佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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寺内栄樹(笹川・西三川地区)

元気なお年寄り達で始めた「佐渡を歩こう会」、
3月の羽茂城址に続き今回は外海府の関集落と岩谷口を歩く! です。

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今回も西三川りんごオーナー園の佐々木五三郎さんから二日前に突然電話で
お誘いがありました。
行きたくなったときに行きたい人だけが参加する、そんな緩やかな会です。

こんなふうに海岸をのんびり散策。

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汗が出たところで岩谷の洞窟で涼みます。
この洞窟は、佐渡の反対側である宿根木に通じているとの言い伝えもありま
すが、ホントかな~。。

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海岸線にはこんなカラフルな住宅もありました。
住民が趣味で拾い集めて飾っているそうです。

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今回は軽めに歩いて昼食を食べたあと、地元の方に雄大な関の大滝と関岬の
放牧場を案内して戴きました。

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牛たちがこんな近くまで来て歓迎してくれます。

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参加した皆さんは長く佐渡に住んでいますが、こんな絶景を見るのは初めて
だと感激していました。

佐渡にはトライアスロンやマラソンなど色々なイベントがありますが、お年
よりにはひらすら何キロも歩くのはキツイし面白くない、無理せず楽しみな
がら歩き、地元でおいしいものを食べたりすることが大事だと佐々木さんは
言います。

佐渡を良く知る佐々木さんでも知らない場所はたくさんあるとのこと。
「こういうトレッキングコースのガイドでも作ってくれんか~」と言われま
したが、佐渡一年生の私にはとてもとても。。m(__)m

とは言え、佐渡百選にも挙げられながら薮に覆われ荒れ果ててしまっている
かつての名所もいくつか見てきました。
佐渡に住む人たちが、そうした隠れた名所・史跡に関心を持ち続けてゆくこ
とが風化を防ぐ道と期待しながら、今後もこの活動を続けてゆきたいと思い
ます。

こんにちは! 笹川・西三川担当の寺内です。
4月18日は、平清水にある堂林牧場にて繁殖用牛の入牧作業をお手伝い
して参りました。

店頭で「佐渡産和牛」を見ることはほとんどないので知らなかったのです
が、実は佐渡は古くから最高級牛肉である黒毛和牛の産地であります。
多くの飼育農家は繁殖牛を飼育しており、生産された優良な子牛のほとん
どは島外に出荷され「にいがた和牛」などのブランド牛として育てられ市
場に出荷されるとのことです。

佐渡内にはいくつか放牧場があり、春から秋にかけての放牧によって健康
で丈夫な繁殖牛になってゆきます。

堂林牧場は大佐渡山脈の中腹にありますが、この日は天気が良かったこと
もあり真野湾や雪の残った大佐渡の山並みが身近に迫り、絶景のなかでと
ても心地よい一日を過ごすことができました。

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本日入牧するのは53頭。
順次運び込まれた放牧牛を一頭一頭耳標で確認し、体重測定、採決、妊娠
の確認、ダニ駆除を行った後一斉に放牧されます。

協力隊からは私と渡邉隊員の2名が参加、二人とも初めてなので直接牛に
触れることのない体重測定をすることになりましたが、牛が到着するまで
の間しばし緊張の面持ちです。

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続々到着する牛たち。

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最大600kgを超える巨体が間近に迫ると恐怖を感じました。
おとなしければ良いのですが、初めて入牧する牛のなかには興奮して引手
を振り切り柵を飛び越えて脱走するものもいます。

妊娠が確認されていない牛は、こうして腕を挿し込んでチェックされます。

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未妊娠牛はおしりに感圧マーカーが貼られます
発情が始まると他の牛がおしりに乗りマーカーが反応しますので、発情が
確認されれば牧場で人口受精するしくみだそうです。

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検査が終わり放牧場へ連れてゆきます。

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やっと解放され走りまわる牛たち。

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腹が減った!

