佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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祭り

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小木半島で大獅子が出る祭りの3つ目は、琴浦集落!
冬のおやつ「いももち」の生産が盛んで、(年中食べますけどね!)
その原料となるサツマイモを貯蔵するための、岩を掘って作られた「いも穴・いも蔵」は、
年中温度が一定で、まさに自然の冷蔵庫です。
宿根木にも同じような石室はいくつかありますが、
各家石室を所有しているのは琴浦だけ。
あァ、いももちが待ち遠しい…♡

琴浦祭りは毎年11月2日、3日に行われます。
初日の2日は、11月とは思えないほどポカポカした陽気に恵まれました。
13時ころから獅子が出るよーと聞き、いざ白山神社へ。
白山神社での奉納を済ませると、そのすぐ横にある天神さんへ。
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琴浦の大獅子は赤いのです。口づてに聞いた話によると、牝(メス)なんだとか。
そして沢崎か宿根木の獅子と、きょうだいにあたるとか。
やはり幣束を持った子どもたちが獅子の前を行きます。
琴浦の場合は、午後からの半日で35軒の門付けを回ってしまいます。
日が暮れる前に終わるのか!!??

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背中に大きく「祭」と書かれた法被を着る琴浦住民。
前面には各家の屋号が書かれていて、一軒に一着だけ。
秋の祭りに限らず、年に数度ある講中にもこの法被を着て集うんだそうです。
真ん中のお父さんが長い竹竿を持っていますが、これは獅子の骨組みです。
集落を練り歩いているときに折れてしまった場合の代替品。
ってことは琴浦の獅子も荒荒しいのか!!??
祭りを見て歩いていると、いろんなことが推測できるようになってきます。


ピー!っと笛が鳴ると休憩の合図。
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枝豆と唐揚げと、スミイカの…なんていう料理かな、甘くてやわらかい!
そして祭りの定番、御煮しめ~。(カマスの煮付け撮り忘れ!)

休憩にはたっぷり時間をとって、さくさくとテンポよく門付けが行われていきます。
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あまりにテンポが良いので、聞いてみたところ、
琴浦の場合は集落で5つの組に分かれていて、
休憩をするのは組長の家と決まっているのだそうです。
どうりでさくさく進むはず!
そういえば、沢崎や宿根木では玄関先でお花代を読み上げていたけど、琴浦は??
「琴浦はね、口座引き落とし!」
なんでも祭りにかかった諸費用は、各組長が組の家から集めて、
そして組のお金として引き落とされるんだとか。
集落によっていろいろと違うんだなぁ。面白い。

共通しているのは、
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沢崎の獅子と同様、しっぽが荒荒しいことや、
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祭りは無礼講!大人がはしゃいでいることでしょうか。

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平日だったこともあって、小学生は琴浦の子に限られていましたが、
10代20代が多く、世代交代している家が多いなぁという印象でした。
(中にいるんです若者が☆)



沢崎集落の祭りに続いて、
10月7日(土)、8日(日)に宿根木集落の祭りがありました!
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写真のように、宿根木はもともと谷に家が密集してできた集落ですが、
谷のなかに納まりきれず、土地の高いところへ広がっています。
祭り一日目は、そうしてできた高山組や新田組を門付けに回ります。

っと!まずは白山神社への奉納です。
朝9時、ちとちんとんが始まりました。
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祭文読み               赤鬼と青鬼の舞
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右が男役の「ちとちん」、左が女役の「とん」

赤鬼と青鬼は、力の神やスポーツの神といわれる「ダジカラオノミコト」に真似て、
世を洗い清める躍動感ある舞を踊ります。
そして「ちとちん」と「とん」は、男女の秘事をこっけいに舞い、
それらにあわせて笛と太鼓と拍子木のお囃子が奏でられます。
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ちとちんとんの起源は、かつて廻船業で栄えた宿根木の廻船が
海上の難所を通過する際、初航海の安全を祈願した若者が
船玉明神に奉納した踊りが発生の起源と言われています。
そのため元は男性たちによる芸能でしたが、時代は変わり、
現在は女性も参加・活躍しています。

一方神社の社務所では、大獅子に入るお父ちゃんたちが、
子どもたちが持つ幣束を作っていました。田舎はなんでも手づくりです。
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そして10時、大獅子の奉納です。
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奉納が済むと、称光寺から高山組、新田組へと各家へ門付けに回ります。

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人が入るほど「獅子は太る」!     玄関先で

「休んでいってください」と声がかかれば、
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胴は「骨抜き」になり         頭は玄関先の机に安置され
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ひと休憩。祭りといえば、御煮しめに魚の煮付け。(カマスの煮付け撮り忘れ!)

