早いもので今年もあと2ヶ月。
紅葉も里まで下りてきましたね。
まもなく冬支度が始まります。
佐渡の冬といえば寒ぶりを始めとする美味しい魚たち。
夏の間お休みしていた定置網漁もいよいよ再開です。
手入れをしていた網を海に仕掛けます。
例年であればもっと早い段階で入れるのですが
2つの台風と時化の影響でずいぶん遅くなってしまいました。
内海府は大謀網といわれるほど大きな定置網です。
設置作業は複雑で何日にもわたり行われますが
一連の作業中、ちょっとユニークな儀式があります。
大漁旗にお神酒をささげ一同お参りします。その後・・・。
皆で佐渡名産の「おけさ柿」を旗や網に投げ入れます。
これは「魚をかきいれる」というゲンかつぎで行っている慣わしだそうです。
柿の収穫と定置網の設置の時期が近いのも縁かもしれません。
お昼のニュースでもとりあげられたのでご覧になった方もいらっしゃるのでは。
柿がまかれた網を3艘の船が連なって運びます。
網の長さは約120m。積み込むだけでもかなりの重労働です。
内海府では現在ワラサが大漁に水揚げされているそうです。
このまま寒ぶり漁まで順調に進むことを祈っています。
その寒ぶりをいち早くゲットできる恒例の「佐渡海府寒ぶり大漁まつり」。
今年は12月7日(日)に開催が決定しました。
新たに楽しいイベントもいくつか予定しています。
詳細はまたこちらでお知らせしますね。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
2014年10月
入間の海~佐渡フェア
今なら”バケツ買い”できます
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佐渡市地域おこし協力隊(3次)を募集中!
全国の都市圏の方へ:「地域おこし協力隊」を三次募集します
今回の募集地域は、
1)相川地区(七浦・二見・相川地域)
以上4地域、
募集定員3名です(4地区のいずれかに配属されます)。
なお、応募資格は
の3つです。
募集は11月14日(金)まで。詳しくは上記リンク先でご確認ください。
わたしたちといっしょに佐渡で「地域おこし」をしてみませんか?
みなさんの応募をお待ちしています!
【高千・外海府】相模女子大の地域物産展へ行きます!
11月3日(月・祝)、4(火)は神奈川県の相模女子大学の文化祭「相生祭」での第7回地域物産展へ行ってまいります。
毎年8月13日に行われる「夏の彩典 たかち芸能祭」を運営しているたかち芸能祭実行委員会の若手メンバーで販売・PRしに行きます!
また、佐渡の伝統芸能である“鬼太鼓”の披露しますよー!

