佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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2014年06月

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先週、6月24、25日は新穂の天神祭りでした。

北方子供鬼太鼓から、提灯行列や神輿、そして青年会の鬼太鼓と盛りだくさんな2日間でした。
4月の山王祭が「神事」としての意味合いが強かったのと対照に、天神祭は「祭り」の色合いが濃く、多くの人が関わっていることに変わりはないのですが、その運営には莫大なエネルギーを必要とするのだと感じました。

だからこそ、華やかで賑やかな祭りの裏に、いくつものドラマがあって、葛藤があって、照らされない部分もあるのだと思います。それに気付けたのも、自分が青年会の一員として、役割を与えてもらえたからこそでした。
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祭り中、正直「キツイなぁ。」と思う瞬間もありました。
でも、そんな気持ち、祭りには不釣り合いだってこと、集まってくれた子供たちの姿を見ていると、すぐに思い直せてしまうんですよね。
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気づくと、新穂に来てもうすぐ9か月です。
祭りを経験する度に好きになる鬼太鼓、新穂の人たち、新穂の町。

こんな私ですが、今後ともよろしくお願いします!良いお祭りでした!
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岩首地区の真ん中、豊岡集落は急な斜面に家々が建ち並び他の集落とは雰囲気が違い、趣きを感じる集落です。

毎年6月の21日に近い日曜日に行われる東福寺での「虫干し」。

お寺の中には、ずらっと年季の入った12の黒い箱。

中には、10巻づつに分けられたお経が50巻。ということは全部で600巻!



1束づつ箱から出し、最初に一度箱に向かってお経を叩き付け、「大般若波羅蜜多経~」と題名や巻数、最後の行を読みながら蛇腹折りになったものをパラパラとめくりながら 埃とりをします。そして、また最後にもう一度箱にパンっと叩きつけ、次の巻へ。


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このパラパラとしていく作業がなかなか大変!人それぞれ色々なやり方があるようです。


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本来であれば12人すべてお坊さんがやるのが好ましいようですが、小さい集落でその資金を賄うのは大変な事。
大切なお経を今に伝えるためには、集落の人の力で守っていくしかないのです。

東京で暮らしていると、このようなお寺や神社の行事を体験したり、身近に感じる事はありませんでした。

佐渡には本当に多くの神社仏閣が残っており、小さな集落であっても1年に1回のお祭りを欠かしません。

そこに住み続けるために、隣近所との繋がり、集落で守っていくと言う意識をとても感じます。


そんな思いが重なりあって、先人たちから受け継ぐ財産がたくさん集落に残っているのだと感じる行事でした。



、 

夏至が過ぎ、いよいよ夏到来ですね。

海から見る朝日や夕日の美しさは佐渡の大きな魅力です。
実は日の出と日の入りを同日に同場所で見ることができる場所があります。
弾崎灯台のたもとにある藻浦地区。
名前の通り藻がたくさん打ち寄せる小さな集落です。
佐渡の最北端に位置する藻浦は、視界200度くらい海に囲まれています。
その地形の恩恵で初夏のみ目の前で日の出日の入りを眺めることができるのです。

昨日 朝4時半頃

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美しい朝焼けでした。イカ釣り漁を終えた船が帰っていきます。


そして夕方18時半頃

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残念ながらこの後太陽は雲に隠れてしまいましたが
海を照らす陽の道が7色に変化しとても美しかったです。
沖にはイカ釣りに向かう船がいますね。

ともに同じ場所(船着場)から撮りました。


まもなく夕日は二ツ亀に隠されてしまい、眺めることはできなくなるそうです。
この季節限定の自然のショー、機会があれば是非見に来てください~。


最後までお読みいただきありがとうございました!

