凪のいい日が続き、今日は念願だった長手岬で素潜りしました。長手岬は毎年何回も何回も行くとても好きな場所です。
P1120419
 
長手岬のイメージはこのようにいつも波が高く、迫力があるところです。潜りたくてもなかなか入れるもんではないと、思いを寄せていてもお近づきになれないイメージを持っています。
P1100262 - コピー

また青緑の岩石はまるで氷山のように見えます。
P1120390

今日のように波がなく太陽が光るいい日がなかなか巡り会えないけど、普段でも磯遊びする場所としてもとても面白いです、並外れた風景もあるけどカニやイソキンチャクはいたるところに生息しています。
P7240403

またこのようにとんがりの巻貝の中にはヤドカリが入居し、人に動きに反応してばらばらと動きます。写真の中で小さい目と触角見えますか。
P7240424

長手岬の海は名の通り水中にも平べったい岬が長く伸びています。水中の入江は稚魚の隠れ家になっています。
P7240464

この写真をよく見ると銀色に光る水面にスケルトンの稚魚が群がっています。
P7240493

浅く長い岬が通路になって、たまに這うように進まないといけない場所があり、またそこを通るとひらけたさらに長い岬がずっと続きます。
P7240486

ちびイシダイの群れ発見。イシダイは小さい時にカワイイ黄色が見られます。
P7240451

指で突いてみました。イシダイは好奇心旺盛なのでじょりじょり突き返すかもしれません。佐渡の海でのシュノーケリングは多くの生物と出会えます。
P7240448

さりげなく現れたのはカサゴ。わかりますか。保護色でほとんど岩と分別がつかない。知らないうちに裸足で踏んでしまうと痛い目にあうのでご注意を。
P7240482

もう一匹のカサゴ。こいつはレベル高い。見つけられましたか。手かがりは目玉ですよ。
P7240530

色鮮やかなウミウシは小さな花冠をかぶっているよう。これは二ツ亀海水浴場でも見たことあります。
P7240499

長手岬の一番の特徴はとてつもなく豊富な生物量です。一つの穴に一つのうにが納まっています。ウニは自分で穴を掘り住みかを作ります。このように海のブラックホールが延々と続いています。
P7240525

岬が途切れたところで海は急深になります。もう少し探険したいと思うが水温がまだ低く身震いがしてきました。向こう側の神秘はまだ今度に残し私は温かい入り江に戻っていきました。
P7240540



注意:長手岬は海水浴場ではありません。地元の方の大切な場所です。マナーを守り、安全に注意して遊泳してください。