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牛たちの解放感が伝わり暫しボーッと眺めていました。

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柵を飛び越え逃げ惑う牛もいます。

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暫くすると皆落ち着いてのんびりとしてくるそうです。

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今まで草を食みジッとしている牛しか見ていなかったので、走り回ったり
飛び跳ねたりする牛を見て驚きました。しかも巨体ですので、すぐそばで
ダダを捏ねるだけでも怖くて近づけません。

農業修行中の協力隊員2名ですが、まだまだ颯爽と牛を引いてゆくまでに
は時間がかかりそうです。

笹川・西三川地区担当の寺内です。

4月14日は、800年もの歴史があるとされる新穂の山王祭りを彩る山車(だし)
の引き回しを手伝ってもらえないかとの依頼があり、協力隊員他3名と共に参加し
て参りました。

江戸時代に作られた新穂の山車は戦後使われなくなり日吉神社の収納庫に保存さ
れたままでしたが、3年前地元有志からなる新穂山車保存会の人たちにより復活
されたものです。

朝8時より組み立て始め、スタート予定時刻の10時半を待ちきれずに10時前には
新穂行政サービスセンターを出発しました。

日吉神社へと町内をのんびりと向かう途中で4か所ほど立ち止まり、春駒と日本舞
踊が演じられます。

何か江戸時代にタイムスリップしたような感覚です。

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国仲随一の祭りとあって境内には大勢の人が集まりとても華やかな印象。
春駒さんたちの楽しい踊りに続いて流鏑馬(やぶさめ)、下り羽の奉納があり鬼太鼓
のクライマックスとなります。

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山車を引き廻しただけですが、これほど歴史のある大きな祭りに参加できたというこ
とで、とてもうれしい体験でした。

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翌15日は担当地区の笹川祭りに行ってきました。
昨日の山王祭りとはうって変わって小さな山村の小さなお祭りです。

まずは鉱山の神様である大山祇(おおやまずみ)神社での奉納から始まりました。

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こうして獅子を担ぎながらのどかな感じで家々を回ってゆきます。

訪ねた家々の玄関先で獅子が門付けをし、迎えるお宅のほうはお酒と食事で振る舞っ
てくれます。

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そしてまたのんびりと歩いて次のお宅に向かいます。

5~6軒も回ると数少ない20代の担ぎ手たちも酔い過ぎて、後ろから見物していた
私にも交代して欲しいとお鉢が回ってきてしまいました。

見よう見まねでぶっつけ本番、勢いよく走りまわっただけですが、祭りですから楽し
めばそれで良いのですね。

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里山らしく沢蟹や鮎、山菜料理が満載でしたがとても食べ切れません!

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回る軒数は以前より少なくなったとは言え18軒。私は半数ほど、応援が来たところ
で退散させて戴きましたが、皆さん朝から暗くなるまで頑張ったと思います。
ご苦労さまでした。


古くより綿々と受け継がれてきた山王祭りと笹川祭り、規模は違いますがそれぞれ担
い手不足が心配です。

大きな祭りも小さな祭りもいつまでも続いて欲しいと思います。

最初の投稿記事は自己紹介として隊員全員が同じ質問に答えています

 

●佐渡でのあなたの癒しスポット、一番好きな佐渡での場所は?

  笹川・西三川から自宅のある真野に向かう道すがら眺める真野湾と大佐渡

  の景色は最高です。天気の良い日は海岸線からちょっと高台に寄り道し

  て、しばし眺めていることも。

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 ●好きなおにぎりの具は?

梅干しと鮭。アツアツなら具なしの塩にぎりです。

 

●佐渡で一番美味しいと思う食べ物は?

  寿司

 

●好きなタレント・作家・アーティストは?

  i-podの中身が増えないので古い曲を繰り返し聞いています。

  Miles DavisJohn ColtraneSimon & GarfunkelDon McLean

  オフコース、王菲

 

●好きな異性のタイプは?

  天然(妻です)

 

●自分について人から言われた事で印象的な言葉は?

  いまいち意味が分からないけど「シュールな人」と言われたことがありま

  す。たまにボソッと変なことを言っているのかな?

 

●日々の楽しみは何ですか?

  農作業。

  野菜苗を作っているとついつい可愛くなって水をあげ過ぎてしまいます。

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  また、広い空間(田畑)を独り占めしている時間が最高です。

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●十年以上好きで食べ続けてきたものは?

  コヒー。

  毎朝寝起きにアイスコヒー2~3杯、その後淹れたてを1~2杯飲んで

  います。昔はミルとサイフォンで凝った時期もありましたが、最近はコーヒー

   メーカーです。

 

●カラオケ十八番は?

  歌いだすときは酔っていて何を歌ったのかほとんど覚えていません。

  最近歌ったのは、黒の舟歌? 酒と泪と男と女? ・・たぶん古い歌ばか

  りです。

 

●お気に入りの映画やシーンは?

