佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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重盛真知子(外海府地区)


冬の間、あまり見ることのできない青空を、
今日は久しぶりに、見ることができました。


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冷たい風が吹いていましたが、久々に感じた陽射しが嬉しく、
青い海を横目にわくわくしながら車を走らせ、向かった先は、関集落。

とあるご家庭の「味噌づくり」に密着しました。

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「味噌」は、私が佐渡へきて感動したものの一つでもあります。

味噌は購入するものだと思っていた私にとって、
家庭で仕込んだ味噌を使った食事が日々の食卓にあがるというシンプルなことが、
とにかく感動的でした。

家庭で造られる味噌がどのようなものであるのか、一度見てみたいと思っていた時、
私の想いを見透かしたように、一本の電話が掛かってきました。

「今から味噌つくるから、見に来な~~」

というわけで、本日は、味噌づくりについてレポートしたいと思います。


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こちらの家庭は夫婦二人暮らし。

味噌づくりに使う大豆の量は、1斗と7升
1升=10合なので、大豆170合ぶん、ということです。

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なぜこんなに・・・・・・

と思いますが、親戚や子供に送ったり、自家消費したり、保存食を作る際にたくさん使ったりしていると、あっという間に無くなるのだそうです。

「昔から、味噌と米は貴重な食べ物だった」と語るお母さん。
こちらの家庭では、たくさん作って保存して、3年ほど熟成させてから食べるのだそうです。

近頃は、味噌づくりをする家庭も少なくなってきたようですが、
以前は、数軒がまとまって味噌を作っていたとか。

これには、ある理由があります。

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茹で上がった大豆をすりつぶす、この機械。
どこの家庭にもあるものではないですよね。

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味噌をつくるために、この機械を麹屋さんから借りてくる家庭が多かったそうで、
一台を数軒が交替で使用するよりも、数軒分の大豆を一回でまとめて擦ってしまおう。という流れがあったようです。
(その他にも理由があると思います)

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漁師であるこちらの家庭では、魚を加工するための機械を、現在は味噌づくりのための「すりつぶし機」として活用していました。

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夫婦二人三脚です。

もっと昔は、家庭にある臼と杵で、大豆をすりつぶしていたとか。
機械が導入されたことで、「数軒がまとまるスタイル」に変化していったのでしょう。

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大豆のすりつぶし作業が終わると、塩が投入されました。

保存食を作るための大切な調味料にもなる味噌ですので、
塩は、すこし多めに入れます。

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よーくかき混ぜます。

混ざったら、荒熱を取るため一旦休憩。

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そして、

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次は、この麹を入れていきます。
ちなみに、こちらの麹は、お隣の高千地区で造られたもの。

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麹を入れたら、ひたすら混ぜます・・・・
大豆のゆで汁を少しずつ足しながら、適度な柔らかさになるまで混ぜまていきます。

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この茹で汁も、後で煮物に使うため、最後までとっておきます。
これで作った煮物が、「なめぜ」と呼ばれる郷土料理なのです。
(はやく食べたい)

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そうこうしているうちに、いっちょあがり。

これを、

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まとめて・・・・

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味噌蔵へ運び・・・・・

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樽の中へ・・・・・

ここから熟成に入ります。

あぁ、はやく食べたい。


こちらの家庭には、これまでにも何度かお邪魔しており、
毎回、母ちゃんの手料理を頂いては、ほっぺたを落としています。

それもそのはず。納得の調味料が、ここにはありました。

私は、外海府の「暮らし」に、日々、感動しています。

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余談ですが、今回の味噌づくりで、大豆が茹であがるのを待ちながら、たくさんお喋りをしました。

地元の方との会話から、おもしろい発見があったり、新たな知識を与えてもらったり・・・
その一つ一つが、これからの人生に生きていくものばかり。
味噌づくりを通じて、また一つ、貴重な体験をさせていただきました。


ちなみに、以前にも、本ブログで片野尾の味噌作りについて紹介がありました。
こちらも是非ご覧ください。

http://sado-chiiki-okoshi.blog.jp/archives/1050454047.html



佐渡・外海府の大倉集落。

この村には、島内に九社ある式内社の一つ、大幡神社が鎮座しています。

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少し高台に建てられたその神社からは、村全体が見渡せるようになっており、
黒々とした屋根瓦と、青い海と、畑の緑が、
「外海府の集落」といった感じの素朴な風景をつくりだしています。

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毎年、4月11日に執り行われる大幡神社の例祭「大倉祭」では、
浜での流鏑馬神事をはじめとする祭芸能が、古くから伝統として受け継がれ、
平成16年には、大倉祭が佐渡市の無形民俗文化財に指定されました。

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集落の過疎・高齢化が進み、祭芸能の継承が危ぶまれるなか、
今年の大倉祭は、近隣集落からの応援により、6年ぶりに浜での流鏑馬(やぶさめ)と神輿担ぎが実現し、なんとも言えない活気があふれました。

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私も、協力隊として着任した年から大倉祭で太鼓を叩かせてもらっています。

下手くそな太鼓にもかかわらず、「参加してくれてありがとう」と、
温かい言葉をかけてくださる大倉集落の方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

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そんな、大倉祭で叩かれる太鼓も、実は鬼太鼓のひとつなのです。

