読者の皆さまこんにちは!
小木町地区担当の奥野です。
前回の記事ではアースセレブレーションについてお伝えしました。
今回は小木港祭りについて書こうと思います。
小木港祭りは江戸期から続く木崎神社の例祭です。
各町内や団体による芸能の披露と島内一の花火大会が行われます。
小木の芸能の中でも特に有名なのが稲荷町の小獅子舞です。
祭りでは最初と最後を飾ることになっています。
奉納の時間に木崎神社へ行くとたくさんの見物客が待っていました。
三匹の獅子は神社に着くと宮踊りを奉納します。

↑腹につけた太鼓を叩きながら笛と唄に合わせて舞う。
踊りが終わりしばらく経つと、ふと獅子の中の人に声をかけられました。
「誰だか分かるか?」
一瞬、分からなかったのですがよく見ると新聞配達のお兄さんです。
普段見る姿よりもずっと凛凛しく見え、格好良いなあと感じました。
次に登場したのが栄町の大獅子舞です。

↑大獅子とあって頭から尾っぽまでがとても長く数名の大人が入る。
こちらは口を開閉する際のカチンという音に圧倒されました。
また、前週に一大イベントを終えた鼓童の面々も祭りの盛り上げに一役買っていました。
祭り太鼓や佐渡鬼剣舞が町を練り歩き、通りは大変賑わいました。


↑鼓童関係者が中心となって行われた祭り太鼓、佐渡鬼剣舞。
そして夜になるとお待ちかねの花火が始まります。
島外ではメジャーとは言えませんが、実はスゴイ花火大会なんです。
全国でも十数か所しか上がらない特大花火“三尺玉”を毎年打ち上げています。
開始時間が近づくと、島内各地から人が集まり付近は大渋滞となりました。
打ち上げが始まると、3年ぶりの花火に大きな拍手が沸き起こります。

↑超豪華特大スターマイン。とにかくすごかった。
また、この花火大会は寄付によって成り立っており、打ち上げごとにメッセージが読み上げられます。
鎮魂、祈願、祝福などそれぞれに意味がこもっており1発1発の重みを感じます。
フィナーレの三尺玉は煙にかかって綺麗に見えず残念でしたが、
小木の夏を締めくくるのにふさわしい盛大な花火大会でした。
最後に・・・
本来であれば各芸能は門付けといって家々を回り、芸能を披露していました。
また、祭りの日はご馳走を用意している家が多く、知り合いが大勢上がり込んで大宴会を催していたそうです。港町らしい来るもの拒まず去るもの追わずの精神です。
残念ながら今年はコロナの影響でそこまではできませんでした。
しかし、
「こんなもんじゃないっちゃ」
「もっとすごかったんだぞ」
そう語る人の表情はどこか満足げでした。
小木町地区担当の奥野です。
前回の記事ではアースセレブレーションについてお伝えしました。
今回は小木港祭りについて書こうと思います。
小木港祭りは江戸期から続く木崎神社の例祭です。
各町内や団体による芸能の披露と島内一の花火大会が行われます。
小木の芸能の中でも特に有名なのが稲荷町の小獅子舞です。
祭りでは最初と最後を飾ることになっています。
奉納の時間に木崎神社へ行くとたくさんの見物客が待っていました。
三匹の獅子は神社に着くと宮踊りを奉納します。

↑腹につけた太鼓を叩きながら笛と唄に合わせて舞う。
踊りが終わりしばらく経つと、ふと獅子の中の人に声をかけられました。
「誰だか分かるか?」
一瞬、分からなかったのですがよく見ると新聞配達のお兄さんです。
普段見る姿よりもずっと凛凛しく見え、格好良いなあと感じました。
次に登場したのが栄町の大獅子舞です。

↑大獅子とあって頭から尾っぽまでがとても長く数名の大人が入る。
こちらは口を開閉する際のカチンという音に圧倒されました。
また、前週に一大イベントを終えた鼓童の面々も祭りの盛り上げに一役買っていました。
祭り太鼓や佐渡鬼剣舞が町を練り歩き、通りは大変賑わいました。


↑鼓童関係者が中心となって行われた祭り太鼓、佐渡鬼剣舞。
そして夜になるとお待ちかねの花火が始まります。
島外ではメジャーとは言えませんが、実はスゴイ花火大会なんです。
全国でも十数か所しか上がらない特大花火“三尺玉”を毎年打ち上げています。
開始時間が近づくと、島内各地から人が集まり付近は大渋滞となりました。
打ち上げが始まると、3年ぶりの花火に大きな拍手が沸き起こります。

↑超豪華特大スターマイン。とにかくすごかった。
また、この花火大会は寄付によって成り立っており、打ち上げごとにメッセージが読み上げられます。
鎮魂、祈願、祝福などそれぞれに意味がこもっており1発1発の重みを感じます。
フィナーレの三尺玉は煙にかかって綺麗に見えず残念でしたが、
小木の夏を締めくくるのにふさわしい盛大な花火大会でした。
最後に・・・
本来であれば各芸能は門付けといって家々を回り、芸能を披露していました。
また、祭りの日はご馳走を用意している家が多く、知り合いが大勢上がり込んで大宴会を催していたそうです。港町らしい来るもの拒まず去るもの追わずの精神です。
残念ながら今年はコロナの影響でそこまではできませんでした。
しかし、
「こんなもんじゃないっちゃ」
「もっとすごかったんだぞ」
そう語る人の表情はどこか満足げでした。