佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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小川佳奈子(新穂地区)

立春を過ぎ、冬の寒さは底を着いたかと思いきや、今朝も寒い寒い佐渡です。

そんな時は、身体も心も温まるものが食べたくなりますよね。

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昨夜は、さどっ粉(米粉100%)を使ったシチューを作りました。シチューというと、小麦粉で...というイメージがありましたが、米粉で美味しいシチューやホワイトソースが簡単に作れることが分かり、ちょっとお料理上手になった気分です。えっへん。

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お米は、新穂の農家さんが分けてくれた朱鷺と暮らす郷のお米。お豆は、お友だちの農家さんが育てた無農薬青大豆です。まるで栗ご飯を食べているような甘味!

私が佐渡へ移住しようと思った佐渡の魅力の一つ、それが地産地消できる島だということでした。

シチューの具(かぼちゃは私の畑で昨年とれた唯一の収穫物です!)は、鶏肉以外佐渡のもの。ご飯もお豆も漬物も、全部自分が住んでいる島でとれたもの。

そんな食事をできることに幸せを感じながら、大鍋に大量に作ったシチューは今朝の朝ごはんに。朝から佐渡の恵みで、いただきま~す!


☆米粉のシチュー☆
インターネットで調べると、たくさんのレシピが出てきます。さどっ粉と佐渡牛乳でぜひ佐渡シチューを作ってみてください。ちなみに私は、朱鷺と暮らす郷認証米大使、ちょりママさんのレシピを参考にさせて頂きました♪

 

牡蠣の水揚げも最盛期を迎える冬の加茂湖。

新穂のなかでも、両津と隣り合う潟上集落の源田平(げんだひら)という場所が、加茂湖の湖岸に面しています。この辺りは私にとってまだまだ未開拓の地。牡蠣殻の山を横目に、牡蠣小屋の並ぶ湖岸を歩いていると...

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「おい、こんなとこで何遊んでんだぁ」

急に声をかけられ、ビクッとして後ろを振り返ると、相手は良く知った新穂の方でした。(ホッと胸をなでおろす私...。)

牡蠣の養殖とは無縁なはずなのに、なぜこんなところに???と、私の方が疑問に思い話を聞いてみると、使われなくなった牡蠣小屋を借りて、趣味の釣り用に使っているのだそうです。なるほど、そんな利用方法もあるのか、と感心。

ちなみに、お隣には他の牡蠣小屋とは様子の違う、なんだか可愛らしいログハウス。
(お友達の釣り仲間が移築したのだそうです。)

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夏には、ここで両津川開きの花火を加茂湖ごしに楽しむのだとか。なんとも贅沢な遊び場を発見してしまいました。


◎◎加茂湖の恵みを頂くなら...◎◎
加茂湖の牡蠣まつり今年も開催!

と   き  2015年2月8日(日) 午前10時~午後2時
ところ  おんでこドーム(佐渡市両津湊)
※詳細については、JF加茂 0259-27-5167



 

火曜日に行われた、新穂農協さんでの支店運営委員会。いつもの会議と少し香りが違う???

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登場したのは、炊飯器と鍋いっぱいのカレー!
新穂青木の斎藤農園さんが、昨年試験的に作付した「華麗米」の試食会でした。その名の通り、カレーに合うよう作られたお米で、米粒も普段食べているお米より細長く、お米だけで食べるとちょっとパサパサしたような食感。カレーと合わせて食べると、お米がべちゃっとせず、美味しく頂けました。 (お供はもちろん佐渡牛乳♪)

会議でカレーライスが食べれるなんて...と喜んでいると、これだけでは終わらない。なんと続いては寿司用に作られた「寿司米」の試食、を兼ねた新年会。

場所は、新穂でお寿司と言えばもちろんの「長三郎」さん。
(新穂81-4 TEL0259-22-2125) 

普段は、新穂の農家さんの認証米コシヒカリが使われているそうですが、今回は特別に斎藤さんが作った「笑みの絆」という寿司米で、お寿司を握って頂きました。
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(どっちも美味しい...。)

というのが本音でしたが、比べてみると、寿司米のほうが酢の味がより感じられたように思います。この品種の特徴として、酢の入りが良く、シャリ切りしやすいのだそうです。大将も「握りやすかったよ」と仰っていました。

「コシヒカリ」だけには頼らない、他品種も合わせた稲の作付を行うことも必要、と周りは言えど、現状は難しい。そんな中、「華麗米」や「笑みの絆」といった新しい品種に、挑戦する農家さんの前向きな姿勢に、ただただ頭が下がります。

佐渡の学校給食で、カレーの日は華麗米になったら、子どもたちも喜びそう!?

