佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

佐渡市地域おこし協力隊サイト

鷲崎

4月も気づけばもうすぐ終盤。
初夏と呼ぶ季節にそろそろ入るのでしょうか。

今年は桜がなかなか咲かず、咲いたと思えば暴風であっという間に吹き飛ばされ、なんだか春があっけなく終わってしまったような気がしています。

そんなあっという間だった海府の春をここで振り返ってみます。


3月上旬、福寿草の花が咲き始めました。
福寿草①

2月末にはつぼみだった花も・・・

福寿草②


このように花を広げています。

福寿草③
かわいらしい・・・

遠目から見ると黄色い点々がはっきり分かるくらい、群生地にたくさん咲きます。

福寿草④


同時に3月上旬には雪割草も顔を出し始めました。
雪割草①雪割草③

雪割草②

雪割草④

こちらもかわいらしい・・・

海府地区には雪割草保護区もあります。
遊歩道で周遊できるようになっており、地元集落の方の手により定期的に整備されています。


花より団子、ということで春の海藻の収穫もスタート。
様々な海藻の収穫現場に、お邪魔させていただきました。

こちらは2月末に藻浦集落で行われた海苔摘みの岩場。

海苔摘み①


岩場の海苔を・・・
海苔摘み②


地面にへばりつくようにして採っています。
海苔摘み③


海苔摘み④

この海苔摘み、手のひらを使いこすり取ります。
乾いた箇所の海苔はおもしろいように採れるため、熱中すると止まりません・・!
昔からこの海苔摘みは集落の女性たちの仕事だったそうです。


3月には鷲崎集落で、養殖わかめの収穫時期を迎えました。
夜明け頃に海へ出ます。

わかめ① (2)


収穫にはかなり力が必要なようです。

わかめ②


大量のわかめ、磯の匂いに囲まれて幸せ。
わかめ③


収穫したわかめを陸へあげるのも一苦労です・・・
わかめ④


収穫したわかめのカット作業。協力隊メンバーもわかめのカット体験に訪れてくれました。
わかめ⑤

わかめ⑥

実は私は今まで、佐渡へ来るまで生わかめを食べたことがありませんでした。
生わかめのおいしさ、なめらかさ、磯の良い香りにびっくり。
これまで食べてきたわかめは一体何だったのでしょう・・
この時期は集落各地でわかめを干す様子が見られました。


こちらは4月上旬の願集落・あらめ採りの様子です。
箱めがねを用い海の中を覗きながらくるくる自作の棒を回し、あらめを収穫していきます。
あらめ①あらめ②

あらめの見た目は昆布のようなのですね。
あらめ③

この日は天気もよく海も凪でしたが、ゆらゆら揺れる水面を見ていると自分もゆらゆらしてしまい、ついに船酔いしてしまいました・・・まだまだ修行が足りないようです・・・



毎年恒例・春のカンゾウ保護活動も二日間の日程に分け、大野亀台地にて行われました。
4月14日に苗取り作業が行われ、この日は13名が参加。

カンゾウ①

なかなかの重労働です・・

カンゾウ②


作業の合間に一休み

カンゾウ③

ちょうどお昼頃には約2千本の苗取りを終了することができました。

16日は定植作業と鉢上げ作業が行われました。この日は約130名の方が参加。

カンゾウ⑥

カンゾウ⑤

カンゾウ⑧

カンゾウ⑦

子供も大人も頑張りました。

つくしも顔を出しています。

カンゾウ⑨

この日は晴れていたものの、強風が吹き荒れた一日でした。
風が吹く中での作業、参加された皆さんぐったりしたのではないでしょうか・・
皆さん大変お疲れ様でした。そしてたくさんのご参加、ありがとうございました。
無事に作業も終わり、あとはカンゾウの花が咲くのを待つのみです。
6月11日に開催されるカンゾウ祭りも、今年で40周年を迎えます。
現在着々と準備を進めています。ぜひお越しくださいね。



最後に、鷲崎・旧内海府小学校のグランドに咲く桜のさっちゃん。

さっちゃん①

旧内海府小学校
学校

さっちゃん②

4月15日、ちょうどこの日は満開でした。
昔から地元の人にずっと愛されてきた桜のさっちゃん。
樹齢は130年以上のおばあちゃん。
今年もきれいに咲いてくれました。
休校となった今も、内海府小中学校の先生・生徒・そのご家族達が、
毎年このさっちゃんの木の下でお花見昼食会をしています。
来年も元気に咲いてくれますように~。


駆け足で海府の春を振り返ってみました。

去年の春に佐渡へ来てからちょうど一年が経ち、もう1年が経ってしまったのかと思うととても不思議な気持ちです。この1年で自分は一体何ができたのだろうかと振り返ることも多くなりました。

1年前は島中どこへ行っても目に入ってくる景色に、ドキドキわくわくしていました。今はその景色が少しずつ日々の生活に混じり、日常になってきています。
それでも時々はっとする景色を見ては、来たばかりの頃の気持ちを思い返されたりもしています。
初心忘れるべからず、いつも思うことです。