大獅子ばかり追いかけていますが、同じ時に、
ちとちんとんと鬼太鼓も各家を回っていました。
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私が住む家も、大獅子・ちとちんとん・鬼太鼓に門付けしてもらいました!
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初めてのことで“祭り料理”は用意できませんでしたが、
福島県の酒蔵に勤める知人夫婦から届いたお酒が好評でした✌


二日目は、‘下’の宿根木の家々(観光で来られた皆さんが歩くところ)と、
‘上’にある高岡組を回ります。
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奉納を見終えたおばあちゃんたち    狭い道の奥にある家の門付け
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祭りにあわせて、「遠くへ行きたい」という番組の撮影がありました。
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あっという間に夕方。最後は宿根木公会堂の門付けを済ませて、
俳優の石黒英雄さんを囲んで撮り納め。
放送日は、日本テレビ H29年11月12日(日)朝6:30~7:00
     よみうりテレビ H29年11月12日(日)朝7:00~7:30
※残念ながら新潟県での放送予定はないそうです😨😨


祭りはまだまだ終わりません!
夜には公会堂でカラオケ、抽選会、そしてメインの青年芝居がありました。
この日のために宿若連の皆さん、一か月以上前から毎晩集まっては
芝居の練習を重ねてきました。
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子どもたちの笑い声が響いて、ますます賑やかな祭りでした。


小木半島は秋が祭りシーズンです。
9月下旬の沢崎集落の祭りを皮切りに、
この後11月下旬まで各集落で祭礼が行われます。

祭りの日程を抑えねば!と、まずは各集落に日程を聞き取り。
すると日程以外に見えてきたのは、さまざまな情報や事情でした。
・だいたい二日間かけて行われる
・獅子が出る集落と、もともと出ない集落とがある
・昔は芝居をやったが、今もやっているのは宿根木集落のみ
・平日だと子どもや勤め人の参加が難しいので、数年前から土日にずらした
などなど。

そんな中、「沢(崎)の獅子はひと味違うっちゃ!」と聞き、
祭り二日目(9月24日)の沢崎祭りに行ってきました。
この日は見事な快晴で、まさに祭り日和!
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神子石(みこいわ)神社での奉納を済ませた大獅子。
獅子の中には大人が十数人入っています。

大獅子の前を行くのは、幣束を持った子どもだち。獅子を誘導します。
沢崎の子どもたちに限らず、別の集落から来ている子も。
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大獅子は、集落の一軒一軒を回ってお花をもらい、門付けをします。
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獅子の頭は、なんと重さ20㎏超え。
それを何度もパッカンパッカンと打ち鳴らすのです。
子どもたちも唄にあわせて幣束を振り、家の邪気を払います。

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家の中まで土足でどんどんズカズカと。

獅子が去った後、中からは掃除機の音が聞こえてきました。

「休んでいってください。」と家の人から声がかかれば、
獅子を置いてみんなでひと休み。
大人はお酒、子どもたちにはジュースやお菓子が振る舞われます。
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「ゴッツ」と呼ばれる鬼も栄養ドリンクで一服。

そうして集落27軒を回っていきますが、
まだ数軒残したところで浜へ向かった大獅子。
するとしっぽが暴れ出し(?)、頭がしっぽを追い、
と・・・とりあえずアブナイ!!
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あ~~~~!海に落ち・・・!      た!!!
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引き上げても               また落ちる(同じ写真ですが)。。
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しっぽは暴れどおし。ぐんぐる回って転んで海に落ちて…
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合計6回くらい海に落ちていました。
これが、他所とは違う獅子の気勢!
この「海に落ちる大獅子」を見に、たくさんの人が来ていました。

獅子の中には高校生くらいの若い人も入っていて、
20kgを超える重さの頭を鳴らしていたのも、若者でした。
でも、声を張り上げたり、激しくしっぽを振り回していたのは
おじさま方の方がまだまだうわてでした。

荒荒しい沢崎の大獅子、小木半島の祭りのスタートは強烈な印象でした。

こんにちは、祭り女の渋谷です。

 

最近「佐渡に来た時より大きくなった?」とよく言われます。

ええ、ええ、佐渡に来てから体の成長(横に)が止まりません。

佐渡の酒とご飯がおいしすぎるのがいけませんね。

 

さて、そんな私にぴったり!?のイベントがもうすぐ赤泊で行われます!

 

じゃーじゃん↓
2017赤泊港祭りポスター3校正◎

赤泊のビックイベント「赤泊港まつり」!!

 

港まつりの名物と言えば、何といっても「海上相撲」です。

海の上の土俵で、相撲の真剣勝負をします!

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おもしろそう!!!

最近成長の著しい私なら優勝も夢じゃないのでは・・・(笑)

 

そう、私は海上相撲に出る気満々なのですが、

海上相撲の話をするとき、佐渡の人の反応がみんな同じですごく面白いです。

 

相手「渋谷さん海上相撲に出るんでしょ~(ニヤニヤ」

私「出ますよ」

相手「え!?!本当に!?!??!!」

 

海上相撲出ますよ、出るからには優勝目指しますよ。

ぜひ一緒に戦いましょう!

