佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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外海府


突然ですが、
ご覧下さい、この田んぼ!


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田んぼの中に「ハート♥が・・・・


ここは、外海府は関集落、山の中にある田んぼです。

今春、小田の農事組合法人ケーエフが植えたものです。

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小田の農事組合法人ケーエフでは、耕作放棄地の利活用を目的として、お米をはじめとする様々な農作物の栽培に取り組んでいます。

その中のひとつに、「古代米」があります。

古代米には、赤・黒・緑など、実に豊富な種類があり、その穂の色もそれぞれ異なります。

「そんな穂の色を活かして田んぼアートをやってみないか?」
と、遊び心満載のお誘いを受けたのが今年の4月。

田植え~稲刈りまですべて手作業で行っているこの田んぼならではの提案です。

が、しかし、田んぼアートなんて初めての試み。
どうやったらいいんだろう?と、悩むところからのスタートでした。

そして・・・

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まずは八反で田んぼに枠をつけ・・・・

次に、紐と杭をうまく使って絵柄を描いていきます。(なんとなく)

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指示を出す人と、紐を動かす人に分かれて、
「ここに黒米、あっちに赤米、周りは緑米」と、声を掛け合い・・・

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あとはひたすら手で古代米の稲を植えていきます。

どんなふうに見えるかは、稲がある程度成長するまでのお楽しみ・・・

・・・と、いうことで、待ちに待った7月!
ようやく全容が見えてきました!

じゃーん!

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題して【 I LOVE♥ 田んぼ 】です。☺

今日、こんなにもニヤニヤとした顔で田んぼを眺めていたのは、おそらく佐渡で私だけでしょう。

とってもとっても嬉しかったのです。

初めての取組みだったので、失敗するかもしれないという不安もありました。

細かい技術も無く、アートと呼ぶには程遠いかもしれません。
それでも、田んぼひとつでこんなにも嬉しく、元気をもらったのは初めてでした。


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<古代米の稲穂>

穂の色がとても美しい古代米。
秋の稲刈り時期には、もう少し見た目に変化があるでしょうか・・・

手刈りなので、その時には「手刈りアート」もできるかな・・・

田んぼアートの楽しみは尽きません。
つづく・・・・☺


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<ひとやすみ(最高)>





6月が近づき、佐渡では美しいトビシマカンゾウがあちこちで咲き始めています。

これまで専ら「愛でる花」として親しまれてきたトビシマカンゾウですが、
実は、食べられるということをご存知でしょうか。

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外海府の小田集落では、なんと、このトビシマカンゾウを食用として栽培する取組みが行われています。

海岸段丘に基盤整備された田んぼの一角にある、ひときわ黄色く鮮やかな畑。
これぞ、佐渡市の花・トビシマカンゾウの栽培現場です。

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食用といっても、品種改良などを行っているわけではなく、島で自生するカンゾウと何ら変わりはありません。
肥料や農薬を一切使用することなく、栽培が可能なのです。

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収穫するのは、主につぼみです。
生を調理して食すほか、乾物や漬物などへの加工も可能です。

その味はというと、
ほんのり甘みがあり、やさしいぬめりと、シャキシャキした食感を楽しむことができます。

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漢方で有名な「甘草」とは全く別物ですが、その豊富な栄養価は見過ごせないほどです。
鉄分は、ほうれん草の20倍?!だとか・・・

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この”食べるカンゾウ”の取組みを行っているのは、小田集落に住む楠元和明さんです。

楠元さんは、約10年前、とある雑誌の記事から、カンゾウのつぼみが「金針菜」という名で中華料理の食材として有名であることや、栄養価がとても豊富なことを知り、その栽培に大変興味を持ったそうです。

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ほどなくして、栽培への挑戦を開始。
4~5年目にようやく開花にこぎつけました。
一昨年には、退職を機に、その取り組みを本格化させています。

一方、地元では、カンゾウの若芽を食す以外にあまり例が無く、ましてや食用に栽培する人もいない中で、楠元さんは、大学や地元の農事組合法人、行政等への協働のはたらきかけや試作品づくりを精力的に行ってきました。

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↑ カンゾウの若芽

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↑ 乾物を作ったり・・・

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↑ ピクルスを作ったり・・・

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↑ 焼酎につけてみたり・・・


そして今年。
いよいよ出荷を視野に入れた取り組みが始まりました。

まずは島内の宿泊施設やレストラン等に試作としてカンゾウを使っていただき、どんな形で商品化できるかを考えたいと相談にまわったところ、地元・外海府の宿泊施設の国民宿舎 海府荘さんと、外海府ユースホステルさんで、御食事の一品にカンゾウの天ぷらやお浸しなどを出していただける事になりました。

また、旅館 浦島さん内にあるフレンチレストラン「ラ・プラージュ」さんでは、カンゾウを使ったお料理を提供していただけることになりました。

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↑ ラ・プラージュさんのFacebookページより


カンゾウの収穫時期は5月末~6月上旬までと大変短いため、生のつぼみを使ったお料理の提供期間も、おのずと短くなります。

しかし、カンゾウを目で楽しめる時期に、カンゾウのお料理をいただくという体験は、日本のどこを探してもなく、ここ佐渡にしかないオンリーワンのものとなるでしょう。


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これまで「愛でる花」として人々を魅了してきたカンゾウ。

「食用」として普及させることは、同時に、愛でるべき場所では採取をしないというモラルの徹底づけも、今後の重要な課題の一つになっていきます。

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まだまだ始まったばかりで、これからの道のりも長い取組みですが、佐渡の新たな特産品となる日も近いと感じています☺


つづく・・・・・





今日、5月18日、外海府の関集落では、天然わかめ漁が解禁となりました。

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外海府海岸といえば、特に、関や真更川の海で良質の天然ワカメが採れると言われますが、その理由に「海沿いの絶壁がつくる日陰と深さ」が大きく関係しているそうです。


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(わかめが育つ岩場)