去年一年間で得たことをこの先もつなげていきたいな、と思います。

DSCF0613


これから山には八重桜が咲き始めます。
少し佐渡を離れ、戻ってくると、一瞬で景色が変わっていることに驚かされます。
季節の移り変わりを見逃さないように目を凝らしつつ、ピークシーズンに向け動きます。







年に一度、鷲崎に人が溢れるおいしいお祭り、佐渡海府寒ぶり大漁祭りがいよいよ今週末の日曜日開催されます。

寒ブリ祭り1

平成8年から始まり、今年で21回目を迎えるこのお祭り。
今では島内外から約2000人前後の方たちがお越しになっています。

寒ブリ祭り2

寒ブリ祭り3


「佐渡海府寒ぶり大漁祭り」の名前にある「海府」という言葉がこのお祭りの大きなキーワード。

会場である鷲崎を含む海府地区は、黒姫から真更川までの9集落で形成されています。海府地区の中でも鷲崎を境にして、内海府の集落、外海府の集落と分けて考えている意識が集落間で強かったそうです。

しかし、このまま分けて考え集落がバラバラになっていても仕方ない、
過疎化が進んでいく現状で、内と外と分けて考えるのではなく、みんなで一緒に協力していこう、そしてこの地域をみんなで元気にしていこう、交流人口を増やしていこう

そのためには何ができるだろうか?

この地域は寒ぶりが名物だから、押すなら寒ぶりはどうだろう、
なら冬に寒ぶり祭りをやってみようか。

そんな話が地元の方の中で持ち上がり、すぐさま実行へと移されました。
各集落へ祭りの通達を行い、説得し、祭りの運営方法に関しては、両津のさかなまつり関係者からノウハウを学びました。
そして、平成8年12月、企画から実行まで約3カ月の急スピードで、第一回目の寒ぶり祭りは開催されました。
1年目から500人近くの方が訪れ、用意していた「寒ぶりづくし弁当」セット、鮮魚、地元の農産物等はほぼ全て完売。
手ごたえを感じた地元の方たちは次年度の開催を決定。以降、毎年同時期に開催されるようになり、規模は徐々に大きくなり現在に至っています。
地元の方たちが自ら活性化のために立ち上がり、集落を越えて協力し、おもいを持って続けてきたお祭りです。


イナダ1
あら汁用イナダの仕込みをする地元のお母さんたち
イナダ2

ものの5分ほどでさばいてしまいます・・・ずっと見ていたくなる程の手際の美しさ。


この祭りのメインは何といっても、新鮮な寒ぶり!
漁港での直売のため特に新鮮で、大変お得に購入できます。
寒ブリレースや魚つかみどり大会、鷲崎鬼太鼓や亀翔会による佐渡民謡の披露、
地元のお母さんたちが作った大人気・あら汁無料サービスなどもあります。
地元農産物の販売やおいしい屋台も数多く登場します。
お腹を空かせていらしてくださいね。

チラシ


◆2016 第21回 佐渡海府寒ぶり大漁まつり

日時:平成28年 12月4日(日)
    10:00~寒ブリ販売開始(14:00閉会)
場所:鷲崎漁港イベント会場 鷲崎ふれあいセンター
主催:佐渡海府寒ぶり大漁まつり実行委員会
お問合せ:0259-27-3258(内海府漁協内)


また、漁師の奥さんから教わる魚さばき講座も祭り内で開催します!
魚のさばき方のコツを教えます。
さばいた魚は刺身やたたき、だんご汁にしていただきます。
鷲崎産のおいしいお米も出て参加費500円!とってもお得でおいしい講座です。


◆魚さばき講座
日時:12月4日 11:30~13:00
場所:鷲崎ふれあいセンター
定員:6組(2人1組可能)
参加費用:500円
お問合せ:0259-27-3258(内海府漁協内)

(※事前予約制です。定員に達し次第締め切ります。)

あゆこさん

講師の森川あゆ子さん


開催日の12月4日、日曜日の天気予報は今のところ晴れです!
皆さんのお越しをお待ちしています!






春、佐渡へやってきたばかりの頃、その人に会いました。

こだわって農業やってる人がこの集落にいるよと教えられ、どんな人だろうかと緊張し、こだわりを持った人は少し怖い人に違いない、と恐る恐るご自宅にお邪魔したことを覚えています。

ねじり鉢巻を巻いて現れたその人は、いかにも頑固なおじいちゃんという風貌で、
よくわかっていない私に、「そんなんじゃだめだ」といちから農業への思いを時間をかけて教えてくれたのでした。
初めはちょっと怖くてとっつきずらい人なんて思いながらも、話す言葉は納得し感心させられるものばかりで、こんな人がここに住んでるだなんて!この人と一緒にいたらきっとおもしろくてためになる話がいっぱい聞けるはず!
そんな風に思い、春からずっとついてまわり早半年が経ちました。

その頑固なおじいちゃんのお名前は本間太郎さん。
佐渡の北端に位置する、ここ鷲崎でしかできないやり方で農業を続けています。

太郎さん1

ある日の太郎さん

太郎さんは「海利用研究会」のメンバーの中の一人。
この会は「子や孫に食べさせても安心なものを提供する」ことを原点とし、
農薬や化学肥料に極力頼らず、地域資源を活用した農法を研究・実践しています。
米や野菜づくりに鷲崎の海でとれたマグロやブリの内臓、わかめなどを海水と麹菌で発酵させ、液肥として使用している太郎さん。


