佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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2014年02月

2月9日にまっさき食の陣が開催されました。今年で12回目、相変わらずの大盛況で終わりました。
(だいぶ時間がたちましたが、(;´・ω・) )



地域そうあげの手作りイベントという意味がよくわかりました。当日のスタッフだけで100人、それから商品や食べ物作りにかかわってくる人を数を考えると、500人弱の地域でできることが不思議に思ってきます。イベントは一日4時間だけですが、そのために多くの方の頑張りによって実現されました。

目玉はタラの子まぶし刺身と無料のタラ汁。


キジそばもなかなか珍しく好評でした。昔は浜河内と丸山の人間がキジを引っ張りながら山から降りてきて、キジそばを作ってたそうです。


前日の午後から浜河内のお母さんたちがしんごん団子を作っていました。餡子なしと餡子入り、同じ型でも違う表情がでます。



それからお菓子コーナに出しているケーキは前日の袋詰めやシール貼りで夜遅くまでやりました。かわいいロールケーキは地元からの先行予約が殺到しています。


中国からのお嫁さんの手作り水ギョーザとラー油、皮から手作りでもちもちです。


松夢会の副会長が今年の新作メニューを考案しました。とても味が濃厚で、隠し味でねぎとニンニクで作ったマー油をいれました。


また松夢会会員の提案でことし初めて出してみました、歯を抜いたいかトンビです。そのまま調理できて便利だが、歯を抜くのに大変だったそうです。



 まだまだほかにも多くの松ケ崎の方がかかわっています。地域で作り上げる、地域で支える、そのようなイベントです。前日窓のそとで大雪が降る中しんごん団子作りながら、この地域で同じ時間にどれぐらいの人が明日の食の陣のために準備しているんだろうと思うと、私は不思議な感覚になって、心が温かくなります。

松ケ崎担当 かりん
 

当地の刺網船では、たまにカラフルなお魚が登場します。
この赤、オレンジ、黄色の体色は地元の漁業者にキンギョと呼ばれて
います。調べたところ、和名はシキシマハナダイだそうです。
日本海にも深場(200m位)に棲息する熱帯魚もどきが存在するとは
摩訶不思議です。山形県以南に分布するそうです。
市場へ出回る事は、まずありませんが、煮付けで美味しいそうです。

AKDkame



みなさんこんちわ!

水津地区担当の岩﨑です!

今年も早いもので2か月が経ち、厳しい寒さもだんだんと終わりに近づいてます。


さて、2月23日(日)に佐和田セントラルタウン『喜右ヱ門』さんで、棚田米の試食販売会を行いました!

試食販売会もこれで3回目。喜右ヱ門さんで行うのはこれで2回目です!

1回目の販売会後も店頭に棚田米を置いて頂き、また今回ご縁で販売会を行わせて頂きました!










販売会を重ねてく中で、

『生産者の方達に是非来てもらいたい!!!』

という共通の意見が棚田米に関わる協力隊員の間で出ました。

なので今回は生産者の方々にお声掛けをして、一緒に販売&PR活動をしてもらいました!










この日も5地域の一口大のおにぎりを食べ比べたみなさんは、その粘り、甘み、香りの違い、おいしさに、感動していました。


どの地域のお米を買っていこうか迷っているお客さんに、


自分の地域のお米を進めている生産者さんの笑顔は、こっちまで微笑ましくなるものでした。




5種類全部買っていく方などもいましたし、

今回嬉しかったのはリピーターの方々に出会えた事です。

『次はどの地域のお米を食べようかなあ』

とおっしゃるお客さん。

そんな次の楽しみがあるお米なのかもしれません。

本当に少しづつですが、『棚田米』というブランドが浸透し始めてるのを感じました。









(左から岩首地区新田隊員 月布施地区生産者、猿八地区生産者の方)