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天然わかめは、太陽光を浴びると、その色が赤茶けて変色してしまうのですが、
関岬の絶壁が海に日陰をつくり、わかめが太陽光を浴びる時間が圧倒的に少なくなるため、大きくなっても黒々とした姿で漁の時期を迎えることができるのだそうです。


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佐渡の海といえば、青くて透き通るイメージが強いですが、関の海は、青というより深いエメラルドグリーンのような色に見えるときがあります。

それは、「海が岸から急激に深くなっているからなんだよ」と、地元の漁師さんが教えてくれたことを思い出しました。


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(関の海と漁師さん)


同じ地域の海でも、集落を一つ越えれば全く違う地形や景色が現われる、
そんなところが、外海府海岸の魅力の一つではないでしょうか。


まだまだ知らないことだらけですね☺
今日は、そんな海を眺めながら、めかぶ汁が食べられるでしょうか☺









佐渡牛たちに、放牧の季節がやってきました。

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昨日の夕方のニュースでも流れていたようでしたが、
外海府の関岬(せきざき)にある放牧場では、昨日から牛の放牧が始まっています。


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(関岬は、岩谷口の跳坂からよく見えます)

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↑の写真は昨年のものですが、

関岬の放牧は、外海府を代表する景観のひとつになっています。

ここに放たれた牛たちは、秋頃まで放牧場で過ごします。

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(広大な関岬牧場)


解放感に満ち溢れた牛さん達に会いたくて、
今日は関岬まで上がってきました。


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(こんにちは)

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(見上げても牛)

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(牧場のすぐ下は海、断崖絶壁です)

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(落ちてしまった牛もいるとか・・・)

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(とってもおとなしく、ジィーっとこちらを見ています)


佐渡牛の繁殖農家さんから、「佐渡の子牛は評判が良い」と聞いたことがあります。

それもそのはずですね、こんなにも清々しい場所で、のびのびと過ごした牛さんたちです。


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(牧場から見える、五十浦集落と岩谷口集落)

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(関集落も、こんな角度から見れます)


一般の方の牧場への出入りは、決して自由というわけではありませんが、牧場関係者からの許可がもらえれば、見学は可能です。

この場所から見る「サンセットと牛」も、最高です☺

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佐渡の素晴らしさを改めて実感した日となりました。

今日は、なんだかお肉が食べたい気分です☺




隊員が関わる物事のなかには、数字や実績という表面的なものだけでは計ることのできない、目に見えないの部分での「成果」があように感じる。

それは、日々の積み重ねや、地域との関わりの中で生まれる、ほんの小さな出来事に過ぎず、「たかがそれごときで」と、思われてしまうような些細な事かも知れない。

それでも、本当に、本当に、嬉しかった出来事があった。

その出来事は、4月11日、大倉祭の日に起きた。

集落の方から、
「あなたに来てもらえて良かった。本当に、ありがとう。」 
と、思いがけない言葉をかけていただいた。

これ以上の言葉がどこのあるのだろうかと、心底うれしく、胸の内がじんわりした。


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私が大倉祭に参加するのは、今年で3度目だ。

集落住民だけではすべての芸を行うことができなくなってから何年も経つこの祭では、これまで、祭を守るための「変化」を受け入てきた。

その一つに「よそ者の参加」がある。

島内の各地域には、祭における人員確保が難しい集落や、継承のために様々な変化を強いられるところが多いと聞くが、この、大倉集落も例外ではない。

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祭を良く知る人は徐々に高齢となり、その方の話に耳を傾けることに一生懸命にならなければいけない時代が来ている。

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(村で祭を良く知る田中信保さん)


当初、私がこの祭に参加した理由は、単に人員不足だからというだけのものだった。

が、関わるほどにその深さを知り、伝統を受け継ぎ、祭を守ろうとする人々の姿に、何度も心を打たれた。

そして、参加の回を重ねるごとに、その思い入れも強くなった。

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(美しい宵宮の提灯)

それだけに、この日、集落の方にかけていただいた言葉が本当に嬉しく、
自分が協力隊でいることを、初めて肯定的に思えたような気がした。


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(芸の指導をしてくれた田中信保さんと。)


やりがいをもって取り組めることに出会えたことは、自分にとって、一つの小さな成果だった。そのなかで、静かな達成感を味わうことができたことも、わたしにとっては、とてもうれしい出来事だった。




外海府の矢柄(やがら)という集落には、とても小さな薬師堂があります。
観光名所になっているわけでもなく、ガイドブックにも載っていないような、
小さな、小さな薬師堂です。

あえて、この薬師堂の記事を書きたいと思う出来事がありました。

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矢柄の薬師堂では、毎年旧暦の3月8日に、護摩焚き法要を行っており、昨日がちょうど、それにあたる日でした。


2年前、私が着任したばかりの頃にも、その体験の一部始終をこのブログで書かせていただいたことがありました。
こちら↓
http://sado-chiiki-okoshi.blog.jp/archives/1025736118.html

今回お伝えしたいのは、この薬師堂で行われている「33年に1度の御開帳」のことです。

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<矢柄の薬師堂>


相川地区で「33年に1度」を行っているのは、金泉は姫津集落の薬師堂と、ここ外海府の矢柄集落のみだそうで、矢柄集落の御開帳は、再来年に迫っています。

金泉・姫津集落の薬師如来御開帳のブログはこちら↓
http://sado-chiiki-okoshi.blog.jp/archives/1056018617.html