5つの型に分けられるという佐渡の鬼太鼓のうち、大倉の太鼓は「一足型」という、
相川地区の鬼太鼓の原型といわれるもので、江戸時代の鬼太鼓がどのようなものであったを知ることができるのだそうです。😲

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そして、今回、この大倉祭から紐解くことができる鬼太鼓の歴史を探るべく、
あいぽーと佐渡にて、佐渡芸能伝承機構の理事長である松田祐樹氏による解説と、
大倉集落の芸能実演が、行われることとなりました。

<あいぽーと佐渡企画>
「大倉祭から探る江戸時代の鬼太鼓」


【日時】 11月13日(日)14:00~
【場所】 あいぽーと佐渡 多目的ホール及び2階展示室
【参加費】 大人300円  小中学生100円 (2階入館料含む)
【内容】 ・ 佐渡芸能伝承機構 理事長 松田祐樹氏による解説会
      ・ 大倉集落の芸能実演
      ・ 2階展示室の見学
【問い合わせ】 あいぽーと佐渡 TEL:0259-67-6733


☺ ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ☺

大倉集落では、この日に向けて、芸能の稽古が始まっています。

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村で一番、祭を詳しく知る方はすでに80歳を超え、
芸能を教えられる人もまた、ほんの数名です。

また、4月の例祭では、島外からの帰省もあって芸能メンバーを揃えることができましたが、今回は、集落の少ない人数だけで頑張らなければなりません。

今回のこの話も、「人が揃わんから、出来ん。」 と、断ることもできたでしょう。

それでも、「完璧に出来なくてもいい、やることに意義があるのだ」
という答えを集落が出したことは、とても大きな意味があると感じます。

私も、へたくそながらも頑張って練習し、叩きたいと思います。

11月13日(日)は、是非、あいぽーと佐渡へお越しください。

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おまちしております。👹☺👹☺


この時期としては強い寒気が流れ込み、
日本海側では雪や雨が降るでしょう。

という、今日のお天気。

例によって、外海府の海はモリモリと時化ております。

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<矢柄の海>
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私は、夏の穏やかで、透きとおるような外海府の海も大好きですが、
ゴォゴォという音とともに、波が膨らんでは押し寄せる、
冬の海のほうが、どちらかと言えば好きです。

さむーーーーーーい日に、暴風でガシャガシャと家がきしむ音を聞きながら
コタツに入ってウトウトするのも、かなり好きです。

そんな冬の訪れを感じずにはいられない、今日の天気。

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午前中は、たくさんのミゾレが降り、
畑のネギのまわりが白くなるほど積もっていました。

車を走らせていると、潮風で窓が真っ白になってしまい、
ウォッシャー液もあっという間に空っぽになるし、
少し外へ出れば、強風で髪はボッサボサになる。

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それでも、この時化た海を眺めることをやめられないのは、
曇っていても、荒れ狂っていても、深く青い光を放ちつづける外海府海岸ならではの景色が広がっているから。

潮を浴びまくる家々が小さく見え、自分もすっかり潮まみれなのに、
なぜか満たされる気持ちになるのです。

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いよいよ冬がやって来ます。
皆さん、コタツに入って暖まる準備はお済みでしょうか。

冬の佐渡は、なんにもしないで、ただ時化た海を眺めるだけ、
という旅も、おすすめです。




今日は、私が佐渡で一番好きな山『檀特山』のお祭りです。


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<檀特山の天然杉>


8月23・24日の二日間にわたり行われる、この「檀特山祭」。

かつては、祭の日になると村の女性たちが檀特山へあがり、
山奥にひっそりと佇む石名清水寺の奥の院で、一晩のお籠りをしたと聞きます。


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<現在の奥の院>


祭の夜には、お堂の前の焚火を囲んで食事をし、
輪になって佐渡おけさを踊ったというほど賑やかだったこの祭も、
現在は山へあがる人も少なくなり、かつての盛り上がりは見られなくなってしまったそうです。


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現在は、祭りになると、石名清水寺の前にかなり立派な幟が立てられ、
奥の院では、お堂のお手入れが行われます。

四季を通じて素晴らしい姿を見せてくれるこの檀特山に感謝の意を込めて、
私も、奥の院の清掃の手伝いに同行させてもらいました。


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<奥の院へと続く道>

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お堂の中を綺麗に掃除し、
真鍮をピカピカになるまで磨きます。


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<ろうそくも付けて、賑やかに>


奥の院のお堂は、四畳くらいのとても小さなスペース。

かつては修行僧がお籠りをしたというこの場所も、
現在では、石名や他地域の「奥の院を愛する人」による普段からの
お堂の手入れのおかげで、本当に心が安らぐ空間となっています。

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是非、一度、檀特山の素晴らしさを体験しに足を運んでみてください。

いつも微笑んでいるお釈迦さまも、
より一層ニコニコして参拝者を迎えてくださることでしょう。



おわり



慌ただしくも、賑やかだったお盆が終わりました。

普段は静かな外海府の村も、子供のはしゃぐ声が聞こえ、
「夏休み」を一緒に味わえるような、そんな和やかな雰囲気でした。

私が地域おこし協力隊となる前、何度か佐渡に旅行に来ていたのも
大抵、このお盆の時期でした。

その時、始めてみた盆船流し(精霊流しともいいます)には、
本当に感動したことを覚えています。


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<盆船流し(木製の船)>

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<浜には沢山の花が残る>


都会生まれの私には、お盆に帰る田舎というものが無く、
「お盆=夏休み」というイメージしかなかっただけに、
佐渡の人々が普段からご先祖様を大切にしている姿はとても感動的なもので、
お盆には家族で墓参りへ行くというシンプルな事も、羨ましいと感じるほどでした。


