こんにちは、佐渡市役所
金井地域センター 伊藤です。
金井地区のイベントとして「かないいねマルシェ」が開催されます。マルシェに出店するワークショップには、昨年に続き「わら縄ない」として「あわじ結びのリース」「しめ縄」づくりを用意しました。
そして、新たに「なべ敷き」づくりの体験も用意することができました。
このページを見ていただき興味をもった方は是非、下記の申し込み情報から参加いただきますようお願いします。

「なべ敷き」をつるためには、二本取りでわらを長くなう技術が必要です。なぜかと言うと、なべ敷きの芯に長い一本の細縄を巻く必要があるからです。一回で細縄が出来ればいいのですが、穴に通しながら縄を巻き付ける作業の関係から途中で縄を継ぎ足す必要があり、この点もハードルになりそうです。何とか細い縄を長くなうことが出来れば「なべ敷き」づくりも比較的簡単につくることができると思います。

縄ないのようす
頑張って、細縄をなってやる!
細縄づくりは、問題なし!
こんな方は、是非「なべ敷き」づくりの体験にチャレンジしてください。
毎年 佐渡の鬼太鼓用にわらじを作っている方々が指導者として教えてくれますので、安心してご参加ください。
かつて集落でどの家庭でもお釜さんでお米を炊いていました。炊けたお釜を置くためには「なべ敷き」がないと釜が簡単に倒れてしまいます。ですので、必ず「なべ敷き」は利用されておりました。一家にあたり前にあったモノなのです。

しかし、今では一般の方々がわらを入手することも苦労されるようになりました。時代とともに「なべ敷き」にお目に掛かることはなくなっていきました。
現在では、佐渡観光の方々にお土産品として販売がされるようになりました。都会では、おしゃれなセレクトショップなどでも販売されており、人気の商品としてその価値も高まっているようです。
こんな品を自分自身で作ってみませんか。
「なべ敷き」づくりに是非チャレンジしてみてください。
ワークショップのお申し込みは、下記のサイトからお願いします。
■「なべ敷き」の工程
今回、ワークショップでつくる「なべ敷き」の工程です。
①芯づくりは事前に用意した荒縄から行いますので、丸い芯づくりの難易度は低くなっています。
荒縄の芯
②荒縄の芯にわらクズを巻きます。

わらを巻き付ける
③さらにラフィア(ヤシの葉を加工した繊維)を巻き付けてキレイな芯の完成です。

更にラフィアを巻き付ける
④最後に事前に作った細縄を芯に巻き付けていきますが、途中で足りなくなるので更にわらを継ぎ足しながら細縄を伸ばしてそれを芯に巻き付けて行きます。全体に巻けたら止めの作業をして完成となります。

細縄まき付けのようす
⑤お疲れ様でした。

完成です
その他、昨年作成した「あわじ結びのリース」「しめ縄」も体験できます。初心者の方は、こちらの体験をおすすめします。
ワークショップでは、材料は用意されていますので、マルシェ当日は参加費に加えてハサミのご用意をお願いします。
しめ縄
いかがだったでしょうか、できあがったものは、部屋飾りにも使えると思います。自分でつくった唯一無二の品を手に入れませんか。是非、下記のリンクから申し込みをいただきますようお願いします。
「かないいねマルシェ」
「かないいねマルシェ」ホームページ