佐渡市地域おこし協力隊サイト

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2020年11月

紅葉も一段落して秋も深まってきました。
先日、高千で養殖わかめの種付け作業がありましたので記事にしたいと思います。

養殖わかめについての詳細は過去の協力隊の方が書かれた記事がありますので、そちらを参照していただいて…。
高千「わかめ」の養殖

朝から長さ100mのロープにわかめの胞子を含ませたタコ糸を巻きつけていきます。
日本では各地でわかめの養殖をしていますが、小さなわかめの芽をロープにつけるところや、胞子を含ませた種糸を短く切ってロープの隙間に差し込むところなど、いろいろなやり方があるそうです。

高千では胞子を含ませた種糸をロープにぐるぐると巻いていき、途中で種糸を結び継ぎ足して最後まで巻いていきます。

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胞子を含ませた種糸。
乾いてしまうと胞子が死んでしまうので海水へ浸しています。
これを一本ずつロープに巻いていきます。

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種糸をまいたロープは乾かないように出番まで海に入れておきます。

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みんなで協力しながら巻いていきます。
漁師の方は流石に手際がよく、巻いたロープもきれいですね。
この日は全部合わせて100mのロープを3本巻いています。

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種糸を巻いたロープは船で沖まで持っていき、ブイへ縛って沈めます。

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ロープについている浮きがポツポツと見えますね。

わかめにはこれから冬の間に大きくなってもらい、春に収穫になります。
収穫も楽しみですね。



先日、岩谷口の茶の間へお誘いいただき袴紙作りを体験させていただきました。

岩谷口の茶の間というのは岩谷口公民館で毎月開催されている集まりです。
般若心経の読経や計算問題を解いたり、月によって習字をしたり絵を書いたりして、終わったらみんなでお茶を飲んだりしています。
以前は十数人も集まっていらっしゃったそうですが、高齢化などの影響で少しづつ集まる人数が減っていき今回お邪魔したときは私含め6人でした。

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袴紙というのは正月に飾る切り絵のようなもので、今まで見たことはありましたが実際に作るのは初めてでした。

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いろいろな図柄があります。

好きな図柄を選んで下に半紙を数枚敷いてずれないようにクリップで止め、デザインナイフで丁寧にカットしていきます。
最初なのでなるべく簡単そうなものを選んでやってみましたが、始めると予想以上に楽しく別の図柄も試してみたくなりました。

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皆さん集中して作業してらっしゃいます。


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がんばって切った袴紙。
これは2つ目で多少は慣れてきたのかなと思います。
切り始めると集中してしまいあっという間に時間がたっていました。

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皆さんの作品を並べて。
左上が私の一作目。
こうして比べると他の方々の作品はすごいですね。

思いのほか楽しくて他の図柄や台紙など頂いてきたので、天気の悪い日なんかに家でこたつに入りながらやってみようと思っています。

高千地区では11月に入り風が強い日が続いています。
海も荒れている日が続き、夜は波と風の音が響く毎日です。

先日高千地区のたかちもんて会より『四季の便り』第2回を発送いたしました。

たかちもんて会の発送準備の様子をお届けします。


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第二回となる今回は、秋の便りとして高千産コシヒカリ「たかち美人」とおけさ柿をお送りしました。

梱包作業が終わってからたかちもんて会のメンバーで一休み。
そこでお茶請けとしておけさ柿を食べながら、しばらく談笑しておりました。

高千もだんだん寒くなってきて、家の中に吹く隙間風に体を縮めております。
新型コロナウイルスもまだまだ影響が大きいので、例年以上に健康には気を使って生活したいと思います。

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