佐渡市地域おこし協力隊サイト

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河原田本町商店街

中学生ライター!と商店街を面白くする話 を覚えていますでしょうか?
詳しく知りたい方は【1話】【2話】をクリックして読んでみてください。 

そしてついに・・商店街ガイドブック完成しました!!!
この空色の表紙が目印です♪ 中はぜひ手にとってご確認ください🙌


商店街ガイドブック
 
「中学生×地域」でどんな化学反応が起こるのか?新たな挑戦から始まったこの企画。11月〜3月まで4ヶ月かけて、形が見えなかったものを形にすることができ、生徒も商店街も完成品を見てニヤニヤしています。笑

【商店街の可能性を考えてみた】
この企画は、商店街の「+のサイクル」を回すことを目的に始まりました。「魅力を知ってもらう機会を作る!」ことでサイクルが動き出すと仮定し、その動き出しを
中学生に「HELP(手伝って)」して欲しいとお願いしに行きました。下記は説明で使った図式です。

商店街の可能性

 【
アクションがなければ、リアクションはおきない】
こんな言葉を最近教えてくれる方がいました。まさにこの図式はその一歩目のアクションを表しているな〜と改めてしっくり。

商店街の根本的な課題は、「アクションを起こせていないこと」です。自分たちでは起こせないのであれば、「誰かの力を借りて起こす」ことでもいいのではないでしょうか?

with our hands

【Change with our hand(私たちの手で少しの変化を)】
協力してくれた中学生たちは、「まずは自分たちの手から商店街に変化を起こしていくこと」をとても理解していました。普段ほとんど商店街と接点のなかった子どもたちでしたが、「自分たちの精一杯」絞り出して、商店街の新たな一面を紹介してくれました。

【生徒たち自身にも小さな変化】
「見ているようで見ていなかった地域の課題を知る」
「その課題に対して、考え、計画し、行動し、新しいものを生み出す」
その流れを経験したことで、「佐渡に対する意識」や、「物事をやり遂げる達成感」などを感じたといった声を聞くこともできました。

新潟日報

【アクションによってリアクションが起こりはじめた】
先日3/28(水)の新潟日報の朝刊にこの取り組みが紹介されました。何もしなければ、「河原田本町商店街」と言う文字が新聞に載ることはなかったでしょう。しかしアクションを起こした(いや起こしてもらった)ことで、一つリアクションが起こったと思いました。

リアクションの連鎖は続き、『ガイドブックはどこでもらえるのか?』『置いてる場所のものが、もうなくたった』と「関心を得られた手応え
を感じるような声も上がっています。

配布

【リアクションをバネに+のサイクルを加速させる】
協力してくれた中学生も、この春から高校生になります。ここまで助けてくれた彼らの努力を無駄にしないためにも、ここからは「商店街が動き出す番」だと感じています。

このガイドブックをどう活用して、商店街を盛り上げていくのか、課題はたくさんありそうですが、起こりはじめたリアクションによって、商店街の意識に少しずつ変化を起き、「+のサイクル」を加速させていけるようサポートを続けていきたいです^^

【ガイドブックの配布場所】
・河原田本町商店街の店舗
・本町会館
・佐和田行政サービスセンター
・佐和田図書館
・佐和田バスステーション

・あいぽーと佐渡
・両津港佐渡汽船ターミナル
・近隣の飲食店等

【お問い合わせ】佐和田商工会:0259-52-3148 
 

中学生ライター!と商店街を面白くする【1話】 を覚えていますでしょうか?
(詳しく知りたい方は1話をクリックして読んでみてください)この秋〜冬にかけて中学生×地域」で新しい化学反応が起きないか、新たな挑戦を始めました。

【なぜ中学生と?と思う方もいると思います。】
中学生までは自分の住んでいる地域に学校があることが多く、その地域のことを身近に感じやすいはず。なのに表面的な地域は知っていても地域の魅力や課題までは気が付かずに、そのまま大人になっていく。大人になって振り返った時に、良くも悪くも地域との関わりがあれば、「自分が地域にできること」を考えるきっかけになるのでは?といった願いがこもっています。

【商店街のお店に入るの、初めてなんです。】
前回の授業から約1ヶ月。11月24日、ついに中学生が現場へと動き出しました。
初めて入る商店街のお店。ドキドキしながらお店の人に話を聞く中学生。
彼らはこの1ヶ月間、中学生ライターという役割を担い、商店街の魅力を発信するプロジェクトとして、商店街のパンフレット制作に向けて準備を重ねてきました。
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【商店街のプラスのサイクルを中学生に回してもらう!】
中学生が取材に来ることになった商店街。私は中学生と商店街のパイプ役となって、商店街にこの企画を伝えながら、予め中学生が考えた質問事項をお店に直接渡しに行きました。さすがに中学生がお店にくるとなったら、「普段よりも良く見せよう」「ちゃんと質問に答えよう」準備するこの気持ちが商店街のプラスのサイクルを回すきっかけになるのでは?といった期待がありました。
商店街の可能性

 【いつも以上に饒舌で丁寧な商店主の姿】
思っていた通り。中学生がお店に来たことで商店街の店主たちの様子が変わりました。初めは中学生も店主も緊張していた様子が、次第に通りまでお店から笑い声が聞こえてきました。「それは難しい質問ね〜」 と中学生の鋭い質問にも真摯に答えようとする姿が、私がいつも見ている店主たちの姿と少し違って見えて、商売のプロとしての意識を
くすぐることができたような気がしました。
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 【中学生も新しい発見を楽しそうに報告】 
お店の取材を終えて、集合場所に集まってきた中学生。友達同士自分が行ったお店の話を面白おかしく、中学生らしい感じで報告し合っている姿に嬉しくなりました。中には苦戦した班もあったようでしたが、それも経験。普段身近にいる人以外と上手くコミュニケーションをとる難しさを知ってくれたことが、これから大人になる中で、きっと役に立つことがあると思います。