 

女相撲も本気の取っ組み合いです↓
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当日飛び入り参加もOKですが、出たい方は先にご予約いただけると助かります。

詳細、申し込みは赤泊港祭り実行委員会へ↓

Tel: 0259-87-2200

 

今年は、佐渡出身の大相撲力士「魁渡」も来場します!

佐渡にゆかりのある力士に会えるなんて楽しみですね。

 

そして、もう一つの名物と言えば・・・↓
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「ダンボール舟レース」です!!

 

自作の段ボール舟で速さを競うレースです!

タイタニックのごとく沈没してしまうものまた一興ですね(笑)

 

早さだけでなく、舟のデザインにも注目!

優れた舟のデザインには「段ボール舟大賞」が贈呈されます。

 

「レースには出たいけど、舟を作って持っていくのは大変だな・・・」

 

という人もご安心を!

商工会が舟を貸し出してくれますよ。

 

こちらも当日参加できますが、事前の予約をお願いします。


夜の楽しみは・・・↓
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芸能披露!ビアガーデン!

バンドやおけさ、大道芸、演歌歌手など様々なステージ発表があります。

 

また、毎年恒例の花火大会もあります。

今年は昨年までと日程を変更し、8月5日(土)に花火が上がります。

 

佐渡島外からいらした方、佐渡に里帰りされた方も

花火を一緒に楽しめるようになりました。

 

ステージや花火を見ながらの醍醐味は・・・↓
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地元の商工会を中心に、うめぇもんをたくさんそろえたお店が出ます。

ゆっくり見ていってくらんせ~(ゆっくり見ていってください)

 

 

<赤泊港まつりスケジュール>

◎8月5日(土)

17:00~ 特産品販売

18:00~ 芸能披露

20:30~ 花火

 

◎8月6日(日)

9:30~ 小中学生マーチング・ブラスバンド

12:00~ ダンボール舟レース

13:00~ 日本海海上相撲

18:00~ 芸能披露

 

詳細情報・お申し込みは、港祭り実行委員会(赤泊商工会内)へ↓

Tel: 0259-87-2200


昨日、仕事終わりに小木の隣にある羽茂(はもち)へ行ってきました。
目的は、草苅神社で公演される薪能をみることです。
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かがり火が焚かれ、その中で能楽が演じられる「薪能」。
人生初めての能楽鑑賞でした。
私にとっては高尚な世界で、ただ幻想的な雰囲気が心地よかったという感想です。
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神社に到着した時は、開始にはまだ時間があったので拝殿へお参りに行きました。
すると、地面を見ながらうろうろしているおじいさんがいて、
「佐渡市指定の木の若木があるんだよ~」と教えてくれました。
「アテビ!ですか?」
「そうそう、これなんか5年くらいじゃないかな。」
(佐渡弁でお伝えできずごめんなさい。。)
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ほぉぉ~、アテビはゆっくり成長する木なんですね。(立地条件等にもよるのでしょうが。)
先っちょの淡い緑色が、今年伸びた部分だそうです。
たまたま居合わせた地元のおじいさんに、境内の木をいろいろ教わりました。


能を見に来ていた人々の中にも、手を振り合うくらいの関係性の知り合いが
10人くらいいて、佐渡に徐々に馴染んできた!?とニンマリ。



そして(?)あさって18日(日)には、小木で
「佐渡小木 たらい舟・さざえ祭り」が開催されます。
芸能ステージや、たらい舟競漕の他、さざえのつかみ取りもあります!
日本海浜汁の無料振る舞いや大抽選会はなくなり次第終了ですので、
ぜひ朝からお越しください。

ネコも宣伝中!   ん?・・・魚狙い!?

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カンゾウの花が今年も咲き、大野亀へ足を運ぶ観光客の方も増え、海府は観光のピークシーズンを迎えています。地元集落の皆さんにとってカンゾウの花は大事な地域の宝です。

毎年カンゾウの開花時期に、開催されるカンゾウ祭り。
地元集落の皆さんが、地元を盛り上げようと力を合わせて開催しています。
長い長い歴史をもつこの祭りは、今年なんと40週年を迎えます。

しかし、実は今までカンゾウにまつわるグッズというものがありませんでした・・・
そこで、40周年の節目に今年はカンゾウTシャツを販売します!