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<アケビ製の精霊馬・・・シッポが・・・>


それぞれの家庭でのお盆が、どんな風なものであるのか知りたい・見てみたいという気持ちは、かねてからあったのもです。

そして今年、ある一家の盆船流しを見せていただけることになりました。



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<岩谷口の浜>


最近では、毎年同じ木製の船を使い、ある程度海へ浮かせたら、
お供え物を流してかえってくるという家庭も多くなったと聞きますが、
岩谷口のこの一家は、毎年必ず、ワラで船を手作りします。

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<稲ワラ製の船、盆花(ミソハギ)とともに>


「自分が佐渡汽船に乗っていて、船がひっくり返ったら嫌だよなぁ」と、
船に乗って見送られるご先祖様の気持ちになることも忘れません。


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船を沖へ運び・・・

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どんぶらっこっこ、どんぶらこっこ。

後は、風まかせ、波まかせの旅。

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様々な理由から行事の簡素化が進むことは、誰にも止められない事かも知れません。

それでも、「行事」本来の意味や目的を考えれば、
簡素化することはできないと考える人々も、まだちゃんと居ます。

それぞれが大切にしているお盆を、今年も佐渡で過ごせたことは、
私にとって、嬉しいできごとでした。



おわり




毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、相川地区で活動を行う地域おこし協力隊3名から、
「合同写真展」のお知らせです。

ちらし


現在、相川地区には、相川商店街・金泉地域・外海府地域に隊員が配置されており、
それぞれの地域で日々活動を行っています。

活動期間や出身地・年齢・経歴も全く違う3人ですが、
「佐渡に魅力を感じて来た」という点は、共通です。

そんな3人が、日々の活動を通じて感じた「地域の魅力」を発信すべく、
写真展を開催することとなりました。

これまで私たちが出会った数多くの「心打たれる場面」は、
見慣れた日常のひとコマであり、何の変哲もないと感じるものもあるでしょう。
また、それらの多くは、見落とされがちなものでもありました。

今回、そんな、日常のなかでありふれた物事に改めてスポットライトを当て、
写真で紹介することで、それぞれの地域が持つ魅力や、
人々の暮らしぶりを、ひとりでも多くの方にお伝えできればと思っています。

すべて手作りの写真展です。

是非、お越しください。

☺↓↓↓↓↓☺↓↓↓↓↓☺

 佐渡市地域おこし協力隊企画
「相川地区3人の写真展」

<場所>
佐州おーやり館/佐渡市相川羽田町15

<開催期間>
2016年8月1日(月)~31日(水) 8:30~17:30
★土日祝もオープンしています

<入場料>
無料

<展示内容>
・三人合同展示(地域と繋がる情報も満載!)
・「道を歩けば猫にあたる」
・「あいかわらず、あいかわラブ」(太粟崇文/相川商店街担当)
・「私が知った金泉の暮らし」(小林美由紀/金泉地域)
・「密着・外海府24時」(重盛真知子/外海府地域)

<問い合わせ先>
佐州おーやり館/TEL:0259-67-7275

★本写真展では、写真コンテストを開催しています★
会場でアンケートにご協力いただくと、写真展コンテストにご参加いただけます。
コンテスト投票では、最も多くの票が集まった写真に投票した方の中から抽選で、相川商店街で使える商品券などの賞品が当たりますので、是非、ご参加ください!

<コンテスト対象写真>
①三人合同展示コーナー
②「道を歩けば猫にあたる」


夏休みに佐渡へ帰省される方、
旅行で来られる方、
用事で相川に来られる方、
住んでいる皆様、
ぜひ、佐州おーやり館へお立ち寄りください。

お待ちしております。


相川地区:太粟・小林・重盛

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6月、カンゾウの季節が終わると、
地元の漁師さんたちに、トビウオ漁の季節がやってきます。


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昨日から、大漁のトビウオがあがっているという高千の石名漁港。
本日も、たくさんのトビウオたちが網にかかりました。

この時期のトビウオは、産卵時期のためメスはお腹がプクプクし、
オスは、後世に子孫を残すための力が全身にみなぎっています。

そんな、生命力いっぱいのたくさんの命を、
一気に獲るのです。



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一晩前に仕掛けておいた網に、トビウオがかかっています。

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網を、一気に引き上げます。

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じゃんじゃん引き上げます。 ビチビチです。

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漁港に持ち帰り、その場でトビウオを網から外します。

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これがまた、なかなか大変な作業です。

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ひとつひとつ、丁寧に、手で網から取っていきます。

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一生懸命。 おしゃべりしながら。


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ハチメが混ざっていました。


このトビウオたちの大半は、
佐渡の特産品でもある「あごだし」や、すり身となって市場へ出回ります。

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今年のトビウオは、サイズも大きくとても良いそうです。

「朝食に」と、獲れたてのトビウオをいただき、
出勤前の朝ごはんとして、頂きました。

なんという至福。


これから「美味しいダシ」や、「すり身」へとその姿を変え、
たくさんの人を喜ばせるであろうトビウオたちにエールを送りながら、
この日の密着取材を終えました。

ご協力いただいた石名集落の皆様、
本当にありがとうございました。







【藻浦崎公園】

佐渡のなかでも、有数の岩百合スポットとなっている「藻浦崎公園」。

ここは、鹿ノ浦から入崎までを一望できる、
絶景のロケーションスポットでもあります。

そんな藻浦崎公園では、今年も、岩百合がどんどん咲き始めています。

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今週末には満開になるでしょうか。

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岩百合を見ながらピクニックなんていうのも、とってもおススメです。