  ALWAYS 三丁目の夕日シリーズ。

  私の通った小学校は、ちょうどALWAYSの舞台になったあたりです。東京オ

  リンピックの時1年生で、当時の街並みや雰囲気を懐かしく思いながら見

  ています。

 

  心引かれる場所は?

   海(湖)と山なみが見晴らせる丘陵の一軒家。

   佐渡にはいっぱいありそうですね。

 

●任期終了後の自分はみえていますか? 10年後は何をしていますか?

   私の栽培した農作物を使って妻が作るオーガニック料理を出す小さなカ

   フェを営業しています、、かな?(希望です) もちろん佐渡でです。

   佐渡の人口は今よりももっと少なくなるかもしれませんが、地域に住む

   人たちが楽しく集える場所を作ってゆければと思います。

こんにちは! 笹川・西三川地区担当の寺内です。

2月の半ば過ぎに、昨年トラクターの運転をご指導して戴いた西三川の佐
藤さんから、オーナーが病気で管理できなくなった柿畑を面倒みてくれな
いかとの依頼がありました。

耕作維持困難な中山間の農地を守るお手伝いをしながら、3年の協力隊任
期後は佐渡で農業を営みたいと考えている私としては願ってもないお話し
です。

とは言え、剪定などやったことのないのに引き受けて良いのか不安を抱き
ながらも、近くの柿農園のお師匠さんの指導を受けながら始めることにし
ました。



お師匠さんから原理原則を教えて戴いても、始めは伸び放題に伸びた枝の
どこからどう切ってゆけば良いのか分からず、眺めては悩み、眺めては悩
みでいたずらに時間が過ぎてしまいました。

しかも佐渡の冬は風雨が強かったり突然吹雪になったりでなかなか作業が
はかどりません。柿の剪定は通常遅くとも2月いっぱいには終わらせると
のことで焦るばかりでしたが、お師匠さんが時々覗きに来てアドバイスし
てくれたおかげで、暖かくなる前になんとか終わらせることができました。

最後の仕上げです。



鋭く観察して、、



一瞬でカット!

ちょっとポーズをつけ過ぎました (^^♪



こんなにすっきりしました。
お師匠さんからもお褒めのお言葉を戴き感激です。
秋になったらおいしい実がいっぱい取れたらいいな~

佐渡では柿だけでなく農家の高齢化と担い手不足が深刻です。
自分一人でやれることは微々たるものですが、少しでも里山の環境を守る
ことに貢献できればと思っています。。
と、偉そうなことを言ってもまだまだ農業素人。これからもいろいろ勉強
する姿を伝えてゆくつもりですので宜しくお願いします。
 

ちょっと時間が経ってしまいましたが、先月末に担当地区西三川の隣にある
田切須で健康学習会が開かれたので参加してきました。



隣の集落なので何かお手伝いできることはないかと思っていたので、挨拶
がてら似合わないエプロンと三角巾で身をかため気合を入れて参加しまし
たが、予想どおり黒一点でちょっと気恥ずかしい気分でした。



台所に入る余地なし。。(-_-;)
料理には参加せず控え組とおしゃべりをしていることにしました。



私の住む真野地区は塩分取り過ぎ・・控えなければと思います。



とは言え、やっぱりこれに梅干しや漬物ぐらいなければ物足りない!



食事の後、健康体操やゲームで締めっくりました。

西三川や田切須など真野地区の南部は、皆さん仕事が忙しいということで
これまでこうした催しはほとんど行われていませんでした。

以前から高齢者の方にとってはとても淋しいとの話しを伺っていたので協
力隊として何かできないかと考えておりましたが、農閑期の12月から3
月の間だけサロンをやろうという話しになり嬉しい限りです。
ちょっと先に話しになりますが、サロンの立ち上げにお役に立てればと思
います。

佐渡はまだまだ寒い日が続いています。
早く暖かくならないかな~と思っていたところ、突然西三川りんごオーナー
園の佐々木五三郎さんから電話が掛かってきました。

オーイ、何やっている? あさって羽茂城址のあたりを散歩するから地図を
もってきてくれや!

