佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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2014年05月

いよいよ本日よりカンゾウウイークがスタートしました。
朝からたくさんの観光客が来訪。
駐車場も車やバスの往来でひっきりなしでした。

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私の地元の観光バスも 地元名産の錦鯉をあしらっています。

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大野亀岩近辺でもカンゾウの花がかなり目立つようになりました。

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遊歩道はかなり咲き誇っています。
今日は風も穏やかだったので、大野亀岩に登る人もたくさんいました。
頂上からの景色は格別だったとのこと。

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海の美しさも大野亀の魅力です。どうです!この透明度。

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カンゾウライナーも走り出しましたよ。(~6/15の土日のみ)
路線バスと併用して海府観光、というのもいいですね。

写真 1 (2)

恒例のアラメ汁サービス。ロッジ前で10:00~14:00に行っています。
アラメを初めて食べる、という方も多く好評でした。

今日だけで多分1000人以上(個人的体感)の人がいらっしゃいました。
これから祭りに向かって、大野亀はどんどん盛り上がっていきます。

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カンゾウの花も皆さんをお待ちしていますよ~。


最後までお読みいただきありがとうございました。


PS 佐渡島内で発生している毛虫、残念ながら大野亀にもいます。
   いらっしゃる際はなるべく肌を露出しない格好をおススメします。

かんかん照りの毎日。
早くも干からびてしまいそうな陽射しの中、赤玉集落では恒例の杉池祭りの準備が進みます。

赤玉集落から山に向かって田圃や柿畑を通り過ぎ、ぐんぐん登っていくと・・

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静かな杉池へと辿り着くのです。


明日は、こちらの杉池の奥の院と呼ばれる場所で神事芸能が行われ、まなびの森では集落の方が様々な出し物をしたり、郷土料理のおおびら汁と地元のお米を使ったおにぎりのセットを販売したりと、まさに赤玉づくしな祭りが開催されます。

神事芸能の鬼太鼓、小獅子舞、花笠踊りはこの辺りでは赤玉でしか見ることが出来ません。

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        (こちらは4月の祭りの際の小獅子舞)


今日は前日。

練習をしてきた出し物の最終確認をしてきました。

杉池にまつわる竜の伝説。この地域の素材をたくさん盛り込んだ物語です。

神秘的な杉池に住む竜がもつ力とは。


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緑が輝く杉池で、ゆったりのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか?

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山にはウツギの花があちらこちらで顔をのぞかせています。

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私もあちらこちらで顔をのぞかせますので、是非遊びに来てください♪


 ◆6月1日(日) 赤玉杉池祭り

10:00~ 奥の院 神事・奉納舞(鬼太鼓、小獅子舞、花笠踊り)
11:00~ 売店販売 (おおびら汁、らーめんなど)
12:00~ まなびの森ステージ
      ・フラダンス(楽笑会、すみれ会)
      ・福浦鬼太鼓
      ・竜伝説(コスモス会)
      ・サントリー抽選会
      ・踊り(コスモス会)
      ・カラオケ







 




担当地区の1つ、片野尾集落には

「片野尾歌舞伎」

という伝統芸能があります。

その名の通り歌舞伎です!


みなさんは佐渡に歌舞伎があるのを御存知でしたでしょうか?


今の佐渡の若い世代は知らない人が多いと思います。

無論、佐渡出身の私もその一人であり、この地に来るまで全く聞いたことがありませんでした。

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明治に旅役者から伝承されたのがこの片野尾歌舞伎の始まり。

戦争や時代の流れで歌舞伎が何度か中断されるものの、

「歌舞伎保存会」を昭和にいち早く結成し、今に至ります。


片野尾歌舞伎の定期公演会は二年に一度。
その第18回目が、5月25日(日)に片野尾の公民館で行われました。



本番に向けて役者の方々は今年の2月頃から稽古に励んできました。

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舞台や照明、音声も地域の方々だけで仕上げるのが片野尾集落の凄いところ。
地域の人達って本当にたくましいなと思います。


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そんな私も今回、家来役として出させて頂きました!