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<矢柄の薬師堂/金色の幕の向こうにお薬師さんが・・・>


今回なぜ、再来年という少し先の告知を書いたかというと、
単純に、私の任期終了までに間に合わないからです。

来年の今頃には協力隊ではなくなり、告知記事をここに書けるのが、今年で最後というわけです。

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<お祝いに欠かせない団子>


姫津集落での御開帳の記事を見ていただくと分かる通り、
33年に1度となれば、それはそれは盛大なお祝いとなるわけです。

矢柄集落でも、お坊さん数名にきていただき、盛大にお祝いをする・・・・・
そうなのですが、矢柄集落は、15軒ほどの小さな集落、いわゆる限界集落です。

外海府には「限界」とよばれる集落が多いのですが、私自身、その言葉で集落を表現することに抵抗を感じていたこともあり、あまり使わないようにしていました。

しかし、矢柄集落が33年に1度のお祝いをするにあたり、集落外からの応援も必要だなと感じることがありました。

それは、単刀直入にいうと、お金です。

何事においても、気持ちだけではどうにもならない事ってあると思うんです。
等身大の表現も大切ですが、ここぞ、という時もあるように思うのです。

矢柄集落での33年に1度のお祝いを、一人でも多くの人に見てもらいたいという気持ちと、
外海府のくらしの美しさのようなものを、垣間見る機会になればという想いがあります。


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<美しい矢柄の浜>


矢柄の薬師堂で行われる「33年に1度の御開帳」は、再来年、旧暦の3月8日です。

もう一度。


再来年 旧暦 3月 8日 で す。


是非、是非、その日は気持ちばかりの御祝いを握りしめて、矢柄集落へお越しください。

その日よりも前に、御祝いを握りしめて、矢柄の総代さん宛にお渡し頂いても構いません。

こういう類の記事って、書いてよいのだろうか・・・・という迷いもありました・・・が、
えいや!と投稿。

想いだけでも伝われば、幸いです。


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<矢柄の「三島」>


冬の間、あまり見ることのできない青空を、
今日は久しぶりに、見ることができました。


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冷たい風が吹いていましたが、久々に感じた陽射しが嬉しく、
青い海を横目にわくわくしながら車を走らせ、向かった先は、関集落。

とあるご家庭の「味噌づくり」に密着しました。

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「味噌」は、私が佐渡へきて感動したものの一つでもあります。

味噌は購入するものだと思っていた私にとって、
家庭で仕込んだ味噌を使った食事が日々の食卓にあがるというシンプルなことが、
とにかく感動的でした。

家庭で造られる味噌がどのようなものであるのか、一度見てみたいと思っていた時、
私の想いを見透かしたように、一本の電話が掛かってきました。

「今から味噌つくるから、見に来な~~」

というわけで、本日は、味噌づくりについてレポートしたいと思います。


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こちらの家庭は夫婦二人暮らし。

味噌づくりに使う大豆の量は、1斗と7升
1升=10合なので、大豆170合ぶん、ということです。

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なぜこんなに・・・・・・

と思いますが、親戚や子供に送ったり、自家消費したり、保存食を作る際にたくさん使ったりしていると、あっという間に無くなるのだそうです。

「昔から、味噌と米は貴重な食べ物だった」と語るお母さん。
こちらの家庭では、たくさん作って保存して、3年ほど熟成させてから食べるのだそうです。

近頃は、味噌づくりをする家庭も少なくなってきたようですが、
以前は、数軒がまとまって味噌を作っていたとか。

これには、ある理由があります。

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茹で上がった大豆をすりつぶす、この機械。
どこの家庭にもあるものではないですよね。

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味噌をつくるために、この機械を麹屋さんから借りてくる家庭が多かったそうで、
一台を数軒が交替で使用するよりも、数軒分の大豆を一回でまとめて擦ってしまおう。という流れがあったようです。
(その他にも理由があると思います)

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漁師であるこちらの家庭では、魚を加工するための機械を、現在は味噌づくりのための「すりつぶし機」として活用していました。

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夫婦二人三脚です。

もっと昔は、家庭にある臼と杵で、大豆をすりつぶしていたとか。
機械が導入されたことで、「数軒がまとまるスタイル」に変化していったのでしょう。

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大豆のすりつぶし作業が終わると、塩が投入されました。

保存食を作るための大切な調味料にもなる味噌ですので、
塩は、すこし多めに入れます。

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よーくかき混ぜます。

混ざったら、荒熱を取るため一旦休憩。

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そして、

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次は、この麹を入れていきます。
ちなみに、こちらの麹は、お隣の高千地区で造られたもの。

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麹を入れたら、ひたすら混ぜます・・・・
大豆のゆで汁を少しずつ足しながら、適度な柔らかさになるまで混ぜまていきます。

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この茹で汁も、後で煮物に使うため、最後までとっておきます。
これで作った煮物が、「なめぜ」と呼ばれる郷土料理なのです。
(はやく食べたい)

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そうこうしているうちに、いっちょあがり。

これを、

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まとめて・・・・

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味噌蔵へ運び・・・・・

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樽の中へ・・・・・

ここから熟成に入ります。

あぁ、はやく食べたい。


こちらの家庭には、これまでにも何度かお邪魔しており、
毎回、母ちゃんの手料理を頂いては、ほっぺたを落としています。

それもそのはず。納得の調味料が、ここにはありました。

私は、外海府の「暮らし」に、日々、感動しています。

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余談ですが、今回の味噌づくりで、大豆が茹であがるのを待ちながら、たくさんお喋りをしました。

地元の方との会話から、おもしろい発見があったり、新たな知識を与えてもらったり・・・
その一つ一つが、これからの人生に生きていくものばかり。
味噌づくりを通じて、また一つ、貴重な体験をさせていただきました。


ちなみに、以前にも、本ブログで片野尾の味噌作りについて紹介がありました。
こちらも是非ご覧ください。

http://sado-chiiki-okoshi.blog.jp/archives/1050454047.html



佐渡・外海府の大倉集落。

この村には、島内に九社ある式内社の一つ、大幡神社が鎮座しています。

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少し高台に建てられたその神社からは、村全体が見渡せるようになっており、
黒々とした屋根瓦と、青い海と、畑の緑が、
「外海府の集落」といった感じの素朴な風景をつくりだしています。

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毎年、4月11日に執り行われる大幡神社の例祭「大倉祭」では、
浜での流鏑馬神事をはじめとする祭芸能が、古くから伝統として受け継がれ、
平成16年には、大倉祭が佐渡市の無形民俗文化財に指定されました。