本日訪れた当地区内、山田東集落の松沢寛治さんは前回ご紹介した山寺の信田さんと一緒に平成元年、佐渡で初めてサクランボ作りをされた先駆者です。山田集落(山田第一、山田西、山田中、山田東)は文字の如く、海岸線から離れ山間部に点在し、山田第一より以東は標高100-150m程に位置します。松沢さんのビニールハウスは山間部のくぼ地の沢沿いにあり、限られた日照であっても寒暖差により糖度の高い、高品質の粒を量産する様です。

お邪魔した時は、ご自宅の作業室でご夫婦が選別、出荷作業に追われていました。農協出荷用と直販用の700g箱モノと220g入りのパックモノの2種類です。90%強が佐藤錦(糖度22+)ですが、黄桃の様な味の紅秀峰(18+)と初めてみた黄色いサクランボの月山錦(19+)が収穫されていました。運よく、それぞれの品種を食べ比べさせて頂き、見た目では解らない個々に豊かな円熟味のある甘味に感激さえ覚えました。

紅秀峰は佐藤錦が終わっても収穫は続くそうで、来月10日頃まで出荷を予定されているそうです。

皆さんそれぞれ、高品質の産物を作りたいという向上心と研究心を常にお持ちで居られ、改めて農業経営の深さを知らされた次第です。皆さんご立派です。

松沢様、突然ながら、大変お世話になり、有難うございました。<m(__)m>

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明日 6月22日(日)は
「佐渡小木たらい舟・さざえ祭り」です!

たらい舟さざえ祭りポスター

たらい舟競漕やさざえのつかみ取り、芸能ステージなど
楽しくておいしい小木を堪能♪みなさんぜひ遊びに来て下さいね

たらい舟競漕は誰でも参加できます(中学生以上)
10時から12時半まで先着順で受付していますのでお早目に! 

「競漕まではちょっと…」という方へは
11時から1時間程度たらい舟体験をご用意していますので
この機会に体験してみてくださいね

芸能ステージでは小木や羽茂、赤泊の郷土芸能や
佐渡ツアー中の大道芸人おじゃるずさん、Hanaさんの出演
その他スペシャルなゲストも?

とにかく、盛りだくさんな1日です♪


(昨年の様子)
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屋台で食事やビールを販売します

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さざえのつぼ焼き(1個100円)

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たらい舟上級者が参加する日本一決定戦!


さらに、今年は小木港開港400年記念事業として
海上保安庁の巡視船「やひこ」の一般公開が行われます!
巡視艇公開ポスター

この機会にぜひ小木へ!
みなさんのお越しをお待ちしております♪

梅雨真っ只中です。たいした雨が降らずに心配ですが.......


みなさんお疲れ様です。


紹介させていただきます。


季刊リトケイNo.9に小倉地区の春の例祭のことが記事として紹介されています。

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タブロイド版の続きとしてWEBにも載っていますので見てみてください。

http://ritokei.com/contents/2014/06/03/ondeko_01/


鬼太鼓のこと。そして小倉集落のことがわかるはずです。


取材していただきありがとうございました。





私個人は鬼として祭に参加していました。


もう2ヶ月以上も経っていますが、いろいろなことが思い出されます。



練習のこと

例祭当日のこと

なぜかお世話になっている方のお宅に両親が来ていたこと

そんな両親にさらっと挨拶をしてお酒を注いでくれた鬼の相方や若衆のみなさん

祭がおわり感極まって号泣したこと


本当にいろいろあったと思います。






ありがとうございました。






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ご縁があって芸人さん達を紹介して頂き、岩首で公演をする事になってから1ヶ月。
チラシ作り、配布、宣伝、芸人さんたちの宿泊や食事準備などに駆けずり回り、色んな人たちに助けてもらいながら本番を迎えました。

玄関には風船と竹灯りでお客様をおもてなし。 

受付には赤丸ほっぺのじゃんけん娘が待ち伏せ。子供たちとじゃんけんをしてペロペロキャンディープレゼントを開催。

さぁ、準備はいいでおじゃる? 大道芸公演のはじまり~はじまり~。

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不思議な風貌のおじゃるず、可愛いピンクの衣装で決めた華ちゃん。
集まったお客さんの年齢層にあわせて入場はきっと懐かしいザ・ピーナッツの「可愛い花」。