 

貉(ムジナ)とは、本土ではアナグマを指すことが多いようですが、佐渡ではタヌキのことを貉、又は「とんちぼ」などと呼びます。

佐渡にはたくさんの貉にまつわる伝説が残っていて、巷で人気の妖怪ウォッチに勝るとも劣らない、個性豊かなキャラクター(貉)たちがいたそうな。

有名どころは二ツ岩団三郎親分。ジブリ映画『平成狸合戦ぽんぽこ』にも登場した団三郎貉は、相川の二ツ岩大明神に祀られています。
 
◎車での二ツ岩大明神への行き方◎
・佐和田から県道31号線を相川方面へ、途中「相川中学校入口」の信号を右に曲がって600m程直進
・右手に案内看板とともに右に入る道があるので右折、細い道をひたすら1km程行くと左手に鳥居が現れる
※Googleマップのストリートビューでも確認できます(それだけ行く人が多い⁉)

さて、図書館で見つけた山本修之助の『佐渡の貉の話』には、なんと「佐渡むじな大番附」なるものまで...。
西の穴横綱はもちろん団三郎貉、そして東の穴横綱は赤泊徳和の禅達とあります。
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この本によると、佐渡には団三郎親分の下に四天王貉がいて、その一匹に新穂潟上にある湖鏡庵に祀られている「財喜坊」という貉がいたのだそうです。
ちなみに、他3匹は徳和の禅達、関の寒戸(佐武徒)のお杉、真野新町おもやの源助。偶然か、協力隊員の配属地区と被ります!(他の地区の貉をさす場合もあり。)

昨日は久しぶりにお天気も安定していたので、早速湖鏡庵へ行ってきました。
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佐渡四国八十八か所霊場の一つである湖鏡庵の参道脇に、財喜坊が祀られています。
なんだか今にも貉に化かされそうな雰囲気のある場所です。竹藪の竹が四方に倒れかかっているのは、ここ最近の大雪のせいでしょうか。

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ある晩、盗人が寺のものを盗んで逃げようとしたところ、財喜坊貉得意のたぶらかしで、道に迷い、境内を行ったり来たりさせられ夜が明けた。そしてとうとう捕まってしまったとさ。(『佐渡の貉の話』参照)

佐渡の貉は金山全盛期、錬金に使う鞴(ふいご)の革に使われるため、本土から入れられ、一気に増えたのだそうです。ムジナ信仰も、佐渡金山の遺産の一つと言えますね。

タヌキ掘り 金銀とうに 堀り尽くし 後に残るは 妖怪ばなし

◎車での湖鏡庵への行き方◎
・県道65号線(南線)を両津から新穂方面へ、天王川を渡って350m程進み、右へ上っていく道を右折
・150m程上ると道路がY字になったところの手前に、右手へ上がる道(ヘアピンカーブのように上っていく道)があり、湖鏡庵の門前(駐車スペース)へ続いています
※財喜坊の祠は、県道に面する参道、もしくはそこから右へ入った上り坂の途中から行けます 

週末、冬晴れの東京から帰ると、国仲平野は一面の銀世界でした。
雪で周りの景色が真っ白になると、それだけ田んぼが山の裾野まで広がっていることを改めて実感します。
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そういえば車...と思い立って駐車場へ行ってみると...

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生クリームを被ったケーキのようになっていました。
2シーズン目の佐渡の冬。まだ慣れず、うっかりワイパーを上げておくのも忘れてしまうことが多々あります。積もった雪を落とすのも要領を得ず、さて出発という頃には、自分が雪まみれ。

でも、その美しさに目を奪われる瞬間を、自分はまだ持っていることに少し安心もします。
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ともあれ、今日の佐渡(全国的にでしょうか?)は大荒れです。船の欠航等で予定をキャンセルせざるを得ない方も多いようです。車の運転は慎重に、外出の際は足元に十分ご注意ください。(私も含め!)