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集落の過疎・高齢化が進み、祭芸能の継承が危ぶまれるなか、
今年の大倉祭は、近隣集落からの応援により、6年ぶりに浜での流鏑馬(やぶさめ)と神輿担ぎが実現し、なんとも言えない活気があふれました。

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私も、協力隊として着任した年から大倉祭で太鼓を叩かせてもらっています。

下手くそな太鼓にもかかわらず、「参加してくれてありがとう」と、
温かい言葉をかけてくださる大倉集落の方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

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そんな、大倉祭で叩かれる太鼓も、実は鬼太鼓のひとつなのです。

5つの型に分けられるという佐渡の鬼太鼓のうち、大倉の太鼓は「一足型」という、
相川地区の鬼太鼓の原型といわれるもので、江戸時代の鬼太鼓がどのようなものであったを知ることができるのだそうです。😲

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そして、今回、この大倉祭から紐解くことができる鬼太鼓の歴史を探るべく、
あいぽーと佐渡にて、佐渡芸能伝承機構の理事長である松田祐樹氏による解説と、
大倉集落の芸能実演が、行われることとなりました。

<あいぽーと佐渡企画>
「大倉祭から探る江戸時代の鬼太鼓」


【日時】 11月13日(日)14:00~
【場所】 あいぽーと佐渡 多目的ホール及び2階展示室
【参加費】 大人300円  小中学生100円 (2階入館料含む)
【内容】 ・ 佐渡芸能伝承機構 理事長 松田祐樹氏による解説会
      ・ 大倉集落の芸能実演
      ・ 2階展示室の見学
【問い合わせ】 あいぽーと佐渡 TEL:0259-67-6733


☺ ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ☺

大倉集落では、この日に向けて、芸能の稽古が始まっています。

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村で一番、祭を詳しく知る方はすでに80歳を超え、
芸能を教えられる人もまた、ほんの数名です。

また、4月の例祭では、島外からの帰省もあって芸能メンバーを揃えることができましたが、今回は、集落の少ない人数だけで頑張らなければなりません。

今回のこの話も、「人が揃わんから、出来ん。」 と、断ることもできたでしょう。

それでも、「完璧に出来なくてもいい、やることに意義があるのだ」
という答えを集落が出したことは、とても大きな意味があると感じます。

私も、へたくそながらも頑張って練習し、叩きたいと思います。

11月13日(日)は、是非、あいぽーと佐渡へお越しください。

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おまちしております。👹☺👹☺


この時期としては強い寒気が流れ込み、
日本海側では雪や雨が降るでしょう。

という、今日のお天気。

例によって、外海府の海はモリモリと時化ております。

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<矢柄の海>
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私は、夏の穏やかで、透きとおるような外海府の海も大好きですが、
ゴォゴォという音とともに、波が膨らんでは押し寄せる、
冬の海のほうが、どちらかと言えば好きです。

さむーーーーーーい日に、暴風でガシャガシャと家がきしむ音を聞きながら
コタツに入ってウトウトするのも、かなり好きです。

そんな冬の訪れを感じずにはいられない、今日の天気。

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午前中は、たくさんのミゾレが降り、
畑のネギのまわりが白くなるほど積もっていました。

車を走らせていると、潮風で窓が真っ白になってしまい、
ウォッシャー液もあっという間に空っぽになるし、
少し外へ出れば、強風で髪はボッサボサになる。

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それでも、この時化た海を眺めることをやめられないのは、
曇っていても、荒れ狂っていても、深く青い光を放ちつづける外海府海岸ならではの景色が広がっているから。

潮を浴びまくる家々が小さく見え、自分もすっかり潮まみれなのに、
なぜか満たされる気持ちになるのです。

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いよいよ冬がやって来ます。
皆さん、コタツに入って暖まる準備はお済みでしょうか。

冬の佐渡は、なんにもしないで、ただ時化た海を眺めるだけ、
という旅も、おすすめです。




慌ただしくも、賑やかだったお盆が終わりました。

普段は静かな外海府の村も、子供のはしゃぐ声が聞こえ、
「夏休み」を一緒に味わえるような、そんな和やかな雰囲気でした。

私が地域おこし協力隊となる前、何度か佐渡に旅行に来ていたのも
大抵、このお盆の時期でした。

その時、始めてみた盆船流し(精霊流しともいいます)には、
本当に感動したことを覚えています。


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<盆船流し(木製の船)>

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<浜には沢山の花が残る>


都会生まれの私には、お盆に帰る田舎というものが無く、
「お盆=夏休み」というイメージしかなかっただけに、
佐渡の人々が普段からご先祖様を大切にしている姿はとても感動的なもので、
お盆には家族で墓参りへ行くというシンプルな事も、羨ましいと感じるほどでした。


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<アケビ製の精霊馬・・・シッポが・・・>


それぞれの家庭でのお盆が、どんな風なものであるのか知りたい・見てみたいという気持ちは、かねてからあったのもです。

そして今年、ある一家の盆船流しを見せていただけることになりました。



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<岩谷口の浜>


最近では、毎年同じ木製の船を使い、ある程度海へ浮かせたら、
お供え物を流してかえってくるという家庭も多くなったと聞きますが、
岩谷口のこの一家は、毎年必ず、ワラで船を手作りします。

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<稲ワラ製の船、盆花(ミソハギ)とともに>


「自分が佐渡汽船に乗っていて、船がひっくり返ったら嫌だよなぁ」と、
船に乗って見送られるご先祖様の気持ちになることも忘れません。


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船を沖へ運び・・・

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どんぶらっこっこ、どんぶらこっこ。

後は、風まかせ、波まかせの旅。

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様々な理由から行事の簡素化が進むことは、誰にも止められない事かも知れません。

それでも、「行事」本来の意味や目的を考えれば、
簡素化することはできないと考える人々も、まだちゃんと居ます。

それぞれが大切にしているお盆を、今年も佐渡で過ごせたことは、
私にとって、嬉しいできごとでした。



おわり




毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、相川地区で活動を行う地域おこし協力隊3名から、
「合同写真展」のお知らせです。