―本番当日―

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朝早く集合し、午後の開演に向けてメイクや着付けが始まります。


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化粧はまず、眉を脂(片野尾の人はロウと呼びます。)で潰し、次に顔全体に脂を塗ります。
これで化粧のノリが良くなるそうです。



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ロウが塗り終わったら白粉を塗り、隈取(歌舞伎独特の化粧法)をしていきます。



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化粧を専門に行う顔師の方(普段は片野尾の漁師さん!)

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みなさんどんどん仕上がっていきます。



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自分も歌舞伎メイクに初挑戦!!!
なんか、これはクセになります…!!




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開演まで化粧が崩れないように黙々と待ちます。

異様な緊張感…





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前座として水津の鬼太鼓、舞踊などが披露され、



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そして歌舞伎の始まりです!



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今回の演目は「奥州安達原 袖萩祭文の段」。

片野尾集落のみなさんの間では、人気の演目のようです。
人気の理由は何といっても、中心人物として出てくる子役の演技です。

子役は片野尾の小学生。

集落のみんなの孫のような存在の名演技に、冒頭から拍手が生まれます。

小学生とは思えない演技。その完成度から稽古の量の多さが伝わってきます。





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腰元役の2人は片野尾の若きレディース。

この2人も子役を経て今、この舞台に立っています。




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要所要所に、ベテランのきわ立つ演技。




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黒子は歌舞伎保存会の部長。今回の歌舞伎を、稽古から常に雰囲気良く牽引してきました。

義太夫は部長の父。親子二代!そして子役は部長の娘さんなので親子三代!がこの芝居を支えています。




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終盤になるにつれて、話も盛り上がって行きます!





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自分もセリフ等ありませんでしたが、一生懸命演じました!!




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一人ひとりが、


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最後まで気持ちを込めて…。




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こうして無事、今回の片野尾歌舞伎定期公演会が終わりました。
大きな拍手が、最後に会場を包みました!






二年に一度の公演。

片野尾歌舞伎の歴史を築いてきた名役者の方々も、年々その姿を消し、

片野尾歌舞伎をこれからも続けるか、続けないかというのは問題にもなっています。


それでも、

「片野尾歌舞伎は続けていかなければいけない」


という志のある人達のもと、
今回の公演は開かれました。






伝統とは「苦しみ」なのか「喜び」なのか。


そんなことをふつふつと、私は考えていました。


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確かに苦しみであるかもしれませんが、

公演会後の慰労会のみなさんの笑顔を見たら、

苦しみの先に必ず喜びがあると感じました。




後継者不足により、伝統芸能というものも今までのようには存続していけない中で、
かたちを変えていかなければいけない部分もいっぱいあり、


「片野尾歌舞伎とは何か?」というのはとても不鮮明なものになっていくかもしれません。


それは佐渡の他地域の伝統芸能にも言えることだと思います。



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それでも、一つの伝統芸能に、集落が一つになれるということは、

片野尾歌舞伎が、集落の人々の元気の「源」の役割を果たしているということです。






二年後の歌舞伎公演は、地域おこし協力隊として任期中最後の年。
私も、今度はセリフのある役をやらせてもらえるようなので、気合を入れて頑張ります!



今まで片野尾歌舞伎を知らなかった人、また今回観れなかった人は、是非二年後見に来てください!



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たくさんの方達が観に来て、観客として芝居を盛り上げ、この島全体で、片野尾歌舞伎を盛り上げていきませんか?


それが、これからの伝統芸能の新しいかたちなのかもしれません。




―水津地区担当 岩﨑―


※この記事を書くにあたり、たくさんの写真を提供して頂きました。誠にありがとうございました!


先週末はとても刺激的な出会いがありました!