肥料
太郎さんの畑に撒かれた魚の堆肥


自分たちの生態系の中で持続可能なものを繋ぎ、この中で処理していく。
そのことによって佐渡を感じ、想像できるものをつくりたい。
そんな太郎さんのこだわりの先にはいつも子供達への思いがあります。

孫に自分の背中を見せることで、冒険心を養ってほしい。
常にベストを目指す心を育てたい。
そして、子供たちの食の安全を守りたい。

太郎さんの言葉はいつも一貫しています。

そんな太郎さんと鷲崎で小さな市場を始めることになりました。

「手ずから市場」は勝手に畑に来て野菜を収穫してもらい、その人の思った額を支払ってもらうというシステムです。
農作業を体験してもらい、価格も自分で決めて支払ってもらうことで、市場価格ではない本来の評価を知りたいという狙いがあります。
また、少しでも佐渡の北部に足を運んでもらうきっかけになってほしいという思いがあります。

この市場は太郎さんがずっと前から温めてきた夢です。

たくさんの人に来てもらいたいわけではない。たとえ一人だけでも思いが伝わり、継続して畑に来てもらえればそれでいい。

ささやかながらその夢に一緒にのっかって応援したいと思いました。

個人的には、多くの方にこの市場のことを知ってもらいたいという気持ちがあり、
今回お披露目会を兼ねて、太郎さんの畑で収穫祭を行うことになりました。

当日は太郎さんのお話会の他、畑で収穫した芋をその場で焼いて食べたり新米のおにぎりをふるまったりします。
鷲崎の海産物や農産物などのおいしいものも販売します!

鷲崎周辺の山の色も赤や橙と日に日に色づき、鮮やかになってきました。
収穫祭の頃にはきっともっと色が増え、紅葉の美しい時期になっているはずです。
ぜひ佐渡の北端、鷲崎へドライブがてらお越しくださいね~!


「手ずから市場収穫祭」


日時:2016年10月29日(土)11:00~15:00(雨天中止)

   参加費無料

場所:鷲崎・本間太郎さんの畑にて
(県道45号線沿い・憩いの館佐志住施礎さん向かいの畑です。太陽光パネルが目印!)

11:00~本間太郎さんによる畑のお話し会
太郎さんの農業への思い、手ずから市場を始めた経緯などお話します。


11:30~さつまいもを収穫して焼き芋にしよう!新米おにぎり試食もあります
畑のさつまいもを収穫し、米ぬかで芋を焼きます。米ぬかの中で焼く焼き芋は中までじんわり火が通り、ふっくらしっとり格別のおいしさです。太郎さんの田んぼでとれた新米おにぎりもふるまいます~(数に限りがあります。悪しからずご了承ください)


13:00~畑の小さな演奏会
ギター歴40年!の濱田さんによるギター演奏など小さな演奏会を開きます。


11:00~15:00 わしざきのおいしいもの市
お米や海産物、農産物など佐渡の北端、鷲崎産のおいしいもの大集合!販売会を開催します。


問い合わせ先:080-9531-5116(佐渡市地域おこし協力隊・海府地区担当西本)

畑の周りにも何台か駐車可能ですが、いっぱいの場合は「憩いの館佐志住施礎」さんへ駐車してください。

手ずから市場

無題












夏まっさかりの佐渡。
伝統芸能が息づく佐渡では、連日のように祭りが各地で開催されています。

そんな中、今年佐渡で芸術祭が開催されることを皆さんご存じでしょうか?

記念すべき第1回目の芸術祭が8月26日より開催されます!13923743_10205293497615865_7418878003179333889_o

「さどの島 銀河芸術祭2016」~過去と未来の帰港地~

―「さどの島銀河芸術祭」は過去と未来をつなぐ現在において、
佐渡が芸術文化の帰港地となることを目指して漕ぎ出した小さな芸術祭です。
佐渡に点在する個性の輝きを掘り起こし、島外からの刺激とともに新しい
創造空間を作り出して「銀河」のようにきらめいてほしいと願っています。
佐渡内外の作家による版画と写真、現代アートの展示と、佐渡の自然と
生活文化を知るためのワークショップを島内各所で行います。―
(ポスターより抜粋)


昨今日本各地で芸術祭が開かれる中、佐渡ではどのような芸術祭を目指すのか、
さどの島銀河芸術祭実行委員長である梶井照陰さんにお話を伺いました。
梶井さんは鷲崎にある真言宗高野山派・観音寺の住職であり、写真家でもあります。
お話ししていると肩の力が抜けるようなふんわりとしたお人柄の梶井さん。
2004年、佐渡の波を撮り続けたシリーズで第1回フォイル・アワードを受賞、
写真集『NAMI』を発表。本作で、2005年度日本写真協会新人賞を受賞されています。