佐渡の海産物や新米などの販売をしますので、お時間のある方は是非お越しください★
第7回地域物産展のHPです→
http://www.sagami-wu.ac.jp/news/2014/10/22/005184.html
昨年の相生祭りの記事はこちらです→
http://sado-chiiki-okoshi.blog.jp/archives/1009597233.html
我が家のご飯⑥
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- 新田聡子(岩首地区)
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学校行事やイベントなどで作る大鍋でつくったカレーが大好きでした。給食でもカレーはみんなお代わりしていました。野菜が嫌いでも、カレーは食べる。魔法の食べ物のように見えました。
以前通っていた都心の学校の周りにインドカレー屋さんがたくさんでき、今まで食べたことのない様々な種類のカレー(ほうれん草、豆、ラム肉など)にも夢中になりました。
スーパーや輸入食品の店も身近にあり、簡単に変わったスパイスやレトルトカレーも手に入るようになりましたが、なかなか家で作ると「美味い!」というようなカレーにはなりません。
色々試すものの、なんとなく不味くないからいいか。
カレーで大失敗なんてことは市販のルーのお陰でありません。 いつも我が家のカレーはそこそこな味。
そんな時に、出会ったチキンカレー。
こちらは、しまうまごはんという地産地消の取り組みをしている子育て世代のお母さんたちを中心に活動している団体さんの活動で作ったカレー。
講師には、海外から佐渡に嫁いできた奥様を迎えました。
ココナッツミルクを使う以外の材料は、どこにでもあるもの。
ポイントは、生姜とにんにくをたっぷり使い、切るのではなく潰す!こと。
ココナッツミルクを入れる事で、とってもクリーミーに。
これからの季節、体を芯から温めたい。
久し振りに「美味しい!」と思うカレーライスでした。
今採れる野菜を使う、食べきる工夫をする。
後日、自分で作ってみるとお米じゃなくても、パスタソースにもなるし、色々使える!沢山作ってしまいがちなカレーの処理も楽ちん。
やっぱりカレーライスは魔法の食べ物かもしれない。
かりん!お前は何で祭りに長靴でくるんだ!
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- かりん(松ケ崎地区)
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普段から岩首の方々にお世話になっていて、実家みたいな感覚でした。
前日もご飯食べにいって当日も呼ばれたので、松ケ崎の畑で秋大根を蒔いてその足で岩首に行きました。
いつもお世話になっているお家にいくと、上下じろじろ見られながら「いいからあがれや」と呼ばれました。
しばらくして、「他のうちにも行くのでまたあとできます」と言ったら、
「足サイズなんぼ?靴かしてやれっちゃ」
といわれました。私は長靴を履いてきましたが、それは特に問題あるとも思わず、「これで大丈夫です」といって、そのまま家を出ました。
岩首の道で小走りしてたらまたおじいちゃんに、
「おまえ農家でもないのになんで長靴なんだ」
と止められました。「午前大根蒔いてきましたから!」と答えてまた走っていきました。
いつもお世話になってるおばあちゃん見当たらないなと思って、「そうだ!畑にいるかも」と思い、ばあちゃんの畑に行ったら誰もいませんでした。おかしいなと思ってるうちに、「かりん!権助ばあが橋のほうであんたさがしてたよ」といわれ、鬼のいるほうに行ったらばあちゃんがいました。
「あんたなんで祭りに長靴でくるんだ!」
と言われました。さすがに私でもいよいよ変だなと思って、「何がだめですか」と聞いたら「祭りは晴れ着よ!」といわれました。
なるほど!祭りにはハレの日だから、仕事はしないし畑にもいかない、ましてや長靴でくるなんてそんなことありえない!周囲の人を見てみたらさりげなく皆さん着飾ってました。慌てて私も家に帰ってシャワー浴びて、めでたい服に着替えて出直しました。
頭ではわかってたけど、やはりよくわかってない外国人が勉強になったお話でした。
おしまい。

【松ケ崎】多田祭り 女子×祭り
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- かりん(松ケ崎地区)
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【佐渡】スイーツづくりで地産地消♪
腕に自信のある?協力隊物産班のメンバーも、佐渡産食材を使ったスイーツレシピ作りに挑戦しています。今日は、ドキドキの試作品の試食会。岩崎隊員のこの表情…。