ちらし


現在、相川地区には、相川商店街・金泉地域・外海府地域に隊員が配置されており、
それぞれの地域で日々活動を行っています。

活動期間や出身地・年齢・経歴も全く違う3人ですが、
「佐渡に魅力を感じて来た」という点は、共通です。

そんな3人が、日々の活動を通じて感じた「地域の魅力」を発信すべく、
写真展を開催することとなりました。

これまで私たちが出会った数多くの「心打たれる場面」は、
見慣れた日常のひとコマであり、何の変哲もないと感じるものもあるでしょう。
また、それらの多くは、見落とされがちなものでもありました。

今回、そんな、日常のなかでありふれた物事に改めてスポットライトを当て、
写真で紹介することで、それぞれの地域が持つ魅力や、
人々の暮らしぶりを、ひとりでも多くの方にお伝えできればと思っています。

すべて手作りの写真展です。

是非、お越しください。

☺↓↓↓↓↓☺↓↓↓↓↓☺

 佐渡市地域おこし協力隊企画
「相川地区3人の写真展」

<場所>
佐州おーやり館/佐渡市相川羽田町15

<開催期間>
2016年8月1日(月)~31日(水) 8:30~17:30
★土日祝もオープンしています

<入場料>
無料

<展示内容>
・三人合同展示(地域と繋がる情報も満載!)
・「道を歩けば猫にあたる」
・「あいかわらず、あいかわラブ」(太粟崇文/相川商店街担当)
・「私が知った金泉の暮らし」(小林美由紀/金泉地域)
・「密着・外海府24時」(重盛真知子/外海府地域)

<問い合わせ先>
佐州おーやり館/TEL:0259-67-7275

★本写真展では、写真コンテストを開催しています★
会場でアンケートにご協力いただくと、写真展コンテストにご参加いただけます。
コンテスト投票では、最も多くの票が集まった写真に投票した方の中から抽選で、相川商店街で使える商品券などの賞品が当たりますので、是非、ご参加ください!

<コンテスト対象写真>
①三人合同展示コーナー
②「道を歩けば猫にあたる」


夏休みに佐渡へ帰省される方、
旅行で来られる方、
用事で相川に来られる方、
住んでいる皆様、
ぜひ、佐州おーやり館へお立ち寄りください。

お待ちしております。


相川地区:太粟・小林・重盛

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【藻浦崎公園】

佐渡のなかでも、有数の岩百合スポットとなっている「藻浦崎公園」。

ここは、鹿ノ浦から入崎までを一望できる、
絶景のロケーションスポットでもあります。

そんな藻浦崎公園では、今年も、岩百合がどんどん咲き始めています。

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今週末には満開になるでしょうか。

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岩百合を見ながらピクニックなんていうのも、とってもおススメです。

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外海府方面へお出掛けの際は、せひ、お立ち寄りください。

外海府方面へお出掛けの用事が無くても、ぜひ、お立ち寄りください。

<藻浦崎公園へのアクセス>

【相川方面から】
県道45号(佐渡一周線)を高千方面へ
→ 北片辺集落 「民話の館」の斜め向かい側を左折
→ 漁港のすぐ横が藻浦崎公園です

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(漁港/船小屋)


【小田の海岸】
外海府・小田の海岸に咲く岩百合の群生は、まさに圧巻のひと言です。

(昨年の様子)
http://sado-chiiki-okoshi.blog.jp/archives/1029372167.html

より自然度の高い岩百合をご覧になりた方は、
ぜひ、小田の海岸へもお立ち寄りください。

まだ、つぼみが目立ちますが、こちらも一気に咲き始めそうな勢いです。

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黒々とした溶岩の上に咲く、鮮やかなオレンジのユリ。

自然の生命力を分けてもらえそうな、そんな景色です。

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<ご注意>
小田の海岸には、遊歩道等が特にございませんので、
岩百合をご覧になる際、足元には十二分にお気を付けください。


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小田に向かう途中には、石名に自生するカンゾウの群生も見られます。
簡易遊歩道も作られておりますので、こちらも必見です。


おまちしております。





協力隊として2年目の春。

今年も、大倉の祭に参加させていただけることになりました。


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 <大倉集落の懸社・大幡神社>


昨年の春、佐渡に来てまだ間もない頃、
「大倉祭で太鼓をやってみないか」
と、声をかけていただきました。

これが、私にとって初めての「佐渡の祭」でした。

協力隊になったし、なんでもやってみよう。と、
安易な気持ちで引き受けてしまったことを覚えています。

後になって、大倉祭が市の重要無形民俗文化財であることや、
大幡神社が格式ある懸社であることを知り、「ちゃんと練習しないとまずいな」
という気持ちが芽生えはじめました。


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 <宵宮>


大倉祭は、過疎・少子高齢化により、その存続すら危ぶまれているという現実に直面している祭でもあります。
担い手不足により本来の形で芸を奉納できないこと、禁忌や年齢制限を無くさなければならなかった事など、様々な問題を抱えていることもまた、事実です。

大倉祭というものを知っていくうちに、この祭で芸を奉納することへのプレッシャーが以前にも増して大きくなっていったのは、言うまでもありません。


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そのころ、村で不幸が続きました。


祭自粛の雰囲気を感じつつも、本来の祭が持つ意味や、
祭を執り行うという事はどういうことなのかと、村で議論がなされました。

これまでの私にとって「祭」とは、縁日に並ぶ華やかな屋台の数々、日常を忘れる楽しいひととき、というものでした。
言い換えれば、その程度の体験しかしてこなかったということです。

しかしここに来て、
神事式で村全体の健康・安全・豊穣・大漁をお祈りし、
芸を奉納することが本来の祭であることを知り、
私の中の「祭」があっという間にくつがえされていきました。