照陰さん

41Z97JCW1CL

―佐渡で芸術祭を開催することになったきっかけは?
「実行委員の一人であるモリトさんに熱い思いを打ち明けられたのがきっかけです。佐渡の各地域が持っているポテンシャルはとても高いが、活かし切れておらず危機感を持っていました。各地のポテンシャルの高さを広め元気にしたいという思いから、佐渡全島で行う芸術祭を開催したいという運びになりました。」


―さどの島銀河芸術祭のみどころは?
「展示作品には版画があったり写真があったり、それぞれの作家さんに佐渡を見てもらい佐渡からインスピレーションを受けて作品を作ってくれている。普段目にしている佐渡とはまた違う面から見てくれている。新たな佐渡の一面を知ってもらい、多様な見方をしてもらうことができたらと思っています。
佐渡には寒ブリ、朱鷺、世阿弥、金山などキーワードがたくさんあり、鬼太鼓や佐渡おけさなどの伝統芸能が根付いています。佐渡独自の芸術と自然・生活文化も一緒に楽しんでいただきたいです。」
 

―梶井さん自身はどのような展示をされる予定ですか?
「鷲崎・観音寺において、ハルビン(中国)で撮影した写真のシリーズを展示します。また、スイスの美術館で展示していた日本未発表の映像作品「tsuki」を上映します。 東日本大震災後に、陸前高田などの被災地を訪れた時に見た海に浮かぶ月がとても印象に残っていて。その印象がとても強くて、佐渡に戻ってきてから海と月を題材にして作った作品です。」

寺外観1


寺外観2



庭

お堂内
今回の芸術祭の展示場所のひとつ、鷲崎・観音寺

―今後の展望は?
「今年度の芸術祭は小さな規模での開催になるが、ここから試行錯誤しながら3年後には本開催として2018年に向けて築き上げていきたいと思っています。ゆくゆくは新潟県内で開催している芸術祭と佐渡の芸術祭を結び、島外とも連携して佐渡に人が流れてくるような仕組みづくり・活性化につながればと思っています。」


今年、はじめの第一歩となるさどの島銀河芸術祭。
今後この芸術祭が時間をかけてどのように変化していくのか、とても楽しみです。
ぜひ皆さんの目で貴重な第一歩を見届けていただきたいです。

芸術祭期間中はその他にもアースセレブレーションやハロー!ブックスなど島内各地で様々なイベントが予定されており、佐渡は今がやがやと楽しい雰囲気になってきております。
わたし自身初めて過ごす佐渡の夏にわくわくしています。
ぜひ佐渡の旅と芸術を楽しみにきてくださいね~!

詳細はこちら↓


「さどの島 銀河芸術祭2016」~過去と未来の帰港地~


会期:2016年8月26日(金)~10月10日(月・祝)
主催:さどの島銀河芸術祭芸術祭実行委員会
お問い合わせ:あいぽーと佐渡(担当:川上) 0259-67-7633
             info@sado-art.com

これまでの佐渡めぐり塾を振り返ると、岩首の昇竜棚田を散策したり、竹林で筍取りをしたり、国仲平野から谷津田と呼ばれる田んぼを巡って鳥たちを観察したりと、どちらかと言うと佐渡の「里山」に触れる回が続きました。

_DSC0446-39

2月20日に開催した第3回では、里山と共に佐渡の魅力を語る上で外すことのできない要素、「海」と共にある暮らしに着目。山もあり、海もあり...そんな贅沢な土台があるからこそ、成り立ってきた人々の暮らしに触れ、その恩恵をたっぷり味わってもらおうと企画しました。

_DSC0460-53

いつもより少し早い8時集合、オリエンテーションも手短に、まず向かった先は島内唯一の佐渡魚市場です。獲れたての魚たちが船やトラックで運ばれ、ここで競りが行われています。その道のプロ、せり人として働かれている石川さんにお願いして、市場のことや水揚げされた魚の種類、競りのことなど丁寧にお話して頂きました。

_DSC0462-80

実際の競りの様子を見せてもらったり(何を言っているのか素人にはさっぱり...)、競り落とされた海産物の出荷作業や、停泊しているイカ釣り船なども見せてもらいました。佐渡沖で獲れた魚の7割は島外へ出荷されるのだそうです。大きく、最新の機器が積まれた立派な船(豪邸が建つ程のお値段だそうです!)に、「乗組員は?」と聞くと「この船は一人で乗ってるよ」と石川さん。漁業の現場でも担い手不足は深刻なようです。

_DSC1412-138

市場内では、行きかうフォークリフトに十分注意しながら、あちらこちらと案内をしてくれる石川さんにくっ付いて、色々質問する子どもたちや、親御さんの姿が印象的でした。

石川さんに別れを告げ、次に向かうは今回の舞台、鷲崎です。鷲崎までの道中、海岸線沿いの道をひたすら走っていると、海面に点々と「浮き」が浮いているのが分かります。これは定置網という漁の一種で、陸から見える部分はほんの一部、垣網といって潮の流れに乗って泳いできた魚たちを次の仕掛けまで誘導する網なのだそう。