今回生産者の皆さんの協力のお陰もあり、1日で34袋販売することが出来ました!!!!!祝


消費者に直接『おいしい!』と言ってもらう機会というのは、今までなかなかなかった事かもしれません。


そしてそれが生産者のみなさんのやりがいになり、


『よし!また春から頑張るか!』


という気持ちに繋がって頂けたらと思います。



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最後に、今年度最後に行う棚田米試食販売会についてのお知らせです🎵


日時:3月1日(土)、3月2日(日) 両日共に11:00~16:00まで

場所:佐渡汽船のりば シータウン商店街内『佐渡汽船商事』


今年度最後の棚田米試食販売会です!

旅のもんも、島のもんも、

お土産に、贈り物に、お試しに、是非足を運んでみてはいかがでしょうか(^^)

今回は5地域の棚田米が食べ比べできる他に、佐渡汽船商事さんの方で販売している漬物のほうもご試食できます!



羽茂大橋に製造元があるマルハフーヅ(株)さんの『しぼり漬』。

実際に頂きましたが、棚田米の友に、お酒の友に抜群です!!!(^^)/




当日は佐渡汽船商事さんの一角をお借りして販売会を行いたいと思います!

海産物からお菓子まで様々な物が置いてあります🎵


 (佐渡汽船商事佐渡支店長の仙田さんと)


1人でも多くのみなさまが来ることをお待ちしております!



水津地区担当   岩﨑































































 

新穂のおがわです。先週土曜日、子ども読書会で
紙芝居を上演しました!
(私はピアノの伴奏担当...笑)


紙芝居って、どうしてこんなにワクワクするのでしょう?
今日のお話は〜っと扉を開く瞬間から、子どもたちの食いつきが違います。
(最後も「私が扉を閉める〜」と、皆が殺到。)

今日の紙芝居は「モチモチの木」。
私の時代にも小学校の教科書に載っていた覚えがありますが、
今も健在のようで、4年生の子は「知ってるー」とちょっと残念そうでした。
(でも、読む人の力か、最後までしっかり聴いてくれていました!)

工作の時間では、いつも通りみんな夢中になって作品づくり。


三つ折りにした紙を好きな形に切って、広げると同じ形が連続した切り絵に!
読書会では、毎回工夫のこらされた工作の時間が入っていて、私はとても好きな時間です。


子どもたち、みんな作ることが大好きで、みんなそれぞれ思い思いのものを一所懸命に作るので、その姿を見ているだけでこういった時間の大切さを感じます。
図書館ボランティアの方たちが、読書会なのだから工作がメインにならないようにと配慮しながらも、ただ折り紙を折るだけじゃ子どもたちもつまらないだろうと、毎回頭を悩ませながら読書会の内容を考えています。そんな大人の頑張りが、子どもたちにも伝わって、リピーターが増えているのかもしれません。

今回は6名の子どもたちと、お母さんが一人参加してくれました。
会の終わりには、全員が本を借りて「またね~」とお別れしました。

来年度は5月から開催予定です。
暖かくなったら、また新穂図書室で会おうね~♪
 

3月2日(日)赤泊総合文化会館で午後3時と午後6時に公開される
創作民話劇「嫁の水分」の発表に向け、赤泊演劇研究会の皆さんは連日
その練習に夜遅くまで励んでおられます。昨晩、その練習風景を見学さ
せて頂きました。殆どの方が、経験者の様で、その練習たるや、素人の
域を越え、感情表現や、セリフの強弱、そして、何よりその役になりきり、
観客へ如何に気持ちを伝えるか、正しく、TVなどで放映される玄人の
現場でした。とても迫力を感じました! 本番が楽しみです。

AKD kame




岩首地区 新田です。

海に囲まれている佐渡島。
もちろん沢山の海の幸に恵まれ、食卓には
新鮮な海の食材が並ぶ事も多いのです。

東京にいる頃から、海草大好きな私にとって
佐渡はまさに宝島なんです。

待ってましたと、嬉しい海草の収穫の時期に
なりました。

新鮮なわかめやナガモをさっと湯通しすると
きれいな緑色になります。

また、漂う香りがなんと言えません。

そんな、ながもの収穫に行ってきました。
前浜地区では、集落でながもやいごをとって
集落のお金にしているところが何箇所かあり
ます。

集落の船を持っている方と共にナガモ採りに
出発!