グレー

ネイビー


※画像はイメージです。実際の風合いとは異なる場合があります。


おけさ娘がカンゾウの花を持つデザイン。
Tシャツの色はグレー、ネイビーの2色。
サイズはS、M、Lの3種類です。(ユニセックス)

このTシャツ、見た目も着心地も生地感もコットンそのものなのですが、吸水速乾性に優れたポリエステル100%のドライ機能を持ち合せています。

佐渡はスポーツイベントがとても多いので、スポーツする方に特におすすめ!
もちろんスポーツしない方も普段着にぜひ!
私自身ポリエステル特有のてかてか感が非常に苦手なのですが、あの光沢感が苦手な方にも着ていただけるような素材にしました。これからの汗をかく季節におすすめです。

6月初旬頃より大野亀ロッジにて販売予定です。
また、6月11日に行われるカンゾウ祭りの会場・本部席でも販売します。


肝心のお値段は・・・・・?

じゃーん!!税込¥2700です!(予定)

ぜひ会場でお手にとってご覧くださいね!


そして、おまたせしました。
5月26日、本日のカンゾウ開花情報です。
前回の情報よりかなり時間が経ってしまいました、ごめんなさい。

本日の様子を写真でご紹介します。


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暖かい日が連日続き、カンゾウの花もぼちぼち咲き始めています。
しかし、まだまだこれから咲くつぼみもたくさんあります。
また、カンゾウの花は1つの花にたくさんのつぼみがついています。
1日花が咲いて1日でしぼみますが、次々に咲くので開花期は長いです。

つぼみ


何度来ても、日によって、時間帯によって、表情を変える大野亀からの景色は本当に美しいです。
人がぐっと少なくなる夕暮れの時間帯もおすすめです。
また、その周辺集落もぜひお散歩してみて下さい。

集落写真

夕暮れ写真


また、40周年を迎えるカンゾウ祭りにもぜひお越しください!
現在着々と地域一体となって準備を進めております。
出演団体についてなど、内容詳細もまたこちらでご案内しますね。


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第40回 佐渡カンゾウ祭り(雨天中止)

6月10日(土)20:00~21:00(前夜祭)
6月11日(日)10:00~15:00(本祭)

開催地:佐渡市・願 大野亀台地

主催:佐渡カンゾウ祭り実行委員会
問い合わせ:佐渡カンゾウ祭り実行委員会0259-26-2410
(事務局 大野亀ロッジ内)




7月24日、よく晴れた日曜日。

願集落にある賽の河原にて「賽の河原祭り」が執り行われました。

願集落のはずれから海岸沿いに10分ほど歩くと大きな海食洞穴があります。
穴の中と外には大小の地蔵がまつられ、その周りにはたくさんの小石が積まれています。
そこが賽の河原です。

ここは幼くして亡くなった子供の霊を慰めるための霊場です。
三途の川の手前に賽の河原があり、向こう側の海が三途の川であるといわれています。


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6月に初めて私が賽の河原を訪れた日は、とても暑い日でした。
だらだら汗をかきながら歩いて向かいましたが、たどり着いた途端、空気が一気にしんとしました。
洞穴の深さと闇の暗さ、観音様の表情、無数の地蔵と積み上げられた石の佇まい、
それとは裏腹に振り向いた先に広がる真っ青な空と海、
独特の雰囲気に圧倒され、しばらくその場を動けなかったことを思い出します。


「賽の河原祭り」とは、飢えと渇きに苦しんでいる水子・餓鬼の為にご真言を
唱え、食べ物を食べられるように施してあげてご供養する、年に一度の慰霊祭です。
全国から毎年200人以上の信者や檀徒の方たちがお越しになります。
参拝者の子供の身代わりとして、地蔵にはひとつひとつ数字が刻まれています。

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法要準備・片付けは、毎年地域の檀家の方たちの手によって支えられています。
賽の河原はごつごつした岩場に取り囲まれた場所。
とても足場の悪い場所に無理やりテントを建てています。

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 歩いてしか行くことのできない場所のため、大きなものは船で運びます。


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手で持ち運んだり体にくくりつけて運ぶものもあります。


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今年は凪でかなりおだやかでしたが、2年前は時化で海が荒れ、
せっかく建てたテントが法要前日、テントごと流されてしまったということもあったようです。

何年前からこの法要がされているのかは定かになっていませんが
(昭和21年の賽の河原祭りに関しての新聞記事は残されており、
賽の河原の霊場自体は江戸時代に入ってからつくられたのでは、といわれています)
何十年も前から地域で団結して条件の悪い場所に毎年テントを建て、
この場所での法要を守られているということに頭が下がるおもいでした。


今年も全国から祈るため集まった方たちの前で
3名の僧侶が読経し、水子の霊を慰める法要が執り行われました。
皆さん熱心に読経を聞いています。

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子供たちのためにおやつや人形などがたくさん供えられています。


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年々高齢化の影響でこの法要に訪れる方の数も減ってきているそうです。
準備に携わる地域の方々もご年配の方が多くいらっしゃいます。

