2月28日をもって、私の3年間の地域おこし協力隊の任期が終了となります。
これまで地域の皆様には大変お世話になりました。
心から、感謝を申し上げます。

(3年間癒してくれたお隣の猫・トラちゃん)
着任前から、前任の隊員(高千・外海府地区担当)が地域で築き上げ下さった信頼関係があったおかげで、私はその苦労も知らずに地域に入っていくことができ、また、地域の皆様にも受け入れていただきました。
見ず知らずの私に優しくお声をかけて下さった皆様、本当にありがとうございました。
とても、うれしかったです。

(家にまで入れて頂くことも多くありました)
私の協力隊としての任務は、
「地域行事等の活動支援」
「都市住民との交流事業の支援」
というものでした。
当初から、「支援」ではなく「協働」の形が自分には合っているのではと思い、その姿勢で3年間の活動を行うことを目標としていましたが、ただ参加する・お手伝いをするだけにとどまらず、その先に繋げていくものや、自分の存在意義については、常に考えさせられるものがありました。

(岩谷口・端午の節句)
振り返れば、楽しい事以上に辛いことのほうが多い協力隊生活で、任期を全うできないと思うほど落ち込む時期もありました。
佐渡へ住まいを移すということは、自分の人生を大きく変えることでもあります。
「ダメだったら帰る」と思えるほど簡単なものではなく、いつでも帰れる環境があるわけでもない自分が頼れるのは、やはり地元の方々でした。
弱音や愚痴を聞いてくれるのも、疲れ切った時にホカホカのご飯を食べさせてくれたのも、地元の方でした。
一人では生きていけないと思うほど地元の方からの優しさを浴びて、任期終了の日を迎えることができました。
本当に、ありがとうございました。

(大切な出会いがいくつもありました)
支援するどころか支援されてばかりの協力隊生活でしたが、こうして地元の方々と日々を共にし、たくさんの出来事を一緒に経験したことは、これからの人生の糧になります。
地域おこし協力隊の仕事を通じて出会った皆様、本当にありがとうございました。
そして、お世話になりました。
これからも何かと一緒に取り組む機会が多くあるかと思います。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。
☺
最後に、思い出写真で振り返りたいと思います。
☺

(大倉祭・宵宮。3年間太鼓を叩かせていただきました)

(漁師さんの心の広さは、海からきているのでしょうか)

(トビウオ漁の季節も好きでした)

(時化た日の外海府は、絶景の宝庫です)

(冬の空は鉛色、しかし、海は冬が一番きれいです)

(行事に欠かせない、煮しめづくり)

(佐渡で初めて田植えも経験しました)

(すばらしい山も、大佐渡の魅力の一つです)

(餅の美味しさも、佐渡へ来て知りました)

(わたしのすきな手)

(分厚くて、温かい手にたくさん出会いました)

(はぁ。)
とてもじゃないけど、ぜんぶの思い出は書ききれません。
ここらへんで、お終いにしたいと思います☺
お付き合いいただき、ありがとうございました。

コメント
コメント一覧 (8)
住民も気づかない佐渡の魅力を伝えつづけていただいたと思います。
美しい写真も楽しみでした。
これからのご活躍を祈念いたします。
3年間大変お疲れ様でした。
途中下車もなく、任期満了されたことに敬意を表します。
(結構心配してました・・・(汗))
金メダルをかけてあげたい気持ちです。
どうぞ、この3年間の体験を次の目標に向かって生かして下さい。
ご多幸をお祈りします。
PS.素敵な数々の写真もありがとうございました。🐢
コメントいただきありがとうございます。
日常の何気ない物事こそが、私にとって新鮮な魅力です(^^) 3年経っても、尽きることはありません。
今後とも、島民としてよろしくお願い致します。
コメントいただき、ありがとうございます。
気持ちが沈んでいた頃の私をよく知る方から見ると、よく途中下車しなかったなと言いたくなる気持ちは、私が一番分かるような気がします。笑
いつも支えてくださって、ありがとうございました(^^) 3月は、26日に赤泊へ行きますよー!
別記事での書き込みへの返事で「佐渡にいる」とのこと、うれしいです。
私はネット上での書き込みだけの者ですが、何かしら、重盛さんの
活動や写真などをまた目にする機会があればと思います。
これからもお元気で。
いつも隊員ブログを読んでいただきありがとうございます。
この仕事を通じてたくさんの良い出会いがあり、それが、これからも佐渡に居たいという気持ちを強くさせてる部分もあります(^^)
今後も等身大の活動ができたらと思っています。三年間見守っていただき、ありがとうございました。
慣れない外海府での生活で、新鮮な情報発信には感心しました。
外海府に小田集落があります。
ここに最近「梶井ハウス」というセミナー施設が出来たようですね。
かっての外海府の大地主「梶井家」邸宅の跡地だそうです。
この地で経済力を集積し、大地主として外海府発展に尽力した梶井家。
時間がございましたら梶井家の歴史についても、調査されてみたらどうですか?
退任した重盛に代わり、返信させていただきます。
コメントをいただきありがとうございます。ブログを見てくださっていることを嬉しく思います。コメントの内容は本人に伝えました。
今後も、地域おこし協力隊の活動を見守っていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。
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