試作段階、応募前なので詳細は企業秘密。
佐渡の食材をアピールしたい!地場産の食材を生かしたい!という共通の思いを胸に、月末の締切までもう一度、それぞれのアイディアを練り直すことになりました。
さて、応募作品は出来上がるのか?豊富な食材が身近にあるからこそ、こうやって楽しくレシピ作りもできるのだと思います。
応募の締め切りは10月31日(金)当日必着。
腕に自信のある方、是非トライしてみて下さいね!佐渡の食材を使った新名物が生まれるかもしれません。
応募の詳細はこちら→http://www.resource.sado.jp/chisan-chisho/festa/2014/01.html
【赤泊】地元若者による地域づくり
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当地では今年6月に地域づくり協議会を「赤泊地域づくり協議会」として島内初を切って発足させました。以降、今月までの2回ほどの会議に於いて、地域が抱える問題提議がなされ、各種の課題へ積極的に取り組む為、それぞれの部会が設置されるに至りました。
当隊員は本協議会の庶務幹事として参入し、仮称「若者支援活動部会」なる部会を他の部員と共に担当する事になりました。
この最初の部会が、昨晩、19名の若者と7名の部員と関係者が一堂に集い、開催されました。司会進行を任され、ワークショップ形式で皆の考えを掘り出そうと試みましたが、なかなかまとまりが付かず、進行が進みません。
結局、改めて仕切る必要アリとの結論に達し、来月にでもハッキリとした趣旨で、再度招集をかける事になりました。
確かに、彼らにも地域に対して色々な思いがある様で、関心あるもの、ないものと様々の様です。しかし、昨晩関係者の努力もアリ、19名の若者が集ってくれたことは、とても有難く、また、地域にとって非常に頼もしい事と思います。次回、改めて皆さんと地元、赤泊の将来を語り合って行ければとおもいました。
【赤泊】佐渡おさかな・あれこれ その19
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前回に引き続き、少し気持ち悪い珍客です。この生物もヒトデの仲間、棘皮動物です。名前もユニークでテズルモズル(手蔓藻蔓)と言うそうです。生態に付いてはあまり知られていない様ですが、少し調べたところ、どうも暖流系の深海生物の様です。ウェブ上の事例によると千葉県以南の太平洋側での採取が多く、釣りの外道としての報告も数件ある様です。日本海側でも数件の報告があり、それによると北限が山形県鶴岡市。同じ佐渡の小木では水深12mで亜種が確認された事例もあります。
この個体は当地の大型刺網船のカニ網で混獲されたもので、毎回かなり頻繁に確認出来ます。ウィキペディアによると、漁師にとっては網外しが厄介な為嫌われ者の様で、当地も同じです。見た目はサンゴの仲間の様に見えますが、よく見ると、クモヒトデと同じ様に5本の腕が確認でき、それが数十回も枝分かれし、触手となっています。
これは多くの有機物などの餌を得る為にクモの巣の様に進化したと考えられています。
珍しい生き物イコール可愛い生物とはなかなか行きません・・・(^^;)
【赤泊】佐渡おさかな・あれこれ その18
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- 亀﨑正洋(赤泊地区)
- 佐渡の食
本日の珍客も魚類ではなく、ウニ、ナマコ、ヒトデの仲間である棘皮(キュクヒ)動物です。
大型刺網船のカニ網に掛った見たとおりのヒトデです。普通ヒトデは星状の5本足(生物学的には腕だそうですが・・・)このヒト(ヒトデなので人?!)は10本足(腕)です。
珍しいので調べてみると、ニチリンヒトデ(日輪海星)の仲間の様です。
基本的には寒流系の生物で、東北地方から北太平洋の水深200-700mに棲息する深海生物です。この個体は10本の腕でしたが、この仲間は8-12本腕と巾があります。(比較的原始的な動物の性なのでしょうか)
近縁種にエゾニチリンヒトデと言う地名入りの亜種がありますので、私としてはサドニチリンヒトデ(佐渡日輪海星)と名付けたい気持ちです。
今の季節は春の様に、対馬海流による暖流系の魚類は少なく、逆にリマン海流による寒流系の魚類や海洋生物の出現が多い様に思われます。
やはり、佐渡は海洋に於いても、生物多様性を秘めた神秘的な地形に有るのでしょうか、
興味津々です!(^_-)-☆
【赤泊】職場訪問 あかどまり遊漁船協会 夜間試し釣
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今年7月から営業を開始した佐渡島内唯一の遊漁船団体、あかどまり遊漁船協会の新加入船「マツオカ丸」による電気釣り試釣会へ昨晩、当会の事務局として参加しました。
因みに、本船は地元の造船所社長が自ら建造したハイテク船です。
赤泊港を出港したのは午後5時過ぎ、凪の良い莚場沖を目指しました。海況は南西の風、風力3、水温22度、気温20度、多少のうねりがありました。
高速船に付き、10分程で釣り場へ到着。水深42mラインへアンカーを打ち、投光器を水深10m程にセット、釣の開始です。早速仕掛けを落下すると、途中でアタリがあり、25cmサイズのマサバが2匹掛りました。その後、仕掛けをアジ専用に交換し投入すると強烈なアタリと共に40cmのマアジをゲット、その後、同じサイズを3尾追加し、釣り方を餌釣からジギングへ切り替えました。他の乗船者3名は餌釣、ジギングで同サイズのマアジ10数匹、コダイ2匹、イナダ2匹、マサバ6匹の釣果でした。2時間程の釣行でしたが、この時期の電気釣り釣果としてはマアマアの様でした。
来シーズンは夏場に納涼を兼ねたこの電気釣による夜釣をスタートさせる予定です。
【新穂長畝】この気持ち、何に例えよう
我が家はトタン屋根なので、煩くて眠れないほどでした。
農家さんが「明日、柿(の被害)見に行くの怖いなぁ」と呟いていたので、私も自分のお世話になっている長畝の柿畑が気になり、決死の思い?で仕事終わりに畑へ行ってきました。
偶然会った師匠から「見ない方がいいぞ~」の一言。