楽しめるかどうかということや、芸が上手い・下手などよりも、
「真摯な気持ちで祭に参加する」ことが何より大切なのだと気づかされました。


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 <修理中>


とはいえ、数日のみの練習だけでは、体が芸をおぼえるはずもなく、
借りてきた撥(ばち)を使って自宅の壁で練習するも、一向に上達せず、
ついにプレッシャーに負けたのが祭の前日で、「もうできません」などと言いながらギブアップ宣言をしてしまったのです。

それでも、大倉集落の方々は「心配すんな、できてるじゃねぇか」と励ましてくださり、なんとかやり遂げようという気持ちを取り戻して、祭の当日を迎えることができました。


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 <大幡神社にて>


まだまだ寒さが、残る外海府の春。

祭当日の朝は冷たい雨に見舞われました。

足袋がずぶ濡れになってしまったのを見て、「終ったらお風呂に入りにおいで」と
声を掛けてくれた女性がいました。

なんともあつかましく「ただいま」と家に帰るようにその言葉に甘え、
ほかほかのお風呂に浸かると、無事に芸を終えられたことに安心し、一気に肩の荷が下りたような気持ちになりました。


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そして今年。
再び大倉祭の季節となりました。

昨年は「新人さんブランド」を使い果たしてしまったので、今年はもう少しレベルアップしなければならないなと、早くもプレッシャーとの闘いがはじまっています。

そして今年は、たかち芸能祭実行委員会からも数名が大倉祭に参加します。

昨今の過疎・少子高齢化による御神輿の担ぎ手不足という問題に対し、芸能を通じて協力し合いたいという想いを込めての参加だそうです。


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 <大倉のお神輿>


今年の大倉祭は4月11日、月曜日。

平日ではありますが、色々な人の想いが詰まった大倉祭をたくさんの人に見てもらいたいと思います。

ぜひ、外海府・大倉へ足をお運びください。



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 <大倉集落の春>


長いブログを読んでいただき、ありがとうございました。


高千・外海府担当の中村です。

2013年1月21日に佐渡市地域おこし協力隊に着任してから丸3年が経ちました。
そして任期である3年を迎えるので、今月末で卒業です。

先週の21日(木)には、1期生4名の報告会&意見交換会があり、島内の多くの方にも来ていただきました。
4人が今まで取り組んできたことや感じたことを発表させていただき、今の佐渡市地域おこし協力隊の課題や提案したいことなども報告させていただきました。

また、昨日は大雪の荒れ模様の中、担当地区での報告会&懇親会も開きました。
3年間でたくさんお世話になった地域の方々が足を運んでくださり、嬉しかったです。
懇親会では、南片辺集落の御太鼓の芸能披露もあり、賑やかな会となりました。


任期後ですが、私はこのまま定住します。
住む場所も変わらず、高千・外海府です。

私はもともと東京でずっと暮らしてきましたが、いつか離島に住んでみたいという思いを実現させるために、佐渡島に縁があって移住できました。

暮らすには仕事をしないといけないので、ハローワークを頼りに転職活動をし、たまたま見つけた仕事でした。
なので、そもそも地域おこし協力隊に興味があったわけではありませんでした。

担当することになった地区も、募集要項に載ってなかった場所。
でも、大好きな海沿いの地域ということで嬉しかったのを覚えています。

佐渡市も協力隊を採用するのは初めて。
地域の人も、なんだかよく分からない人が都会から来たぞ。何をしてくれるんだろう?という感じ。
私も何から初めていいか分からない状況でした。

私は特に田舎で活かせるような職歴でもなければ、専門的な知識や経験もなく、もちろん地域活性化のプロフェッショナルでもありませんでしたが、人とのコミュニケーションをとるのは好きだったので、それさえあれば何とかやっていけるだろうと思ってました。

最初のうちはとにかく色々なところに顔を出し、お話して、名前を覚えてもらおうとしました。
しかし、佐渡弁(というか高千弁ですね)で勢いよくしゃべられたら何を言ってるのか分からないこともたくさんありましたし、小さなコミュニティの中での人間関係は思っていた以上に密なもので慣れない時期もあったと思います。
でも、肩肘張ってやるのはよそう、自分のペースで“しなしな”頑張ろう!と決めました。


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(最初に着任した頃。同期の渡邊琢磨くんと)
 

地域の人がやってもらいたい事・行政がやってもらいたい事・私がやってみたい事

バランスよく取り組むのは簡単なことではありませんでしたが、自分なりに一生懸命考えて、自分に出来ることをやってきたつもりです。

婚活イベントや庭先集荷、佐渡棚田協議会のお手伝い、夏祭りの手伝いや島内外での物産販売、メディアへの情報提供や取材、日頃の情報発信活動など…


でもなかなか目に見える成果や実績を残すことは出来なかったかもしれないです。

任期後も佐渡に住みたいのか?どうやったら住めるのか?協力隊ってなんだろう?地域おこしってなんだろう?と、3年間なんども自問自答したと思います。

温かく受け入れてくれた明るく元気な地域の方々や、地元に残る若い世代の人がいること、たくさんはいないけれど何とか地元を盛り上げたいと思って動いてる人がいることは、私もここでまだ暮らしたいと思った理由の一つだと思います。

もちろん、自給自足に近い田舎の暮らしや、四季をハッキリ感じられる佐渡の気候、美味しくて新鮮な魚・野菜(あとお酒も)があるのも自分が一番楽しく、豊かに暮らせる場所だと実感できました。


色々振りかえってみて、やっぱり地元を盛り上げるには1番は、地域の人が主役にならないとと思います。

この3年で地域の人を巻き込んで取り組んだことが、少しでも地域の人に刺激を与えて、何かのきっかけに繋がるといいなと思いますし、自分にはこれが出来る・これがしたいと言う動きになれば嬉しいですし、佐渡に住みたい・戻ろうかなと思う人がもっと増えて欲しいなと思います。