新米やおけさ柿、あんぽ柿やりんご、ル・レクチェなど、佐渡の味覚が揃うこの時期は、佐渡を出て、島外で佐渡や佐渡の産物をPRする機会も増えます。

ただ物売りをしに行くだけでは、私たちが外へ出る意味がないので、隊員それぞれ、来てくださる方々に佐渡を少しでも知ってもらおうと工夫しながらやっています。

先月、兵庫県にあるお米屋さんで新米のPRとプチ佐渡物産展がありました。今年3度佐渡へ足を運んでくれた料理家さんと、朱鷺と暮らす郷のお米を宣伝してきました!

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実は、昨年も関西へ新米キャンペーンを兼ねてイベントへ行った私。その時は、佐渡に来て間もないこともあり、ただお客さまの呼び込みしかできず、「佐渡を伝える」ことができませんでした。その悔しさを今年は少しでも生かすべく、朱鷺と暮らす郷認証米のお米作りを紹介するリーフレットにひと工夫、認証米取扱い店舗が調べられるようにおまけページを加えました。

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先週末は、横浜の高島屋で「世界農業遺産地域の味めぐり」へ行ってきました。デパートという特殊な環境でのイベントは初めてだったので難しさもありましたが、想像以上に、佐渡の取り組み(生き物を育む農法や、朱鷺の野生復帰など)をご存知の方が多く、1週間の催事中にリピーターで来て下さった方々も大勢いらっしゃいました!

朱鷺と暮らす郷のお米を買って帰られた方が、最終日に来店されて「お米がすごく美味しかった!高島屋さんでいつも置いておいて欲しい。」と、熱烈な感想も頂戴し、嬉しく誇らしい気持ちに。

「佐渡のりんご美味しかった!佐渡のどこへ行ったら買えるの?」

「山形から送ってもらったレクチェより美味しい!」

「夫に食べさせたら、こんな美味い米があるのかって驚かれたのよ」

お客さまからもらった一言一言を、佐渡の生産者の皆さん一人一人に伝えられたらいいのに...そんな風に強く感じ、イベント中にベテラン販売員の方から言われた言葉を改めて噛みしめました。

「目的は、今後につなげること。今日興味をもってもらえなくても、次の機会に佐渡を選んでもらえるかもしれない。良いものと分かれば、お客さまは必ず戻って来てくれる。自信をもって佐渡をPRしてください。」

お客さまから佐渡で果物が手軽に買える場所や、お米の問い合わせ先なども聞かれました。また佐渡の◯◯が食べたい、実際佐渡に行ってみようと思ってもらえた時に、それに応えられて初めて、佐渡のファンを増やすことができるのかもしれません。

島から出てやれること、島にいてできること。そんな二つの視点で佐渡を見ることができたイベントでした。私たちの情報発信も「島にいてできること」。これからも、自分が感じた佐渡をたくさんの人たちへ伝えられるよう頑張ります!
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ご来店くださった皆さま、ありがとうございました!




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新米、柿、りんご、ル・レクチェのこの季節、島外での物産販売もあちらこちらで開かれます。佐渡の美味しいものが揃う季節ですから、首都圏の皆さんにPRするには絶好の機会です。

11月26日~12月2日まで、横浜高島屋の地下一階催会場でも、世界農業遺産の認定を受けた地域が一堂にかえし皆さんのお越しをお待ちしております。

私も30日の午後から参戦します。自分の地元で佐渡のPRができるということで、今から張り切っています。実は、高島屋にあるこだわり食品のセレクトショップ「高島ファーム」では、トキの田んぼを守る会会員の佐々木さんの無農薬・無化学肥料のコシヒカリが取扱いされているんですよ。
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中村暢子隊員の記事でも紹介されていたように、三越伊勢丹では、三越伊勢丹限定の佐渡のお米も販売されています。