_DSC1467-190

定置網の解説をして下さった新潟県水産庁舎の阿部さん。海のことも魚のことも全くど素人の主催者に代わって、参加者の方々からの質問に答えてくださったり、準備から何からとてもお世話になりました。

BlogPaint

鷲崎漁港に到着すると、さらに今回のゲストたちが参加者の皆さんを出迎えてくれました。海の米でも有名な本間太郎さんと木村さん、そして地域おこし協力隊海府担当の木野本さん。

_DSC1481-220

すでに沖の養殖場から上げてきてもらったワカメの付いたロープを、更にトラックへと引き上げて載せていきます。ロープにびっしりと付いた養殖ワカメ。想像以上に重たくてビックリしました。高校生がワカメを引き上げている間、プチ海の生き物探しを楽しんだ小学生たち。よーく見ると、引き上げたワカメには小さく動く物体が...。

_DSC1491-230 BlogPaint

小さなカマキリのようなこの海の生き物はワレカラ(又はアリカラ)。藻場では稚魚たちの大事な餌になるのだそうです。ワレカラのような小さな生き物を育むワカメは、田んぼの稲と一緒ですね!(通じるなぁ!)ちなみに、太郎さんはワカメや魚の残さなどを使って、独自のたい肥を作り、田んぼや畑に還元しています。それこそ、海と田畑のつながる仕組み、ここだからできる特別な「技」だなぁと感じました。

_DSC0503-235

ワカメをトラックへ積んだら、太郎さんのお家の庭先へ移動して、ロープからワカメを切り落とす作業をお手伝いしました。 ロープにぶら下がったワカメの全貌とご対面。根があり、メカブがあり、茎があって、そして食卓でよく目にする葉の部分で1本のワカメなのだと分かります。透き通った茶色のワカメカーテンに、子どもたちの眼もきらきらしていました。味見してみるとしょっぱい海の味。太郎さんが、「こういう体験が子どもたちに必要なんだ。それが当たり前にできる機会を、大人たちが作ってやらなきゃいけないんだ」と語りかけてくださいました。

_DSC1516-283

めぐり塾のそもそものの原点。それは子どもたちに、佐渡の身近な自然に触れられる機会を作りたいと思ったことでした。太郎さんの言葉に、背中を押されたような、励まされたような、とても嬉しい言葉でした。

さぁ、めぐり塾in鷲崎編は内容盛りだくさん!続いては、場所を鷲崎ふれあいセンターに移し、合羽に長靴姿から、三角巾とエプロン姿に変身です。

_DSC0544-363

鷲崎で年間通じて漁をされている漁師一家の森川さん。この時期もタラ漁で忙しいなか、料理名人の奥様に講師になって頂き、鷲崎で獲れた小ぶりのアジを、みんなでさばきました。子供用の包丁を握りしめ、子どもたちも、真剣な顔つきで魚と向き合いました。

_DSC1613-402

小ぶりのアジだったので、皮も手で剥きました。気持ちよく剥けると癖になりそうな感覚...。三枚にうまくさばけなくても、たたいて味噌とネギを加えれば、美味しい美味しいなめろうに!

_DSC1659-452 _DSC1657-450

_DSC1672-465

アジ以外にも、ワカメを茹でて一瞬で鮮やかな緑色に変わる瞬間を見せてもらったり、イカのさばき方を教えてもらったり、そしてデモンストレーションの目玉は森川さんのところで獲ったタラのさばき!みんな食い入るようにその無駄のない動きに見入ってしまいました。さばいたタラは、美味しい美味しいタラ汁に。(ネギと大根は太郎さん作!)

_DSC1685-478

最後は、待ちに待ったお昼ご飯。自分たちでさばいたアジのお刺身やなめろう、鷲崎の恵みが凝縮したタラ汁に、森川さん作のタラの刺身に茎ワカメを使った一品、そして白いご飯。

_DSC1696-489

今日一日で見て、感じて、触れてきた海の恵みがすべて詰まったお昼ご飯でした。森川さんの口から次々と美味しそうな魚料理のレシピが出てくるので、参加者のお母さんも興味津々でした。折角佐渡にいるんだもの、もっと魚を食卓で食べたい!と無精な私もやる気が出てきました。

_DSC1537-315

お土産には、たくさんのワカメと宿題用のアジ。イベント中一度も包丁を触らなかったお父さんが、家でアジをさばいた(結果なめろうになった)という嬉しい後日談や、余りに大漁のワカメに、お家で待っていたお母さんから嬉しい悲鳴?が届いたりもしました。

_DSC1400-123

普段私たちの目には、その一部分しか見えていないことが多いのかもしれません。魚だって、スーパーに行くと切り身になった状態で売られていて、かつて大海原で泳いでいた姿を想像することは、なかなか難しいものです。

めぐり塾in鷲崎編で出会った、魚たちやそれに携わる人々との触れ合いが、参加して下さった方一人一人にとって、少しでも海とのつながりを身近に感じてもらうきっかけになればと思います。

今回も、たくさんの方々にご協力を頂き、佐渡めぐり塾in鷲崎編を開催することができました。素晴らしい方々と縁を繋いで頂けたこと感謝しています!次回は、3月19日。今年度最後のめぐり塾も、どうぞご期待ください♪


 

佐渡めぐり塾も、お陰さまで第3回目を迎えます。里山や棚田、トキと田んぼなど農業に主にフォーカスしてきた第1回、第2回。今度はガラッと舞台が変わり、海のある暮らしを覗きに出かけます!