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軽快に様々な芸が披露され、途中のMCでは会場に乗り込み、お客さんの笑いを誘います。
どこにでもあるような道具や、日常生活で使う道具を使ってあんなことこんなこと。

はたまた見ていてドキドキするようなアクロバット。 天井が低いのでギリギリ。

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 私の予想をはるかに超え、近隣の水津や丸山などの集落からもお客さんが来てくれ、80名ほどのお客様で賑わいました。

前回のブログでも書きましたが、地域に住む子供たちのための企画をしたいと思って開催を決めた今回。

子供たちがニコニコしながら帰っていく姿を見ることが出来て、学校以外でも友達と会う時間があって遊べる時間を少しでも提供できた事は自己満足ですが嬉しかった事です。

そして期待していなかった地域の同世代の若い人達が公演に足を運んでくれた事が本当に嬉しかったのです。

声をかけても、きっと談義所にはみんな足を運んでくれないだろうと思っていました。
それぐらい地域の人にとって談義所という場所は遠い存在なのだと、この1年半の活動で感じていました。 

都市部の人との交流の場としての活動ももちろん大事ですが、やはり集落の真ん中にある談義所は集落の人の交流の場でもあって欲しいと私は思います。

エプロン姿のお母さん、仕事帰りのお兄さん、孫を連れたおばあちゃん、草刈作業後のじいちゃん達、近隣の仲良し家族、隣の集落の元気なおじちゃん、頑固で有名なおじさん、80歳後半でも元気な婆ちゃん、知ってる顔の人達が沢山集まってくれて、

「楽しかったよ。」
「ありがとうね。」

と言って賑やかにお喋りしながら帰っていく姿を見送りながら、久しぶりに気持ちの良い夜でした。
さっきまで流れていた音楽が頭をぐるぐるまわり、公演の空気を思い出し、深呼吸。



近所の漁師さん提供のたかなばちめの刺身、差入れで頂いた完熟トマト、昨日山で採って煮たふきをつまみに、芸人さん達とお疲れ様会。

お芝居や郷土芸能の話をしながら、地域のこれから、談議所の未来、活用が頭の中を巡ります。

表現することが大好きだった学生時代を思い出し、久しぶりにお芝居をやってみたいと思ったりしました。



今ここにあるものを大切に。



沢山の刺激を与えてくれた芸人さん達、またの出会いを楽しみに、佐渡ツアー企画出来たらと思います♪
そして、また子供たちが楽しい!若者が面白い!と思えるような事を、この場所で出来たらなと色々想像して企もうと思います♪

ご来場の皆様、応援してくれた皆様ありがとうございました。

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   おじゃるずさん、華さん、またお会いしましょう~★

 

赤泊地区、山寺集落で平成元年からサクランボの栽培を手掛けておられる信田農園さんを本日訪問させて頂きました。全国的な産地である山形県産の樹木に比べると樹木の高さは低く、幹は太く立派です。人気の佐藤錦を中心に育てているそうです。当地、赤泊は穏やかな丘陵斜面が特徴で、ここは標高100m地点、適度な温度と十分な日照りが備わった敵地の様で、大粒の粒揃いが収穫されていました。確かに大粒程価格が取れますが、あまり大きく育てるとその分、規格外の粒も多くなる為、中間サイズ(Lサイズ)を目指して育てているとの説明でした。折しも出荷最盛期の様で、今月15日から収穫始めた作業も今月一杯で終わるそうです。作業場では選別と島外向けの箱詰め作業が行われていました。

大きさ、色、光沢、そして糖度20+の粒は極上品質で、島外からの予約注文が殺到しているそうです。赤泊担当隊員としては誇らしい限りです。島内出荷もあるそうですので、是非、お求めください。ちなみに試食の結果は笑顔と☆☆☆でした(^^