といっても、まだまだ私もお世話になった地域へ貢献しないといけないので、これからも自分のペースで、やり足りなかったことや残った課題に取り組もうと思います。

任期後は私も地域の人になりますが、それでも“よそ者”としての考え方や価値観はいつまでも忘れないように、なくさないようにしたいと思っています。



長くなりましたが最後に、
いつもこのブログや地域おこし協力隊のFacebookをご覧いただいた皆さま、ありがとうございました。

まだまだこれからも佐渡市の地域おこし協力隊の活動に目を向けていただき、応援していただけたら幸いです。


以上


中村暢子



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(同期がいてよかった!1期生そろって初めての写真)


 

中村です。

少し時間が経過してしまいましたが、11月半ばに小麦の麦踏みをしました。

10月半ばに種まきをした後、丈が15~20cmほどに成長した頃に麦踏みをするそうです。

麦は成長すると、根っこが地表に出てきてしまうので、上から一度踏みつけておくと、その後の生育に影響が出ないそうです。

 
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ちなみに、麦踏みと言っても足で1束1束踏んでいくわけではありません。
この運搬車「剛力」を使います。
(通称”あやめちゃん”)

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農機にうとい私たちですが、コツをつかめばすぐに運転できる機械でした。

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せっかく真っ直ぐ伸びた小麦をぺっしゃんこにしてしまうのは、少し勇気がいりますが、これも丈夫な実をつけてもらうためです。

踏み損ねた箇所は、足で踏んでいきました。

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地道な作業を終え、このまま冬を越してくれるまでは特にやることはないそうです。

3月頃に草刈をするそうです。

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12月に入り、様子を見に行くと、以前のように真っ直ぐ伸びていて安心しました。

 風の冷たく厳しい佐渡の冬をがんばって越してもらいたいです!

中村です。

11月3日(火・祝)、4(水)は神奈川県の相模女子大学の文化祭「相生祭」での第8回地域物産展が開催されます。

毎年8月13日に行われる「夏の彩典 たかち芸能祭」を運営しているたかち芸能祭実行委員会のメンバーが販売・PRしに行きますヨ!

たかち芸能祭での相模女子大学生の相互交流は夏と秋に行われていますが、夏の体験合宿は今年で7回目、物産展の参加は今年で6回目となります。

物産展には毎年来場してくださるお客さんもいて、嬉しい限りです。

とれたての佐渡産コシヒカリ「たかち美人」新米や、今が旬のおけさ柿やあんぽ柿、海産物などご用意していきます!


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詳細はこちらです↓

<第8回地域物産展>

・日時:11月3日(火・祝)10:00~16:00、4日(水)9:00~16:00
・会場:相模女子大学 マーガレット本館1階テラス ほか
・入場無料/予約不要

第8回地域物産展のホームページです
http://www.sagami-wu.ac.jp/news/2015/10/20/006308.html


皆さまのたくさんのご来場お待ちしています~♪

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中村です。

お米の収穫が終わり、農作業もひと段落する10月半ばは、小麦の種まきの時期でもあります。

以前、6月に収穫体験をさせてもらった本間さんの小麦畑で、今回は鶏ふん&種まきを一緒にやらせて頂きました。
(収穫体験のときのブログ記事はこちらです →
http://sado-chiiki-okoshi.blog.jp/archives/1031457318.html

当日は、他集落でも小麦栽培を始めた方や、小麦作りに興味のある方も一緒に集まりました。

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仲間が増えた!
農作業は1人でやると“てぇーすい”(しんどい)けど、皆でやれば楽しい

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種まき前の畑


まずは畑に鶏ふん(肥料)を蒔きます。
この大きなトラクターを使います。
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緑色のタンクに入れて、機械が粉砕しながら蒔いてくれます。
鶏ふんなので、なかなかの臭いがしてました。マスク必須です。

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そして、少し作業をしたところで一服です。
佐渡弁で“こびりぃ”といいますが、一服のときのおやつみたいなもので、
なんと出てきたものは、自家製小麦の食パン。

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朝出来たてのホカホカ食パン。美味しかったです。
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さて、こびりぃ後は、いよいよ種まきです。

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本間さんが、長野県からわざわざ仕入れた小麦の種を使います。
品種は、ゆめかおり。
先ほどのトラクターの後ろ部分を種まき用の機械に取り替えます。

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蒔いた後の畑。かすかに小麦が散らばっているのが見えますかね?
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我われ協力隊の重盛隊員と私も、本間さんにご指導頂きながら慣れないトラクターを運転しました。
少し曲がっている列は、素人がやった箇所だとすぐバレてしまいますね。。

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これで種まきは終了です。
小麦は、雨が降ればすぐに芽が出るそうです。

ちょうど次の日に雨が降り、芽が出たとの連絡があったので1週間後くらいに見に行きました。

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可愛らしい草が芽えてました!!!
周りは田んぼなので、刈り取り後の寂しい風景の中に、黄緑色の芽が映えていました。

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この後、丈が2,30cmになったら麦踏みという作業をします。
根っこが地表に出てきてしまうので、足や機械で踏んでいく作業だそうです。

収穫までの間の成長が楽しみです。


 


秋ですね。

自然の恵に感謝しつつ、収穫を祝う季節となりました。

毎年この時期に、外海府の岩谷口集落では、
「収穫文化祭」を開催しています。

今年はスペシャルなプログラムがもりだくさん。
「食」を通じて、外海府・岩谷口の暮らしを体感しませんか。

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この「収穫文化祭」の目玉は、
なんといっても地元特産品の販売ではないでしょうか。

天日干しの岩谷口産コシヒカリをはじめ、地元で採れた野菜類・豆類のほか、
海産物の販売もあるようです。

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写真:岩谷口産 ”はざ掛け米”


「岩谷口か・・・遠いな」 と、思いますよね。
実際、遠いです。
でも、国仲方面から車で1時間以上掛けてでも、
岩谷口産のお米を手に入れる価値はありますよ♪


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岩谷口産のもち米で、もちつきやります。

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写真展・作品展も面白いですよ。


★ 岩谷口 収穫文化祭 ★

【日時】  2015年10月25日(日) 午前9時~
   ※ 地元特産品の販売は、10月24日(金)~27日(火)まで行います。

【場所】  岩谷口公民館
【参加費】 200円 (昼食会の材料代 込み)


外海府の集落
岩谷口集落で、おまちしています。

外海府担当、重盛でした。


中村です。


8月に入り、夏本番となってきました

今年で13回目となる「夏の彩典 たかち芸能祭」の季節です!

