昨夜、新穂のとある場所に、珍しい顔ぶれが集まりました。
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大野の獅子や鬼、新穂中央の鬼、瓜生屋の獅子に、佐和田二宮の鬼面まで…
なんだか神様の会合のよう!

これだけ勢ぞろいしたワケは、浅草で文久元年から芸能具の製造販売・修理をされている宮本卯之助商店さんが佐渡に来島、この日は新穂で一夜限りの芸能具の管理・保存相談会を開いて頂きました。

宮本卯之助商店岡部さんから投げかけられた言葉は、どれも職人からのメッセージ。
鬼面を見ながら「皆さん、神様と思って接していますか?」との一言。
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重みのある言葉に、一同考えさせられた夜でした。
自分も太鼓を打つこと、太鼓との接し方を改めなければ…。

ひとつひとつの面や獅子頭を見ながらの解説は、なんだか学校の講義のようでした。
各集落の芸能具が一同に会すというのも、滅多にないことなので、大興奮でした!

ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました!
芸能具の扱い方も、鬼太鼓を継承していく上で、芸とともに
後世へと伝えていって欲しい大切な知恵の一つです。