柿は皮がしっかりしているように感じますが、衝撃にとても弱いデリケートな果物です。アラレが当たって、傷が出来ていました…涙。
切れた傷がつくと、渋も抜けないので生食にはできません。ぶつかった後も、数や大きさによって選果のランクも変わってきてしまうそうです。
今年は出来がいいという話を聞いていたのに、たった一夜でこの被害。お天気との闘いは、農家さんの永遠の課題。それも、今回は佐渡のなかでも局部的に雹が降ったそうで、神様のいたずらにしては、やるせない気持ちが募りました。

とりあえず、帰りがけに師匠にもらった特大の涼香の季節(柿と比べてみてください)をかじって、元気出そう。
また波音が遠くに聞こえる時
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- 新田聡子(岩首地区)
- 隊員雑感
私は、1年の中でもこの季節が1番好きです。
秋のひんやりした朝晩の空気。山の木々が少しずつ衣替え。夜の空に広がる星もくっきり見えます。
私がこの集落に引越してきてから1番にプレゼントをくれたおじいちゃんが亡くなりました。
道で会う度にそのおじいちゃんと話をしたくて手を振りました。山が好きで田んぼをやめてからも、おばあちゃんに怒られながらもバイクに乗って山に行くのが好きな人でした。
笑顔がとても素敵。
多趣味でひょうたんに絵をかいたり、柿や南瓜を丁寧に育てたり、俳句を詠んだり。
私たちが隔週で書いている新潟日報の記事を毎号とっておいて会う度にくれました。寒くなるとぽんぽんがついた可愛い帽子をかぶって散歩にでかけます。
言葉の最後に必ず「ありがとう」と言ってくれるおじいちゃんでした。
集落に住み始めて、何度も見送る場面に出会いました。
といっても旅のもんの私が出来るお手伝いはあまりありません。
冠婚葬祭は親戚や組のもん、あたりのもんが手伝います。
集落のほとんどが親戚関係の人たちにとっては、きっと今まで何度も経験してきたこと。
親戚がいないのは私だけなんだと実感する瞬間です。
お通夜やお葬式には班とは別に昔からの組が存在し、同じ組のもんのお母さんたちが台所で料理をしたりします。男の人は葬儀の準備やらお客さんの相手など。役割分担がはっきりしています。
葬儀については東京とは違うことだらけでした。
お葬式の前に火葬することや、集落内の香典についての決め事、野辺送りをすること。縁の深さ。組同士でのお手伝い。
ここで暮らしながら、いつも想像します。
この先もここで暮らしていくなら、誰かを見送る事がこの先たくさんあるんだということ。
「だんだん人が少なくなって、寂しいな。」と近所のばあが言いました。
「そうだね」と言いながら涙が止まりませんでした。
誰かを見送るのは悲しいし気持ちも落ち込みます。いつもよりちょっと元気がなくなります。
でもその悲しさも山に行けば山が、海に行けば海に吹く風や匂いが癒してくれるし、近所の人たちが笑っている姿をみると、やっぱりここが好きだと思います。
田舎に住むのは簡単じゃない。
口で「ここに住みたい」というのは簡単だけど、それには沢山のハードルを越えて、教えてもらい、人を敬い、少し甘えながら集落に住む1人として役割を果たしていかないといけません。旅のもんでも出来ることはある。
まだまだ努力が足りないけれど、自分の足でしっかり立てるように、見送った人たちに恥ずかしくないように生きたい!と思います。
台風が過ぎた後の海は白波がたち、消波ブロックにうちつける波の音が繰り返し響きます。
それも、気づくといつの間にかまた穏やかに。
悲しさの向こうにもその先はある。
出来る事を出来るだけ。
【赤泊】佐渡おさかな・あれこれ その17
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本日の珍魚さんは魚類ではなく、頭足類と呼ばれるイカ・タコの仲間です。
お昼頃入港したエビ籠船船長から「変わったイカ食べてみる?」とオッファーがありました。
以前にも水揚げされた南蛮エビのバスケットの中に変わったタコだかイカが入っていたのを思い出しました。
冷静に考えれば、タコの足は8本、イカは10本なので、数えれば分かるのですが、生きていると触腕(しょくわん)と呼ばれる人間の手にあたる一対が分かりづらい為、イカ?タコ?と悩みます。今日のそれはイカでした!
いろいろと調べてみたところ、未同定ながらボウズイカではないかと勝手に思いました。
この種はダンゴイカ科でベーリング海以南、東北日本の100~600mの海底近くに分布し、三陸から北海道方面の底曳網の多量に入るそうですので、恐らく、ここ佐渡の越佐海峡が南限ではないでしょうか。
エビ籠漁はこの越佐海峡の中心部水深400mの海底盆地へ仕掛ける為、寒流系の海洋生物が副産物として混獲されるのでしょう。
【高千・外海府】イカの一夜干しづくりに挑戦
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- 中村暢子(高千・外海府地区)
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中村です。
先日、高千の漁師さんがイカの一夜干しするめを作るとのことで、朝からお手伝いさせてもらいました!

