3月2日岩首集落で「しんこを作ろう会」を開催しました。

 2月に行われた集落の福祉サロンで、「最近『しんこ』を作ることがなくなったね」、「子供が小さい時は作ったけどね・・・」、「うちにもおこし型があるよ」と話題があがりました。「しんこ」は佐渡の伝統的なお菓子で、地域によって「おこし型」「しんこもち」とも呼ばれるそうです。せっかくの機会なので、今回集落の皆さんで集まってしんこを作ることになりました。

先生は地元のおばあちゃん。「あのおばあちゃんが上手に作れるから教えてもらおう!」という皆さんの要望もあり、お願いしたところ、快く引き受けていただきました。

当日は子供から大人まで20名以上集まり、集落以外から4名の若い人も加わって賑やかな会となりました。

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 まずは、生地作り。上新粉ともち粉を半々に混ぜて、水を加え、耳たぶの硬さに・・・皆さんの経験にお任せです。生地は赤、黄、緑に色づけしました。

準備ができたところで、先生のお手本です。おこし型の模様に合わせ、配色を考えてきれいに作られていきました。型を裏返し机に軽くたたき、生地を出します。美しい模様がつきました。椿の葉の上に乗せると、模様の美しさが引き立ちました。

岩首集落の方々が作るしんこは、中にあんこが入っています。あんこがはみでないように、型の大きさや生地、あんこの量を加減するのがポイントです。

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 さぁ、みんなでスタート!
 ちょっとぐらい型からはみ出ても気にしない!わいわいと楽しく作っていきました。

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 「子供の頃は型から出したあと、筆で色をつけていたなぁ」、「昔は、ひな人形を見に行った帰りに、しんこをもらうのが楽しみだったんだよ」と昔の話も聞くことができました。

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 皆さんが持参してくれた、おこし型。手彫りで作られており、代々その家で使われてきた道具です。縁起の良い模様が並びます。見ているだけでも楽しくなります。

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 出来あがったしんこは色とりどりで、春の訪れを告げるようです。また、作った人の個性も垣間見えるようです。

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 最後に皆さんで一緒にしんこをいただきました。優しい甘さが口に広がりました。おいしいとの声と笑顔があふれる会となりました。

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 これからも、集落に残る昔ながらの「手仕事」を探っていきたいと思います。

 (岩首集落担当:服部)