6月、カンゾウの季節が終わると、
地元の漁師さんたちに、トビウオ漁の季節がやってきます。

昨日から、大漁のトビウオがあがっているという高千の石名漁港。
本日も、たくさんのトビウオたちが網にかかりました。
この時期のトビウオは、産卵時期のためメスはお腹がプクプクし、
オスは、後世に子孫を残すための力が全身にみなぎっています。
そんな、生命力いっぱいのたくさんの命を、
一気に獲るのです。

一晩前に仕掛けておいた網に、トビウオがかかっています。

網を、一気に引き上げます。

じゃんじゃん引き上げます。 ビチビチです。

漁港に持ち帰り、その場でトビウオを網から外します。

これがまた、なかなか大変な作業です。

ひとつひとつ、丁寧に、手で網から取っていきます。

一生懸命。 おしゃべりしながら。

ハチメが混ざっていました。
このトビウオたちの大半は、
佐渡の特産品でもある「あごだし」や、すり身となって市場へ出回ります。

今年のトビウオは、サイズも大きくとても良いそうです。
「朝食に」と、獲れたてのトビウオをいただき、
出勤前の朝ごはんとして、頂きました。
なんという至福。
これから「美味しいダシ」や、「すり身」へとその姿を変え、
たくさんの人を喜ばせるであろうトビウオたちにエールを送りながら、
この日の密着取材を終えました。
ご協力いただいた石名集落の皆様、
本当にありがとうございました。


コメント
コメント一覧 (2)
銀色の腹が美しい!
このあと焼きあごにする過程では、翼の部分を取り、うろこ・頭・内臓を取る加工をして火であぶるようです。
言葉にすると簡単ですが、かなりの労力の要る作業が続きます。
その作業の大元になるトビウオを、こうして獲るのも、言葉や写真だけでは伝わらないもちろん大変な作業だと思います。
余談ですがうちの施設でも、そうして出来上がったあごだしを粉砕してあごだし粉として販売しています。
少し加えるだけで風味が違ってくると、様々な方からご好評いただいております。
それを考えると、こうして陸に上がったトビウオを見るのは、とても感慨深い光景に見えてきます。
何百(時には千匹以上)という数のトビウオを捌く苦労は、外海府地域でアゴダシ造りをする漁師さんを取材させていただいた際に拝見したことがありました。
本当に、言葉では伝えられないほどの苦労と、作業でした。
そうして作られたダシを使う時も、感慨深いものがありますよね。
貴施設のあごだし粉も、そうした苦労や想いが沢山つまっているものと想像します。
たくさんの人を喜ばせる商品づくり、とても素敵です。
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