佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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2023年06月

羽茂支所の吉田です。

6月15日(木)
羽茂まつりを開催いたしますのでお知らせいたします。

今年のポスターは羽茂小学校3年生の児童の皆様にご協力いただきました!
特徴を捉えた素晴らしいポスターを仕上げていただきました。
ご協力いただきました3年生の児童の皆様、先生方、ありがとうございます。

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コロナ禍で3年ほど、神社内での神事のみを行なっていたそうですが
久しぶりに町での開催です。
今年は羽茂支所前を開催場所としております。
近隣に駐車場はございませんので
南佐渡中学校体育館横(はもちの里側)の駐車場をご利用ください。

私も当日はご来場のお客様や出演する皆様のご案内をする予定です。
久しぶりに羽茂に太鼓やお囃子、お祭りの音が響くのを今から楽しみにしております。

担当地区 相川地区

出身地 静岡県静岡市
 
任期 2023年4月〜2026年3月(予定)

ひとことコメント

今年の4月から相川地区に着任しました
伊藤幹太と申します。

相川地区は世界遺産に推薦された相川金銀山を有する町です。2024年夏に世界遺産に登録される可能性が高く、町全体がこれから更に賑わいを見せていくかと思います。
そんな魅力ある相川地区を島内外の人にしっかりと伝えられるように地域おこし協力隊として日々の活動に取り組んでいきたいと思います!

宜しくお願いします。

担当地区 (一社)潟上未来会議

出身地 兵庫県丹波篠山市
 
任期 2023年6月〜2026年5月(予定)

ひとことコメント
新穂潟上集落、主に「子ども未来舎りぜむ」の活動支援を担当させて頂きます。

昨年暮らしていた島で佐渡市の地域おこし協力隊の方に会い、地域での活動の話、子ども未来舎りぜむの存在を教えて頂き、どんな人でも安心して来られる場所を作ろうとされている事に感銘を受け、私自身もその活動に参加したい、りぜむの理念を聞き、そんな生活ができたら幸せだと思い、応募しました。

出身は山に囲まれた田舎で長らく暮らしていたので、海の美味しいものや旬のものを食べる事、そして佐渡の歴史や伝統行事を知ることが楽しみです。


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佐藤昌栄隊員の記事一覧

名前 佐藤昌栄(さとうまさえい)

担当地区 鷲崎(わっさき)集落

出身地
 福島県伊達市
 
任期 2023年6月〜2026年5月(予定)

内海府小学校がピンチです

フリーランスでインテリアやグラフィックのデザインをやっております。2022年の4月に息子の離島留学で初めて佐渡にきました。1年だけのつもりだったのですが、あまりに居心地がいいのと、鷲崎集落で色々やってみたいことが出来てしまい、協力隊に応募しました。

やってみたいこととは小さいことから大きいことまでたくさんありますが、中でも一番大きいのはとても眺めの良い場所にある巨大な廃墟をリビルディングセンターや廃材を燃料にしたサウナとして再生することです。社会問題の解決はもちろん、雨や冬場に行き場の少ない佐渡の重要な観光資源になると思います。と言っても大きすぎて何から手をつけて良いのか今のところわからないので皆さんにも協力してほしいです。

それより何より、離島留学している内海府小学校が来年息子1人になる可能性が高くなってきました。地域に学校がなくなると一気に限界集落度が上がります。うちも困ります。小学生がいるご家庭のみなさま、ぜひ一度見学におこしください。のびのびして体験授業の多い楽しい学校です。

地域おこし協力隊からの協力のお願いでした。


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担当地区 両津地区

出身地
 新潟県佐渡市
 
任期 2023年5月〜2025年12月(予定)

ひとことコメント
育児のためにUターンして参りました。
佐渡は私が学生だった頃から、良い意味であまり変わっていませんでしたね。
変わった事と言えば両津市から佐渡市になったことくらい。
昔は、この何もない島が嫌で仕方がなかったのですが、不思議と今は魅力的だと感じています。今後も自然に囲まれた環境を維持できるように微力ながら頑張りたいと思います。

担当地域の紹介
佐渡の玄関口である両津湊を中心に、両津地区で活動しています。両津湊は両津港に面しており、港町ならではの鮮魚店や海産物の加工品の工場、加えて家々が所狭しとひしめき合っており古き良き昔の街並みを今に残しています。
そのため、活気あふれる個人商店が多数存在している印象があります。
そんな両津湊エリアは7つの町内会で組織されており、私の住居もその中の1つの町内会に属しています。後ろに両津湾、前に加茂湖に挟まれ、家の窓からはいつでも加茂湖の四季が感じられます。


担当地区写真2

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5月28日、新潟県美しいまちなみフォーラム2023が開催されました。
上・中・下越、佐渡と持ち回りで年1回実施されており、今年の舞台は佐渡小木でした。

同時に新潟県まちなみネットワーク小木町大会も開かれました。

新潟県まちなみネットワークは県内の町並みを活かした取り組みを進める団体が加盟する組織です。
例年、景観の日(6月1日)の前後に大会を開催し、メンバー間の交流を図っています。
(もし景観の日が祝日になれば6月にも念願の祝日ができますね)

今回は27日に宿根木のまち歩きと意見交換会、
翌28日は小木のまち歩きと総会、フォーラムという流れでした。

宿根木のまち歩きではベテランガイド2人が円熟味を増す“千石船の里”を案内しました。
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↑江戸期からの石畳が残る世捨て小路にて

夜の意見交換会は小木屋で開かれ、各地のまちづくりについて話を伺うことができました。
新潟県は広い分、多種多様で素晴らしい景観がたくさん残っていると改めて感じました。
(城下町、港町、花街、鉱山町、宿場町、醸造町、寺町など)
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翌28日の午前中は小木のまち歩きがあり、私もガイドを務めました。
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↑後方に見えるのはこの日入港していたクルーズ船“ハンセアティック・ネイチャー”

1時間というタイトな設定の中、三味線堀、上の番所跡、金子屋鍋屋、木崎神社などを巡りました。
特に参加者が反応していたのが鍋屋の中を見せていただいた場面です。

昔の部材を残したまま住みやすいようにリフォームされている姿に感心したようです。
やはり町並みは保存と活用がセットになってこそだと改めて感じました。

午後からはいよいよメインイベントのまちなみフォーラムです。
基調講演として千葉大学名誉教授、福川裕一氏の話がありました。

中でも、町屋は世界共通の暮らしやすい造りであるとの話が印象に残っています。

広い間口や奥まで続く土間、中庭によって外との関わりを適度に保ちつつ、良好な住環境を実現していたとのことです。今では古いものだと思われている町屋の造りが、実は建築家の追い求める理想の住まい=未来の住まいだと聞いてなるほどなあと思いました。

その後のパネルディスカッションでは、富山県高岡市の重伝建地区内にある商業施設のコンシェルジュを務める筏井晴夫氏らによる討論が行われました。
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高岡では伝建地区間の交流が希薄なことや4~50代がまちづくりに参画しない“中抜け”の状態が課題となっているそうです。小木でも中抜けを感じることがありますが、宿根木との交流は大事にしていかなければと感じました。

最後に県内のまちづくり団体の代表がそれぞれ近況報告をして閉会となりました。
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今回のフォーラムは小木町の重伝建選定に向けた良いアピールになったと思います。

来年は大火からの復興を果たした糸魚川市での開催とのことです。
そこで重伝建選定の報告ができるよう活動に取り組んでいきます。

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