佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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2022年09月

新天地佐渡 昨年4月から地域おこし協力隊として
活動スタート!ということで
いきなり水稲から始まりました!
図31
図32
図33


何でも初めてでとっても新鮮です。
5月こいのぼりを見ながら初トラクター


図35

今年も当然水稲を手伝いましたが自分の借りている休耕地で田圃をチャレンジ!

悔しいことに水漏れがひどく今年は断念。
来年また頑張ります。

図36
休耕地を整備してジャガイモを育てたり、
図37

レタスを育てました。
集落に一番近い畑なので、
いつか誰かと一緒に畑で楽しみたいな~と思ってます!
図52


写真はいきなり冬になってますが、5月から森林保全活動にも参加
山が荒れれば海も荒れる、すべて自分に返ってくるのだと教わりました。


図51

図38図41
図39


時にはそんな山で採取をしてみたりと

自然豊かであることに感謝しつつ
里山を維持することを学び
これからに繋げていくために
自分たちに何ができるのかを考えさせられます。
図43

いきなり自己紹介にピザを焼け!
ということで、賄いを作りました!
図53

こんな素敵な窯が森の中にある!


図45


できあがり!
図44


料理人なので慣れてはおりますが、
料理がひと段落ついてテーブルへ行くと、
もうほとんど残ってませ~ん。

昨年はコロナとはいってもなんだかんだで
イベントでの出張ピザは実に8回ほど
ほぼ毎月ピザを焼いてましたので、
羽茂のウェルシアでモッツアレラを購入してましたが、
最後の方は電話で在庫確認、取り置き状態で
一時は羽茂のモッツァレラを品薄にしてしまったのでは
ないかと反省してます。
図55
図54


ピザを焼くなら、やっぱり佐渡産小麦”ゆきちから”
を知ってもわらなきゃ!関根農園さんの小麦粉をつかいました!

宿根木でも小麦生産の機運が高まり昨年作付け
今年300キロ近い小麦を生産させることとなりました!
もちろん、全力でPRしていきますよ~!



図57図58

昨年9月佐渡で初めてのチャレンジカフェ。
社会福祉協議会の就労支援事業として開催しました。
場所は小木の元こんざや、名を改めゲストハウス華屋で開催!

開業前にお掃除を1週間ほど手伝っていたご縁と
こちらの経営者である竹内さんも障がい者雇用を始める
ということで、生活支援センターの事業所さんをつないでいただいたりなどなど。
コロナという事でカフェができず、お弁当作りに変更になりましたが
利用者さんの働く姿に事業所職員の皆さんの驚きの顔がうれしかった!

図56


伝説のシュークリーム?

なんじゃそれ?
ちょっとダサいですが、許してください。
これから伝説を作りたくてそう言いたかっただけなんです。
図59


そのシュークリームがこちら

クッキー生地を乗せてやく
人手間かけたサクサクシューです
一世風靡したやつですが。

このシュークリームで伝説的記録を作りたいと思っているのです!

図60

売り上げや生産量ではなく
このシュークリームの生産技術をたくさんの人に教え
働く喜びとその対価を持って帰って元気になっていく
そんな人を増やしたいという記録です!

上は作業風景ですが、片手がマヒで作業困難でした
はじめはポケットに手(マヒしたほう)を入れて作業していたけど
2日目からは動かないその手も使うよう努力していた。
車椅子の方も力いっぱい製造に携わり、販売を頑張ってくれた。
終わった後の皆の清々しいやり切った表情で
このイベントの達成感がうかがえます。

図1

先月行われた一大イベントです!

図3


シュークリームの生地を絞る作業。

いきなりなんでそんな上手なの!
とびっくりすることもありました。




図2
図4
図4


お会計係
自分のペースでゆっくり丁寧に対応する姿をみて、
安心して任せられました。






河原田本町会館にて
金井関根農園さんのお引き合わせにより
イベントに参加させていただきました。
販売ではチャレンジカフェで頑張ってくれた利用者さんの
女子を連れて一緒に仕事をしました!
図61

さかのぼって、
子どもレストランの準備風景。
まずは子供会議でアイデアの発散、
大人の意見を少し交えつつも決定権は子供に、
シェフの意見アドバイスで少しづつトリミングし、
収束へ向かっていく。


図62
図63

川崎ではできなかったことは、
完全に子供主体で企画すること。

見事にできました!が、
残念、またもや感染者が出てしまったため中止。

図64



しかし面白いことに、
このこども会議で参加した子供たちは、
約1年経った今でも開催を待ち望んでいる。

それはやはり、自分たちで決めたことだから
熱が冷ないのであろう。
今季必ずリベンジですね!