という感じです。

果樹組合の関係で定例でやっているイベントかなと思って参加したのです
が、当日集まった方たち皆そんな感じで突然呼ばれたそうです。



西三川周辺の田切須、高崎だけでなく小木からも二人参加しました。
15人ほど声を掛けたところ、前日が吹雪でしたので辞退する人も多かった
とのことですが、それでも9人が集まりました。



こんな感じでのんびりと歩行開始。
昨日とはうって変わって快晴! しかも西海岸で冷たい風が強く吹く西三川
と違って、羽茂はとても穏やかでポカポカしていました。



最初の目的地は佐渡百選にも選ばれた羽茂城跡。
城は佐渡を二分する実力を誇った佐渡本間氏が室町初期(1390年)ころ
築かれたとのこと。



そんなうんちくを勉強するのも佐渡散策の楽しみです。



入口から杉林の中を上ってゆきます。



途中丘の上から羽茂の街並みが一望できます。



雪で滑らないよう更に上へ。



頂いた芋もちをかじりながら。。



次の目的地は弘法の滝



すごく立派な滝でした



林道を行く途中で枯れたウドの木を掘ると若い芽が取れました。
街育ちの私には教えて戴けなければ全く分かりません。



最後の目的地は幻の滝、政の滝です。
こんな急勾配の薮の中を掻き分けて降りてゆきます。
夏は薮が深すぎて近づけない、この時期しか見ることができないから”幻”
の滝なのです。



ここから元の場所へ上って行くのが更にたいへん!
息は詰まるし脚はつりそう!!
皆さんの体力に脱帽ですm(__)m



山を下り羽茂川沿いの通称俳句の道を通って本日の散策も終了です。
最高齢72歳の方もいるのにたいへん冒険心溢れた散策でした。
最後に今回の仕掛人である佐々木さんから一言。

どうだ~、こんなやつを定例でやらんかな~

こんなユル~イ関係から地域づくりをスタートしようとしている佐々木さん。
大変参考になりました。


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寺内栄樹(笹川・西三川地区)の記事一覧


投稿名 寺内栄樹(笹川・西三川地区)
 
担当地区 笹川・西三川地区
 
出身地 東京港区
 
任期 2013年9月~2016年8月末予定

経歴
東京(港区)で生れ、大学卒業まではバブル期にジュリアナ東京で名を馳せた芝浦で育ちました。
就職後は関東周辺転々とし中国(北京)にも駐在したこともありましたが、直近では神奈川県の南足柄市にマイホームを建て14年間住んでおりました。

地域おこし協力隊への応募動機・佐渡の感想
サラリーマン時代、人生後半は農的生活を実現したいと思い何度か地方各地を見て回っておりましたが、昨年の5月に親戚のいる金井地区で田植え体験をした際、佐渡の美しい自然と田園風景に感動し、また海・山・市街地がコンパクトにまとまった居住環境にも魅力を感じ、妻と二人ですぐに移住することを考えるようになりました。とは言え、見知らぬ土地へいきなり移住する事は難しい事でしたが、たまたま佐渡の情報誌「えール」で地域おこし協力隊のことを目にし、地域活動のお手伝いをしてゆく中で佐渡における人脈や様々なこと、とりわけ農業への理解を深めてゆける良い機会と捉え応募しました。

笹川・西三川地区について
笹川集落を含む西三川川流域は、古くは平安時代から砂金採掘が行われたところで今昔物語にも記載がされているとのこと。
明治5年に閉山となってから農業へと転換してきましたが、古代からの歴史的変遷を示す農山村景観が県内初の「重要文化的景観」として選定されました。
わずか三十数世帯の小さな集落で、山間にひっそりと佇んでいるといった印象です。

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西三川小学校笹川分校跡
 
真野湾南端の西三川漁港から緩やかに続く丘陵には、日本最後トキ「キン」と宇治金太郎さんの交流が有名な田園地帯が広がります。

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日本最後のトキ餌付けの地

また西三川は林檎や梨、柿など果樹栽培の盛んな土地で、国道沿いにあるくだもの直売センターには島内外から連日多くのお客さんが来店します。 
さらに林檎の木のオーナー制度に参加すれば、気軽に自分の木の林檎を収穫して味わうことができます。


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りんごオーナー園

これまでの活動内容
・収穫祭等地域の行事、イベントに参加及びブログ発信
・生活道路/林道の補修/整備、公園/畦道の草刈り等のお手伝い
・農業の勉強を兼ね、農作業のお手伝いや里親農家調査に同行

今後の活動予定
・美しい里山景観の維持
集落住民の高齢化により里山の農地はどんどん維持できなくなっています。
反面、農的生活を望む都市部のミドル~シニアの世代は多く、両者のマッチングを行い次世代に繋げる架け渡しをしてゆきたい。

・地域財産の継承と地域活動の活性化
集落で守り続けた有形/無形の財産を、世界遺産登録に向けた活動や地元企業と協力して維持/発展させてゆく方法を考えたい。
また婦人や高齢者たちに向け、肩肘張らず気楽で楽しめるイベントを実施してゆきたいと思う。 

コメント
中山間の農業を元気にして里山の景観を守ってゆきたい! 