信田農園さん、今日はお世話になりました。また、久し振りに美味しいサクランボを堪能させて頂きました有難うございました。<m(__)m>
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先月に引き続き、本日は旬のは竹を原料に燻製作りを行いました。孟宗竹とは異なり肉が柔らかく薄い為、味付けがし易く燻す時間も短くて色付きました。また、これだけでは寂しいので一緒に干イカも燻製にしました。2回目とあって皆さん慣れたものです。あっという間に出来上がりました。今回は新しい食材を試しただけでなく、出来上がったものを次の加工工程として袋詰め作業も行いました。写真ではご紹介出来ませんでしたが、それなりの商品が出来上がりました。今後、袋詰めしたものに商品ラベルを貼れば立派な地場産品としてデビューが出来ます。

調理室での作業中、今度は何をしようかと高齢者男女の皆さんとワクワクしながら次の<作戦会議>をしました。結果、とても楽しいアイデアが出ましたので、また次回にでもご紹介させて頂きます。引き続き当会会員と地域おこし協力隊のコラボは続きます (^^)

乞うご期待です!(^^

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昨年度から佐渡島内で活動する我々11名の隊員は担当する地区の業務のみならず、島内にある教育機関や企業関連団体組織、あるいは民間サークル団体などの各方面からも、お陰様で注目を浴びる様になり、時にはこれら団体の会合等での意見交流会の出席、集落におけるワークショップのコーディネーター役やセミナー研修での講師として活動する事もあります。

かくゆう当隊員は先週、複数の島内企業が組織する特定団体が企画するセミナーへ講師として題目「赤泊地区における隊員活動」を島内のホテルにてお話して来ました。この様に、隊員がどの様な活動を担当地区で実施しているか、活動にあたり直面する問題はどの様な事なのか等と隊員の広報活動の一環として行うものも有りますが、中には専門的な内容やデーターを要求される様な事例もあり、その準備の為、各種資料入手や予備知識も必要となります。この様に、事あるごとに我々隊員はその都度、佐渡の歴史・文化に加え、現在地域が抱える問題点などに関しても勉強させて頂いており、お陰様で、良い経験をさせて頂いていると思っています。これからも、この様な活動機会が与えられると思われますので、引き続き、皆様の隊員活動へのご理解を賜り、ご支援、ご協力頂きたいと思った次第です。

今後共、佐渡市地域おこし協力隊を宜しくお願いします。<m(__)m>


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W杯始まりましたね!睡眠不足の日々が続きます。
このブログもイタリアvsイングランドを見ながら書いてます。
今は少し落ち着きましたが実は私サッカーが大好き。
なのでW杯はお祭り状態。現地観戦に行ったこともあります。
ブラジルにも行きたかったなぁ~。

W杯開幕を祝して、というわけではないですが
14日(土)マグロ祭りが開催されました。
今年は例年にないほどのマグロ大漁が続いています。
前日の金曜には内海府や和木などでなんと1000本近くも取れたそうです。
大漁はとても喜ばしいことですが連日遅くまでの作業に漁師さんも疲労困憊。
本当にお疲れ様です。

しかし取れたマグロのほとんどが築地に出荷されるため
地元の人でも食べる機会は少ないそうです。
そこで近隣集落や島民のみなさん、ダイバーや観光客にむけて
海の恵みに感謝しマグロに親しんでもらう“マグロ祭り”を開催することに。
無類のマグロ好きな私、参加せぬわけには行きません!!
待ちきれないので“解体ショー”から見学です。

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まな板の上のマグロ。40kg級です。板に収まりきれませんね。
漁師さんが手早く豪快にさばいていきます。

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ん?窓から視線を感じます。

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「早くちょうだ~い」。ネコも解体作業を見守ります。

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わ~い。アピールの甲斐があってご馳走をいただきました。
マグロの中おちですよ。いいなぁ。

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解体されたマグロは食べやすいサイズにサクサク切られていきます。
トロットロのトロ。おいしそう~。

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マグロは小分けされ会場の食堂に運ばれました。
マグロ以外にも地元の野菜や山菜、海藻を使ったご馳走が並びます。

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料理は全て地元のお母さん方の手作り。心がこもっています。
朝から仕込みで大忙し。有難うございます!