図70


うぉ!すごいことになってる!
で始まった空家のごみ捨て。


宿根木集落にも空家があり活用しきれない状態。
図71
今年4月にようやく宿根木を愛する会を一般社団法人化
することができました。

そしてこの掃除をして改修した古民家を、
利活用するためこれからたくさんのアイデアを
組み合わせ頑張っていきたいと思います。
図72
図73
図74


集落の生活、産業、文化を理解し、
適した移住者を迎え入れることは、
とても大変なこと。もっと勉強が必要!

話は変わりますが、
ゴミの山から出てきた、
何やら気になる道具、
から始まった。

隣のお母さんにきいてみると
海苔を漉く道具だとか
始めて見た!感動です!

で、その海苔は何処で採るんです?

あすこで。って、

宿根木でも海苔採れるんだって!
昨年は海苔の解禁が12月末でした。

年明け早速海苔を採り、
漉いて、乾かし
食べてみた。
図67


図68

図69
図66


初めてでした!こんなに美味しい海苔は。

でもじゃりじゃり(小石のせい)して、
嚙み切れなかった!
ご愛敬ということで、

でもこんな体験初めてだし
今誰もやらないってもったいないよね~
という事で、いろいろ調べきいてみると
沢崎で昔海苔体験ツアーやってたという
話をサービスセンター長から
是非繋げてください、と
昨年、駆け足で開催したのがこちら図65

反省点はいろいろあったものの
いい勉強になりました!

そしてこの情報をもとに国仲でも
海苔体験のセットを購入していただけると
いうことも決まりました!

来年は手分けしながらもう少しチャレンジしたいです!
図77
図78
今年初めに宿根木のお母さんたちが
味噌作りを教えてくれました!
味噌開きはそろそろでしょうかね~
楽しみ~
図79
図75

蔵から出てきた食器や漆器
の修繕も時間があればやってます
大事なものをいつまでも使えるようにしたいです
図76
今年初めてちとちんとんに参加できました。
私は篠笛が更けるので笛役で、
宿根木の無形文化財に参加できるのは
とてもうれしいこと!
その他にも鬼剣舞、民謡倶楽部、太鼓クラブにもお世話になってます!

地域の文化を理解し、これからの世代へいい形で
バトンタッチできるようしっかり学びたいと思ってます!

以上 宿根木担当菊池の活動報告でした!
















稲刈りもひと段落と息つく間もなくおけさ柿が始まります
いよいよ年末突入か、という焦りが出始める今日この頃。

先日隊員ミーティングで活動報告をさせて貰いましたので
ブログでも紹介させてください。

菊池 猛 1977年10月7日 東京東村山生まれ
東京辻エコールキュリネール国立フランス料理専門カレッジを卒業後
19歳からずっとフランス料理畑で育ちました。
24歳から料理長に就任し、数店舗で働いておりました。
現場で働きながら福祉施設で技術指導や料理専門学校の非常勤なども
勉強のためにしてました。
平塚で始まり、川崎へと移りました。図1
図2

川崎で働き42歳の時”脳動脈乖離”という病気になり、
1年間の療養が必要となりました。
病気になって決心がつきました、というのも、
昔から都会で働くというより、
食材がたくさんある自然豊かなところで仕事をするのが夢でした。
1年の療養期間に業務の引継ぎをしたのち、
リハビリの期間として福祉施設で技術指導のボランティアをしました。

そんな川崎時代の私の活動をより詳しくご紹介したいと思います。
まず、私の言い出しっぺで始めた”農園フェス”について。図5

あるイチゴ農家さんがなんとな~く、
「うちのハウス暇なときに自由に使てもいいよ~」
と言われすかさず、”農園フェス”やろう!
と一つ返事で答えた記憶がある。
その理由もはっきりとしていて、
その前年11月に栃木県ココファームワイナリーの収穫祭へ行った時のこと、
ステージの上でコックコートのおじさんや、
フラメンコ教室の生徒さんが楽しく踊っていた。
後半になり沢山の人がステージに上がったその中に、

こころみ学園のしょうがいを持った方たちがいた。
彼らの踊りは自由で多彩、
楽しそうに手をつないで踊っている姿を見で感動のあまり涙が出た。
自分もいつかこのように誰かを感動させたい!
こんな素敵な社会を一緒に目指したい!という感情が湧き出しました。
農園フェスの拠点は2か所、
川崎市 宮前区にある”小泉農園”と同区内にある”はぐるま農園”
最初は少人数から始まった農園フェスも
最大になると2000人以上来場者が集まりました。
農園フェスに込めた思い。図3