長いナガモを「よいしょ、よいしょ」と引っ張り
ます。 
根元からとってしまうと次の年へ続かないので注意
してとります。



こんな感じで海に浮かんでいます。



去年はたくさんとれたようですが、今年は収量が
少ない様子。

自然の変化によって収量も大きく左右されます。

途中で、集落の人がなまこをとってるのに遭遇。
船と船をくっつけてお喋りしたりする姿は、
なんとも微笑ましいです。



船着場に戻って計量し、出荷用のケースに
詰めて漁協へ。



ナガモは2月~3月までしかとれないようです。

冷凍保存も出来ますが、やはり旬のものはすぐ食べたい!

ながもの酢の物、味噌汁、天ぷら、お蕎麦にのせたり。
ネバネバした食感がたまりません。


両津港の海鮮市場のいかながも丼も美味しいですよ。



ぜひ、冬の佐渡の味覚を味わって頂きたいです。

冬の佐渡。
夏とはまったく違う景色や食がまっていますよ。



季節の食に敏感に、体が喜ぶ食を大切にしていき
たいです。



 

今日は地先、刺網船の副産物として、捕獲される赤魚、地元名:
タニアイです。和名はハツメと呼ばれ、日本海特有の小型な魚です。
主に北方系です。メバル属の特徴である卵胎生の為、お腹の中から魚の
赤ちゃんが出てきます。群れて棲息し、一度に複数量漁獲されます。
新潟県県北の笹川流れ、桑川あたりではゲンザ又はアカラと呼び、本種の
頭を落とした丸のみりん干しが露地で販売されており、その味は絶品です。
小型の割には脂もあり、とても美味しい魚です。しかし、市場価値は薄く、
価格もとれません。もし、店先で見つけたら先ず塩焼きでお試し下さい。



 

羽茂担当の澤村です。

佐渡の地域おこし協力隊の各メンバーは、佐渡や担当地域についての情報発信のため、地元メディアへの寄稿や番組出演なども行っています。
TVやラジオ番組、新聞のコラムなどで、我々隊員の活動を知られた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

澤村は、今週末と週明けにかけて、2つのラジオ番組に電話出演させていただきます。

 ●BSN新潟放送 ゆうWAVE 
  2月21日(金)15:10ごろ~(5分程度)

 ●FM PORT MORNING GATE 
  2月24日(月)9:20ごろ~(10分程度)

ゆうWAVEでは、佐渡汽船提供の「朱鷺どきどき楽園の佐渡」コーナーで、3月2日に羽茂で開催される湯川潮音さんライブについてお話する予定です。
MORNING GATEでは、ナビゲーターの遠藤麻理さんが担当する「マリーズセレクション」のコーナーで、同じく湯川潮音さんライブについてのご案内や、地域おこし協力隊澤村の活動についてなど、お話させていただく予定です。

なお、いずれの番組も、番組内容が変更される場合がありますので、ご容赦ください。

また、佐渡のケーブルTV局 サドテレビジョンの対談番組「佐渡これからTV」では、2月の番組として、地域おこし協力隊のメンバー7名が佐渡の地域おこしについて対談する「みんなで地域おこし作戦!」が現在放送中です。

「佐渡これからTV」の放送時間は、毎週 日曜 16:00~ 水曜22:00~ 金曜15:00~、22:00~ 土曜20:00~ です。

これからも佐渡について、担当地域について、島内や新潟県下を始め、全国や世界に向けて情報発信してゆきたいと思います!