前の晩にとれたイカ(真イカ)。
つやつや。

11月に地域団体「たかちもんて会」が山梨県での物産展をするとの事なので、そのときに販売する一夜干しするめです。
イカをさばくのは何気に初めてだったので、見よう見まねでさばいてみました。
ぬるぬるするので真っ直ぐ切るのが難しかったです。

肝と目と口をとります。
たまに、ピュ-ッと墨や海水が飛んできたりして
ワーキャー言いながら何とか出来ました。

最初の方はちょっと(?)汚くなったりもしましたが、
なんとなくコツを掴めた気がします。

これは失敗作です・・・左右非対称になってしまいました。。
すいません。
さばいたイカは一度洗って、塩水に漬けます。(15分くらい)

そのあとに、一枚ずつ広げて干します。


こんな感じになります。

風通しのよく、日当たりのいい場所へ運んで乾かします。

残り半分は、船上干しにしました!
漁師さんは、釣りたてのイカを船の上でさばいて、ここに干すそうです。
潮風をあびたイカを焼いたら、美味しく出来上がるんですよ。


干したイカは夕方頃には回収して、冷凍庫で保存しました。
山梨で美味しく食べてもらえたらいいなぁ。
一夜干しづくりのあとに、漁師さんが釣った魚達の出荷作業も見学させてもらいました。

ブリが入ってました。
つやつや。

ハチメもたくさん。

余ったハチメがあったので、
「さばき方わかるか~?」
と言われ、せっかくなので教えてもらいました。



慣れないながらも鱗を取って、はらわたを取ることが出来ました。
大変ありがたい事に、このお魚や他の余ったものも少し頂きました。
ありがとうございました!!
こんな海の近くに住んでいて魚のさばき方も分からなかったら、恥ずかしいですよね・・。
教えていただき助かりました♪
佐渡島、良いところです^▽^
◉新穂・鬼太鼓こぼれ噺◉ 朱鷺夕映え市編
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先週日曜日。無事、鬼太鼓inにいぼ 朱鷺夕映え市が幕を閉じました。

私は一日ステージに張り付いていたので、お店はあまり回る時間がありませんでしたが、皆さん美味しいもの沢山召し上がりました?