P2020235

普段子どもたちが眼にしているお魚たちは、スーパーで売られた切り身ではないですか?一本の木のようなワカメ見たことある?海の資源に富んだ島ならではの、恵みをたっぷり味わえる回になっています。お昼は自分たちでさばいた魚を実食!

meguri_wassaki

応募締め切りは2月15日(月)。今回は会場の都合上、募集人数も限られています。皆様お早めにお申し込みくださいね。ご応募お待ちしています♪

☆☆☆第3回 佐渡めぐり塾 農と漁 共にある暮らし編☆☆☆
日時         2016年2月20日(土) 8時~15時 ※8時集合
集合・解散場所   佐渡市トキ交流会館(新穂潟上1101-1)
定員         親子6組12名(要申込・先着順)
       ※小学3年生以上はお子様のみの参加もOK!
参加費      大人1,000円 小・中学生500円※昼食、お土産付!
持ち物      雨具・長靴・帽子・飲み物・着替え・エプロン・三角巾

※寒さ対策を万全に!
※雨天決行
※汚れてもいい格好で来てね♪

申込〆切   2月15日(月)

申し込み&問い合わせ
(一社)佐渡生きもの語り研究所 電話&FAX:0259‐22‐2658
メール:ikimon●sado-ikimonoken.jp ※送る際は●を@に直して送って下さいね。

鷲崎といえば漁業のイメージですがもちろん農業も盛んです。
とはいっても平坦な土地が少ないため大規模には行えません。
そういった不利な環境でも地域資源の活用やアイデアで色々なチャレンジを
行っている「海利用研究会」という団体があります。
本日の新潟日報に紹介されたのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが
彼らのお米が今回「第17回米・食味分析鑑定コンクール国際大会 特別優秀賞」と
「第2回すし米コンテスト国際大会 特別賞」を受賞しました!

海利用研究会のメンバーは6人。職業は専業農家から現役漁師、建設業社長
サラリーマンの兼業とバラエティに富んでいます。
作物はお米がメインですが季節ごとの路地野菜も育てています。
研究会の原点は「子や孫に食べさせても安心なものを提供する」ということ。
農薬や化学肥料に極力頼らず、作物を育てる土壌やそこに含まれる微生物
そして生態系を意識し、地域資源を活用した応用農法を研究・実践しています。
例えば海が近いという“地の利”を活かして網に付着したワレカラや貝
ブリマグロなどの内臓 海藻などの海資源と落ち葉や畦草を混ぜ発酵させた
天然の堆肥を用いて作物を育てています。
他にも海水散布など地域資源を有効活用しています。
そしてその田で育ったお米を「海の米」と名づけ品質向上に取り組んでいます。

DSC02686

研究会の中心的人物の1人「太郎」さんの農業はその中でもかなり個性的。
とことん安全にこだわった強い信念の持ち主です。

DSC06858

上記の写真、何をやっているか分かりますか?
実は目の前の海で育てた養殖ワカメをそのまま田んぼに撒いているのです。
トラクターで引き上げた後、細かく切って散らします。
もちろんとれたてのワカメ。食用で商品としても販売できるものです。
ユニークだけどもったいないような気もします。
でも太郎さん曰く「人間が食べて美味いものを俺は田んぼに与える」。
新鮮なワカメのミネラルが土壌に吸収され微生物の栄養になります。

夏の草刈にもこだわりが。

DSC00303

DSC00301

「下駄除草」で稲の間を一列一列丁寧に踏んで雑草を埋めます。
炎天下のもとこれを行うのは本当に重労働。
慣れてないとほんの2,3歩進むだけで足がもつれそうになります。

太郎さんの口癖は「自分の心にどこまで真摯に向き合えるか」。
楽をすればその時はよくてもいずれ後悔することになる、それならばとことん
こだわって取り組んだほうがいい。
その姿勢は理念を追い求める太郎さんの生き様そのものです。

海利用研究会はお互い切磋琢磨しながら協力して作物を育てています。
誰かが多忙で田んぼを見られないときは、言わなくても他のメンバーが
面倒をみています。
田植えや稲刈りも絶妙なコンビネーションで行います。

安全なお米や野菜にこだわる。
でもそればかり追求して肝心の「美味しさ」がついてこなければ
ただの自己満足となってしまいます。
そこで数年前からメンバー皆が新米をコンクールに出品しています。
第三者が下した客観的な数値を翌年の米作りに反映させていた結果
年を追うごとに評価が上がり今回の受賞となりました。
安全でかつ美味しい。単純ですが一番の贅沢ですね。

佐渡にはトキ認証米や棚田米など個性のあるお米がたくさんあります。
皆さんそれぞれが様々な努力、工夫をされています。
野菜や果物も沢山の種類が作られています。

今、農業を取り巻く環境は本当に大変です。
でも食のおいしさは佐渡の大きな魅力です。
佐渡にしかない、または佐渡ならではのお米や野菜の美味しさを
観光や産業振興にうまくつなげていきたいと思っています。

