でした。







島内を回っていると、ガイドブックに載ることが少ない、ですが、琴線にビシッと触れるような光景やモノ、ヒトと、数多く出会います。
そこでこれから、あくまで独断と偏見で選んだおすすめポイントを、つらつらと紹介できればと思っています。

今回取り上げるのは、「お地蔵様」。
それも単体ではなく、群れをなすお地蔵様です。
当方、幼いころに『傘地蔵』を読んで以来のマニア(?)ということもあり、
地蔵だらけのスポット・ベスト3を挙げてみます。




≪Best.1≫
【梨の木地蔵】(梨の木)
〔解説〕
真野から赤泊へと抜ける県道
65号線沿いにある、子どもの病気平癒をかなえてくれる
と伝えられる地蔵。願いが成就した親たちが
1体の「身代わり地蔵」を供えていくた
め、境内には何千という小さな地蔵があふれるように並んでいます。

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この地蔵群を求めて、西三川の山中を車で1時間近く、彷徨いました。
しかしなんのことはない、発見してみれば県道65号線沿い。
石段を上って境内に入るとそこには、地蔵、地蔵、また地蔵。
大小のお地蔵様が、梨の木地蔵堂の敷地を埋め尽くすように立っていました。
「これだけの数の“身代わり”がいるということは、よっぽどご利益があるんだ
ろうなあ」と、独り言ちた次第です。

〔アクセス〕
・両津より車で約40分
・赤泊線「静平」バス停より徒歩約10分




≪Best.2≫
【賽ノ河原】(願)
〔解説〕
大野亀と二ツ亀をつなぐ遊歩道の途中にある海蝕洞窟には、地蔵菩薩を中心に無数
の石地蔵が静かに並んでいます。「賽ノ河原」は、幼くして世を去った子供の冥土
と信じられ、昔から篤い信仰の地として敬われているようです。

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近くには、「大野亀」「二ツ亀」という、佐渡を代表する観光スポットがありますが、個人的にはこの「賽ノ河原」に惹かれました。「願」のバス停から、海岸線に設けられた遊歩道を歩くこと、およそ20分。ポッカリと空いた洞窟のなかに、100体以上のお地蔵様が佇んでいらっしゃいました。短命だった幼子たちの冥土といわれるだけあり、じっと眺めていると多少、背筋がひ冷んやりしてきます。また、たどり着くまでの遊歩道は荒波が間近まで迫ってくるので、こちらの方にも肝を冷やしました。


【アクセス】
・両津より車で約50分
・内海府線「願」バス停より徒歩約20分





≪Best.3≫
【岩屋摩崖仏】(宿根木)
〔解説〕
地元の人々に「岩屋さん」と呼ばれ、親しまれている霊験あらたかな洞窟。
窟の前には四国88ヶ所霊場になぞらえたミニ霊場があり、88体の地蔵様の姿が。
また内部の壁面には、弘法大師の作とされる磨崖仏が彫られていおます。

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宿根木の名旅館「花の木」さんのすぐ近く。海抜100mの岩山のふもとにある海蝕洞窟のなかには、長い年月を経て摩耗した多数のお地蔵様が静かに並んでいます。周囲には樹木が群生しているため窟内は昼でも薄暗いく、より霊験あらたかな雰囲気が覆っていました。多くの供物が並んでいて、いまでも地元民に崇拝されているようです。


【アクセス】
・小木より車で約10分
・宿根木線「宿根木新田」より徒歩約15分



最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!

担当地区 両津地区・観光(島内全域)
 
出身地 山形県寒河江市
 
任期 2014年8月~2017年7月末予定

経歴 
佐渡以上に田舎(失礼)な山形の山間で高校時代までを過ごし、大学入学とともに上京。卒業後は、東京にて、編集・ライティングの仕事に従事しておりました。 
 
地域おこし協力隊への応募動機・佐渡の感想
都会を離れ、島嶼での生活を考えていました。そこで真っ先に思い浮かんだのが佐渡。取材等で何度か訪れた際に、大いなる自然、綿々と続く伝統芸能や文化などが深く心に刻まれていたのだと思います。移住を念頭に「ネスパス新潟」に足繁く通ううちに、「佐渡市地域おこし協力隊」の存在を知りました。残念ながらちょうど募集が終了したところでしたが、しつこく1年待って応募した次第です。実際に住みはじめ、隊員としての業務に携わって感じたのは、人見知りの方が多いということ。ですが、なじんでくると、本当は話好きの人が大半を占め、会話を通じて温もりが伝わってくるようになりました。佐渡の貴重な資源は、何も観光スポットや美しい景観だけではなく、この人間味にもあるように思われます。

これまでの活動内容・今後の活動予定
観光協会のホームページに掲載されている「佐渡観光ガイド」の内容がかなり古いため“ホテル・旅館”“グルメ”“温泉”“観光・体験”“名所・旧跡”“自然・景観”などの項目ごとに、全島を巡ってデータを収集、洗い直し作業を行っています。さすがに佐渡は広いため、悪戦苦闘中。まだまだ先が見えない作業ですが、来年を目途に刷新し、将来的にはスマートフォンのアプリも制作する予定です。当面はデータ収集を続ける予定ですが、いろいろなところを回ることによって、佐渡の全体像をつかみ、観光を通じて活性化に寄与したいと思っています。

コメント
佐渡の地酒は本当に旨い。週イチの一献が楽しみです。 

8月1日に着任しました、武田雄二と申します。
すでに4カ月も経っているため、"新隊員"とは言い難いのですが、
以下、恒例(?)の隊員紹介一問一答にて、自己紹介をさせていただきます。

■佐渡でのあなたの癒しスポット、一番好きな佐渡での場所は?
石名の天然杉。異形の杉の群生は神々しくて、なぜかホッとします。

■好きなおにぎりの具は?
おかか。でしゃばり過ぎない奥ゆかしさが好ましい。

■佐渡で一番美味しいと思う食べ物は?
まだあまり名物を食べていないのですが、釣れたてのスミイカの刺身は最高でした!

■好きなタレント・作家・アーティストは?
何をおいても司馬遼太郎先生。『坂の上の雲』『翔ぶが如く』『花神』等々、心に沁みます。

■好きな異性のタイプは?
う~む、年齢的にあまりこだわりはないかもしれません。強いて挙げれば、自分がちびっ子なので身長が低い人ですかね。

■自分について人から言われて印象的な言葉は?
八方美人。

■日々の楽しみは何ですか?
就寝前の読書。

■十年以上好きで食べ続けてきたものは?
とんかつ(含むカツカレー)。

■カラオケ十八番は?
沢田研二の「勝手にしやがれ」は、歌います。

■お気に入りの映画やシーンは?
『ニュー・シネマ・パラダイス』。なかでも、映画監督になったトトが故郷の映画館でキスシーンばかりを集めたフィルムを観ながら涙するラストシーンは、こみ上げてきます。

■心引かれる場所は?
水辺。特に溜まった水(湖沼)には、昔から何故か惹かれます。

■任期終了後の自分はみえていますか? 10年後は何をしていますか?
将来的に佐渡に永住しようと思い隊員を志願しましたので、当然ながら、3年間の任期後、そしてその先の10年後も島に残りたいと思っています。しかしながら退任後、具体的にどのようにして糧を得るかについては、まだ不透明。これから日々の生活を送りつつ、自分なりに見付けていければいいですね。

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