笹川集落を含む西三川川流域は、古くは平安時代から砂金採掘が行われ中
~近世は幕府の財政を支える佐渡金銀山の一つとして栄えてきました。

明治5年に西三川砂金山が閉山となってからは、砂金採掘によってもたら
された地形や技術を巧みに活かし農業へと転換してきましたが、古代から
の歴史的変遷を示す農山村景観が高い文化的価値を持つということで、県
内初の「重要文化的景観」として選定されています。(佐渡市の広報を参照)

         


わずか三十数世帯の小さな集落にもかかわらず、住民たちの努力によりつ
い2年前まで小学校の分校を維持してきましたが、少子高齢化の波には逆
らえず現在は廃校となり、山間にひっそりと佇んでいます。




集落の人々にはとても想い出深い分校は、年2回夏の運動会と秋の収穫感
謝祭に利用され、住民の親睦と地域の活性化に役立っております。



前日はスタッフの皆さんが暗くなるまで展示品の準備をしました。



住民の方が作った版画や魚拓、そのほか習字や掛け軸など皆さんとても芸
達者なのに驚かされます。



明日のバザーに出す自慢の野菜です。
とてもお買い得であるばかりでなく、コンテスト狙いの珍野菜もあります。



11月17日(日) 午前10時
さあ、いよいよ収穫感謝祭の開始です。
体育館の入り口も綺麗に飾りつけられました。



まずは餅つき大会でオープニング。



最近は餅つきをする家庭も少なくなっているとか、
息が合わずにおっかなびっくり。



つきたての餅を餡子やきな粉にからめてその場でご賞味。



我家からは野菜も芸もないので、妻手作りのアンパンを提供しました。
意外と好評で行列ができるほど。。



その次は砂金音頭の講習会です。
砂金音頭は今から25年ほど前に西三川の河原で砂金祭りを始めた際、地
元の人達が作り上げたもので、笹川の人達はそれを継承してゆこうと頑張
っています。



旦那連は隅を陣取りずっと飲みっぱなし



次はうまい米コンテストです。
おいしいと言われる佐渡米の中でも、山間の湧水で育てた笹川産コシヒカ
リはうまいと評判です。



珍野菜大賞と巨大野菜大賞も決定



表彰式



イベントが終わると最後はバザー。
各農家から自作の野菜を中心に出されていましたが、値付けはテキトーで
こんなに安くていいの? って感じです。
希望者が重なったときにはじゃんけんで決めます。



すべて売り切れ楽しかった収穫祭も終わりです。

これから冬になると雪もつもり家に閉じ籠りがちになるとのこと。
協力隊として、冬の間高齢者でも気軽に参加できる楽しいイベントをやり
たいと目下企画進行中ですので乞うご期待を!

 

 

報告が遅くなってしまいましたが、さる11月10日は西三川のりんごオー
ナー園で収穫祭が行われました。

りんごオーナー制は、10年ほど前に廃園になりかけたりんご畑を存続させ
るために、西三川果樹組合の有志数名が始めたそうです。

品種は「サンふじ」か「シナノスイート」で、1本年間15,000円~30,000円
でオーナーになれます。1本からおよそ100~200個のりんごが収穫で
きるとのことです。

普段の管理はオーナー園の方々が行っていますが、この日を界に1カ月ほど
農園を解放して、オーナー自身が自由に収穫することができるようになりま
す。今でもとても甘くておいしかったですが、これからどんどん甘味が増し
てゆくそうです。



このところ日本海側は連日雨が降り、この日も午前中から嵐のようなあいに
くの天候でしたが、島内のみならず島外の人たちも集まって来てくれました。



風雨にも耐え、たわわに実ったりんご。



高いところは、スタッフの人が指導してくれます。



こんなにとれました!