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いよいよ祭りの開幕です。続々とお客様が訪れます。
午前中の大雨が嘘のように晴れ、心地よいお昼になりました。

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佐渡民謡が祭りに花を添えます。
会場の下は海。波音が心地よく響きます。
お昼から美味しいマグロや地元料理で飲むビール、最高ですね。

このお祭り、決定したのがギリギリだったため周知ができませんでした。
知っていれば参加したかったという方もいらっしゃると思います。
次回は広くお知らせしますので、是非いらしてくださいね。


夕方からは鷲崎集落の慰労会。青年会で道路の草刈を行いました。
こちらでもマグロ1本さばきました!豪勢でしょ。

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パットにどーんと並べるあたり、漁師町らしいですね。
身も厚く食べ応えがあります。口に入れるととろけていきます。
お腹一杯でもう食べきれない

昼夜マグロづくし、とてもとても幸せな1日でした。
海府地区に配属されて良かったと心から感謝です(笑)。

島内でも佐渡産マグロを扱う店やスーパーが増えてきているそうです。
でもまだまだ入手しづらい状況です。
色々課題はありますが、もっと手軽に食べられるようになるといいですね。


さてまもなく日本代表の試合です。相手はコートジボワール。
試合が楽しみのような怖いような(苦笑)。
大海のマグロのようにピッチを回遊して勝利をつかんでほしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

恵みの雨かと思いきや、あちらこちらで土砂崩れ・・。
お天気に振り回されっぱなしの今日この頃。


予てから岩首談義所で、子供たちのための活動をしたいと思っていました。

子供の人数は少ないけれど、沢山の自然と見守ってくれる大人たちと、ここでしか出来ない経験を沢山積んで大きくなってほしいとの思いは集落で過ごす日々の中で集落の方々からとても強く感じます。


都会みたいに遊園地も近くにないけど、ゲームセンターもないけど、楽しみを自分たちで創造していって欲しいと思います。

協力隊の立場で出来る事、少しでも楽しい事を子供たちに提供したい!


そんなこんなで、大道芸公演を岩首で開催することになりました!

昨年も羽茂地区で公演を行って頂いた方々が再び佐渡へ上陸します♪

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近隣の小中学校や保育園を中心にチラシ配り。
皆さん、芸人さんの外見に興味津々です!

お近くの方も、そうでない方も興味がある方は是非、談義所に遊びに来てください♪

ちなみに、羽茂祭りや小木たらい船・さざえ祭りにも出演するようですよ~。

出演者の華hanaさんのブログでも紹介されています。是非チェックしてみて下さい♪
http://ameblo.jp/kkgirl94/entry-11876471353.html


 

赤泊地先の日蓮堂のある真浦で半農半漁をされる「満月丸」さんこと、金子けんじ様の船に今朝お邪魔しました。未明の雷と雨も治まり、不思議な程、海上は凪です。

10日程振りにサザエ網を起こすという事で、大漁を期待し出漁しました。真浦の浜は海底が轢質から砂礫質といった具合で、アマモ等の海草とナガモの様な海藻が茂る豊かな海です。曳網開始と共にサザエが次々と上がります、その他副産物として、コウグリ、シジュウ(アイナメ)、アブラ・カレイ、ナメタ・カレイ、オニ・オコゼと底魚が掛りました。