佐渡の朱鷺認証米応援大使である、ちょりママさんとかめきちパパさんが佐渡を体感するべく、海を越えやって来て下さったのです♪

お二人は、レシピサイト「Nadia」でお料理ブログを掲載されている、なにやら人気ブロガーさんということで、お会いするまで、私もいつになく緊張。

でも、お会いしてそんな緊張はどこへやら…とても気さくな方々でした♪
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当日のメインイベントは、田植え体験でしたが、その前に寄り道をして「ときプラザ」へ。誕生したヒナの姿を観察しながら、トキの子育て話をガイドさんから伺いました。オスとメス一緒に子育てするなんて、「人間と同じだ~」と一同感心。
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すみれちゃんがゆうた君の元カノをいじめていたことは内緒にしておきました。

続いては、佐和田でお米作りをしている林さんの田んぼで田植え体験。
こちらは無農薬、自然栽培の田んぼ2年目だそうです。田土に足をとられて転倒......することもなく、田植えに専念するかめきちパパさんとちょりママさん。
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山から来る水の冷たさ、素足が泥に埋まる感覚、視界に飛び込んでくる生き物たち。
田んぼに直に入ると気付く発見がたくさんあります。
お二人にも、そんな田んぼの楽しさを感じてもらえたかな〜っと思います。

秋には大きな実りとなって、佐渡の朱鷺米の美味しさと共に、自分たちで手植えしたお米を味わう喜びも感じてもらえるよう、豊作を祈りつつ今後の成長をお二人に代わって見守って行きます!

翌日は、新田隊員の案内で、岩首棚田散策したそうです。
美しい棚田を人々が守りながら米作りをしている現場は、GIAHSに認められた佐渡の遺産の一つです。一泊二日の短い時間でしたが、今回の旅でもっと佐渡を好きになってもらえたかなっと思います!

お二人のブログで佐渡体感ツアーの模様がご覧いただけます♪

かめきちパパオフィシャルブログ ←佐渡レポート(プレ版)
※レポートと一緒に、見た目も鮮やかな挟みハンバーグのレシピ有り。

ちょりママオフィシャルブログ ←読んでて楽しくなります!満喫して頂いた感が伝わってきて嬉しい!

またのお越しをお待ちしておりま〜す♪

中村です。


カンゾウに続いて、高千の海岸線には岩ユリの花が咲き始めました!


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北片辺の藻浦崎公園には岩ユリが群生しています。


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最近になってようやく咲き始めました。


まだ2,3割しか咲いていません。


ここの群生地は、過去に嵐が来て波を浴びてしまったらしいです。

そのせいで岩ユリが減ってしまったそうです。

どのくらい群生していたか気になりますね~


岩ユリという名前のとおり、岩の間に咲いているものがたくさんあります。


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岩から花が咲いているのはなんだかすごいですね。

ここら辺の岩の色は、オレンジ色をしているので花の色と合ってますね。

海の青と岩ユリや芝生の緑とオレンジがきれいです。


遊歩道もあり歩きやすいので是非みなさん見に来てみて下さいね!



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今年の3月、シンガーソングライターの湯川潮音さんが音楽公演を行った羽茂のカルトピアセンター素浜(そばま)で、東京の3組のミュージシャンによる音楽公演を6月1日(日)に開催します。

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本公演を主催する作曲家の佐藤望さんは新進気鋭のアヴァン作曲ユニット「カメラ=万年筆」のメンバーで、現在は羽茂大崎在住。1年間の佐渡滞在を終え、東京に戻られる記念に本公演を開催しました。
出演される3組は、佐藤さんをはじめ、坂本龍一にも評価されるなど、東京の音楽シーンで話題を呼んでいる実力派若手ミュージシャンばかり。
佐渡ではなかなか見ることのできない顔ぶれです。

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湯川潮音さんの音楽公演と同じく、本公演は地域振興と地域交流を目的に開催される非営利公演です。
開催にあたっては、地域おこし協力隊羽茂地域担当の活動として支援を行っています。

初夏の海岸で、波の音をBGMにスペシャルな音楽を聴きにきませんか?


*****概要*****

<素敵な山彦音楽隊 佐渡公演>
日時:6月1日(日)

会場:カルトピアセンター素浜(佐渡)

開場13:00 開演13:30 終演 15:00(予定) 

料金(全席自由、定員50名)
大人1500円、学生500円(小学生以下無料)

<出演>
◎佐藤望(カメラ=万年筆)
https://soundcloud.com/camerastylo

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http://iambabi.net/


Maika Leboutet
http://www.maikaleboutet.com/


サポートミュージシャン
Sax 大石俊太郎
Drums 荒山諒

チケット予約は以下のアドレスへ
sutekina.yamabiko@gmail.com

今週に入りバスや車の往来、カンゾウの咲き具合についての問い合わせが格段に増えました。
いよいよだな、と実感しています。

本日の大野亀です。

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昨日の雨と本日の晴天のおかげで開花が進みました。

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遊歩道の南側はかなり咲いています。

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大野亀岩のふもとも結構咲き始めましたよ♪

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今日は風も波も穏やか。海も透きとおり水面がキラキラ輝いていました。
大野亀近辺は漁場としても恵まれているようです。


今週末よりカンゾウウイークがスタートです!