どれにしようかな?
私の奥さんもオーナーのご厚意に甘えてたくさん戴きました。



収穫後は果樹園の出荷倉庫で懇親会、
女性スタッフがごちそうを用意してくれました。



天気は残念でしたが、皆さん楽ししそうに歓談していました。



嵐の中、朝早くから料理を準備して戴いた女性スタッフ陣です。
ご苦労さまでした。



天候のせいで来訪者は昨年の半分ぐらいとのことですが、それでも懇親会とし
て用意した果樹園倉庫は満杯となるほどでした。

話しを聞くと果樹園側に利益の出るものではないが、生産者が消費者と直に交
流できる良い企画だと思います。
生産者と消費者が金銭的な損得を超えて繋がり合える場として、このような取
り組みが他の営農者にも広がれば、コストのみに縛られる風潮から少しでも変
化してゆくのではないかという気がしました。

来年は私も、是非オーナーとして収穫を楽しみたいと思います。
 

もう秋です。

果樹生産が盛んな西三川と、砂金山由来の農山村景観で重要文化的景観にも
選定された笹川で、農業素人の身で地域おこしを進めるからにはまずは農修
行を始めなければならないと思い、西三川の佐藤さんのご厚意に甘えご指導
をお願いしました。

佐藤さんちで飼っているカレンちゃん。
「このど素人が何しに来たのか?」‥と冷ややかな目で迎えてくれました。


ほんとはとても人なつっこくて、すぐに仲良くなりました。

今はハウスいちごの定植時期。
ポットで育てた子株を本田に移植します。
品種は新潟の気候に適した「越後姫」で、1月末から2月に出荷されるとの
ことです。



ビニールハウスの本田はこのような高設栽培で、小型の耕耘機を背中に背負
って耕します。大切な作業であるので私は見学するのみ。。



その間私の作業は、佐藤さんの奥さんが用意した子株を一輪車でハウスへ運
ぶ事。このように親株から伸びたランナーを切り離して葉を3枚程度残しま
す。



運ぶだけだと時間が余るので、その間農園内を散策していたところこんなク
ジャクにも出くわしました!



定植が済んだ本田への水やり。
用土が流れ落ちないよう結構水加減が難しい。



ハウス内は35℃。
すぐに汗が噴き出してきました。



あまり気温が高いと水やりもよくないので、昼食を食べたところで本日の作
業は終了。

♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~

後日田圃に出ました。
稲刈りは終わってしまったので、秋の田起こしです。

トラクターの運転はもちろん初めて。
オートマチックだから簡単だよと言われましたが、車とは訳が違い顔は笑っ
ていてもドキドキしてます。



まっすぐ進んでいる分には結構サマになってきたけど、ターンはしどろもど
ろ。。ロータリーを上げ忘れてバックしそうになったり、ハンドルの切り返
しが逆になったりと m(__)m



結局難しいところと最後の仕上げは佐藤さんの出番です。



こんな景色の中で食べる弁当の味は最高です。
遠くに真野湾も見えます。



今は冬場に出荷するハウスいちごの定植作業で滅茶苦茶忙しい時期にも関わ
らず、一から丁寧に教えて戴き佐藤さんにはたいへん感謝しております。
少しでもお手伝いになるようにと午後は畦道の草刈りを行いましたが、平地
とは違い危うい腰つきなので佐藤さんもつきっきりとなってしまいました。

今後も時間を見て実践での勉強を続け、早くお役にたてるようになりたいと
思います。また、来年はプライベートな時間を使って小さく農業を始めてゆ
きたいとも思っています。

ということで、これからも修行は続きます。


後日談;筋肉痛ゥ~

皆さん、こんにちは。

私の地域おこし担当地区は、佐渡の里山を象徴する笹川・西三川地区ですが、
住んでいるところはなんと…町屋造りが残る商店街です。

今回は、私の住む真野新町での小さな催しを紹介します。

真野新町は佐渡の中央西海岸に位置し、国道350号線と両津真野赤泊線が
交差するところで、古くから宿場町として栄えていたとのことです。

他の地域同様、佐渡でも大型ショッピング施設の集まる佐和田地区に人の流
れは移り、このような商店街は厳しい状況です。
そんな中「秋の茶会で旧家を巡る街歩き」のイベントも、商店街の住民たち
の努力により今年で10周年を迎えました。