農園を舞台に地域のたくさんの人が表現し、楽しむ。
幸せの連鎖を農園でという思いで、
ライブ 農園料理教室 体験農業 
どろんこ遊びなどいろんなことを畑でやりました。
図7
図6
図8
沢山の記事にものりました。あのココファームの収穫祭で感じた、
もっともっとこんな社会を目指していきたい、
知ってもらいたいと思ってました。

来年からはコロナ過でも開催してくれることを、
今でも期待して川崎の仲間たちを応援してます。


初期のころのメンバー図9


最近はこんなにたくさんの協力者が集まってます。
図10


食育活動について
子どもたちに向けて年に一度、”味覚の授業”に参加し小学校で授業をしてました。図25
味覚の授業はフランスで始まった活動が日本にやってきたものです。
現地シェフも当然のようにやっているようです。
その他に麻生区にある田園調布学園大学で年に1度開催される、
子供社会体験”ミニたまゆり”で子どもレストランを担当してました。図11
写真はあいさつの練習。
たった2時間でこどもにレストラン業務を教え、
オムライスを作らせるんですから、大変です!図12
地元開催の料理教室なども率先して参加しました。

長々と自己紹介ですがもう少しだけ・・・

川崎市では4つの福祉施設でボランティアをしてました。
そのうちの一つ川崎市内に6つの作業所を持つ大きな施設で、
カフェの技術指導とパン製造の指導をしてました。
きっかけは利用者さんの涙。
コロナになってからは、特養の中のカフェも閉鎖し、やることのない日々。
途方に暮れてました。
このまま何もしないで待っているだけなんて、という機運が流れ計画開始!図28

ここで普段は袋を折ったりスタンプ押したりの作業場でした。
ココをカフェにしちゃおう!

図13
アイデアを出し合い
図14
図15

さあ実行!

期限付きで予算もないという事で何でも自分たちでやりました。
壁塗り、床はがし、天井張り、洗面台作り、厨房作り
もともとあった造作の廃材を使って照明、腰壁何でも作った。

そして総工費200万円で完成!
図16

うれしかった~みんなの店をみんなで作った!
図17
図18


そして営業へ向けて猛特訓!
各自持つハードルは乗り越えるためにある。
それは障がい者だろうと、健常者だろうと変わらないこと。
私もそうやって自分と向き合い、たくさんの人に助けられてきた。

だから、そのためには労をいとわず、それぞれの困難と向き合うことを
職員たちと徹底してやってきた。
図19
図20
図21
図22

私たちには働く権利がある。仕事を楽しむ権利がある。社会の役に立つ権利がある。
沢山のことを仲間たちに教わりました。




図24


チャレンジカフェは精神的にハードルのある方たちと
定期開催していたワンデイカフェ。
就労してみたけど、人間関係が・・・とか。
仕事のスピードについていけない、声が出せない、
コミュニケーションが・・・。という悩みをすべて受け入れて
チャレンジした人には成功体験を持って帰って元気になって
貰いたいという願いを込めてました。

翌月開催する頃には「あの子は働きに出たよ!」
とか、「薬の量が減ったよ!」「次は何を作るの?」
嬉しいことがたくさん起こりました!
料理を作り、みんなで楽しくし食事をし、お客さんと
会話をする。その姿を両親が観ながら食事をする。
メンタルヘルス、家庭環境の改善になることが想像つきました。

というのが私の川崎での活動内容になります。
後半は地域おこし協力隊としての活動を報告します!
図30
図29
時にはこんな華やかな仕事もうれしいものです!













担当 トキの水辺づくり協議会

出身地 東京都国分寺市
 
任期 2022年1月~2025年1月(予定)

ひとことコメント
何度も佐渡に通う中でいつしか暮らしてみたい島になり、2022年1月に地域おこし協力隊としてやって参りました。佐渡の豊かな自然にいつも目を奪われています。この豊かな自然を未来に繋いでいける活動をしていきたいと思います。よろしくお願いします。

トキの水辺づくり協議会のホームページ

担当 佐渡市金井地区

出身地 佐渡市 旧金井町
 
任期 2020年7月1日〜2024年6月30日(予定)

ひとことコメント
 2021年7月より金井地域センター地域支援係で勤務しております。
 金井地域を今まで以上に元気になるよう取り組んでいます。

金井地域について
 金井地域は、南に国仲平野と北に大佐渡山脈を抱え豊かな水に恵まれた場所です。広大に広がる国仲平野では太古から稲作が行われていました。
 そして山の麓に広がる中山間地を中心に住居が広がり、豊かな自然のもとに農業が中心産業として発展してきています。
 現在では、佐渡市役所本庁舎や佐渡総合病院など行政や医療の中心地として発展し、佐渡のベッドタウンとして周辺から移住者も集まる地域となっています。
 その弊害として新旧住民が疎遠となるなど、地域の活性化に向けて新たな課題も山積される状況です。
 そのような中、私もふるさと金井地域の活性化に向けて貢献できるよう活動しております。