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今回もポスターとチラシを作成しました。大野亀近郊や汽船ターミナルの他
各観光協会などに配布しています。

次回の観測はカンゾウウイークの様子を交えてアップする予定です。

最後までお読みいただきありがとうございました!






中村です。

カンゾウの花といえば、佐渡では大野亀が有名です。

この時期になると海岸線沿いや山では黄色いカンゾウの花が咲いてきます。


石名の県道沿いの山側にもカンゾウが自生しています。

最近、集落の方が看板を立てたので分かりやすくなりました!

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山道を自由に登ってください。


ベンチなども設置していただきました。


※この時期は毛虫がいるのでもし歩かれる方は気をつけてくださいね。


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写真を撮ったのは、先週の月曜日ですので今はもう少し咲いているかと思います。



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そういえば、キジもみかけました。

一匹でのこのこ歩いてました。


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相川方面から向かえば、大野亀のカンゾウを見に行く途中にありますので是非お立ち寄りください♪


以上


 

天候に恵まれた昨日、地元、赤泊小学校の運動会へ来賓として参加させて頂きました。

生徒数は80数名ですが、保護者の方々、先生方、来賓と生徒数に対し3倍近くの入りです。

各種目はとても興味ある楽しいゲームで、終始皆が楽しく観戦、参戦されていました。

佐渡に来て、初めて見る運動会です。父兄の方々の多さには感心させられました。父母、祖父祖母始め、幼児や親せきの方も居られたようです。家族ぐるみの参加は、生徒の皆さんへ家族との絆を深めるとても良い思い出作りに成った事と思います。また、見ている方も、生徒たちの輝く瞳と、きびきびとした一生懸命のしぐさに感動さえ受けました。そこで、午後はその素晴らしさをご近所の高齢者へ見て頂きたく、招集をかけました。

案の定、ご近所さんは涙がてらに生徒たちの活躍をご覧になっておられました。

帰り際、みんなで「また来年来ようね!」と約束しました。また一年暮らす張合いが出来た事と観戦により感激をされた事を嬉しく思いました。この様な運動会は地域の皆さんにとってとても有意義なイベントである事を悟った次第です。小学校の皆さん、心に残る素敵なパフォーマンス有難うございました。<m(__)m>

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昨日の大野亀です。

ここ数日雨で気温の低い日が続いたので、カンゾウもあまり生長していないかなと思っていましたが

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遊歩道の回りは花が目立つようになってきました!
大野亀岩周辺はまださほど咲いていません。

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カンゾウの色を文字で表現するのは難しいです。
黄色でもないし、オレンジでもない。
うーん、カンゾウ色という呼び名を作りたいなぁ。
これは曇り空での撮影でしたが、青空の下だともっと色が映えます。

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カンゾウウイークまであと1週間を切りました。準備も最終段階です。

この日はカンゾウ祭りの実行委員会が行われました。
祭りは住民や学校、地元企業が協力して行います。
皆さんに楽しんでもらえるよう、色々とアイデアを練っています。

次の観測は来週前半です。

最後までお読みいただきありがとうございました!

5月18日小倉千枚田にて田植えを行いました。


佐渡島内ではほとんどのところで田植えは終わっていたのではないでしょうか。


前日に枠を回し当日にオーナーさんの手で植えるだけとなっております。


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前日までの不安定な天気でしたが当日は青空が見えたのでよかったです。

昔からやっていて慣れている地元の方や農業経験者のみなさんはすいすい植えていきますが、初めて人には田んぼに足がとられてしまうなど大変だったと思います。

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多くの皆様の協力により無事に田植えを終了することが出来ました。ありがとうございます。


