佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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旧ブログの記事(2013年4月~2014年4月)

こんにちは! 笹川・西三川地区担当の寺内です。

2月の半ば過ぎに、昨年トラクターの運転をご指導して戴いた西三川の佐
藤さんから、オーナーが病気で管理できなくなった柿畑を面倒みてくれな
いかとの依頼がありました。

耕作維持困難な中山間の農地を守るお手伝いをしながら、3年の協力隊任
期後は佐渡で農業を営みたいと考えている私としては願ってもないお話し
です。

とは言え、剪定などやったことのないのに引き受けて良いのか不安を抱き
ながらも、近くの柿農園のお師匠さんの指導を受けながら始めることにし
ました。



お師匠さんから原理原則を教えて戴いても、始めは伸び放題に伸びた枝の
どこからどう切ってゆけば良いのか分からず、眺めては悩み、眺めては悩
みでいたずらに時間が過ぎてしまいました。

しかも佐渡の冬は風雨が強かったり突然吹雪になったりでなかなか作業が
はかどりません。柿の剪定は通常遅くとも2月いっぱいには終わらせると
のことで焦るばかりでしたが、お師匠さんが時々覗きに来てアドバイスし
てくれたおかげで、暖かくなる前になんとか終わらせることができました。

最後の仕上げです。



鋭く観察して、、



一瞬でカット!

ちょっとポーズをつけ過ぎました (^^♪



こんなにすっきりしました。
お師匠さんからもお褒めのお言葉を戴き感激です。
秋になったらおいしい実がいっぱい取れたらいいな~

佐渡では柿だけでなく農家の高齢化と担い手不足が深刻です。
自分一人でやれることは微々たるものですが、少しでも里山の環境を守る
ことに貢献できればと思っています。。
と、偉そうなことを言ってもまだまだ農業素人。これからもいろいろ勉強
する姿を伝えてゆくつもりですので宜しくお願いします。
 

ちょっと時間が経ってしまいましたが、先月末に担当地区西三川の隣にある
田切須で健康学習会が開かれたので参加してきました。



隣の集落なので何かお手伝いできることはないかと思っていたので、挨拶
がてら似合わないエプロンと三角巾で身をかため気合を入れて参加しまし
たが、予想どおり黒一点でちょっと気恥ずかしい気分でした。



台所に入る余地なし。。(-_-;)
料理には参加せず控え組とおしゃべりをしていることにしました。



私の住む真野地区は塩分取り過ぎ・・控えなければと思います。



とは言え、やっぱりこれに梅干しや漬物ぐらいなければ物足りない!



食事の後、健康体操やゲームで締めっくりました。

西三川や田切須など真野地区の南部は、皆さん仕事が忙しいということで
これまでこうした催しはほとんど行われていませんでした。

以前から高齢者の方にとってはとても淋しいとの話しを伺っていたので協
力隊として何かできないかと考えておりましたが、農閑期の12月から3
月の間だけサロンをやろうという話しになり嬉しい限りです。
ちょっと先に話しになりますが、サロンの立ち上げにお役に立てればと思
います。

佐渡はまだまだ寒い日が続いています。
早く暖かくならないかな~と思っていたところ、突然西三川りんごオーナー
園の佐々木五三郎さんから電話が掛かってきました。

オーイ、何やっている? あさって羽茂城址のあたりを散歩するから地図を
もってきてくれや!

という感じです。

果樹組合の関係で定例でやっているイベントかなと思って参加したのです
が、当日集まった方たち皆そんな感じで突然呼ばれたそうです。



西三川周辺の田切須、高崎だけでなく小木からも二人参加しました。
15人ほど声を掛けたところ、前日が吹雪でしたので辞退する人も多かった
とのことですが、それでも9人が集まりました。



こんな感じでのんびりと歩行開始。
昨日とはうって変わって快晴! しかも西海岸で冷たい風が強く吹く西三川
と違って、羽茂はとても穏やかでポカポカしていました。



最初の目的地は佐渡百選にも選ばれた羽茂城跡。
城は佐渡を二分する実力を誇った佐渡本間氏が室町初期(1390年)ころ
築かれたとのこと。



そんなうんちくを勉強するのも佐渡散策の楽しみです。



入口から杉林の中を上ってゆきます。



途中丘の上から羽茂の街並みが一望できます。



雪で滑らないよう更に上へ。



頂いた芋もちをかじりながら。。



次の目的地は弘法の滝



すごく立派な滝でした



林道を行く途中で枯れたウドの木を掘ると若い芽が取れました。
街育ちの私には教えて戴けなければ全く分かりません。



最後の目的地は幻の滝、政の滝です。
こんな急勾配の薮の中を掻き分けて降りてゆきます。
夏は薮が深すぎて近づけない、この時期しか見ることができないから”幻”
の滝なのです。