先日第二回じんのびで作ったお手玉。

さっそく近隣の保育園に、作った方々と共に届け
にいってきました。

「お手玉で遊んだ事ある人いますか~?」
2,3人の子が
「ちょっと触ったことあるよ。」と答えてくれま
した。

今回は、お手玉キャッチ!、お手玉で玉いれ、
輪になってお手玉渡し、最後に昔ながらのお手玉
手遊びを行いました。

お手玉キャッチは、キャッチボールのように2人
ペアで相手へお手玉をパス。相手にちゃんとお手玉
を渡すのは結構難しい。

その後、洗濯かごに紐をつけて、ゆらゆら揺れるかご
に向かっての玉いれ。



このゆらゆらかごは、気まぐれ。
小さい子供にはゆっくり、大きい子供には
早く動きます。

「入った!」
「あー、残念!」なんて言いながら
賑やかに過ごしました。


最後は輪になって、1人2つづつお手玉を持って、
昔ながらの手のひらの上で放り投げながらくるくる
まわすのに挑戦。

小さい子供には難しいけれど、しっかり正座しなが
ら、小さな手でお手玉をポイポイと放り投げていま
した。



もうすぐ雛祭り。






立派な7段飾りの横には、個性豊かなお雛様。


佐渡島内でも、子供が少ない地域の保育園。

色んな人に触れ合って、色んな経験をして欲しいと
園長先生は話していました。

僻地だからこそ体験できる事もあるけれど、同級生
がいないのは寂しいこと。

だから、地域の色んな人に遊びに来て欲しいし、関わ
って欲しい。

今回は、少しそんなきっかけ作りが出来ればと思って
お手玉作りを提案しました。


集落に子供がいないところも珍しくありませんし、
そうすると保育園や小学校と関わる事もあまりあり
ません。

でも、何かきっかけがあれば多くの人が繋がりたいと
いう気持ちがあるのだと思います。

だって、子ども達は元気です。
元気な人と一緒にいると元気になるし、笑いがあります。


私達の仕事の1つに「繋ぐ」ということがあると思い
ます。
誰かと誰かを結ぶお手伝いをこれからもしていきたい
と思います。



岩首地区 新田






 

地先の漁協へ足を運んでいると、なにこれと珍しいお魚と
対面します。今日はエビ籠漁に混獲されたり、刺網船でも
捕獲される、地元名、コンコン(狐に似ている為)をご紹介させ
て頂きます。和名、タナカゲンゲと呼ばれるゲンゲ科の比較的
深場(300-500m)に棲む魚で、ナマズの様に口が大きく、
体表はぬめりが強く、味もそっけも無く、面白い顔をしています。
市場に上場されますが、価格は殆ど付きません。
島根、鳥取では「ババ」、「ババア」等と呼ばれているそうです。
写真見て下さい!
AKD kame





 

先月26日赤泊総合文化会館で行われた第21回同大会の
TV放映が先週末からサドテレビで開始されました。
しばらく放映されますので、是非、ご覧下さい!
AKD kame




 

中村です。

佐渡に来てから1年が過ぎ、佐渡の色んなところに足を運ぶたびに思うのが

「猫が多いな~。。」




どこかの家の前。(相川 京町通り)




塀の上。(相川 京町通り)




家の中(相川 京町通り)




軒下にひょこっと(相川 のら犬カフェ)


と、いった感じでいろんなところで見かけます。

人懐っこい猫やこちらの様子を慎重にうかがいながらジーっと見てる猫いろいろいます。


にぼしやマタタビを持っている訳ではないのに、後ろからついてきて足元に寄ってきた猫もいました。







猫が苦手な人にはつらいかもしれませんが、猫が好きな人にとってはたまらないでしょうね~^^



まんまるモコモコ(岩谷口)



トラ猫(岩谷口)


日向ぼっこ中(小木 深浦)