漁獲物は数量的に漁協へ出荷する程でもなく、ご近所さんへのおすそ分けとの事でしたので、ちゃっかり私もそのご相伴にあずかりました。

先月頃から始まったサザエ網ですが、産卵期の7-8月は禁漁期だそうで、一時休漁されるそうです。資源保護、種苗確保の観点から禁漁期を設ける事はとても大事なことですし、それを長年守って来られた地元や佐渡の漁業者へ敬意を払わざる得ないところです。

立派です!これからもこの様な資源管理システムのもと、末永く佐渡の漁業が継続する事をお祈りします。けんじさん、今日は良い勉強をさせて頂きました。

ありがとうございました。<m(__)m>

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今週末はカンゾウ祭りでした。

朝、両津では大雨だったそうで祭りも中止か?と問い合わせもチラホラ。
当の大野亀は風が少し強かったくらいでなんら問題なく開催決定。
昼頃に雨が降りましたが、最後まで実施することができました。

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バスや車がひっきりなしに行きかいます。
例年駐車場の混雑で来場者にご迷惑をおかけしているので、今年は少しでも
円滑に回るよう警備員を増員するなどの工夫をしました。
おかげで大きな問題はなかったようです。

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島内のたくさんの企業やホテル・民宿から協賛をいただきました。
皆様有難うございます。

さてこのカンゾウ祭り、地域の子供達も大活躍します。

まずは内海府小学生によるマーチングと中学生による海府太鼓。
祭りのオープニングを飾ります。

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終了後、一部の子供は子供鬼太鼓や佐渡民謡を披露します。

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中には鬼太鼓と佐渡民謡をかけもち、という子も。着替えるだけでもひと苦労。
このステージに立つために、連日練習を重ねました。
子供達も大変ですが指導者や親も忙しい中時間を作っています。
こうして地域文化は伝承されていくのですね。

6年生の2名は近くにある弾崎灯台の一般公開を記念した「1日海上保安官」と
「1日灯台長」に任命され、PR大使として現地にも赴きました。

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制服も決まっていますね。

お祭り恒例の中学生によるカンゾウガイド。今年も人気です。
自分たちで調べて作った資料を見せながらカンゾウや地区のことを丁寧に説明。
その詳しい内容に観光客も感心していました。

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そして今年から小学生による「カンゾウ保護募金」活動が始まりました。
カンゾウボランティアにも毎回参加して頂いていますが、祭りでも力になれたらと
学校側のご好意で声をかけてくださいました。

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元気よく募金活動を呼びかけます。
募金してくださった人に「有難うございました!」とお礼をしたところ
「カンゾウを守ってくれてありがとう」と声をかけられ嬉しかったそうです。

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私も何かお手伝いできたらと思い募金箱とボードを作ってみました。
少しはお役に立てたかな。

供達の頑張りもあり、たくさんの寄付をいただきました。
募金してくださった皆様に感謝申し上げます。
観光協会内で管理し、今後の保護活動に大切に使わせていただきます。


そして今年のカンゾウ祭りも無事に終了することができました。
トータルで7000人の来場があったそうです。
島内や県内はもちろん、関東や東北、名古屋からもいらっしゃいました。
訪れていただいたみなさま有難うございました。


今年は祭りの開催時期も早く(6月第2週の土日)、また5月中旬の強風で
岩近辺の開花が送れたこともあり、全体的な花の量は少なめでしたが
大野亀や二ツ亀の美しい景色を堪能していただけていれば嬉しいです。


そして本日の大野亀です。

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カンゾウの見ごろはまだまだ続きます。今週末くらいまでは大丈夫、かな?

最後までお読みいただきありがとうございました!

中村です。


今日は、高千連絡所に移動図書館車「ハローぶっく号」が来てくれました!