佐渡のお米、名のある百貨店さんの店頭に並んでいることが、なんだか誇らしい気持ちになります。選ばれているのは、佐渡の生産者さんたちの情熱と、佐渡の豊かな環境に惚れ込んでもらった証拠。

私も30日~12月2日まで、世界農業遺産認定の決め手となった棚田でとれた棚田米と朱鷺と暮らす郷づくり認証米を多くの人に手に取ってもらえるよう頑張りたいと思います。生産者さんの思いと共に…。

豊かな佐渡の恵みに、是非お近くの方は会いに来てください!店頭で皆様のお越しをお待ちしております♪

※りんごやル・レクチェの販売もありますよ~♪

 

佐渡の至るところに隠れている、思わず「おっ!」と立ち止まってしまう風景。

今日ご紹介するのは新穂の柿畑のはずれにある小道。(あえて農道とは言わない。笑)
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舗装されていない、まだ緑の残る小道と、黄色く色づいたイチョウ並木。
まるで日本ではないような、イギリスの田舎にトリップしたような感覚にさせられました。

柿の選果に疲れた眼に、飛び込んできた新しい景色。いつも通っていた場所に、新たな魅力を発見した一日でした。

 

ここのところ、柿のことしかブログにアップしていない小川です。(笑)
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果樹研修もいよいよ終盤、今日は柿の収穫模様をお届けします。

10月に入った頃、早生品種の柿の収穫が始まりました。始めはまだ実の色が完全にオレンジ色ではないので、収穫に適した色をチャートで確認し、もぎ始めました。ヘタ周辺は意外と青くてもOK。

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でも、調子に乗ってると、もいでよく見るとまだ全体的に青かったりして、選別のとき「青い!」の一声が...。初期の収穫は、難しい!

農協の選果場へ持っていく前に、収穫した分は庭先選果を行います。大きさや表面の傷や果頂部のへこみなどを一つずつ確認。こんな一覧表もあります。細かい!

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これに加え、皆さんご存知の10月中旬に降った大粒の雹!それ以降の選果はかなり気を遣う作業となっています。雹で皮が完全に破れてしまったものは、出荷することができません。傷が深くなくボコボコの柿は、特別に雹被害果として、出荷します。

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1年面倒を見て来た作物が、一夜で世に出回ることのないものになってしまう現実。

横浜に住んでいたとき、台風や災害で、ある作物が大打撃を受けたというニュースを、最近よく観るようになったと感じていました。そのニュースを観て、農家さんは大変だと思う一方、「ああ明日から◯◯が高くなるな~」とどうしても消費者目線で観ていました。

生産にかかわると、今まで消費ばかりしていた自分に気づかされます。果樹研修の思わぬ副産物はそんな「気づき」でもありました。

さぁ、My柿たちは、渋抜きして実家や友人にお届けします♪プチ生産者になったような、少し誇らしい気持ちも添えて...。
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近くのAコープ(スーパーマーケット)に寄ったら、柿がたくさん出ていました。

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  1バケツ 500円

季節ですからね。でもこんな売り方(売り単位)初めて見ました。
さすがは名産地...と納得。

11月30日(日)開催の地産池消フェスタを控え、只今スイーツコンテストのレシピ絶賛募集中です!

腕に自信のある?協力隊物産班のメンバーも、佐渡産食材を使ったスイーツレシピ作りに挑戦しています。今日は、ドキドキの試作品の試食会。岩崎隊員のこの表情…。

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試作段階、応募前なので詳細は企業秘密。

佐渡の食材をアピールしたい!地場産の食材を生かしたい!という共通の思いを胸に、月末の締切までもう一度、それぞれのアイディアを練り直すことになりました。

さて、応募作品は出来上がるのか?豊富な食材が身近にあるからこそ、こうやって楽しくレシピ作りもできるのだと思います。

応募の締め切りは10月31日(金)当日必着。
腕に自信のある方、是非トライしてみて下さいね!佐渡の食材を使った新名物が生まれるかもしれません。
応募の詳細はこちら→http://www.resource.sado.jp/chisan-chisho/festa/2014/01.html
 