散歩中(小木 深浦)


「たま」というらしい猫(高千 南片辺)


名物(看板)猫がいる場所もあります。

ここは小木の民族博物館。




とても人懐っこい猫でした。


こちらは、羽茂の大滝楽舎です。




抱っこをすると必ず肩の上に登ってきます。(とてもかわいい)

時には頭の上にも登るみたいです。

名前は、はもっちーだそうで。是非、会いにいってみてください。


そんな感じで、色んなところに猫が歩いています。

佐渡島の“島ねこ”探検をしてみると面白いかもしれないですね^^



 

今月6日に赤泊小学校・親子講演会で、「外国の話」と称し
講演した時の写真を、本日、同校長先生より頂戴しました。
見て下さい。生徒達には興味深いスライド映写だった様で、
皆さん質問されている時の顔が生き生きとしていました。
喜んで頂け、大変嬉しく思いました。これからも、
地域の皆さんの為に頑張ろうと、改めて思いました。


第二回サロンじんのびを開催しました。

今回は、物づくり。



色々な布を並べて、組み合わせていきます。
2つ3つ4つ。
チクチク縫い合わせて出来たのは、



お手玉。

手芸が得意な方がたくさんいるけど、家で1人でやる
ことが多い。でも、1人よりはちょっとお喋りしなが
ら、誰かに喜んでもらったり、使ってもらえるものを
作りたいとのことから、サロンでみんなでお手玉を作
って近隣の保育園にプレゼントすることに。

参加した男性の中には、40,50年振りに針を使ったと
いう人も。
 
出来上がったお手玉をみると、なんだか人柄がでてい
て、面白い。1つ1つが愛らしく見えます。

これをもって、保育園で子ども達と作った方々とで遊
べたらいいなーっと思います。

「昔はPTAで紅白玉いれの玉を縫ったな。」
「まだ、倉庫の中にあるね。」
「夏祭りで組対抗の玉いれでもしてみるか。」
「いやいやいや、そんなら練習せにゃ。」

なんてお喋りも。



このサロンの場が、集落の方々にとってどんな場所
になるのか。

無理せず、行きたい時に来てくれればいいのです。
覗いてみようかな、楽しそうだなと、ちょこっと
思ってもらえたらいいのです。


去年もサロンの日は、お天気でした。
気楽にのんびり、暖かい気持ちでいつもサロンを開催
したいと思います。

お喋りは元気の源。

岩首地区 新田

 

世界中の女性の皆さん、バレンタインデーおめでとうございます!
日本では女性が男性へ、チョコレートをプレゼントする昨今、今朝、
当地行政サービスセンターにて、そのご相判にあずかりました!
素朴な佐渡の当地にいても、この恩恵に預かれるとは・・・・
甘党にとっては、嬉しい限りです。

Ladies, Please have a happy St. Valentine's day !

AKD kame xxx



寒いですね。
寒波到来で海府は一面真っ白 吹雪いています。
私の家も水道が一部凍結してしまいました。

立春の昨日 真更川地区で「百万遍念仏講」が行われました。
ニュースなどでご覧になった方もいらっしゃると思いますが
100年以上続く伝統行事です。
大数珠を皆で持ち「南無阿弥陀仏」の念仏とともに
地域の安全 無病息災 五穀豊穣 大漁満足などを祈って
1000周回ります。

その昔、木喰上人として知られる弾誓上人が
大佐度の山中にある「山居」の地に滞在した際
麓の真更川集落とも深く交流を行っていました。
この行事もその縁が元となり代々受け継がれているそうです。



夏頃の山居の池。弾誓上人が修行した光明仏寺近くにあります。
緑がうっそうと生い茂りとても神秘的な空間です。



長さ23m重さ30kgもある大数珠。広げるとホールいっぱいに。
約250年前頃に作られたとされる数珠は桜材で出来ており
玉数は大3個小977個あるそうです。
(当日人海戦術で数えました。誤差がある可能性もあります)
この大数珠は佐渡市の有形民俗文化財第1号に指定されています。