それでも歩いてしか来ることのできない不便な場所へ、祈るために毎年足を運ぶ人たちがいること、
その人たちのために一日がかりで準備をする人たちがいること、
ここで祈るということに意味があるということ、
そのおもいはずっと昔から受け継がれてきたもので、守られてきたこの場所は
とても幸福な場所であるように思いました。


賽の河原の右手には二ツ亀、左手には大野亀がみえます。
ふたつとも神様が祀られている場所。
その間に挟まれた賽の河原。
そこからみえる景色はとても美しく、ここになぜ霊場がつくられたのか
少しだけ先人の方の気持ちが分かったような気がしました。


集落の方とおしゃべりしながらの帰り道、辺りの景色を見渡しながら、
「本当にここの景色はきれいでしょう」
そう言って話す柔らかな表情を見て、この場所がずっと残っていますように、と
思わずにはいられませんでした。


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これから夏の観光シーズンとなり、賽の河原を訪れる方も多くいらっしゃると思います。
ただ、この場所は地元の方が守ってきたとても神聖で大切な場所です。
そのことを忘れずに、ぜひお立ち寄りいただければと思います。








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7月23日、24日、今年も無事白山丸まつりが終了しました。

青空に帆を掲げた白山丸。とっても雄大です。
今年は船体の引き出しとろくろ体験に14名のお客さんが来てくださいました!
三浦新市長も激励に、一緒に帆揚げをしていただきました。

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天気に恵まれて何より。
暑い中、体験参加者の皆さんおつかれ様でした!

「白山丸」は、1858年に新造された「幸栄丸」の設計図をもとに忠実に復元された千石船です。名前の由来は、宿根木の神社「白山神社」と宿根木で最初に新造された船の名前をとって「白山丸」と名付けたそうです。

廻船業で栄えた千石船の里「宿根木」。

初めて宿根木を訪れる方へは、町並みを散策をする前に小木民俗博物館(千石船展示館)に立ち寄っていただくことをおすすめします♪

海岸に点在する船つなぎ石が何に使われていたのか?
なぜ三角家の形は三角なのか?

町歩きのときに理解が深まりますよ


協力隊としてこの祭りに関わるのは今回で最後となりましたが、来年からは一住民として祭りを盛り上げていきたいと思います。


白山丸の帆揚げはまた来年!


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佐渡国小木民俗博物館(千石船展示館)
 佐渡市宿根木270-2 0259-86-2604
 開館時間 8:30~17:00
 休館日  年末年始(12/29~1/3、12月~2月の月曜)
 入館料  大人500円、中学生以下200円

各種割引など、詳しくはホームページをご覧ください。
白山丸友の会 http://www.hakusanmaru.sakura.ne.jp/
宿根木公式ホームページ  http://shukunegi.com/

 

「女子的 ! 佐渡の祭りの楽しみの方  シェアハウスで、鬼太鼓を迎えてみませんか」

===女子×祭り2016・春 へようこそ ! ===
■4/3(日)浜河内祭り篇(9時〜21時)
■4/10(日)[ミニ体験]丸山・熊野神社祭り篇(15時〜21時)
■4/15(金)[ミニ体験]丸山・丸山神社祭り篇(
New ! )(17時半〜21時)
■4/23(土)[ミニ体験]浦ノ川内祭り篇(New ! )(17時〜19時)
■5/4(水・祝)松ヶ崎祭り篇(13時〜21時)

===
■参加費:
・浜河内篇、松ヶ崎篇 5,000円(食材費・体験代)
・ミニ体験1,000円(体験代)
■募集人数:6〜7名(1地区)
■ミニ体験とは:お祭りをご案内し、鬼太鼓に一緒についてまわり、お祭りを楽しんでもらおう ! という企画です
初めての方やちょっと見てみたいな、などの皆さんにおススメです !
■当日コーディネーター:
佐渡市地域おこし協力隊 かりん、上之山博文
■お問合せ・お申込:
ご参加ご希望のお祭りをお選び頂き、お申し込みください。複数お申込も大歓迎です !
女子×祭り実行委員会 joshi.matsuri@gmail.com
090-2473-1449(上之山)
■その他:
・ご都合により、途中参加・途中解散などのご要望がありましたら、お気軽にご相談ください(^^ アレンジいたします。
・宿泊希望の場合、農家民宿まるしょう(浜河内)などご案内致します。
・ご興味のある方などがいらっしゃれば、ぜひこの企画をご紹介・シェアなど宜しくお願いいたします !


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かりんです。

今年も多田女子×祭りの季節です。今回で第三期、リピーターに愛されるイベント今参加者三人、迷ってるあなた!一度お試しあれ!

【多田祭り篇-2015秋-(10/11-12)】お待たせいたしました ! 「シェアハウスで、鬼太鼓を迎えてみませんか ! 」おかげさまで2年目を迎え、多田祭り篇開催いたします !