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外海府方面へお出掛けの際は、せひ、お立ち寄りください。

外海府方面へお出掛けの用事が無くても、ぜひ、お立ち寄りください。

<藻浦崎公園へのアクセス>

【相川方面から】
県道45号(佐渡一周線)を高千方面へ
→ 北片辺集落 「民話の館」の斜め向かい側を左折
→ 漁港のすぐ横が藻浦崎公園です

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(漁港/船小屋)


【小田の海岸】
外海府・小田の海岸に咲く岩百合の群生は、まさに圧巻のひと言です。

(昨年の様子)
http://sado-chiiki-okoshi.blog.jp/archives/1029372167.html

より自然度の高い岩百合をご覧になりた方は、
ぜひ、小田の海岸へもお立ち寄りください。

まだ、つぼみが目立ちますが、こちらも一気に咲き始めそうな勢いです。

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黒々とした溶岩の上に咲く、鮮やかなオレンジのユリ。

自然の生命力を分けてもらえそうな、そんな景色です。

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<ご注意>
小田の海岸には、遊歩道等が特にございませんので、
岩百合をご覧になる際、足元には十二分にお気を付けください。


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小田に向かう途中には、石名に自生するカンゾウの群生も見られます。
簡易遊歩道も作られておりますので、こちらも必見です。


おまちしております。





協力隊として2年目の春。

今年も、大倉の祭に参加させていただけることになりました。


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 <大倉集落の懸社・大幡神社>


昨年の春、佐渡に来てまだ間もない頃、
「大倉祭で太鼓をやってみないか」
と、声をかけていただきました。

これが、私にとって初めての「佐渡の祭」でした。

協力隊になったし、なんでもやってみよう。と、
安易な気持ちで引き受けてしまったことを覚えています。

後になって、大倉祭が市の重要無形民俗文化財であることや、
大幡神社が格式ある懸社であることを知り、「ちゃんと練習しないとまずいな」
という気持ちが芽生えはじめました。


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 <宵宮>


大倉祭は、過疎・少子高齢化により、その存続すら危ぶまれているという現実に直面している祭でもあります。
担い手不足により本来の形で芸を奉納できないこと、禁忌や年齢制限を無くさなければならなかった事など、様々な問題を抱えていることもまた、事実です。

大倉祭というものを知っていくうちに、この祭で芸を奉納することへのプレッシャーが以前にも増して大きくなっていったのは、言うまでもありません。


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そのころ、村で不幸が続きました。


祭自粛の雰囲気を感じつつも、本来の祭が持つ意味や、
祭を執り行うという事はどういうことなのかと、村で議論がなされました。

これまでの私にとって「祭」とは、縁日に並ぶ華やかな屋台の数々、日常を忘れる楽しいひととき、というものでした。
言い換えれば、その程度の体験しかしてこなかったということです。

しかしここに来て、
神事式で村全体の健康・安全・豊穣・大漁をお祈りし、
芸を奉納することが本来の祭であることを知り、
私の中の「祭」があっという間にくつがえされていきました。

楽しめるかどうかということや、芸が上手い・下手などよりも、
「真摯な気持ちで祭に参加する」ことが何より大切なのだと気づかされました。


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 <修理中>


とはいえ、数日のみの練習だけでは、体が芸をおぼえるはずもなく、
借りてきた撥(ばち)を使って自宅の壁で練習するも、一向に上達せず、
ついにプレッシャーに負けたのが祭の前日で、「もうできません」などと言いながらギブアップ宣言をしてしまったのです。

それでも、大倉集落の方々は「心配すんな、できてるじゃねぇか」と励ましてくださり、なんとかやり遂げようという気持ちを取り戻して、祭の当日を迎えることができました。


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 <大幡神社にて>


まだまだ寒さが、残る外海府の春。

祭当日の朝は冷たい雨に見舞われました。

足袋がずぶ濡れになってしまったのを見て、「終ったらお風呂に入りにおいで」と
声を掛けてくれた女性がいました。

なんともあつかましく「ただいま」と家に帰るようにその言葉に甘え、
ほかほかのお風呂に浸かると、無事に芸を終えられたことに安心し、一気に肩の荷が下りたような気持ちになりました。