ここから元の場所へ上って行くのが更にたいへん!
息は詰まるし脚はつりそう!!
皆さんの体力に脱帽ですm(__)m



山を下り羽茂川沿いの通称俳句の道を通って本日の散策も終了です。
最高齢72歳の方もいるのにたいへん冒険心溢れた散策でした。
最後に今回の仕掛人である佐々木さんから一言。

どうだ~、こんなやつを定例でやらんかな~

こんなユル~イ関係から地域づくりをスタートしようとしている佐々木さん。
大変参考になりました。

2月9日にまっさき食の陣が開催されました。今年で12回目、相変わらずの大盛況で終わりました。
(だいぶ時間がたちましたが、(;´・ω・) )



地域そうあげの手作りイベントという意味がよくわかりました。当日のスタッフだけで100人、それから商品や食べ物作りにかかわってくる人を数を考えると、500人弱の地域でできることが不思議に思ってきます。イベントは一日4時間だけですが、そのために多くの方の頑張りによって実現されました。

目玉はタラの子まぶし刺身と無料のタラ汁。


キジそばもなかなか珍しく好評でした。昔は浜河内と丸山の人間がキジを引っ張りながら山から降りてきて、キジそばを作ってたそうです。


前日の午後から浜河内のお母さんたちがしんごん団子を作っていました。餡子なしと餡子入り、同じ型でも違う表情がでます。



それからお菓子コーナに出しているケーキは前日の袋詰めやシール貼りで夜遅くまでやりました。かわいいロールケーキは地元からの先行予約が殺到しています。


中国からのお嫁さんの手作り水ギョーザとラー油、皮から手作りでもちもちです。


松夢会の副会長が今年の新作メニューを考案しました。とても味が濃厚で、隠し味でねぎとニンニクで作ったマー油をいれました。


また松夢会会員の提案でことし初めて出してみました、歯を抜いたいかトンビです。そのまま調理できて便利だが、歯を抜くのに大変だったそうです。



 まだまだほかにも多くの松ケ崎の方がかかわっています。地域で作り上げる、地域で支える、そのようなイベントです。前日窓のそとで大雪が降る中しんごん団子作りながら、この地域で同じ時間にどれぐらいの人が明日の食の陣のために準備しているんだろうと思うと、私は不思議な感覚になって、心が温かくなります。

松ケ崎担当 かりん
 

みなさま

はじめまして。こんにちは♪

10月1日から小木・宿根木地区を担当しております、渡辺南風(みなみ)と申します。

10月から来ていたにも関わらず・・・ごあいさつが遅れました。ごめんなさい。
これからどうぞよろしくお願いします! !



さて、小木地区担当ですが、いきなり赤泊での活動レポートです。

もともと養蜂に興味があった私は、佐渡で1番蜂に詳しい方が赤泊にいるという情報を聞きつけ、赤泊の亀崎隊員とともにその方を訪ねてきました。

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はち


はち


野菜や果物の交配用に蜂を育てる藤井さん。
越冬中のセイヨウミツバチの巣箱 その中をのぞかせていただきました!わーい!
(蜂のみなさま、さむいなか、開けてごめんなさいー!)

私の担当地区・小木でもできるかなぁ。

ハチミツやミツロウがとれたらいいなぁ。

なんて、想像をふくらませました。



こちらの藤井さん、今は竹の出荷がお忙しいそうで、それならばと思い見学のお礼の気持ちも込めて2人で竹林での作業のお手伝いをしました。

たけ


たけ


こちらの竹はお正月の門松用に十日町の方へ出荷されるそうです。
ほかにも、白根大凧合戦の一部の凧に使われていたり。

佐渡の竹、島外で活躍中です!

素人2人がお役にたてたかわかりませんが。。。
(特に、私は写真を撮っていただけでした。)
竹の利用について考えるきっかけにもなり、貴重な機会をいただくことができました。




たけ


ふたり


藤井さん
本当にお忙しい中、そして雨の中、ありがとうございました!!





うし

おまけに・・・
牛舎を見学させていただきました。佐渡の乳牛だ~!




それでは、明日からはしっかり小木のレポートをお届けいたします!