さて、夕映え市当日、春に引き続き『新穂鬼太鼓こぼれ噺』に取り上げたいお話があったので、ご紹介。
ちょうど夕映えの時刻、ステージでは潟上誠心会の鬼太鼓が準備を始めました。
「ここ最近、潟上ではなぜか不幸が続いて…」と、鬼太鼓を披露する前に切り出した会長さん。切なくなるようなお話をするのかとちょっと身を構えてしまった私。
「これは、おらたちの力不足だったんじゃないか、と。本来、その家々の厄や不幸を払うのが鬼太鼓の役割だったのに、その意識が薄れていたんじゃないかと思わされた。」
ここでもう一度、原点に戻ろうと、今年一年稽古に励んで来られたという潟上誠心会の皆さん。会長さんの言葉を聞いて、身が引き締まった人は私だけではなかったと思います。
何にでも、始まるきっかけとなる原点があるものですが、人間ってどうしてもそれを見失いがちな生きものだよなぁ。
「今日ここにいらっしゃる皆さんのご健康とご多幸をお祈りして、鬼太鼓を披露させて頂きます」と言葉を締めた会長さん。自分たちの祭りだけでなく、イベントであっても、その原点の気持ちは忘れちゃいけないのだと感じました。

「佐渡の秋に夕映え市有り、新穂の地に鬼太鼓有り。」
朝から夕刻まで、新穂の鬼太鼓11団体(子供鬼太鼓も含む)が出演してくれました。

将来は、青年会に入るんだ!と心強い言葉をくれた北方子供鬼太鼓。

大きな面(大人と同じ?)をつけて「大野の鬼」を舞って見せてくれた大野子供鬼太鼓。

パラグライダーのイベントで踊りが中断されながらも、動じることなく舞い切って下さった大野青年会。
今年の鬼太鼓はこれで見納めというところも多かったようです。来年も、また新獅子や新鬼が寒い頃から稽古を始めます。その時はまた、新たな気持ちで祭りに臨みたいものです。
【新穂】明日!朱鷺夕映え市
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- 島内イベント
あれから、一年。

今年もこの日がやってきました。昨年は、右も左も分からない状態で、正直あまりよく覚えていません...。お店を見て回る余裕もなかったなぁ。

今年は、一体どうなるか…司会進行は無事務まるのでしょうか…。ただ、今は徐々に出来上がっていく会場を見ているだけで、当日の賑わいが想像できてワクワクしてきます。
ステージでは朝から夕刻まで、新穂の鬼太鼓と郷土芸能をたっぷりとご堪能頂けます。祭りで観られる鬼太鼓と、こういったイベントでの鬼太鼓は、雰囲気が違うように思います。舞う側も観る側も楽しいステージにしたいですね。

会場お隣の資料館では裂き織り展と新穂の夏想いで写真展も開催中。無料開館日なので、夕映え市と一緒にご覧いただけたら嬉しいです。裂き織りのバッグや布地の販売もしていますよ。


会場では70店舗以上のお店が軒を連ねて皆さんのお越しをお待ちしております。新穂の商店さんも出店してますので、応援お願いします!
詳しい情報は、https://ja-jp.facebook.com/ondekoをチェックしてくださいね。
◎バスでお越しの方
・両津から南線に乗って「新穂郵便局前」で下車。会場はすぐ眼と鼻の先です。
◎お車でお越しの方
・路上駐車はご遠慮下さい。駐車場に限りがございますので、出来るだけご家族、ご友人乗り合わせておいで下さい。

棚田を歩こう③
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