今年も相模女子大学から伝統芸能体験で10名ほど学生が来られます!

その他に、高千出身のフラメンコのニシミエコさんや両津福浦の鬼太鼓の出演もありますよ。


今年のポスターはこんな感じです。


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新潟県民にはおなじみの、甲子園の出場校を県内企業が応援する“あの”CM(○○は××高校を応援しています)のような仕上がりになっています。


もちろん我々、地域おこし協力隊も応援させていただきます。


芸能祭ポスター


実行委員会の皆で手分けして、島内各所へ配布しに行っております。

ご協力のほど、よろしくお願いします!!


当日の詳細とプログラムはこのようになっております。


8月13日(木)の夜は、高千中学校グラウンドへぜひお越しください☆


日時: 平成27年8月13日(木)午後5時~午後9時頃
会場: 市立高千中学校グラウンド(雨天時 同校体育館)
※駐車場に限りがありますので、できるだけ乗り合わせてご来場ください。

 【 出   演 】(出演順)

・高千中学校 「文弥人形芝居」 17:05
・YAMATOミニライブ 17:25
・ニシミエコ フラメンコ 17:45
・南片辺 「御太鼓」 18:00
・北立島 「鬼太鼓」 18:15
・両津福浦「鬼太鼓」 18:30
・高千カカロモダンサーズ 「創作ダンス」 18:45
・海府民踊クラブ・みすじ会 「相川音頭・佐渡おけさ」 19:05
・北川内 「豆まき」 19:20
・後尾 「鬼太鼓」 19:35
・北田野浦 「花笠踊り・小獅子舞」 19:50
・千本 「鬼太鼓」 20:05 
・石花 「鬼太鼓」 20:20

※出演時間は大まかな目安です。当日の進行により前後します。
※出演順は参加団体の都合により変更となる場合がありますので、ご了承ください。

主催: 夏の彩典・たかち芸能祭実行委員会

お問い合わせ先: 佐渡観光協会相川支部 電話:0259−74−2220


 

中村です。

日本人なら米だ!

もちろん佐渡でも米の稲作が主流ですが、そんな中、国産小麦の栽培を広めようとしている方もいるのです。
ここ石花(いしげ)の田んぼの隅に、その名のとおり小麦色をした畑があります。

本間さん(写真)は、Uターンで佐渡へ戻ってきて地元の工務店に勤めながら、実家の米作りを手伝い農業に携わってきました。

小麦粉を作ろうと思ったのは、日本人の米離れがきっかけだそうです。(※もちろん今でも米作りもしています)

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5年ほど前から、減反制度により休耕田となった田んぼで国産小麦の栽培にチャレンジし始めたそうです。

ちなみに農薬や化学肥料を使わずに、有機肥料だけで作っています。

昨年は、全部で500kgほどの小麦粉を収穫できるまでにしたそうです・・!

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小麦の収穫は6月なので、今回は収穫から製粉してパンを作る工程までを体験させていただくことになりました。

3月から地域おこし協力隊になった、外海府地区担当の重盛隊員と、パンを愛してやまない佐和田地区担当の斉藤隊員も一緒にやらせて頂きました!

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私も今回初めて小麦畑を目にしました。

小麦畑を見ていると、北海道やアメリカの畑を見ているようでした。

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まずは、収穫作業!

2条式のコンバインに乗らせてもらいました。

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最初は、操作に慣れずなかなか手こずりましたが、慣れてくると皆さんスピードを上げてどんどん刈っていました。

本間さんはコンバインのほかにも、バインダーでも刈ることがあるそうですが、この「みほ27」というバインダーはじゃじゃ馬らしく、扱いが難しいそうです。

実際、触らせてもらいましたが、真っ直ぐ進ませるのが難しかったです。

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ある程度、刈り取り作業を終えたら、刈った小麦を乾燥させます!

お家のビニールハウス内に敷いて広げておきます。

このまま1週間ほど乾燥させるみたいです。

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今日、刈った小麦をすぐには製粉する事は出来ないので、この日は昨年収穫した小麦を使い、製粉させてもらいました!

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米粉も作れる製粉機です。黒くてピッカピカのかっこいい機械でした。

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小麦を入れると、3種類に分けてくれます。

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これは、一番粗い「ふすま粉」です。

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これは2番目に粗いもの。

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そしてこれが、「あがり粉」です。白くてさらさらです。

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これは水分量を測るものです。
ちなみに、乾燥させた小麦の水分量は約13%です。
収穫したての小麦は、23%ほどありました。


そして小麦粉が出来たら、パンを作ってみよう!

ということで、ホームベーカリーで挽き立ての小麦とその他材料を入れて、食パンが完成しました!

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この少し茶色がかった手作り感あふれる食パン、いいですね。

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ちなみに、全粒粉の場合は、ふすま粉と2番目の粉を、もう何回か製粉機にかけて全て混ぜた物になります。
全粒粉の方が、香りが増して香ばしいパンになるそうです。


次回は、この日に自分達で収穫した小麦を製粉する予定です!

10月になると畑に種をまく作業が始まります。今度はその体験をしてみる予定です!


今回は色々体験させていただき、初めてのことで楽しい時間でしたが、年間を通して農作業をするのは苦労する事も多いそうです。
製粉するのが思っていた以上に時間がかかりましたし、話によると種を撒くのを以前は手で蒔いてたそうですが、色々試行錯誤しながら、今では機械を入れることができ、だいぶ楽になったそうです。


まだまだ小麦栽培は道半ばだそうですが、少しずつその魅力を周りの人に伝えて担い手を増やしたいとのこと。

私も自分に出来ることで支援したいと思います! 

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