昨夜、国仲を襲った豪風と雹(ヒョウ)。
我が家はトタン屋根なので、煩くて眠れないほどでした。 

農家さんが「明日、柿(の被害)見に行くの怖いなぁ」と呟いていたので、私も自分のお世話になっている長畝の柿畑が気になり、決死の思い?で仕事終わりに畑へ行ってきました。

偶然会った師匠から「見ない方がいいぞ~」の一言。

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柿は皮がしっかりしているように感じますが、衝撃にとても弱いデリケートな果物です。アラレが当たって、傷が出来ていました…涙。

切れた傷がつくと、渋も抜けないので生食にはできません。ぶつかった後も、数や大きさによって選果のランクも変わってきてしまうそうです。

今年は出来がいいという話を聞いていたのに、たった一夜でこの被害。お天気との闘いは、農家さんの永遠の課題。それも、今回は佐渡のなかでも局部的に雹が降ったそうで、神様のいたずらにしては、やるせない気持ちが募りました。

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とりあえず、帰りがけに師匠にもらった特大の涼香の季節(柿と比べてみてください)をかじって、元気出そう。
 


先週日曜日。無事、鬼太鼓inにいぼ 朱鷺夕映え市が幕を閉じました。
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私は一日ステージに張り付いていたので、お店はあまり回る時間がありませんでしたが、皆さん美味しいもの沢山召し上がりました?

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さて、夕映え市当日、春に引き続き『新穂鬼太鼓こぼれ噺』に取り上げたいお話があったので、ご紹介。

ちょうど夕映えの時刻、ステージでは潟上誠心会の鬼太鼓が準備を始めました。

「ここ最近、潟上ではなぜか不幸が続いて…」と、鬼太鼓を披露する前に切り出した会長さん。切なくなるようなお話をするのかとちょっと身を構えてしまった私。

「これは、おらたちの力不足だったんじゃないか、と。本来、その家々の厄や不幸を払うのが鬼太鼓の役割だったのに、その意識が薄れていたんじゃないかと思わされた。」

ここでもう一度、原点に戻ろうと、今年一年稽古に励んで来られたという潟上誠心会の皆さん。会長さんの言葉を聞いて、身が引き締まった人は私だけではなかったと思います。

何にでも、始まるきっかけとなる原点があるものですが、人間ってどうしてもそれを見失いがちな生きものだよなぁ。

「今日ここにいらっしゃる皆さんのご健康とご多幸をお祈りして、鬼太鼓を披露させて頂きます」と言葉を締めた会長さん。自分たちの祭りだけでなく、イベントであっても、その原点の気持ちは忘れちゃいけないのだと感じました。

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「佐渡の秋に夕映え市有り、新穂の地に鬼太鼓有り。」

朝から夕刻まで、新穂の鬼太鼓11団体(子供鬼太鼓も含む)が出演してくれました。
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将来は、青年会に入るんだ!と心強い言葉をくれた北方子供鬼太鼓。

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大きな面(大人と同じ?)をつけて「大野の鬼」を舞って見せてくれた大野子供鬼太鼓。

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パラグライダーのイベントで踊りが中断されながらも、動じることなく舞い切って下さった大野青年会。

今年の鬼太鼓はこれで見納めというところも多かったようです。来年も、また新獅子や新鬼が寒い頃から稽古を始めます。その時はまた、新たな気持ちで祭りに臨みたいものです。


昨年10月。私が地域おこし協力隊として新穂に来て1週間目、「鬼太鼓inにいぼ 朱鷺夕映え市」が開催されました。

あれから、一年。
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今年もこの日がやってきました。昨年は、右も左も分からない状態で、正直あまりよく覚えていません...。お店を見て回る余裕もなかったなぁ。

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今年は、一体どうなるか…司会進行は無事務まるのでしょうか…。ただ、今は徐々に出来上がっていく会場を見ているだけで、当日の賑わいが想像できてワクワクしてきます。

ステージでは朝から夕刻まで、新穂の鬼太鼓と郷土芸能をたっぷりとご堪能頂けます。祭りで観られる鬼太鼓と、こういったイベントでの鬼太鼓は、雰囲気が違うように思います。舞う側も観る側も楽しいステージにしたいですね。
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会場お隣の資料館では裂き織り展と新穂の夏想いで写真展も開催中。無料開館日なので、夕映え市と一緒にご覧いただけたら嬉しいです。裂き織りのバッグや布地の販売もしていますよ。
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会場では70店舗以上のお店が軒を連ねて皆さんのお越しをお待ちしております。新穂の商店さんも出店してますので、応援お願いします!