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そして今年。
再び大倉祭の季節となりました。

昨年は「新人さんブランド」を使い果たしてしまったので、今年はもう少しレベルアップしなければならないなと、早くもプレッシャーとの闘いがはじまっています。

そして今年は、たかち芸能祭実行委員会からも数名が大倉祭に参加します。

昨今の過疎・少子高齢化による御神輿の担ぎ手不足という問題に対し、芸能を通じて協力し合いたいという想いを込めての参加だそうです。


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 <大倉のお神輿>


今年の大倉祭は4月11日、月曜日。

平日ではありますが、色々な人の想いが詰まった大倉祭をたくさんの人に見てもらいたいと思います。

ぜひ、外海府・大倉へ足をお運びください。



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 <大倉集落の春>


長いブログを読んでいただき、ありがとうございました。



寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

今日は、越後に伝わる伝統行事、「まゆ玉飾り」について、レポートしたいと思います。

「まゆ玉飾り」とは、毎年、小正月の1月15日(旧暦2月15日)に、
五穀豊穣・大漁・商売繁盛を祈願して、まゆ玉に見立てた餅を木の枝に付け、
座敷や神棚・床の間などに飾り付けるものです。

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ここ外海府でも、先代から続く伝統を守りながら、今年もまゆ玉作りを行っている家庭があります。

まゆ玉作りでは、縁起が良いとされる「よのみの木」の枝に、つきたての餅をぶら下げるのですが、
餅の重みで垂れ下がったその姿は、稲穂のよう。
豊作祈願として、稲穂は象徴的な縁起物ですね。

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右手には「よのみの木」の枝、奥には、つきたてのお餅。
そして、手前にはお手伝いの猫。

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「よのみの木」の枝を整えるところからスタートし、
4種類の餅(とちもち・草餅・豆餅・白餅)を、一つ一つ枝に付けていく作業は、半日仕事です。

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越後の伝統行事として広がった「まゆ玉飾り」ですが、
地域や風習、生業などと結びついて、様々な形態に変化していったそうです。

佐渡では、大漁祈願として縁起物のイカを飾るようですが、
このイカがぶら下がる感じが何とも言えず・・・とても良いですね。

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しかし、こうした手間も時間も掛かる伝統行事は、
継承の難しさがつきもの・・・・

何とか続けなければ、自分の世代で絶やしてはならない、という想いから
毎年、欠かすことなく、手を抜くことなく、続けている家庭があることを、
もっと多くに人に知ってもらいたいと思いました。

きっと、もうすでに消えてしまった伝統行事や、
忘れ去られた年中行事もあるのでしょう・・・

しかし、今、残っているものについては、これからも守っていくべきだと感じました。
伝統行事の軽薄化は、近所付き合いの軽薄化にもつながるでしょう。
限界集落だから、過疎化だからといって、集落の人数を増やす事ばかりに目を向けるのではなく、
いま在る繋がりを、より濃くしていくことも大切なのでは・・・
と、色々な事を考えさせられた、とても濃厚な時間でした。


今回の取材にご協力いただきました、関集落の五郎助さんには、感謝の想いでいっぱいです。

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そして、ご馳走様でした。


大佐渡石名・檀特山(奥の院)への登山口が、
とても分かりやすい看板にリニューアルしました。

今日は、ピカピカの看板が立てられるという、
特別な日にふさわしいほどの、秋晴れに恵まれました。

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<できたてホヤホヤの目印看板>


檀特山・奥の院への登山については、
以前、地域おこし協力隊のブログで紹介させていただきました。

【山好き必見 -オトナの天然杉ー】
http://sado-chiiki-okoshi.blog.jp/archives/1034112845.html

【檀特山と奥の院・おこもり堂】
http://sado-chiiki-okoshi.blog.jp/archives/1029396058.html


石名天然杉遊歩道から檀特山へ登るルートもありますが、
車道に面した登山口から登るルートの入り口は、
「檀特山 奥の院 参拝者登山口」と書かれた白い目印しか無く、
とても分かりづらいものでした。

それが、見違えるほど立派な登山口になったのが今日。

檀特山を愛してやまない、トレッキングクラブ「sado 山椒魚」のサブリーダーでもある渡邉氏によって、手作りの看板が運ばれたのです。

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新・登山口の看板目印には、硬くて丈夫な栗の木を使用。

秋が終れば登山者もほとんどなくなりますが、来年以降に向けて、これからも整備を続けます。

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<微調整中。>


旧・目印には、お疲れ様とありがとうを。

アテビの木で造られたという旧目印は、20年以上も同じ場所に立っていましたが、
掘ってみると、地中に埋まっていた部分は、腐っていました。

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<役目を終えた旧・目印>


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<これまでよりも目立つようになりました。>


前回のブログと重複する部分もありますが、
以下、登山者の方々への注意事項となっております。

【ご注意】
※このルートは、大佐渡石名天然杉 遊歩道ではありません。
※登山に適した服装・装備で、時間に余裕をもってお出掛け下さい。
※植物の採取は禁止されています。
※仮設トイレはありません。(最寄りトイレ:和木登山口)
※電波状態が悪く、携帯が使えないことがありますのでご注意下さい。
※ゴミは必ず持ち帰って下さい。


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<山は、いいよ。>



外海府担当、重盛でした。


秋ですね。

自然の恵に感謝しつつ、収穫を祝う季節となりました。

毎年この時期に、外海府の岩谷口集落では、
「収穫文化祭」を開催しています。

今年はスペシャルなプログラムがもりだくさん。
「食」を通じて、外海府・岩谷口の暮らしを体感しませんか。

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この「収穫文化祭」の目玉は、
なんといっても地元特産品の販売ではないでしょうか。