私はこの日一瞬だけ二条植えの機械で植えていましたがほんの一瞬で選手交代となりました。



これからは通年を通して水の管理や草刈などの作業をおこなっていきます。



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ありがとうございました。

本会と以前から約束していた燻製作り教室を今日、地域の徳和会館で行いました。

身近な食材で、手軽に、簡単に、美味しく、というコンセプトで、初回は皆さんに作って貰う為の料理教室です。今回の食材は①旬の地場産孟宗竹の子②旬の地物イナダ③地物一夜干しイカ④地場産鶏卵(ゆで玉子)の4種です。本会館には5か所の火口があり、それぞれ全ての食材を一挙にいぶしました。部屋中煙だらけ!(^^;) タケノコ(湯掻いたもの)とイナダ(生)は食塩と三温糖で味付けを施しました。燻した時間は10分程です。20名程が分業で料理し、30分程した後、全員で試食会となりました。殿方はあまりに美味しかったのか、一部の方は、お神酒を召し上がっていました。参加者全員に満足頂ける結果となり、仕掛け人としてもハッピーでした。

次回は来月の定例会で、今度はマタケの燻製を作り、地場特産品として売り出す為の袋詰め作業を皆さんと行う予定です。最終的には皆さんのお力を頂戴し、何種類かは赤泊の特産品として販売して頂ければと野望を企んでいます。この様に、本会と地域おこし協力隊のコラボは続きます・・・乞うご期待です! (^^DSC05835

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待ってました!
内海府にマグロの季節が到来です。
昨日フェイスブックにアップしましたが、鷲崎と黒姫合わせて約100本のマグロが入りました。
この時期としては数年ぶりの大漁だそうです。
果たして今日もマグロは入っているのでしょうか。。。

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港に船が戻ってきました。
なんと今日も70本近くの水揚げ!大漁です~
船内の水槽には納まりきれず、船上に積んで運んできました。

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マグロだけでなく、ブリ、ワラサ、カワハギ、フグなどもたくさん獲れていました。
アンコウちゃんもいましたよ♪

鮮度が落ちないうちに急いで市場に向かいます。
陸送だけでは間に合わないので水槽のマグロはそのまま船で運びます。

私も出荷と競りを見届けようといざ魚市場へっっ

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あれ?誰もいない。もしかして終わってしまったの?
実は今日 市場はお休みでした。
が、マグロが獲れたとあっては話は変わる。
競りは明日ですが、マグロの保存作業を休日返上にて行います。

まずは陸送で来たマグロから。計量した後、丁寧に氷保存します。

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氷詰めされたマグロがフォークリフトでどんどん運ばれてきます。
基本は発泡スチロールに入れますが、それに収まりきれないものはこの木箱に。
果たして今日出番はあるのか?


ところでマグロの品質の見分け方ってご存知ですか?

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計量後、尾の部分を切り落とします。市場や仲買人はそこを見て判断するそうです。
見るポイントのヒントを教えてもらいましたがさっぱり分からず。。。

そんなこんなしているうちに鷲崎からの船が到着しました。

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着船後すぐにクレーンで水槽に移し替えます。
ん?1本、他とサイズが違うマグロが。。。カメラからも見切れています。
すごい存在感。とても気になります。

気になるカレをいざ計量。

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デ、デカイッ!間近で見ると改めてビックリ。計量は96kgありました。
鮮度を保つため船上で内臓を取ってしまうので、実際は100kg以上です。

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じゃじゃーん。とうとう木箱が登場です。使用する氷の量も多い多い。

本日の木箱入りはこの1本でしたが、50kgクラスのマグロも結構取れていました。
競りでどんな値がつくでしょう。明日も見に来ちゃおうかな

大漁なことはとても喜ばしいですが、その後の作業がこれまた重労働。
早朝から漁に出て、全ての作業が終わったのはお昼前でした。
漁師さん本当にお疲れ様でした。


で、作業場脇にあってずっと気になってたコレ↓

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実は

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トラックで運んできた大きなブロックアイスを・・・・・

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コンベアでビュンっと上げて・・・・・

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機械でクラッシュ状に砕き、船内の水槽に流し込みます。
スケールの大きなカキ氷器ですね(笑)


最後までお読みいただきありがとうございました!