最後までお読みいただき有難うございました。










 

0001

今年も寒ぶりまつりの季節がやってきました!
来週の日曜、12月6日に鷲崎漁場にて行います。
今回で20回目。それを記念して特別な企画もありますよ。
まずは「大じゃんけん大会」。
おなじみの"壇上者と最初はグー"です。
勝ち残った人20名に豪華賞品をプレゼントします。
上位3名にはなんと寒ぶり1本!!
惜しくも敗れた17名にも高級魚などをご用意しています。
じゃんけん大会は13時~と少し遅めの時間ですが
皆さんふるってご参加ください。

そして20回の開催を振り返る歴史展も行います。
この寒ぶりまつり、実は地元の青年団「海府未来塾」が
地域活性化と住民交流を目的に平成8年に始めたのです。
いわば地域おこし協力隊の原点ですね。
展示は私が担当しているのですが
その頃の膨大な資料を一つ一つ読んでいると
立ち上げの苦労や歩んできた道のりが手に取るように分かります。
この寒ぶりまつりのおかげで集落間の交流が深まったり
何より佐渡の寒ぶりの知名度がグンっとアップしました。
展示できるのはほんの一部ですが、こちらもご覧いただけると幸いです。

他にも人気の寒ぶりレースやあら汁のサービス
そして昨年好評だった魚つかみ大会(小学生以下)や
漁師の奥さんが教えてくださる魚さばき講座も開催します。
魚さばき講座は自分でさばいた魚をおかずに
鷲崎産の美味しいご飯とお味噌汁を味わえますよ。
こちらは事前に申し込みください。

ここ数日急激に冷え込み始め海も時化ています。
でもこの時化でぶりが両津湾に逃げ込んできてくれると
寒ぶりまつりでたくさん出品できるな、と期待しています。

12/1にはテレビ新潟「TV伝言板」にブリカツくんと一緒に宣伝してきます。
(15時半すぎにOA予定)
島内はもちろん島外からもたくさんお越しいただけると嬉しいです。


「第20回佐渡海府寒ぶり大漁まつり」
日時 平成27年12月6日 8:40~
    寒ぶり販売開始とあら汁サービスは10:00~
場所 鷲崎漁港 他

※寒ぶりレースなどの開催時間が例年と異なります。
  詳細はプログラムをご参照ください。
   また県道から会場への入り口は両津側1ヶ所のみとなります。
 藻浦側は関係者のみの入り口となりますのでご注意ください。

プログラム


海府地区、ただいま秋祭り真っ盛り。
21日は鷲崎の祭りでした。

DSC00959

DSC00944

朝6時に打ち出し 神社に奉納舞を行い出発!
大謀網の船も出航です。

門付けは集落を1軒1軒くまなく行います。民家はもちろん・・・

DSC01090

郵便局も

DSC01282

消防署も

DSC01145

小中学校も

DSC01009

高台の家は、階段を駆け足で

DSC01320

あたりが真っ暗になっても門付けは続きます。

DSC01333

訪れたお宅それぞれから様々なおもてなしをいただきました。
夜もふけてきた寒空の下でいただく豚汁の美味しいこと!

DSC01376

神社に戻ってきたのはなんと10時前。
最後に奉納舞を踊り、今年の祭りは終了です。


DSC01268

今回、各家の方と鬼とで門付け後に記念写真を撮りました。
みんないい笑顔です。鬼も笑ってるように見えませんか?
集落の記録として、そして記憶として残してもらえると嬉しいです。

最後までご覧いただき有難うございました!

ここ数日のポカポカ陽気はどこへやら。
今日は低気圧の影響で荒れ模様。
時折ゴーっと音を立てて風が吹きぬけていきます。

でも佐渡の北端にも春は着実に近づいてきました。
日の入りもずいぶん遅くなりましたね。

IMG_3108

二ツ亀 県道沿いの斜面に黄色い花が目に付くようになりました。

IMG_3106

福寿草。強風に耐えながらも可憐に咲いています。
雪割草はまだ先のようです。
大野亀のカンゾウも芽吹き始めましたよ。

IMG_3116

IMG_3118

鷲崎は養殖ワカメの最盛期。
港にワカメハウスが立ち並んでいます。

来週に中学校、再来週には小学校の卒業式です。
田畑の準備を始める人たちも増え始めました。
油断していると春は足早に過ぎていきます。
置いていかれないよう こちらも走る準備をしなければ!!

