8月2日(金)~8月4日(日)に松ヶ崎・岩首地区にて
「松ヶ崎・岩首の暮らしに会いに行こう!佐渡暮らし移住体験親子モニターツアー」を開催しました。
島外から2組のご家族に参加していただき、
子育て世代を中心とした地元の皆さんと様々な交流を行いました。
盛りだくさんな3日間の様子をご紹介したいと思います!

8月2日(金)
参加者の皆さんは両津港で集合。
そこからバスで40分かけて今回のモニターツアーの舞台となる松ヶ崎地区へ。

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この日の宿となる松ヶ崎集落の「カラふるカネモ」で地元の子育て世代の皆さんとお出迎え。
自己紹介をしてすぐに仲良くなった子どもたちは外へ遊びに行きました。
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原っぱで走り回ったり、バッタを捕まえたりのびのび楽しそうに遊んでいました。
地元小学生の虫博士からバッタの生態について教えてもらう場面も。

宿に戻り、みんなで郷土料理作り。
松ヶ崎までの道中、スーパーで子どもたちに探してもらった
「いごねり」と「とびうおのすり身」を使って夕食を作ります。
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子どもたちもいごねりを切ったり、すり身のお味噌汁を作ったり、たくさんお手伝いしてくれました。
夕食を食べながら、仕事の話や子育て環境の話など、参加者のみなさんから様々な質問がありました。
子どもたちは広い古民家に大喜び。お腹がいっぱいになると、みんなはしゃいで楽しそうに遊んでいました。おいしいご飯と子どもたちの笑顔で和やかな雰囲気のまま1日目は終了。

8月3日(土)
2日目の朝は松ヶ崎集落のまち歩きからスタート。
飛鳥時代から佐渡の玄関口として栄えた歴史のある松ヶ崎集落。
今も昔ながらのまちなみが続いています。
ガイドさんにお願いして集落内を案内してもらい、地元の子どもたちも一緒にまちあるきをしました。
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まちあるきの後は松ヶ崎・岩首地区の子どもたちが通う松ヶ崎小中学校、多田保育園、空き家の見学へ。小中学校の先生から学校生活のお話を聞いたり、保育園では巨大なクワガタに出会いました。


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午後はお楽しみ交流会。
地域の子どもたちも大集合して、みんなで楽しみながら交流をしました。

まずは火おこし体験。火打石を海岸で探すところから始め、火打ち金を使って火おこしに挑戦しました。一昔前までは火打石でタバコに火をつけていたとか。
暑い中大人も子どもも必死に頑張りましたが、火花は出るものの、火おこしはとても難しかったです。
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火おこし隊が頑張っている中、子どもたちがパン生地をこねこね。
暑いのですぐに発酵し、ドライフルーツ、チーズやウインナーなど
みんなそれぞれ好きな具材を入れ、それを竹の棒に巻き付けて焼きました。
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こんがり、ふわふわな竹の棒パンが出来上がりました!子どもたちからもおいしー!との声が!
竹の棒パン作りを楽しんだ後はスイカ割りや水鉄砲をして楽しみました。

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このお楽しみ交流会で今回の松ヶ崎地区での交流は終了。
参加者のみなさんは赤泊へ向かい、海水浴や赤泊のお祭り、花火大会を楽しみました。

8月4日(日)
最終日は楽しく観光!宿泊していたサンライズ城が浜で早朝から朝釣り体験。
釣った魚を朝食でいただきました。

宿を出発。
佐渡といえばトキ!ということでトキの森公園へ。
サドッキーがお出迎えしてくれました!
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トキの森公園の展示に興味津々。
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本物のトキの姿を見ることができ、お子さんたちも嬉しそうでした。

港に向かいながらスーパーに立ち寄り、物価をチェック!
子どもたちが「いごねり買ってー!」とお母さんにお願いする場面も!
いごねりを切った感触が気に入ったようです。

最後は両津港でみんなでお見送り。
「何が一番楽しかった?」と聞くとみんなが「パン作り!」と答えてくれました。
地元の子どもたちと一緒に楽しんだ体験が、来てくれたお子さんたちの心に残ってくれたら嬉しいです。

松ヶ崎・岩首地区としては初めて開催した今回の移住モニターツアー。
「楽しみながらの交流」がメインでしたが、その中でも仕事や子育て環境、
様々な疑問や不安についてお話しすることができました。
課題はありますが、松ヶ崎小中学校でしかできない教育、この地域でしか体験できないこともたくさんあります。
移住したい!この地域が好き!と言ってくださる方が移住しやすい環境を作っていけるよう、
地域のみなさんと共にこれからも活動していきたいと思います。