読んでいただき、ありがとうございました(^v^)

みなみ

笹川集落を含む西三川川流域は、古くは平安時代から砂金採掘が行われ中
~近世は幕府の財政を支える佐渡金銀山の一つとして栄えてきました。

明治5年に西三川砂金山が閉山となってからは、砂金採掘によってもたら
された地形や技術を巧みに活かし農業へと転換してきましたが、古代から
の歴史的変遷を示す農山村景観が高い文化的価値を持つということで、県
内初の「重要文化的景観」として選定されています。(佐渡市の広報を参照)

         


わずか三十数世帯の小さな集落にもかかわらず、住民たちの努力によりつ
い2年前まで小学校の分校を維持してきましたが、少子高齢化の波には逆
らえず現在は廃校となり、山間にひっそりと佇んでいます。




集落の人々にはとても想い出深い分校は、年2回夏の運動会と秋の収穫感
謝祭に利用され、住民の親睦と地域の活性化に役立っております。



前日はスタッフの皆さんが暗くなるまで展示品の準備をしました。



住民の方が作った版画や魚拓、そのほか習字や掛け軸など皆さんとても芸
達者なのに驚かされます。



明日のバザーに出す自慢の野菜です。
とてもお買い得であるばかりでなく、コンテスト狙いの珍野菜もあります。



11月17日(日) 午前10時
さあ、いよいよ収穫感謝祭の開始です。
体育館の入り口も綺麗に飾りつけられました。



まずは餅つき大会でオープニング。



最近は餅つきをする家庭も少なくなっているとか、
息が合わずにおっかなびっくり。



つきたての餅を餡子やきな粉にからめてその場でご賞味。



我家からは野菜も芸もないので、妻手作りのアンパンを提供しました。
意外と好評で行列ができるほど。。



その次は砂金音頭の講習会です。
砂金音頭は今から25年ほど前に西三川の河原で砂金祭りを始めた際、地
元の人達が作り上げたもので、笹川の人達はそれを継承してゆこうと頑張
っています。



旦那連は隅を陣取りずっと飲みっぱなし



次はうまい米コンテストです。
おいしいと言われる佐渡米の中でも、山間の湧水で育てた笹川産コシヒカ
リはうまいと評判です。



珍野菜大賞と巨大野菜大賞も決定



表彰式



イベントが終わると最後はバザー。
各農家から自作の野菜を中心に出されていましたが、値付けはテキトーで
こんなに安くていいの? って感じです。
希望者が重なったときにはじゃんけんで決めます。



すべて売り切れ楽しかった収穫祭も終わりです。

これから冬になると雪もつもり家に閉じ籠りがちになるとのこと。
協力隊として、冬の間高齢者でも気軽に参加できる楽しいイベントをやり
たいと目下企画進行中ですので乞うご期待を!

 

 

報告が遅くなってしまいましたが、さる11月10日は西三川のりんごオー
ナー園で収穫祭が行われました。

りんごオーナー制は、10年ほど前に廃園になりかけたりんご畑を存続させ
るために、西三川果樹組合の有志数名が始めたそうです。

品種は「サンふじ」か「シナノスイート」で、1本年間15,000円~30,000円
でオーナーになれます。1本からおよそ100~200個のりんごが収穫で
きるとのことです。

普段の管理はオーナー園の方々が行っていますが、この日を界に1カ月ほど
農園を解放して、オーナー自身が自由に収穫することができるようになりま
す。今でもとても甘くておいしかったですが、これからどんどん甘味が増し
てゆくそうです。



このところ日本海側は連日雨が降り、この日も午前中から嵐のようなあいに
くの天候でしたが、島内のみならず島外の人たちも集まって来てくれました。



風雨にも耐え、たわわに実ったりんご。



高いところは、スタッフの人が指導してくれます。



こんなにとれました!



どれにしようかな?
私の奥さんもオーナーのご厚意に甘えてたくさん戴きました。



収穫後は果樹園の出荷倉庫で懇親会、
女性スタッフがごちそうを用意してくれました。



天気は残念でしたが、皆さん楽ししそうに歓談していました。



嵐の中、朝早くから料理を準備して戴いた女性スタッフ陣です。
ご苦労さまでした。



天候のせいで来訪者は昨年の半分ぐらいとのことですが、それでも懇親会とし
て用意した果樹園倉庫は満杯となるほどでした。

話しを聞くと果樹園側に利益の出るものではないが、生産者が消費者と直に交
流できる良い企画だと思います。
生産者と消費者が金銭的な損得を超えて繋がり合える場として、このような取
り組みが他の営農者にも広がれば、コストのみに縛られる風潮から少しでも変
化してゆくのではないかという気がしました。

来年は私も、是非オーナーとして収穫を楽しみたいと思います。
 

「とうざい、とうざい
このたびは松ヶ崎地区の活動報告ちゅーことで
若い衆たくさんで、参上します
ご来場のお礼には、地域外初のそろい踏み
松ヶ崎七ヶ所の鬼太鼓
やれ、やれー」