起点となる大玉。ずっしりとした重さ。
この玉が正面に戻ってくると1周です。



大数珠の輪の真ん中には祈祷札。
数取役が数珠が回った数を記していきます。
数取役は集落の長老が行います。
約1000個の玉の数珠が1000周回る=100万という解釈で
百万遍とされています。



朝9時をまわった頃ゆるゆると始まりました。
数珠は時計回りに回します。
最初は数人でしたが次第に参加者が増え大きな円を描けるように。



座敷ではお母さんたちが太鼓と鐘で音頭をとります。
時々リズムが早くなり、その時は駆け足ぎみで回ります。
緩急織り交ぜながら百万遍は続いていきます。



今回は観光客の参加もありました。
新潟交通さんの呼びかけで20人弱の方がいらっしゃいました。
みなさん軍手&内履き持参で準備万端。
楽しそうに数珠を回します。
女性も多く場が華やぎました。
他には千葉からいらっしゃった人も。
真更川が大好きで年に数回遊びに来ている“常連さん”です。



昼時はいったん休憩。テーブル狭しと置かれた地元特産料理に舌鼓。
この日のためにお母さん方がいろいろと準備してくださいました。

少し休んでまた再開です。
なんせ1000周、かなりいい運動になります。
そして今年も無事百万遍を終えることができました。

このような形式の百万遍、佐渡ではここだけです。
当日は多くのメディアが訪れていました。
しかし過疎高齢化が進み、回し手が足りず苦労しているそう。
どなたでも参加歓迎だそうですので、興味のある方
来年は是非一緒に数珠を回しませんか?

最後までお読みいただき有難うございました。


                by-non@海府担当




 

羽茂地区の澤村です。

羽茂の素浜海岸にあるカルトピアセンター素浜で、音楽ライブ公演を行います。
NHK「みんなのうた」や、SONYのCMソングでおなじみのシンガーソングライター 湯川潮音さんが、佐渡にやってきます。


photo by 東野翠れん 写真提供:つづく奏

ニューアルバム『濡れない音符』を記念した全国ツアー11か所の締めくくりとして、佐渡・羽茂を会場に選んでいただきました。


photo by 東野翠れん 写真提供:つづく奏

会場となるカルトピアセンター素浜(そはま。地元の人は「そばま」と発音します)は、市の教育委員会が管理する教育目的の滞在型施設です。
本来、公演等の目的での利用はできません。
今回は営利ではなく、地域活性化と文化振興を目的とした非営利の公演として、特別に使用許可をいただきました。
 
湯川潮音(ゆかわ しおね)
1983年東京出身。小学校時代より東京少年少女合唱隊に在籍、多くの海外公演などを経験。2001年ポップフィールドではじめて披露された歌声が多くの話題を呼ぶ。翌年のアイルランド短期留学から帰国後、自作の曲も発表し本格的な音楽活動をスタート。以降、美しいことばの響きを大切にした歌詞、クラシックやトラディショナルを起点に置いた独自の世界観で音楽を紡ぎ続けている。
(公式サイトより)

参考:
みんなのうた公式サイト 湯川潮音『ギンガムチェックの小鳥』
SONYデジタル一眼レフカメラ「α7」CM 


公演は3月2日(日) 開場:14:00/開演:14:30の予定です。
詳細およびチケット販売のご案内はこちらから。

私 澤村も、地元の方々が中心になっている実行委員会とともに、地域おこし活動の一つとして本公演のお手伝いをさせていただきます。

島外の方は、この機会にぜひ佐渡へ足を運んでいただければと思います。
また、島内の方は、島外で活躍されているミュージシャンのライブを佐渡で聴くことができる機会かと思います。

みなさま、ぜひ羽茂に遊びにきてください。

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