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毎月第2火曜日に来てくれます。


小さいながらも色々な本を用意して運んできてくれます。


実用書から、雑誌、絵本、小説、文庫本などなど。



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高千方面では、たかち保育園や高千小学校、高千連絡所に停車してくれます。


停車時間が30分なので、結構いそいで本を選びました(苦笑)

でも、少しくらいの延長なら待っていてくれるので大丈夫です。



普段、なかなか本屋に足を運べないので少しでもこういう場所で本を眺めることが出来ると楽しいです。

ちなみに私が今日借りた本はこんな感じです。

置いてある本も、こういう地域の人向けなのかな?と思います。

農業の本とか料理本とか。


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読みたい本や、停車・貸出希望も聞いてくれるそうです。(問い合わせ先は、中央図書館63-2800まで)


ちなみに、高千・外海府地区18集落にはハローぶっく号の運行日前日の夜に 集落放送で毎月お知らせを流しています。


まだ利用している人も少ないのですが、もし他の地域でも見かけたら覗いてみるのもいいかもしれませんね


 

佐渡南部の山間に川茂(かわも)という地区があります。周囲を低い山々に囲まれ、田畑が広がるのどかな地域です。

この川茂で6月14日(土)に本のフェスティバル「ハロー!ブックス2014」が開催されます。

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今年が第2回で、昨年は羽茂小泊のふすべ村で開催されました。
今年は、昨年3月に廃校になった旧川茂小学校を会場に、校舎全体を一冊の本に見立て、「本の中に迷いこむ」をテーマに開催されます。

詳しくは公式サイトでご確認ください。

http://hellobooks.jimdo.com/

この日は本に関わるさまざまな専門家や作家さんが会場に来場し、展示、トークショー、音楽ライブ、サイン会、マーケット、ラジオ放送など、盛りだくさんのイベントが行われます。

翌日の15日(日)には、お隣の羽茂で羽茂祭りが開催されます。

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今週末はぜひ川茂と羽茂に遊びにきてくださいね!

 

今朝、新保・定置網の漁業者さんから電話連絡があり、アラに似た大型魚が定置網に入ったとの連絡を頂きました。いざ出陣です!計測された重量は29kg、目測全長120cmと久し振りの大物です。外見上、縦縞(魚の場合、シマ模様が広がる方向で縦と横)が確認できたのでイシナギではないかと思いました。その後、調べたらどうもオオクチ・イシナギと同定しました。本種の分布は北海道から南日本までの全水域ですので、佐渡で捕獲されても特別珍しいものではありません。しかし、本来は水深400-500mの岩礁域に生息し、5-6月の産卵期に100-200m位まで上がって来るそうですので、水深40m程度の定置網に掛るとは珍しい事です。とりあえず、この魚体は新潟市場向けに出荷する事になりました。水揚げ時、活状態でしたので、明日の市場へ上場されても鮮度良で値が付くのではないでしょうか・・・(^^;)

尚、この魚の肝臓には大量のビタミンAが含まれている為、多量に摂取すると急性ビタミンA過剰症の食中毒を起こすそうです。そこで、厚生省は1960年にイシナギの肝臓を食用禁止としたそうです。現状ではその被害事例は少ないようですが・・・。

さて、次回はどんな珍魚にお目に掛れるか・・・とても楽しみです。

新保・定置の皆さん、いつも珍魚をみせて頂き、有難うございます<m(__)m>DSC06212

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こんばんは。

今日の大野亀は晴れたり曇ったり雨が降ったり、なんだか慌しい天気でした。
朝からたくさんのお客様、中には台湾からのみなさんも

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丘や遊歩道はカンゾウもずいぶん開花しました。

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大野亀岩周辺は見ごろまでまだ少し時間がかかりそう。
5月中旬の強風の影響で茎が曲がってしまい花が咲くのが遅れているようです。

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看板も出来上がりました。準備もいよいよ大詰め。
連日時間に追われながら作業しています。

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ご存知の方も多いと思いますが、大野亀では毛虫の被害が出ています。
草刈や駆除も行いましたが中々改善されません。
なるべく肌の露出の少ない服装でお越しいただくのと、草むらには入らないようお願いします。
ご迷惑をおかけしますがご協力をお願いします。

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祭りでは子供達もマーチングに太鼓、そして子供鬼太鼓や佐渡民謡など大活躍。
練習にも力が入ります。

カンゾウ祭りは明日7日が前夜祭(20時~)本祭は8日10時からです。
天気はなんとか持ちそう、かな?

