佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

佐渡市地域おこし協力隊サイト

草木染

令和元年1115日~18日、岩首談義所にて「第13回品評会・岩首むら展」が開催されました。   

2019むら展 (1)
 この催しは、以前は集落の農産物の品評会だったようです。現在、岩首集落では、集落の文化祭をかねておこなわれています。

2019むら展 (2)

2019むら展 (5)
 作品は、岩首集落のみなさんをはじめ、松ヶ崎小中学校、多田保育園、鼓童研修所、松ヶ崎デイサービスセンターまつさきの里、近隣集落のみなさんなど多方面から出展していただきました。
趣向を凝らした芸術作品や、丹精込めて作られた農産物や民芸品など力作がたくさん並びました。       2019むら展 (13)
2019むら展 (12)
切り絵、刺し子、クラフトかご、新聞紙を利用したエコバック、トールペイント、パッチワーク、編み物、写真、陶芸などなど。全ての作品をご紹介できないのが残念です。

2019むら展 (15)
折り紙でこんな作品もできるんですね!

2019むら展 (4)

集落内外から多くの方に足を運んでくださいました。

2019むら展 (3)

ひとつひとつ大切に作られた作品に来場者からは「素敵ね!」「どうやって作るんだろうね」などの声が聞かれました。

 2019むら展 (14)

野菜・果物の展示コーナーも人気でした。

大きなゆずやサツマイモ、カブに驚きの声が上がります。

 2019むら展 (17)

佐渡は世界農業遺産の島です。サツマイモでPR!素敵なアイディアです。

 

17日には、岩首お茶クラブのみなさんによるお茶席が設けられました。

 2019むら展 (6)-1
2019むら展 (7)
2019むら展 (8)

お茶クラブのみなさんのお点前を拝見しつつ、背筋をピンッと伸ばして抹茶とお菓子をいただきました。

 

また、今回のむら展に向けて、岩首集落の女性達が草木染めの会を開催しました。この会では、ビワの葉、クサギ、玉ねぎなど岩首集落や近郊の天然素材でストール、Tシャツ、ハンカチなどを染めました。その作品30点ほどが展示されました。「里山の恵み」で染めた色とりどりの作品は来場者の目を引き付けていました。

2019むら展 (9)
2019むら展 (10)
 素敵な作品を展示してくださった皆様、見学に来てくださった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました!

この季節になると佐渡の各地で庭や道端に椿の花が落ちています。完璧に美しくて存在感があって儚い。道に落ちた椿の花がほんとうにもったいない、佐渡の椿の色を染めたい!と思い椿の花びら染をしてみました。佐渡にはこのようなお宝がいっぱいあるんだから。

落ちた椿の花を拾うのですが本当に簡単ですぐ集められました。
IMG_3310

集めた花は芯を取ります。切紙で作ったような芯です。
IMG_3315

花びらだけ集め、100gの糸に対して贅沢に300gの花びらを使います。きれいに洗ってミキサーにかけ、クエン酸を溶かした水で色素を取り出します。ワインのような濃いピンクの染料水に精練した木綿糸を投入し一晩浸けこみます。
IMG_3314

まるでピンクのそうめんばかり集めたような鮮やかな糸に染まりました。こんなにきれいに染まるなんて驚きです。乾かしてみたらほんのりお花のフレッシュな香りがします。
IMG_3298n

一番液、二番液で染めてみたり、二度染、三度染していろいろな色を作ってみました。そして椿染の糸も入れててまりを作りました。草木染めを楽しみました。
佐渡 草木染め

この花びら染は熱に弱く、アルカリに弱く、直射日光に弱い。化学染料に到底及ばないほど堅牢度が低く、色の安定性や再現度も低い。しかしこの色は人と一緒に刻々と変化しています、最初は鮮やかな色が空気に触れ、だんだんと落ちづいた色になっていき身に着けた人とともに歳月を重ねます。そして五年たてばもう一度染め直します。私たちがこの時とこの色を引き留めているのだと思うと花びらにお礼を言いたくなりますね。

このページのトップヘ