佐渡市地域おこし協力隊として、新穂潟上集落を担当しています、小森美紗です。
去年の4月から、
◎トキの餌場づくり(ビオトープづくり体験の受け入れやお米の自然栽培)

◎生椿集落の活動支援(お米づくりや草刈りのボランティア、昔の暮らしを知る「聞き書き」ワークショップ開催)

◎潟上の未来について、子どもからお年寄りまでが集まって話し合う潟上未来会議の開催

◎子どもの遊び場づくり



◎活動内容を地域にお知らせするための「潟上ときどき新聞」の発行
などを中心に取り組んできました。
中でも、多世代交流拠点づくりについては、地域で思い入れのあった空き家「利左衛門(りぜむ)」をなんとか活用できないか?
ということにみんなで頭を悩ませていました。


もともと、敷地内では、子どもの遊び場づくりとして、地域で竹製の滑り台を作ったり、ターザンロープやクライミングウォールを設置したりと取り組まれており、そんな流れもあり、地域有志で「一般社団法人潟上未来会議」を立ち上げ、日本財団の「子ども第三の居場所づくり事業 コミュニティモデル」に申請しました。
地域ぐるみで子どもたちが遊ぶ機会を作ったりと取り組んではいましたが、子どもの居場所や子ども食堂などの実績がある訳ではないので、ダメ元です。しかし、今年の2月ごろ、申請が通った旨の連絡があり、見事、「子ども未来舎 りぜむ」のオープンに向けて動き出すことになりました!
それからは、地域の有志で、子どもとの関わり方、組織づくりや寄付集めに関する研修を受けたり、古民家を片付けて改修に向けての準備をしたり、定期的にミーティングを行い、どんな理念のもとで施設を運営していくのか?をみんなで考えたりしました。


そこで決まった理念は以下のとおりです。
- いつでも安心して帰って来られる、みんなが大切にされる場所
- 夢中になれる、没頭できる場所
- 生きたホンモノの体験と出会い、成長できる場所
- やりたいを叶える、行きたくなる場所
- 多様な人たちと交流し、つながる場所
7月からは、工事が着工し、途中、床板塗り、壁の漆喰塗りのワークショップなどで、りぜむに関心のある方にりぜむを見ていただく機会を作りながら、ようやくこの12月でほぼ工事が完成し、先日、18日に地域向けの内覧会と芋煮会を行いました。




オープンは、来年の1月16日を予定しています。
誰でも(島内の新穂以外の地域方でも島外の方でもウェルカムです)集うことのできる居場所として、運営していく予定です。(落ち着いてきたら、カフェなども運営予定です!)


ぜひ、お気軽に立ち寄ってください。
ゆったり読書をしたり、人と話したり、広場で走り回ったり、思い思いにお過ごしいただけるとうれしいです。
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小森美紗