【中学生ライターの挑戦は続く!次回は初めての原稿作り】
現場の取材を終えて、これから商店街パンフレットの原稿作りに取り組みます。現場に出る前に
「初めての取材ガイド」として事前授業を担当させてもらいました。話を聞き、写真を撮影し、そこから何を取り上げるのかは、中学生ライターの腕の見せ所。中学生の視点で考える「商店街のPRポイント」と「お店のお宝」がこれから上がってきます。ヒントを出した3つのポイントが少しでも伝わってると嬉しいです。
図1

【ちょっとしたご報告】
この取り組みが、地域のメディアでも紹介されるようです!
今朝(11/25)のNHK新潟さんで放送されたことをはじめ、佐渡テレビさんや新潟日報さんにも取材をしていただきました。島内や新潟にも取り組みが伝わり、他の地域でも何かのきっかけになるといいですね^^ 
続きはまた次回〜to be continued..

久しぶりの更新です。
この夏は、 Creative Summer Campで佐渡のCMを作ろうと、
島外の大学生と社会人(若手)と熱い熱い時を過ごしました。
↓詳しくはこちらのブログから
この夏、佐渡を舞台に7本のCMができました。


そしてこの秋〜冬・・・今度は「中学生×地域」で新しい化学反応が起きないか、新たな挑戦を始めるために鋭意準備に取り掛かってます!

【ことの始まりは、ある先生との出会いから】
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仕事とは関係のないところで出会った佐和田中学校の増田先生。
彼女は、JICAの教師海外研修でタイへ行き、国際理解や国際協力について学んでこられたとてもアクティブな先生です。(会えば元気を分けてもらえるような明るくポジティブ素敵な方です^^)

【地域の課題に子どもたちと一緒に取り組みたい】
商店街課題

私と先生の共通点は、地域の課題に”子ども”と一緒に取り組みたいという思いでした。その思いにより、その場で意気投合!先生の活動する中学校と、私の活動する商店街という場所でコラボレーションが生まれることになりました。

【中学生に佐渡の魅力と課題について話しをする】
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先日、今回のパートナーになる佐和田中学校の3年生と会ってきました。
今3年生は、総合的な学習の時間をこんなテーマで行っているそうです。
テーマ「考えよう!持続可能な社会実現のために、私たちができること」
その中で、私は佐渡の魅力と課題についてをお話しさせてもらいました。

【佐渡の課題の一つとして、身近な商店街の現状について紹介】
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私は、佐渡の課題の一つとして、私が担当している商店街に関して、現状と可能性という内容で話をしました。店主の高齢化、後継問題、シャッターが閉まり寂しい状況・・・現状に関しては、あまり明る話をすることができない一方、可能性という話では「プラスのサイクル」について紹介しました。

【魅力を知ってもらえる機会が少ない・・から増やしたい!】
商店街の可能性

予想通り・・中学生に話を聞くと商店街の場所は知ってるけど、どんなお店があるか詳しくは知らない、普段はあまり通らないと言った回答。
要するに商店街の現状で一番の課題は「注目されていない」ことです。

それを逆から考えて、注目されることで起こる変化についてを部活動の例をあげて少し紹介してみました。
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ある部活が毎日コツコツと練習を重ねています。
今まで自分の活動を発表する機会がなかったので、
部員たちのモチベーションは高くなく、練習の質はそこそこ。
ところが突然、ひょんなところから新聞記者の取材を受けて、
毎日コツコツと練習してたことを記事として紹介されました。
あっという間に噂は広がり、注目されてしまいます。
部員たちは驚いて、これは大変!何かしなきゃ!と動き出します。
動き出すと不思議なことにやる気が少しずつ出てきました。
やる気が出たことで、自分たちで何かしたいと考えだします。
その結果、練習の成果を発表する機会を自分たちで作ろうと、
次の文化祭/大会に向けて準備を始めたのでした。おしまい^^
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【商店街の魅力を発信するために、皆さんの力を貸してください!】
これからの活動1

この「+のサイクル」に関して話をした上で、中学生に協力のお願いをしました。
まず魅力を知ってもらう機会を、みんなの力を借りて作りたいと。
その結果、佐和田中学校3年生、河原田本町商店街、地域おこし協力隊からなる
「河原田本町商店街パンフレット編集委員会」を立ち上げることになりました。
 

【皆さんには新聞記者役(中学生ライター)になって欲しいんです】 これからの活動

「+のサイクル」の例え話の中にあった新聞記者の役となる 「中学生ライター」として、商店街の魅力を中学生の視点で探り、そのれ文章や写真で表現する仕事のお願いをしました。 
大人に見えている商店街と中学生に見える商店街では、魅力が違って見えるかもしれない、そんな期待も込めたお願いです。仕事としてお願いをすることで、中学生の皆さんにもある程度責任を持って行って欲しいというメッセージも込めています。

 【コラボレーション企画に向けて大人も本気でサポート】
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今月の中旬から6時間の授業をかけて、企画を進めていきます。
その内容を担当の先生と一緒に考えながら、こちらも本気でサポートしていきたい
その気持ちが地域や中学生にも届くように進めていけたらと思っています。

果たして本当に「+のサイクル」まわしていけるのか・・・
この続きのお話は、また次回〜 to be continued 

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