4月に入ってから、島内のあちこちでお祭りが行われています。
相川金泉地域の姫津集落では、旧暦4月8日にお祭りがあります。今年は、ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日がその日に当たります。
(以下の写真は、去年の様子です。)
🚢お祭りの流れ🚢
⚓のぼり旗上げ(前日13:00頃~)
⚓子供太鼓の披露(前日17:00頃~)
⚓御祈祷 7:30~
⚓漁船パレード 8:30~
⚓子供御輿・大人神輿の門付け 10:30頃~
⚓青年会太鼓の門付け 15:00頃~
⚓のぼり旗下げ(翌日13:00頃~)
集落内にある寺社やお宮にのぼり旗を立てます。万福寺や北野神社の入口に立てる旗は佐渡一大きく、大昔に船で姫津へ運んできたと聞きました。
老若男女みんなで協力するのぼり旗の上げ下ろし作業こそが、祭り一番の見どころとおっしゃる方もいます。
佐渡のお祭りでは鬼太鼓が有名ですが、鬼は魚を逃がしてしまうため、漁業集落の姫津には鬼がいません。勇ましい太鼓がお祭りを盛り上げます。
お祭りの1か月前から、小学生と青年会の太鼓の練習が始まります。夜、漁村センターに集まり、ドンドコドンドコと太鼓の音が響きます。
小学生だからといって侮れません!
小さな頃からリズムを耳にし、お兄さんお姉さんのように叩きたいと思って大きくなります。男の子も女の子も、太鼓を叩く時には顔つきが変わります。
太鼓は「出船」「薬師」の2曲を練習して、お祭り前日に集落の人に披露します。
そのうち「出船」がおもしろいです!
というのも、基本の音があって、その音を個人でアレンジして叩くので、ひとりひとりリズムが違うのです!自信をもって力いっぱい叩く姿はとってもかっこいいです!
そして、練習を積み上げてきた青年会の太鼓は、さらにかっこいいです!力強さもアレンジもパワーアップし、それに合った裏打ちがまたかっこいいのです!!見ているだけで楽しいです!
青年会の音は、当日の漁船パレードで聞くことができます。
大漁旗を揚げた漁船が何艘も連なって沖へ出ます。漁船を送り出すときには姫津大橋の上から「出船」を、漁船を迎えるときには漁港の埠頭から「薬師」を叩きます。
青年会の半被は大漁旗で作られており、これがまたかっこいいのです!
子供御輿、大人神輿の門付けが終わったあと、青年会による太鼓の門付けが始まり、夜遅くまで続きます。
朝から晩まで続く姫津祭り。
観光に来られるなら、やはり朝の漁船パレードが見応えがあると思います。
最後に・・・
地元のうまいもんをご紹介!
佐渡汽船などお土産屋さんにも置かれる今井茂助商店(通称もへいじや)は、こちら姫津にあります。
いか商品、さかな商品、海藻商品など、手作りの安心安全の品が揃っています。
お土産のほか、生活用品や食料品が揃っており、地元に無くてはならないお店です。姫津にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
【今井茂助商店Facebook】
https://www.facebook.com/%E4%BB%8A%E4%BA%95%E8%8C%82%E5%8A%A9%E5%95%86%E5%BA%97-598931640290957/
GWは佐渡へ!姫津へ!
お待ちしております。