またしても赤泊漁協さんからの「珍魚来客」の一報を頂き、その魚を見に行きました。

魚体の見た目はソイの類ですが、体表の紋様が斑状で写真では表現出来ませんが、黄色または黄金色が綺麗です。調べてみたところ「オウゴン・ムラソイ」の様です。全長は40cm、体重1.4kgもありました。図鑑によると成魚は30cmとあり、それに比べるとこの魚は大きい様です。赤泊・真浦の刺網船、金長さんが真浦地先の田崎で今朝クロメバルなどと一緒に漁獲されたそうです。本種は北海道から九州まで分布しているので、特に生息域に付いては珍しい訳ではありませんが、当地の漁協職員さんや、漁業者の方々は初めて見る魚の様です。本種はメバルと同じ種類(フサカサゴ科)なので、この魚も卵胎生、即ち、メスであれば、お腹の中から赤ちゃんが出てきます。黄色い色の赤ちゃんが出てくるのでしょうか・・・可愛いでしょうね。(^^) また新たなお魚さんと遭遇出来ればと思います。金長さん、漁協さん、ありがとうございました。<m(__)m>

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佐渡に来た当初、お米の味の違いがよくわかりませんでした。

東京で食べていたお米がさほど不味いとも思いませんでした。
というよりあまり関心がなかったのかもしれません。

岩首地区でお世話になって半年ほど経った時、島外に出る機会がありました。

ちょっとしたことですが、買ったおにぎりを不味いと感じたのです。

今までレストランで食事をしても、コンビニでおにぎりやお弁当を食べても、そんなに不味いと思った事はありませんでした。


「美味しい物毎日食べてるんだな。」


しみじみ実感した出来事でした。


どこで誰が作っているかわかる食べ物は、美味しにプラスされて安心感があります。
それもまた、食や生活を豊かにさせるのでしょう。

ということで美味しいお米をもっと美味しく!

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囲炉裏を囲んでの食事。

地元の椎茸のバター焼き、へんじんもっこのソーセージ、魚たちを焼いた後の〆料理。
頂き味噌をたっぷりのせて、こんがり焼き上げたおにぎりの香ばしい匂い。

仲良しご夫婦の漫才のような会話をつまみに頂きました。


もう一つは、艶々な蕪のご紹介。

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こちらは同期の中村隊員からのお裾分け。

葉っぱは菜飯に。
蕪は、すし酢にさっと漬けてぼりぼり食べました。

心も体も満たされ、また次のお宅にお邪魔します♪



 

先週の強風から一転、今日は穏やかな気持ちの良い一日でした。
大野亀の緑もますます濃くなってきています。

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日当たりの良い南側斜面ではカンゾウの花が目立つようになって来ました。

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カンゾウは花の美しさももちろんですが、グイっと伸びた茎も魅力の一つです。
風に負けず伸びていく様に元気付けられます。

ところで、大野亀の巨岩は角度によって全然違う景観になります。

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これは坂を下りて北鵜島へ向かう途中から。

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願大橋からは集落も含め全体が撮れます。
個人的に大野亀の一番好きな角度です。

他、北鵜島の高台からは大野亀もちゃんと亀の形をしているのが分かります。
カンゾウを見にいらしたら是非その周りにも足を伸ばしてみてください。

「でも土地勘があまりないし・・・」という方には
今春完成した海府地区の観光マップをおススメします。
大野亀はもちろん近隣集落の見所が載っています。
海府地区9集落のみの地図、ニッチですね(笑)。
各観光協会や佐渡汽船などにお配りしていますがおかげさまで好評のようで
残りわずかとなってしまいました。
データでよろしければこちらもご活用ください。

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次の定点観測は今週末の予定です。

最後までお読みいただきありがとうございました!