今は閉店となっている元呉服店の「せいない」邸。


中に入るとこのような「茶席の場」が設けてあり、お菓子とお茶を戴きまし
た。


奥には表から想像の出来ない空間が。。
内庭に土蔵2棟と味噌蔵1棟があります。光の陰影が印象的です。


森邸。七代続く医科の名門で国の有形文化財だそうです。


奥は大きな回遊式山水庭園となっています。
すぐ表が国道とは思えないほど静謐で広々とした空間です。


こちらもお茶会の会場。
正座が苦手な人も椅子があるので大丈夫。優雅な気分を味わえます。


裏道ではがらくた市が開かれていました。


おもや。
歴史講和会と特別展示が催されました。



普段は雑草が伸びひっそりとした新町大神宮。
この日はきれいに刈り取られ、境内の社では文弥人形が上演されました。


佐渡は奥が深いです。
この地に住んで2週間ですが、昨日までは全国どこでも見られる郊外のシャ
ッター通りと思っていました。

こんな(と言っては失礼ですが)人気が失われつつある商店街でも皆地域の
歴史を大事にして、なんとか保存してゆこうと頑張っています。

今回は移住したばかりということで招待券を戴く側でしたが、私も住民のひ
とりとして、次回のイベントからは積極的にお手伝いをしてゆきたいと思い
ます。

 最初の一歩_地域をまわって

 こんにちは!

 今月より佐渡市の「地域おこし協力隊」に参加することになった寺内栄樹
(てらうち ひでき)と申します。

 昨年32年間におよぶ首都圏でのサラリーマン生活に区切りをつけ、かね
てより憧れていた農的生活を手に入れようと各地を巡っていたところ、佐渡
の美しい自然や、環境に優しい農業に市を挙げて取り組む姿勢に感動し、是
非この地の一員となって中山間の伝統行事や農業を守り、次世代に継承して
ゆく一助となればとの思いで移住してきました。

 とは云え、農業はまったく素人ですし、見知らぬ土地で文字通り右往左往
の2週間でした。ともかくも、先週末は地域のイベントを回り地域の人たち
にご挨拶することから始めました。

 ところで、私の担当する地区は、笹川と西三川です。
 笹川は、今昔物語にも記載されているとされる古い砂金山の集落がそのま
ま残った山間の水田が美しい里山です。
 一方、西三川は林檎や梨、柿など果樹栽培の盛んな土地で、林檎の木のオ
ーナー制度に参加すれば、気軽に自分の木の林檎を収穫して味わうことので
きる楽しみがあります。

 今後、この里山の魅力と自らの体験を順次伝えてゆく予定ですので、宜し
くお願い致します。


◆◆9月13日(金)
 笹川の上流にある溜池で、NPOによりブラックバスなどの外来魚駆除が
行われるということで見に行ってきました。
 こんな離島にまでブラックバスが繁殖しているのにはびっくりです。
 ブラックバスさんには可哀そうですが、トキのエサが食い荒らされては困
るので、ご勘弁を。。



 午後から行ったのですが、初日ともありまだポンプで水を吸い上げている
途中でした。この後台風18号による大雨となるのですが、駆除はうまくい
ったのでしょうか?


 廃校となった西三川小学校。
ここの卒業生ではないけれど、何か懐かしさを感じさせるたたずまいです。



 校庭から真野湾を見下ろしたところ。
まだ日は高かったけれど、ここから見る夕日は絶景とのことです。



 校舎の一部を地元企業が再利用することになっているようですが、もっと
地域おこしに利用できないかな。。


◆◆9月14日(土)
 小布施神社の例大祭に行ってきました。



 7時半頃、まず竜が境内で踊る(?)ところから始まります。



 猿田彦の面を持った人の先導で神輿のパレード始まりました。よくは分か
らないのですが、天孫降臨の物語を表したものだと思います。



 昔は、こうした祭りで神話を語り継いできたのでしょう。


◆◆9月15日(日)
 西三川の果樹組合が主催している「くだもの祭り」です。
 広い駐車場はいっぱいで、道路にまで車が溢れていました。
 正直、こんなにも盛況だとは思っていなかったのですが、それでも他地域
の祭りが重なったので、昨年より少ないとのことでした。



 ギネス更新はできたかな??



 西三川のくだものは地元で大評判。
 例年午前中で完売してしまうとのことです。





 最後までご覧戴きありがとうございました。
 勉強不足(というよりまったく無知)で、説明になっていませんが少しず
つレベルアップさせてゆきたいと思います。

 今後とも宜しくおつきあい願います。


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