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稲刈りも始まりだいぶ慌ただしい時期になりました。
今週末の連休日曜日に新穂 榮法寺にてアールブリュット展がございます。

私は料理の現場で働く傍ら調理専門学校の非常勤や、
福祉施設の作業所の調理技術指導、グループホームでの調理実習と、
様々なフィールドで料理と向き合ってきました。

生活における料理、仕事における料理様々ですが、
心豊かに暮らすことには欠かせないものであるのは間違いないと思います。

私たちプロの技術者の使命はその技術をどのように活用し、
たくさんの人の心を豊かにするか、だと思っています。

作る喜び、食べる喜び、働く喜びをもっと多くの人と分かち合い、
チャンス(機会)を広げていきたいと、そう願います。


図22

今日やっとメニューができました!
私の無茶な注文にちゃんと答えてくれた!うれしい!
この喜びは明日・明後日一緒に働くメンバーに倍返しです!

ご来場の皆様、どうぞ温かい目で見守りつつ、
この喜びを持って帰ってください!
お待ち申し上げております!   
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こんにちは宿根木担当菊池です。
この度は宿根木重伝建地区内の空き家が出ましたのでお知らせいたします。
観光客が良く通る道から1本入ったとことにあり、間取りは5LDKトイレ風呂別。
リノベもしっかりとしてあり非常にきれいなお宅です。こちらを住居用賃貸のみでご紹介いたします。宿根木には古くから続く文化があります。一緒に地域の保存活動をできる方や、
新規就農をお考えのお方にお貸しいたします。
賃料につきましては、集落代表の方と話を直接して聞いてください。
お繋ぎいたしますのでこちらにMAILください。carpe6471@gmail.com
ぶっちゃけ佐渡島内でも破格ではあります。
宿根木では「売らない・貸さない・壊さない」という憲章がございますので、
宿根木に住みたくても絶対に不動産物件は一般公開されない希少な物件であります。P1010816
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放課後活動支援担当の五百川(いおかわ)です。 

今回は私の活動について書いていこうと思います。

放課後活動支援
私は、島内の小中学校で放課後子ども教室を開催しています。
放課後子ども教室は、主に放課後や土日祝の時間を活用して体験・交流活動や勉強のサポートをしています。

7−9校を巡回しながら、
・各校のコーディネーターとプランや運営方法についてのミーティング
・支援員と共に子どもたちの見守りやサポート
を行っています。

ミーティングだけでなく、現場に入ることで子どもたちの様子や活動の雰囲気を感じることで各教室ごとに特徴があることが分かります。

活動内容は、各教室ごとにコーディネーターを中心に企画しています。
それぞれの教室で、活動を考えていくことは大変ですが、私自身がパイプ役となって各教室の活動を共有やコーディネーター同士を繋いでいくことで新しい活動が生まれたり、活動の幅が広がっていく回数が増えてきています。これは、活動をしていて嬉しいことの1つです。

今後も、コーディネーター同士のネットワークをフル活用して新しいことを創り出していきます。


創るプロジェクト&佐渡マイプロ
今年の2月からスタートした創るプロジェクト
先月の8月からスタートした佐渡マイプロ

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「どちらも中高生が主役」の実践型探究プログラムです。
中高生が、自分自身の“想い“を大切にし身の回りにある課題や挑戦したいことをテーマとしてプロジェクトに取り組んでいます。

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①スタートアップ(テーマ決め)
②アクション(プロジェクトの実施)
③振り返り(発表会や報告会)
①はすでに終了していて、現在は②の段階です。

私は、基本的にはスタッフとして全体のコーディネートを行っていますが、
時にはファシリテーターとして
時にはジェネレーターとして
時にはサポーターとして
1つ1つのプロジェクトと向き合っています。

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佐渡に来てから、子どもたちが小さい成功体験が得られる機会の少なさを課題を感じていました。
探究活動を通して成功体験を得て、考えて取り組む癖を身につけられるように精進していきます。

また、中学校や高等学校の授業の時間にアドバイザーとして関わることも同時進行で行っています。

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以上が私が取り組んでいる活動です。
教育に終わりはありません。
これからも活動を通して、1人でも多くの子どもたちに影響を与えることを目標に佐渡を教育の分野から盛り上げたいと思います。



放課後活動支援担当 五百川将


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