最後までお読みいただきありがとうございました。






待ってました!
内海府にマグロの季節が到来です。
昨日フェイスブックにアップしましたが、鷲崎と黒姫合わせて約100本のマグロが入りました。
この時期としては数年ぶりの大漁だそうです。
果たして今日もマグロは入っているのでしょうか。。。

DSC00510

港に船が戻ってきました。
なんと今日も70本近くの水揚げ!大漁です~
船内の水槽には納まりきれず、船上に積んで運んできました。

DSC00511

マグロだけでなく、ブリ、ワラサ、カワハギ、フグなどもたくさん獲れていました。
アンコウちゃんもいましたよ♪

鮮度が落ちないうちに急いで市場に向かいます。
陸送だけでは間に合わないので水槽のマグロはそのまま船で運びます。

私も出荷と競りを見届けようといざ魚市場へっっ

DSC00610

DSC00518

あれ?誰もいない。もしかして終わってしまったの?
実は今日 市場はお休みでした。
が、マグロが獲れたとあっては話は変わる。
競りは明日ですが、マグロの保存作業を休日返上にて行います。

まずは陸送で来たマグロから。計量した後、丁寧に氷保存します。

DSC00544

DSC00572


DSC00521

氷詰めされたマグロがフォークリフトでどんどん運ばれてきます。
基本は発泡スチロールに入れますが、それに収まりきれないものはこの木箱に。
果たして今日出番はあるのか?


ところでマグロの品質の見分け方ってご存知ですか?

DSC00540

DSC00538

DSC00568

計量後、尾の部分を切り落とします。市場や仲買人はそこを見て判断するそうです。
見るポイントのヒントを教えてもらいましたがさっぱり分からず。。。

そんなこんなしているうちに鷲崎からの船が到着しました。

DSC00558

DSC00579

着船後すぐにクレーンで水槽に移し替えます。
ん?1本、他とサイズが違うマグロが。。。カメラからも見切れています。
すごい存在感。とても気になります。

気になるカレをいざ計量。

DSC00602

DSC00603

デ、デカイッ!間近で見ると改めてビックリ。計量は96kgありました。
鮮度を保つため船上で内臓を取ってしまうので、実際は100kg以上です。

DSC00605


DSC00607

じゃじゃーん。とうとう木箱が登場です。使用する氷の量も多い多い。

本日の木箱入りはこの1本でしたが、50kgクラスのマグロも結構取れていました。
競りでどんな値がつくでしょう。明日も見に来ちゃおうかな

大漁なことはとても喜ばしいですが、その後の作業がこれまた重労働。
早朝から漁に出て、全ての作業が終わったのはお昼前でした。
漁師さん本当にお疲れ様でした。


で、作業場脇にあってずっと気になってたコレ↓

DSC00595

実は

DSC00593

トラックで運んできた大きなブロックアイスを・・・・・

DSC00594

コンベアでビュンっと上げて・・・・・

DSC00592

機械でクラッシュ状に砕き、船内の水槽に流し込みます。
スケールの大きなカキ氷器ですね(笑)


最後までお読みいただきありがとうございました!

岩首から車を走らせる事1時間半。

海岸沿いの道では、あちらこちらで桜が満開。
 
大野亀のカンゾウの苗上げボランティアに行ってきました。

以前から協力隊には色々な行事やイベントのお手伝いの声がかかっていました。

協力隊は地域と地域や人と人を繋ぐのが仕事だと思うので、かねてからこのように声をかけて頂いた場面にもっと地域の人にも一緒に参加してほしいと思っていました。


今回は大野亀のボランティアに岩首集落から3人の方が一緒に参加してくれました。


丁度、旧内海府小学校のさっちゃん桜が満開ということで滅多に来ることもないので見に行く事に。

グラウンドにどっしりとたつさっちゃん桜。

太い幹は大人4人が手を繋いで届くほど。

DSC_0359

そんな事をしているといると校舎の方から人影が。 

昔、岩首で働いていた方に連絡したところ会いきてくれました。

久しぶりに会う人もおり、近況報告をお互いにしていました。

DSC_0368


その後、大野亀の苗上げや仕分け作業でも大いに力を発揮してくれた岩首集落の方々。
日頃から農作業をしている方の力は凄い!と思いました。
私たちは若さはあるけど、農業などの知識や経験は浅いので即戦力にはなれない事もあります。

DSC_0378


遠く離れた集落で行っている活動のお手伝いが出来て皆さん楽しそうでした。


私たちがお世話になっている地域とは別の地域にお邪魔すると色々な発見があります。
きっと、今回も一緒にいった集落の方々も色々な事を感じたと思います。


帰りの車中でも、疲れの色もなくお喋りに夢中のみなさん。
久しぶりに会った鷲崎の方がわざわざ作ってくれたお弁当を途中の風島弁天で食べながら、

「今度、孫を連れてカンゾウが咲いたら見に行きたい。」

「この中に、ばあちゃんが植えるの手伝ったのがあるよって言えるわさ。」

「願の人達はご苦労だよ。」

「ボランティアであそこまでやるんだもん。」

「カンゾウ見に行きたいね。」

とおにぎりを頬張りながら話していました。



桜の下での久しぶりの再会も、カンゾウボランティアでの願集落の方の活動との出会いも、小さな事ですが地域おこしに繋がる種だと感じています。


岩首集落に到着後、

「談義所の掃除するなら声かけてね。」

旧岩首小学校を活用した、岩首談義所。 棚田散策や夏場の学生たちの拠点に使用していますが、集落の方の力をもっと必要としていたので、とても嬉しい一言でした。

どこで何が繋がるのかわからないなと感じた1日でした。







 

このページのトップヘ