みんなで料理を作ったり、手伝ったりしてシェアハウスで鬼太鼓を迎える1年に1回の体験 ! 今回は希望に応じてお祭りの過ごし方もアレンジできればと思います。

今まで参加していただいた皆さんも、初めての皆さんもぜひ、この日は集落の一員として祭りを体験してもらえたら嬉しいです。

ご参加は多田祭り篇のイベントページからもしくはメール(joshi.matsuri@gmail.com)などでお申込いただけます。https://www.facebook.com/events/1472548473073432/

また、お問合せやご相談などお気軽にご連絡ください !

1年に1度のお祭り、皆さんのお越しをお待ちしています !


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  【【多田】第三期 女子×祭り 募集開始!】の続きを読む


7月26日(日)

2年ぶりに千石船「白山丸」の帆が揚がりました!!

おすすめスポット

会長の「せーの!」のかけ声に、体験参加者とスタッフ、そして今年は市長や同じく千石船を所有する青森県の野辺地のみなさんも一緒に「よいしょーっ!」と声を合わせて綱引き。やっとのことで引っぱり出しました。

いつもは千石船展示館の中にいる白山丸。
その姿に見慣れていましたが、青空のもとに出てきたときの迫力!!
風をうけて帆がはると、今にも動き出しそうな気がします。

昨年は強風のため初めて帆を揚げることができず、待ちに待った登場に白山丸友の会のみんなも、お客さんも、カメラマンたちも嬉しそうでした。

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地元・宿若連による木遣り

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人力で船体曳き出し!

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帆柱を立てるために・・・

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船内でろくろを回します!!

前夜祭の小木おけさ子ども連、鼓童に始まり、本祭りでは宿根木の芸能ちとちんとん、岬組の太鼓、フラダンスなど、たくさんの芸能がまつりを盛り上げてくれました。

猛暑のなか地元が一体となって熱くなった2日間。

この後の慰労会も大いに盛り上がったのでした・・・



白山丸の船出はまた来年!!

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佐渡国小木民俗博物館(千石船展示館)
 住所 佐渡市宿根木270-2
 時間 8:30~17:00
 休館 年末年始(12/29~1/3)、12月~2月の月曜
 入館 大人500円 中学生以下200円 
小木港より車で約15分(最寄りバス停:宿根木線 小木民俗博物館前)

白山丸の船内見学は、開館中いつでも可能
宿根木の町並みへは徒歩5分程度
==========


佐渡の中でも「たらい舟」 というと小木というイメージではないでしょうか。

たらい舟発祥の地とも言われている小木半島ですが、そんな地域色たっぷりのあのイベントが今年も開催されます! 

たらい舟さざえ祭り
2015たらい舟さざえ祭り

たらい舟日本一を決定する「たらい舟競漕」はどなたでも参加できます。
腕に覚えのあるアナタ!ぜひエントリーをしてみましょう

祭りの主な催しものは下記になります。(といっても盛りだくさんですね~。)

◆たらい舟競漕 13:30~ 
(出場受付 10:00~12:00) 

◆たらい舟体験 11:00~
(受付 10:00~)

◆さざえのつかみ取り
1回 大人200円
1回 小人100円

◆マグロの販売
①10:30~
②13:00~

◆ 芸能ステージ 10:00~13:30
-よさこい
-おじゃるず&hana 大道芸
-山田やまびこ会の佐渡民謡
-岬組による太鼓
-鬼交会による鬼太鼓
-宿根木 ちとちんとん
-小木 稲荷町の小獅子舞
-カナロアのフラダンス

◆お楽しみ抽選会
1回500円 1等は北雪大吟醸など、お得です! 

◆佐渡特産品販売
さざえのつぼ焼き 1個150円
いか焼き 1匹200円
ほか20店ちかくのテントが並びます!


ちなみに、今年4月21日に就航した高速カーフェリーあかねはもうご覧になりましたか?会場の小木みなと公園からは着港したあかねがよく見えます!


色々な目的で立ち寄ることができるイベントになっています。
ふらっと出かけてみてはいかがでしょう~♪

 


「今日は水無月、杉池祭り」

昨年の杉池祭りでは池に住む竜の伝説についてのお芝居をしました。
お芝居の台詞にあった、この言葉の響きを私はとても気に入っています。

今年も杉池祭りの時期となりました。


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山の緑を本当に濃く感じるこの頃。

緑といっても明るい色から暗めの色まで様々。
緑系統の色の名前をあげると、萌黄、鶸色(ひわいろ)、苔色、柳色、松葉色、錆浅葱(さびあさぎ)、深緑、常盤色など本当に複雑な色にまで名前があり、その音の響きの美しいこと。日本語の奥行きの深さを感じます。


杉池には、いったい何色の緑があるのかと思います。
きっと、名前のない色もまだまだたくさんあるのでしょう。



うっそうとした緑の中、森の中を奥へ奥へと進むと現れる奥の院。

 

ここでは、杉池祭り当日は神事芸能が行われます。
昨年は、少し霧がかかり、なんとも言えない雰囲気での神事に魅了されました。
雰囲気がとても良く、絵になります。


杉池

赤玉の鬼太鼓は、とても変わっています。どこの集落とも似ていません。


小鹿舞

小鹿舞や子供たちによる花笠踊りも、見ものです。


今年のアトラクションは、近隣の集落に研修所がる鼓動研修生の公演、フラダンス、赤玉集落の方々による竜伝説のお芝居。

小佐渡の山奥にわけいって、神秘的な時間を是非お過ごし下さい! 