詳しい情報は、https://ja-jp.facebook.com/ondekoをチェックしてくださいね。

◎バスでお越しの方
・両津から南線に乗って「新穂郵便局前」で下車。会場はすぐ眼と鼻の先です。

◎お車でお越しの方
・路上駐車はご遠慮下さい。駐車場に限りがございますので、出来るだけご家族、ご友人乗り合わせておいで下さい。
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秋晴れの空。こんな日は、どこかに出かけたいわ...というそこのアナタ。
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新穂ダムの木々が色づくまで、もう少し時間がありそう...それならば、新穂歴史民俗資料館はいかがでしょう?

10月は、さっこりサークルさんの裂き織展と、新穂の歴史と民俗を考える会(通称、資料館友の会)主催の「新穂の夏思い出写真展」が開催されています。

裂き織の作品、特にバッグが豊富です。どのバッグにしようかな♪なんて、ついお気に入りを選んでしまう私。織った布で作った小物も愛しげです。
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「新穂の夏思い出写真展」は、資料館の活性化を図る資料館友の会が企画した、第一弾目の手作り写真展。私も準備をお手伝い。
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8月の新穂ふるさと夏祭りや、集落から提供して頂いた各々の夏の行事の写真を60点余り展示しています。展示ケースの中に、アナタが飾られているかもしれませんよ。

もうすぐまた、冬期休館に入る資料館。
資料館がただ開館しているだけでは、4月から継続開館した意味がありません。

今後、この会や新穂の皆さんが主体となって、資料館がもっと行って楽しい場所になっていくといいですね。そんな思いのある方は、是非資料館の応援も兼ねて、10月企画展へ足を運んでみてください!

ちなみに、トキ夕映え市当日の10月12日(日)は、入館料無料。入口ではお抹茶も立てていますよ。是非、遊びに来てくださいね。 

先日、新田隊員の記事でも登場しました「おむすび」。

握り飯をおむすびと呼ぶか、おにぎりと呼ぶかは、新田隊員の記事を参考にして頂くとして...(私は、小さい頃から「おにぎり」と呼んでいたので「おにぎり」党。おむすびの響きもいいよね。)

先日、おにぎりの奥深さを改めて体験する出来事がありました。

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先週の土日、春と夏に続いて、お料理ブロガーのちょりママさんと、かめきちパパさんが来島!今回の目的は、もちろん秋の稲刈り!

佐和田市野沢にある田んぼで、春に手植えした稲が見事に穂をつけてくれました。皆で鎌を持って稲を刈り、稲架掛けしました。 
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今回の訪問が、お二人にとって今年最後ということで、夕飯は佐渡の幸を使った豪華BBQでした。南蛮海老、アワビ、サザエ、へんじんもっこのソーセージに佐渡牛...。お二人ともとても喜んで下さり、最後の最後まで佐渡の豊かな食文化を実感して頂けたかと思います。

でも。

やっぱり日本人なんだよな~。

最後はご飯が欲しくなる。

そこで、ちょりママさんが「塩おむすび」を握ってくれたんです。

朱鷺と暮らす郷のお米と、佐渡の塩とお水。温かいご飯に塩を入れ、手早く切るように混ぜ、ぎゅっぎゅ。
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出来上がったピカピカのおにぎり。一口食べると、握った米粒がホロリっと口のなかで崩れます。ちょりママさんの手で結ばれた米粒たちが、口に入ると解けて行く。

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「美味しいね~」と、あっという間になくなってしまいました。

お米って、炊飯器で水を入れてスイッチ一つで炊けるし、お茶碗によそえばすぐ食卓に並ぶ、今では手間暇のかからない食べ物になりました。でも、お米作りを体験すると、決して手間暇のかからない食べ物でないことが分かります。