天日干しの岩谷口産コシヒカリをはじめ、地元で採れた野菜類・豆類のほか、
海産物の販売もあるようです。

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写真:岩谷口産 ”はざ掛け米”


「岩谷口か・・・遠いな」 と、思いますよね。
実際、遠いです。
でも、国仲方面から車で1時間以上掛けてでも、
岩谷口産のお米を手に入れる価値はありますよ♪


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岩谷口産のもち米で、もちつきやります。

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写真展・作品展も面白いですよ。


★ 岩谷口 収穫文化祭 ★

【日時】  2015年10月25日(日) 午前9時~
   ※ 地元特産品の販売は、10月24日(金)~27日(火)まで行います。

【場所】  岩谷口公民館
【参加費】 200円 (昼食会の材料代 込み)


外海府の集落
岩谷口集落で、おまちしています。

外海府担当、重盛でした。


外海府担当の重盛です。


大自然に囲まれた夏の佐渡は、いくら遊んでも飽きないほど。

見どころも満載で、やりたい事も盛りだくさんですね。

宿泊には、綺麗なホテルも良いし、アットホームな民宿も捨てがたい、

そして、大自然の中で過ごすキャンプも体験したい!でも、道具がない!!
というそこのあなたにおすすめのキャンプ場が、ここ外海府の関にあります。

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休暇村 佐渡オートキャンプ場は、アウトドア初心者でも安心の設備です。

売店やレンタル用品が充実、お風呂や洗濯機ももちろんありますよ。

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各キャンプサイトには水道があり、電気コンセントも完備。

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そして、なんとイカ釣り体験もできます!

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海で泳いで、シャワーを浴びて、テントで昼寝して、

夜は海鮮BBQ。お腹いっぱいになったら、満点の星空を見ながら寝る。

最高ですね。


関には他にも見どころが満載です。
透明度の高いエメラルドグリーン海で泳いだら、
集落を散歩するもよし、今晩のおかずにアジを釣ってくるもよし。
この夏は、外海府の大自然をおたのしみください。

この週末行こう。と思ったそこのあなた。

いってらっしゃい。


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生命力あふれる関の海


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関の集落


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イカ釣りに出よう♪

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近くに放牧場がありますよ


★ご予約・お問い合わせ★

休暇村 佐渡オートキャンプ場

TELFAX0259-78-2095

URLhttp://www.qkamura.or.jp/sado/

<営業期間>

71日~831

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佐渡を代表する観光スポットとして、
石名天然杉の遊歩道はおなじみですね。

遊歩道が綺麗に整備されているのは嬉しい・・・が、

少し物足りないと感じているそこのあなた。

ちょっと足をのばして檀特山へ登ってみてはいかがですか?

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今回のレポートは、山好き必見です。

なんと今、檀特山では、山あじさいが狂ったかのように咲き乱れています。

30年以上石名の山を見て来られた管理人の方も、

「こんなに咲いているのは初めて見た」

と言うくらい、咲いています。


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登った人にしか分からない

山あじさいの群生と巨大天然杉のコラボレーション。

 


一言で感想を言うならば、

巨木と素朴の極みです!!!


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今週いっぱい・・・くらいでしょうか。
台風の影響があまりないことを祈ります。

この週末は、名もなき巨木の数々が神々しくそびえる檀特山へ

ぜひ、どうぞ。

奥の院のお堂まで参拝するのがおススメです。



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「見に来てね」by檀特山の管理人さん


★石名・檀特山へのアクセス★


<自家用車・レンタカーをご利用下さい。>

県道佐渡一周線で石名集落へ

  ↓

「大佐渡石名天然杉」の青い看板を目印に、林道へ入る(石名・和木線)

  ↓

和木登山口を目指して登っていく途中に、白い目印がある。

白い目印「檀特山奥の院参拝者登山口」
「檀特山石名登山口」

  ↓

檀特山・奥の院を目指して登山開始


<その他>

駐車スペース:3~4台程度

所要時間:約2.5時間(休憩含む)

<ご注意>

※登山に適した服装・装備で、時間に余裕をもってお出掛けください。

※植物の採取は禁止されています。

※仮設トイレはありません。(最寄りトイレ:和木登山口)

※ゴミは必ず持ち帰りましょう。

※電波状態が悪く、携帯が使えませんのでご注意ください。

※マムシやアブ・蚊等に注意してください。

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登山口にある白い目印※こちらの画像は、旧・目印です。DSC_1074
いってらっしゃい




「野生動物のコロニー」
と聞いて、大抵の人は、
南極にいるペンギンのコロニーだったり、
北極圏のセイウチのコロニーだったり、
海外の野生動物の大繁殖地を思い浮かべるでしょう。

それが、
ここ佐渡の秘境・外海府にあることを、皆様ご存じでしょうか。
外海府は矢柄集落の沖に浮かぶ「三島」に、
ウミネコの大繁殖地(コロニー)があることを!

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矢柄集落の沖に浮かぶ「三島」に、いざ上陸

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ウミネコのコロニー


突然ですがここで、ウミネコの雛をご覧いただきましょう。

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見つけられましたか?