杉池まつり

日時:6月7日(日) 10時~
場所:杉池 (赤玉)

 

 かりんです。
 いよいよ女子×祭りも残すこと松ケ崎篇のみ!

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 実は松ヶ崎篇の会場になるお家が地元名士の旧家(ホシヤマイチ)です。荒物商人、みそ蔵、銀行をやってきて、青木健三は地元の民俗史研究にも熱心でした。そして青木家とは関係ありませんが、お家の今の持ち主も遊び心がある方、「この家にいると松ケ崎の灯台は私の書斎机のランプだ」という言葉に思いが馳せます。

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【【松ケ崎】家を呼び覚ますー古民家探険清掃ボランティア】の続きを読む

はじめまして!

新米地域おこし協力隊の斉藤です。
3月より佐和田地区担当として活動しています。
 


今回は担当地区(佐和田)で昨日開催された『万燈祭り』に
密着取材をしてきましたので、
熱冷めやらぬうちに、
熱い熱い一日をお届けしたいと思います。

 

【その壱】朝の陽を浴びて響き渡る‐鬼太鼓‐ 


図2

まだ太陽が昇りきらない早朝、
太鼓の音が街中に響き渡るところから祭りは始まりました。

諏訪神社(河原田諏訪町)を出発した鬼太鼓が、家々の門付けに出向き始めます。

 

「よし行くぞ!」と、気合いが入った鬼太鼓の鬼たち

図3

朝からキレのある動きで、門付けを待つ人たちを楽しませていました。
流れるような動きの中で、“動”と“静”が明確でメリハリがあり、自然と決めのポーズが写真に納まる姿は、やはり見ていて圧倒、そしてドキドキする格好よさがありますよね。

 図6

皆さんご存知の方も多いかと思いますが、
鬼には2種類あるそうで、

 

赤鬼:荒々しく、動きが激しいオス鬼

白鬼:優美で、しなやかな動きのメス鬼

図③
指先の動きや、足の引きずり方等、細部まで比較して見てみると、2種類の動きの違いを発見出来てより見応えを感じられるかもしれませんね。 
 

【その弐】昼、夕方、そして夜と三度楽しめる‐手作り万燈‐
図9
町ごとに有志が集まって制作しているそうで、

去年~今年の話題も分かる作品があるのも特徴です。

図8

一日お祭りに密着していて気が付いたのが、
万燈×時間で見え方がガラリと変わり、
万燈を三度楽しめる事。
昼~夕方~夜にかけてそれぞれの魅力が感じられませんか?

図⑧

【その参】溢れんばかりのパワーが集結‐諏訪神社への帰還‐ 
図13 

夜になると万燈が街中を練り歩き、最後は全種類が諏訪神社前に集結します。そこで今年の万燈の採点結果を発表。町対抗戦なので、制作者も町の住民も、みんなが盛り上がるクライマックスを迎えます。

図12
 
一日中門付けにまわっていた鬼太鼓組も加わり、溢れんばかりのパワーで、最後の見せ場を盛り上げます。観客もここぞとばかりにシャッターを押していました。


祭りは神輿を神社に入れてしまうと終わってしまう!

祭りを終わらせたくない人々が「きやり」と言う掛け声と円陣で
神輿の侵入を阻止する
熱気あふれるシーンにに私も参加させてもらいました。

図11

みんなの思いも無念に、神輿は神社へ戻っていきこれにて今年のお祭りは終了。

図15
最後は紅白まんじゅうが参加者に配られ、一日(祭り)の終わりを感じます。
図17

寝ても覚めても、まだ頭の中にドまだンドコと太鼓の音が響き、鬼が夢に出てきそうな強烈な余韻が残りつつ、既に来年が待ち遠しいのでありました。

図16

 

 

先日女子×祭り浜河内編無事終わりました。
島外から3名、島内から2名の参加者にきていただき盛り上げてくれました。
いろいろ記憶に残ろことが多いですが、まずはやせごまづくりから書いてみたいと思います。
試作の前篇記事もありますよ。こちら

最初はみんな慣れずに緊張した面持ち、うん~どういえばいいんだろう
同じ高さにそろって切った生地を組み立てる感じかな
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だんだんと慣れてきて、やり方それぞれ、デザインも自由自在
かわいくできました
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【【松ケ崎・浜河内】放鳥より早い?!女子×祭りトキ量産中 】の続きを読む

 今日は浜河内の女子×祭りで料理を教えてくれるお母さんと当日出す料理の試作をしました。
 やせごまはお団子の金太郎あめみたいなものです。 以前も一緒に作ったことありますが、こねこね、もみもみ、粘土をやってるみたいでとても面白い。

 今回挑戦するのは「祭」と「とき」!  
 材料はこれだけ

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 生地をこねて食紅でそれぞれ色を付ける。さあ、いざつくり開始!