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凝ったおかずも良いけど、新米の季節は、お米の美味しさと収穫の喜びを、塩おにぎりで味わってみるのもいいですね。ちょっとしたコツを掴んで、「あら、美味しい」と言われるおにぎり握れるようになりたいな。
 

さて、突然ですがこれな~んだ???
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大きな釘のようなかたち。色白で、イイ香りがします。


答えは、「モミタケ(さまつ)」というキノコ。

昨日は山が大好きな瓜生屋のおじちゃん二人と山へ松茸探しに。(場所は秘密)でも、あいにく松茸は見つけられませんでした。

その代りに、おじちゃんが見つけてくれた大きなモミタケ!15cm以上ありましたが、このキノコもっと大きくなるのだそうです。
私の夕飯のおかずには、この位がちょうどいい大きさ。昨夜バターでモミタケソテーにして頂きました♪(ご馳走さまでした!)
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ちなみに、こちらの可憐な花をつけた野草はセンブリ。
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おじちゃん曰く、「千回煎じてもまだ苦い」というくらい苦い薬草です。胃の調子が悪いとき、煎じて飲むのだとか。リンドウの十倍苦いという話なので、ちょっと飲むのが怖いですが、きっと12月の忘年会シーズン、お世話になることでしょう。
(感想はそれまでのお楽しみ。)

気のせいかな、瓜生屋には、山男が多いような気がします。私のような初心者にとっては何とも心強い存在です。
その背中は70過ぎても頼もしい!
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佐渡の国仲を車で走っていると、大きな煙突が何本も立っているかのような、建物が目に入ります。

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そこには大きく「コシヒカリ 佐渡育ち」の文字が。
ここは、JA佐渡のカントリーエレベーター!煙突のように見えたのは、お米を貯蔵するサイロです。

普段はあまり人気もないのですが、稲刈り最盛期のこの時期は、次から次へと荷受けのトラックがやって来ます。トラックの荷台には、収穫したお米(籾の状態)が積まれています。

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トキの絵が描かれた小屋(?)が、籾を積んだトラックをお出迎え。作業員の方がコンテナの籾を桶に取ると、小屋のなかで直ちに籾摺り器にかけられます。そして食味計で食味値やタンパク含有量などを一瞬にして計測!人によるチェックも欠かせません。

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この場でチェックを受けたお米は、品質に問題がある場合、他のお米と混ざらないよう保管場所も分けられます。朱鷺と暮らす郷づくり認証米の籾も来ましたよ!こちらも、認証制度の値をクリアしているかチェックを受け、他のお米と混ざらないよう区別されます。春から丹精込めて作ったお米、なんだか卒業試験を受けるようでドキドキです…。

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試験が終わると、今度は体重測定ならぬ、荷受け量の測定です。トラックのまま重さを量り、コンテナを降ろした後、出口で再度重量計に乗ります。最初の量から、最後の重さ(トラック+運転手さん)を引き、荷受けした籾の量を出します。(なるほど!)
ここでも、コンテナが所定の保管場所へ行くように、しっかり品種を確認。「こしいぶき行きます~!」の掛け声と共に、大きな手札登場。ちょっとアナログな手法ですが、断然分かり易い。

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最後は、リフトでコンテナを降ろし、それぞれの然るべき場所へと籾の詰まったコンテナは運ばれていきます。荷受けのピークだった9月の3連休は、外までトラックが列をなし、大渋滞だったとか。「気が狂いそうだった~」と振り返る作業員の方。 

品種も様々、栽培方法も様々、乾燥させて持ってくる農家さんもいれば、無乾燥の場合も…。何よりあってはならないことは、それらが混ざってしまうことです。作業員の方々の連携プレーにも、そんな責任感を感じました。 

今年の新米が、全国へ出荷されるのもあとわずか。今年の出来はどうでしょうか。農家さんの手から卒業した新米たち。消費者の口に入る瞬間が、最終関門とも言えそうです。

さぁ、柿の収穫まであともう一歩。
今年は色づきも早いそうで、今週からもぎ出すという農家さんもちらほら…。

前回柿の摘果をして、この後は収穫まで作業はないかな?なんて、甘い考えを持っていましたが、収穫前にもこまごまとしたお仕事があるのです。

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時は少し遡り、8月末。この日は木の背面に伸びた枝をカットしたり、実が付いて重みで垂れ下がった枝を支え棒(竹)で持ち上げたりしました。