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この同化具合!!
野生で生きのびる力を感じますね。

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よく見るとあちこちに雛の集団が・・・


矢柄の三島には毎年、繁殖のためにウミネコがやって来ます。
子育ての時期になると、餌を求めるウミネコを田んぼ周辺など至る所でみることが出来るので、
たいして物珍しい生き物ではない印象が強いのが正直なところ・・・

しかし、群を成して子育てをし、島に上陸した敵(我々)の頭上を旋回しながら「ニャーニャー」と騒ぐウミネコを目の当たりにし、
まず「侵入してごめんなさい」という気持ちになり、
次に「糞が当たりませんように」と祈り、
次第に慣れてくると、野生動物の子育てという生々しい現場にひたすら感動するばかりなのです。

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頭上を旋回するウミネコにビビる我々

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孵らなかった卵

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雛発見

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雛に接近、成功。

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こちらも同化中~

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白い羽が親、後ろに居るこげ茶の羽が雛

ウミネコの子育て時期も終盤のようで、ほとんどの雛は飛び立つ練習に勤しんでいました。
三島からウミネコが一匹も居なくなる時期も、近いようです。

< 三島への渡船は、下記のご利用が便利です! >

ウミネコはちょっと・・・という方でも大丈夫!
ウミネコが去った後は、釣りや海水浴を楽しめます。
夏休みに三島に渡り、日本海での優雅な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

★渡船に関するお問い合わせ・予約★
大栄丸
代表:清水 正次
住所:佐渡市大倉274
TEL・FAX:0259-78-2711
携帯:090-2412-5788(清水 正次)/090-1423-1545(清水 修一)
※ お掛け間違いにご注意ください。

【参考価格】
渡船:¥3,500/人
遊泳等:¥3,000/人
遊覧:¥3,000/人
釣り船:¥10,000/回

【ご注意】
★プラン内容によって金額が変動することもございますので、お問い合わせの上、予約をお願いします。
★三島でのBBQ等の火の利用は禁止されていますので、ご注意ください。
★サザエ・アワビなどを捕ることは禁止されていますので、ご了承ください。

小田集落の海岸が、すごいです!

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満開です!

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黒々とした溶岩の上に自生する岩百合と、
反対側の岩には、一面のカンゾウ。
その向こうには、深く透きとおる海。

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今週いっぱいくらいでしょうか、
岩百合の群生を見るなら、
外海府の小田へ。

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大野亀のカンゾウを見た帰りにでも、
チラッとお立ち寄りください。
外海府の海沿いは、ドライブも最高ですよ。

中村隊員も、満開の岩百合を前にし、嬉しそうでした。

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小田集落といえば、
先日、小田郵便局にスズメが巣をつくりました。
ツバメではありません、スズメです。
室外機のすぐそばに、あの警戒心旺盛なスズメが、です。

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郵便局員さんの気遣いで、
外海府を吹き抜ける強風にも耐えられるよう、
しっかり補強がしてあります。

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景色よし、海よし、空気よし、水よし、人も良し。
私がスズメでも、多分ここに巣をつくります。

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外海府は今、花も、動物も、海も、パワーが溢れんばかりです。
景色を彩っているお花たちに癒されに、
生きる力をもらいに、
週末は外海府へどうぞ。

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爆発的生命力に満ち溢れた外海府から、
季節のレポートです。

冬の大しけで荒れ狂っていた外海府の海からは想像できないほど、
美しく、穏やかで、透明な海と空が広がっているここ数日。

1分でも1秒でも外に居ないともったいないと思うほど、ピカピカです。


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【端午の節句】

岩谷口集落では、
16年ぶりに集落に誕生したという男の子が、
今年、初節句を迎えました。

人口30人あまり、高齢化率は63%という岩谷口集落に誕生した新しい命は、
まさに、村の宝です。

集落全体でその誕生を祝い、成長を祈りました。


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端午の節句では、先ず、粽(ちまき)づくり。

皆で団子をつくり、
あんこを入れ、
丁寧に笹の葉で包み、
和釜で蒸す。

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岩谷口のかぁちゃん作のごちそうが揃ったら、
お祝いのセレモニーです。

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「端午の節句」は、奈良時代から続く古い行事として親しまれています。
「菖蒲(しょうぶ)の節句」ともいわれ、
強い香気で厄を祓う菖蒲の花とヨモギを軒につるしたり、
菖蒲湯に入ることで、無病息災を願ったものでした。
男の子の誕生と成長をお祝いするものとして変化したのは、江戸時代以降といわれています。

こうした日本の文化に日常で触れることができるのは、
本当に貴重なことなのだと、つくづく感じます。

日本文化と村の宝にふれあい、中村隊員も、嬉しそうでした。

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「限界集落」とは、なんて暗い言葉だろうと思います。

希望とか、活性化とか、そういうものではなく、
シンプルに、良い村には人が集まる。

岩谷口集落は、そういう場所です。


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心地よい疲れのまま、海岸をてくてくと歩いて帰路につく。

岩谷口は、パワースポット、なんです。

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外海府地区担当の重盛です。

外海府の矢柄という集落に、薬師如来像が祀られているお堂があります。
古くから毎月8日はお薬師さんの日といわれ、

この矢柄集落の薬師堂でも、毎年、旧暦の38日にあたる日に法要が行われます。

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薬師如来の幟

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矢柄集落/薬師堂へ続く道



矢柄の薬師堂の法要では、「護摩焚き(ゴマ焚き)」をおこなっています。

護摩焚きでは、家内安全・無病息災・交通安全などを祈願します。



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お薬師さま(左手には万病を治すことができるという薬壺を持っている)