 まずは「祭」、頭で文字を思い浮かべながら団子記事を並べる。文字と余白を緑と、白をうまくはさみながらやるとこうなる(はず)!緻密な計算がすごい!
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  【【松ケ崎・浜河内】女子×祭りおもてなし料理ーやせごま試作】の続きを読む


小木地域では9月29日の沢崎祭りを皮切りに、11月の下旬まで集落ごとに祭りが行われます。

祭りでは獅子や鬼太鼓が門づけに回りますが、中には人手不足でそれらを出せなくなったところもあります。それでも祭りの日には神社にのぼりを立てて、各家で親類やお客さんを呼んでお酒や料理を振舞う「祭り」を行います。 

私は祭りの料理が大好きです。
祭りの料理というとだいたい「これ」といった定番の品があり、味付けや具材で家の個性が出ます。また、量が半端じゃない!これを家の女性がほぼ手作りします。その豪勢さたるや…いつも残さず食べようと、つい食べ過ぎてしまいます。

ある日の祭りの食卓をのぞいてみましょう♪

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「いもこ」?佐渡で初めて食べました。これは煮物。
※「むかご」のことをこう呼ぶそうです。(11/17追記)

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「いごねり」いご(えご)草 から手作りしています。生姜とお醤油が合います。

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 「身欠きニシン」祭りでよく見る料理です。少し甘みがあってやわらかい。

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「カマスの煮物」こちらも定番。焼いてから煮るのが特徴です。

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「煮しめ」必ず出てくる料理。私は出汁が染みこんだ豆腐が好きです。

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「昆布巻き」中身は家によって色々。魚やお肉やゴボウなど。

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大事な脇役!お漬物。

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スミイカ(アオリイカ)、サザエはお刺身で。さばくのは漁師のお父さんの仕事。

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「おけさ柿」季節ですね。

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 「いちじく」小木のいちじく「小木ビオレ」もとってもおいしいです。

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「草餅」手作り。やわらかくて甘くて、とろけます。


最後はオリ(タッパー)に料理を入れて、一人だからと、お土産をたくさん頂きます。

佐渡の家庭で頂く料理は普段からおいしいものばかり。それでもこんな特別な機会に呼んでいただけると嬉しさも相まってより一層おいしく感じます。

「ええ祭りになりました。」
感謝の気持ちを込めて、来年の祭りを楽しみに待ちましょう。

 先月の九月に岩首の祭りに行きました。
 普段から岩首の方々にお世話になっていて、実家みたいな感覚でした。
 
 前日もご飯食べにいって当日も呼ばれたので、松ケ崎の畑で秋大根を蒔いてその足で岩首に行きました。

 いつもお世話になっているお家にいくと、上下じろじろ見られながら「いいからあがれや」と呼ばれました。

 しばらくして、「他のうちにも行くのでまたあとできます」と言ったら、
「足サイズなんぼ?靴かしてやれっちゃ」
といわれました。私は長靴を履いてきましたが、それは特に問題あるとも思わず、「これで大丈夫です」といって、そのまま家を出ました。

 岩首の道で小走りしてたらまたおじいちゃんに、
「おまえ農家でもないのになんで長靴なんだ」
と止められました。「午前大根蒔いてきましたから!」と答えてまた走っていきました。

 いつもお世話になってるおばあちゃん見当たらないなと思って、「そうだ!畑にいるかも」と思い、ばあちゃんの畑に行ったら誰もいませんでした。おかしいなと思ってるうちに、「かりん!権助ばあが橋のほうであんたさがしてたよ」といわれ、鬼のいるほうに行ったらばあちゃんがいました。
 
 「あんたなんで祭りに長靴でくるんだ!」
と言われました。さすがに私でもいよいよ変だなと思って、「何がだめですか」と聞いたら「祭りは晴れ着よ!」といわれました。
 
 なるほど!祭りにはハレの日だから、仕事はしないし畑にもいかない、ましてや長靴でくるなんてそんなことありえない!周囲の人を見てみたらさりげなく皆さん着飾ってました。慌てて私も家に帰ってシャワー浴びて、めでたい服に着替えて出直しました。

 頭ではわかってたけど、やはりよくわかってない外国人が勉強になったお話でした。
 おしまい。

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