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竹で枝を支えることで、重みで枝が折れるのを防いだり、乗用型の草刈機が通れるようにします。
My柿の木がある園地は、長畝集落の数名の方たちで共同管理しています。その名も「チーム若い力」。私はチームのサブメンバーとして、そこでは剪定や摘果など柿の木を実際にいじる作業しかしていません。でも、実際は下草を刈ったり、防除をしたり、園地全体を管理する仕事もたくさんあることを知りました。

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9月に入って、収穫間近にもう一仕事。
下草を刈り、そこへマルチを敷いて行きます。これで、お日様の光を反射させ、柿全体の色付きを良くするのだそうです。そういえば、桃を作っている農家さんのところも、白いマルチを木下に敷いていたっけ…。

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9月中旬では、ちょっと色が付いてきたという程度でした。来月から、ついに収穫が始まります。私の柿、横浜の家族や友人に贈る分は出来たかなぁ。


佐渡でも盛んな裂き織。織り機のリズミカルな音を聞いていると、誰でも「やってみたい」と思うはず。

島内では、裂き織体験の出来る施設がいくつかあります。新穂歴史民俗資料館もそのひとつ。
資料館で来月開催予定の企画展の準備で、最近よくお邪魔をしています。これはチャンス!ということで、念願の裂き織を体験してきました。

織り機でも、「ねまり機(ばた)」と、 「高機(たちばた)」とあるそうです。新穂では皆、高機を使っています。(ねまり機の体験は→相川技能伝承展示館にて。)ねまり機が、元々外海府の人々に伝わって、佐渡でも裂き織が盛んに織られるようになったのだそうです。

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初心者で、腹筋のない私には、まずは高機が優しいだろうということ(自己判断)で、早速織り機の前へ。椅子に腰かけた状態で、左足と右足をそれぞれの踏み木に乗せ、ヨコ糸(裂いた布)をたて糸に通しては、順番に踏み込んで行きます。ヨコ糸を通したら、目を詰める為に杼(ヒ?上の写真で右手で掴んでいる部分)で「カンカン」と押し込みます。これが裂き織を丈夫にする秘訣。

一織り一織り、ヨコ糸を引きすぎないよう慎重に…。資料館で活動されている「さっこりサークル」さんのメンバーは皆さん大ベテラン。私の倍の速さで、リズミカルに織って行きます。

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ヨコ糸を変えるとガラっと織物の雰囲気も変わります。面白いのは、裂く前の布の雰囲気と、織り込んでみるとまた違った味、柄になって、古布でも新しい発見があるところ。

ヨコ糸になる布を裂く作業が想像以上に手間がかかるそう。そして自分が愛着のあるものを裂くときは、それなりの覚悟がいるのだとか…分かるような気がします。

何でも、皆さん裂き織を始めてから、布製品をみると「これを裂き織にしたら~」と考えてしまうクセが出来てしまったとか。私のお気に入りの黄色のストールも、さっこりさんたち誰もが口を揃えて「これは良い裂き織ができるよ~」と、まるで獲物を狙うような、目を輝かせて仰るので、嬉しいやら恐ろしいやら…笑。

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次回実家に帰った時は、古い母の浴衣を譲ってもらうつもりです。浴衣を解いて、布を裂くところからやってみたいと思います。休日の新たな楽しみが出来ました♪

◯●○ 新穂で裂き織体験をしてみたい方 ○●◯
・新穂歴史民俗資料館 開館 8時30分~17時(入館は16時30分迄)
               休館日 月曜日
               ※但し、月曜が祝日の場合は翌火曜日休み
               ※11月より冬期休館の予定(変更の可能性有り)
               入館料 大人200円 小・中学生100円

・資料館、裂き織体験に関するお問い合わせ
 TEL  0259-22-3117

※省エネの為、電気がついていないこともありますが、月曜以外は開館していますよ!                

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