私にとって初体験となる「護摩焚き」。

住職さんが、護摩木に書かれた名前と祈願内容を読み上げ、それを炎に投じます。

次々に投じられる護摩木によって、その炎はどんどん大きくなり、天井に届きそうになります。

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石名清水寺の住職さんによる法要


護摩焚きで出る煙には御利益があるとされ、
治したい病気やケガに効くといわれます。

また、知恵の象徴である火を焚き、
「煩悩を焚く」という意味もあるようです。


わたしも、頭が良くなりますようにと、煙を浴びてきました。


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護摩焚き終了後。道具のひとつひとつが美しい



また、聞くところによると、

矢柄に祀られている薬師如来像は、その昔、矢柄集落の浜に流れ着き、
それを拾った村人が大切に祀ったことが、この薬師堂のはじまりと言い伝えられています。
当初は、拾った村人のものとして扱われていましたが、そのうちに、集落全体のお薬師様として祀るようになり、現在に至るようです。


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矢柄の浜



その拾われたお薬師様、お目にかかることが出来るのは、
なんと、33年に1度だけ。

毎年、護摩焚きがあるものの、
その姿は金色の布で覆われていて、見ることができません。

次の“33年に1度の御開帳となるのは、4年後だそうです。

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金色の布の向こうには薬師如来像(20㎝ほどらしい)

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薬師堂は、矢柄の公民館としても使われている。


無事に護摩焚きが終了し、矢柄集落の皆さんとお茶会。

節目 節目に皆で集まり、健康や安全を祈願する。
生活のなかの、とても小さな出来事だとしても、
ずっと大切にしてほしい行事だと思いました。
矢柄の皆さんが、これからも健康でありますように。

 


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矢柄のベンツ


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お地蔵様に、だんごのお供え






 

外海府地区担当の重盛です。
先日、外海府地区の小田集落で、江普請に参加させていただきました。

「江普請(えぶしん)」という言葉、都会育ちの私には馴染みのない単語で、
恥ずかしながら、佐渡に来るまで「江普請」という言葉も、その意味も知りませんでした。

―「江」とは、田んぼに水を引くための用水路のこと
―「普請」は、道・橋・水路・堤防・建物などの修理や土木工事のこと

小田集落の江は、全長4キロ程といわれ、水源は大倉川の上流です。
江には、清流。水は、静かに山を下り、田んぼにそそぎます。

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木漏れ日のなかの「江」

春になると、田植えの準備として先ず、江普請。
山間部を走る江の管理・維持の大変さは、並大抵のことではありません。
 




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足を滑らせないよう、ロープをつたう

冬の間、江に積もってしまった土や落ち葉を取り除く作業は、まさに体力勝負。
集落の男たち数名で、埋もれている江を掘り起こしていくのですが、
全長4キロ程にもなるという小田の江普請は、本当に気の遠くなる作業です。

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江に水管を入れる作業

私もシャベルで掘り起こしてみましたが、
すぐに息切れしてしまいました。

この江普請、当然のことながら1日で終わるものではなく、何日も掛けて行います。
小田集落では、江の当番を決め、
交代で山へ上がり、江の管理と維持を行います。

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土のうで作った道の上を歩く

これまで私は、コメ作りの裏にある、この大変な仕事を知ることもなく、
毎日、毎日、お米を食べて生きてきました。

いま、外海府の美味しいお米をいただけるということの裏には、
こうした集落の人たちの努力と、維持してゆく力が無くてはならない存在としてあるのだと、
改めて知ることができました。

炊き上がったツヤツヤのご飯を見るたび、感謝の気持ちも倍増です。

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ブルーシートでタープをつくり、虫よけの焚火とともにお昼ご飯

 








 



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→重盛真知子(外海府地区)の記事一覧

投稿名
 重盛真知子

担当地区 外海府地区
 
出身地 東京都
 
任期 2015年3月~

経歴 
服飾専門学校を卒業→、JICAボランティアとしてネパールに2年間滞在
前職→アパレルメーカーに勤務
 
 
地域おこし協力隊への応募動機・佐渡の感想
初めて佐渡を訪れたのは、家族旅行でした。
その時に見た、外海府に広がる深い青色の海と、壮大な景色にとても感動したことを覚えています。また、新鮮な海の幸と、美味しいお酒・お米があり、地元の人々の温かさに触れたことが忘れられない思い出となりました。
その後、何度か旅行を重ねるうちに、迫力ある自然が溢れる外海府へのあこがれが強くなり、「この地に住みたい」という気持ちになりました。

これまでの活動内容・今後の活動予定

地域行事への参加等を通じて、地元の人や地域の特色について理解を深めていきたいです。 また、地域の方々とのコミュニケーションを大切にし、外海府が持つ良さの一つ一つを掘り下げて、その魅力を伝えられる協力隊になりたいです。

コメント
佐渡でロッククライミングができるよう、岩場探しも並行しています。

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