みなさまのお越しをお待ちしています!


こんにちは 
あっという間に夏のような日差しになり
そして梅雨入り…

さて昨日6月5日は
月遅れの端午の節句でした
端午の節句
6月に入り、町の商店のいたるところで
店先にぶら下がった菖蒲とよもぎを見かけます 

田楽ちょうちんの先に吊るされているのがまた小木らしい

軒菖蒲には魔除けの意味があるそうで、玄関と裏口に飾るようです
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4日の晩には茎の方を切って束ねて菖蒲湯のお風呂に入ります
菖蒲の香りが心地いい♪

そして5日は「たいごろ」を頂きます
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「たいごろ」はあんの入った団子 カヤの葉で包まれています

私が聞いた名前の由来は
「鯛が釣れる頃だから」
ほかにも色々な云われがあるようです

この地で生きてきた暮らしから生まれる言葉には
いつも勉強になります

先日聞いた言葉は
「ヨウラメ(カンゾウ)が咲く頃 鯛が釣れる」

大野亀に咲き誇るカンゾウも
小木ではまだつぼみ
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これからが楽しみです♪


自分の知らなかった節句の風習
季節の節目の年中行事や神事はまだまだたくさんあります
これからもこんな私の発見をお送りしたいと思いますm(_ _)m


さてさて、
来たる6月30日は夏越しの祓い、茅の輪まつりです
あやめの頃だからあやめ団子が食べられるのかな…

わくわく

 

杉池祭りが終わり、ほっと一息。 暑い暑い一日でした。

準備期間から前日から赤玉集落の方々には本当にお世話になりました。

「お昼もあるし、食べにこいや。」

「おにぎり作ってきたし、食えやー。」

「どうせなら夕飯もたべていけっちゃ。」 そんな嬉しい言葉!ありがとうございます!


お言葉に甘えて・・・。

今回は赤玉からの我が家のご飯。



今が旬、コウグリの肝の味噌汁。
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新玉ねぎを一緒に。
ここのお宅のおっちゃんは、釣りが大好き。いつも、食卓には季節の魚が並びます。

玉ねぎ料理が得意なおばちゃん、サラダに味噌汁に、すき焼きに、ひやむぎの薬味にと玉ねぎパレード。


前回のお宅同様に、ご夫婦のやり取りがまた面白いのです。

「ああ言えば、こう言う~」とお互いの事についてああだこうだ言っているのを聞いていると楽しいです。

賑やかな食卓だと、お箸も進む。 そしていつも少し食べ過ぎてしまいます・・。



ここのお宅の凄いな~と思うところは、盛り付けや料理の品数。
たくさんのおかずが出てきます。

料理は見せ方も大事ですよね。1人暮らしだと、その辺の気が抜けてしまいます。
タッパーからお皿にだして盛り付ける一手間を大切に。

お惣菜だって、お皿に綺麗に盛り付けるだけで、違う料理に見えます。

疲れていても、面倒でも、ちょっと気を使おうと思います。




そして、もう一品。杉池祭りで出された郷土料理の「おおびら汁」

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沢山の具材でお腹一杯。

・ささぎ
・厚揚げ
・かまぼこ
・ちくわ
・長いも
・にんじん
・長ネギ
・さば缶

お醤油で味を調えて、とろみをつけて出来上がり。 

熱い日が続くと、汁物もあしがはやくなって困りますが、飲むと体が温まります。
体のためには、冷たいものより暖かいもの。

旬のものを体にしっかり補給して、これからの季節を乗越えましょう♪


次のお宅へ続きます~。






 

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