赤泊地区新保の沖合1-2マイル付近に仕掛けられた定置網漁業を営む新保定置網組合様の職場を本日訪問しました。

今シーズンは2月に網入れをし、3月頃から漁を開始され、予定では7-8月頃までの期間操業されるそうです。従業員は12名おられ、土曜日が半網、その他月2回ほどの休漁以外は毎日出漁だそうで、大変なお仕事です。我々消費者の為に、有難うございます。

網の規模は本網(大謀型と思われる)が2つで身網の長さおおよそ100m(目測)同幅50m(目測)位と落とし網が2つだそうです。通常、朝は落とし網を揚げ、午後は本網を起こすそうで、今朝は落とし網でイナダ中心、午後は本網でコウグリ(ウマズラハギ)中心でした。これからコダイのシーズンを迎えると、網を徐々に起こしていくと一挙に海面に紅の花が咲いた様に水中から真っ赤なタイが一斉に現れ、とても綺麗だそうです。その頃、またお邪魔したいと思います。本日はお世話になりました。<m(__)m>

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新緑の季節になると海彦の人も佐渡の山々の魅力に引き込まれます。今日は朝から久しぶりの晴天に加え、透き通るような青空が広がり、赤泊から見える越佐海峡の対岸にはいつに増し角田山、弥彦山が大きく見えます。こんな時には山に登り遠くの景色を楽しみたいところです。そこで訪れたのが赤泊の北東部に位置するとなり地区、多田にある男神山(504m)です。この山の隣には女神山(591m)が連なり、ブナ、コナラ、クリ、クヌギそしてモミジなどの樹種が多く見られることから紅葉山と呼ばれています。佐渡では秋の紅葉の名所で、見頃の時期には紅葉まつりが開催され、松茸探し大会など色々なイベントが行われます。裾の紅葉山公園駐車場から頂上までは30分程の工程なので、気楽に楽しめる山です。小佐渡には大佐渡の様に1,000mを超す山は無く、せいぜい600m級となります。

山野草の数々もみられ、そして、何よりも海岸線に近いことから海を見下ろす壮観さと、まばゆい山々の新緑が調和し、佐渡ならではの絶景を織りなしています。

この時期には佐渡の山々がおススメです!(^^)

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思い立ったが吉日。

私はそういう性格のようです。

4月のお祭りが終わった後も、一人悶々とする日々をしばらく過ごしていました。
それは、祭りで私が感じたことや撮り貯めた写真を、一人でも多くの人に伝えたい、それまでは私の祭りは完結しない!という気持ちに囚われていたからです。

そんな折、新穂歴史民俗資料館での写真展開催を思いつきました。
思いついちゃったのです。

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4月から休館とまで言われていた資料館、新穂の皆さんの熱い想いで4月からも開館が決まりました。問題は全て解決してはいませんが、資料館のために自分に出来ることをしよう、そんな気持ちとがちょうどピッタリと重なりました。

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私は写真の素人ですし、急ごしらえの写真展ですが、観て下さった方々から叱咤激励を頂いて、やってよかったと思っています。ありがとうございます!
田植えの合間、ふらりと資料館に是非足を運んでいただければ幸いです。

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また、写真の展示コーナーには新穂の貴重な鬼太鼓の面なども展示してありますし、人形類もとても豊富です。裂き織りサークルさんの活動日と当たれば、裂き織り体験も可能ですよ!

皆様のお越しをお待ちしております。


:::::::::新穂歴史民俗資料館:::::::::::::
開館時間 8時30分~17時 
休館日   月曜日 但し祝日の場合は開館、翌日休み
        冬期休館有(12月~2月末)
        ※2014年5月18日現在 
場   所 新穂行政サービスセンター後ろ
入館料   大人200円 小中学生100円
※写真展開催期間 5月5日~6月末

赤泊の街並みから小木方面へ約半里ほど西へ向かった柳沢集落はずれに奇妙な看板があります。表示には瘡森社<おさすりさん・性の守り神>とあります。この標識から山側へ100m程奥手にそのお堂があります。案内板の文字は風化し、読めないので「赤泊村史」を紐解いてみました。

それによると、赤泊は古くから港町として栄え、伴い、遊女屋も繁盛しており、そこで働く女性たちにとって大切な信仰の対象がこのお堂だった様です。お堂の中には瘡(かさ・・・皮膚病)を守る仏様が祀ってあるそうです。それが現在に至り、どういう訳か性の守り神=おさすりさんと言われ、男性のシンボルの石碑が祀られる様になった様です。

今でも多くのサポーターによりこのお堂は守られているそうです。赤泊お越しの際は是非お立ち寄りください! <m(__)m>

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