ろうその口上とともに十月のお祭りの音がよみがえってくる。

 2月1日NPO法人佐渡芸能伝承機構主催で地域報告会を開催します。地域おこし協力隊もスタッフとして加わらせていただきます。今回の地域活動報告会の最大の見どころは松ヶ崎七つのまつり一堂に集まり、そして実演。これは初めてのことで、多くの方の努力があってこそ実現できました。

平成25年12月1日 午後1時から4時20分 佐渡島開発総合センター 
活動報告:上越教育大学 玉村 恭氏
芸能披露:松ヶ崎地区若衆
パネルディスカッション:藤井 裕士氏(佐渡市総合政策監)
            玉村 恭氏(上越教育大学) 
            上越教育大学大学生 
            松ヶ崎地区のみなさん




 私は協力隊として参加するよりも松ヶ崎七ヶ所の一つ多田の若衆として参加します。それで、今日は多田若衆として松ヶ崎の鬼太鼓を自慢したいと思います。

 現在佐渡の神社例祭は百を超えるとされています。高齢化や人口減少により、一つの集落で祭りを行う(祭りによっては鬼太鼓、獅子、神輿を全部出す集落もある)ことは困難になってきた。その中松ヶ崎地区ではこのような人手不足を地区内または島外者との交流を通じて今でも7つの祭りを行っています。多田の獅子に丸山の若者が入ったり、黒根の助打ちを本島の大学生がやったりします。お互い助け合いながら、楽しみも分かち合いながら祭りを続けていきます。

 今度は松ヶ崎地区の地域活動報告会ではありますが、もっと佐渡全般のこれからの祭りのあり方、芸能伝承のあり方のヒントを提案し、さらに今までの活動の中で出てきた課題について意見交換する場でもあります。

 集落外の人にお願いする範囲、地域にとって大学生(島外者)が地域に入る意味、また大学生(島外者)が参加するにあたって、迷ったこと悩んだこと、担い手不足の折、祭りは今後どうあるべきか、などの多くの話題を取り上げることになります。

 もちろん鬼太鼓を祭りでないときに集落外で打つことや、また外部の力をどこまで借りるかなどはまだまだ吟味が必要でありますが、みんなで考えて議論することはきっと明日に繋げていけると思います。

 
真剣にうち合わせしている松ヶ崎若衆


鬼だ~太鼓だ~お祭りだ~血が騒ぐ

 10月27日に開催された紅葉山祭り、台風がそれてくれて無事開催することができました。この紅葉山祭りは紅葉山を愛する会で主催し、昭和55年から続いてきたそうです。松ヶ崎地区三大イベント(2月の松ヶ崎食の陣、8月のいごいの村祭り、10月の紅葉山祭り)の一つで、改めて松ヶ崎の力強さと遊び心、おもてなしの心あふれる生活スタイルに感激しました。楽しいイベントがいっぱいで、おいしいものいっぱい、特に松茸狩りができるということでファンが多いようです。



まだ少し紅葉が早いようでありますが、準備はちゃくちゃく

みんな一生懸命だ



地元色の濃い柿剥き大会、一つの柿を一分内でなるべく長くきれずに剥くのがコツ。125センチまで出すと優勝間違いなし。10レース行われますが、各レースの優勝者にはトキ認証米、二等、三等はサラダ油など豪華賞品が授与されます。


ダーツゲームも大人気。人気の秘密は真ん中を当てれば松茸がもらえること。

おばあちゃんも渾身の一投です。


もちろん一番の目玉は松茸狩りです。定められた区画のなかであらかじめ隠した松茸とジュースが商品。松茸はなんと50本!


隠すときはこんな感じです。ネタばらしになるんでしょうか。


参加者も怒涛の百人超え、日本人は秋になると松茸に血が騒ぎますね。


ゲットできる人は満面の笑みです。
そのほかには常磐座による文弥人形、出店も多数出てました。


最後はスタッフがとても長い席を囲んで楽しく交流会をしました。

松ヶ崎地区はとにかく元気、楽しい行事が多い。その根底には人をもてなす心と同時に自分たちもしっかり楽しむ遊び心が兼ね備えています。人を楽しませながら、自分も楽しむそれが活動が持続する秘訣かもしれません。
 

もう秋です。

果樹生産が盛んな西三川と、砂金山由来の農山村景観で重要文化的景観にも
選定された笹川で、農業素人の身で地域おこしを進めるからにはまずは農修
行を始めなければならないと思い、西三川の佐藤さんのご厚意に甘えご指導
をお願いしました。

佐藤さんちで飼っているカレンちゃん。
「このど素人が何しに来たのか?」‥と冷ややかな目で迎えてくれました。


ほんとはとても人なつっこくて、すぐに仲良くなりました。

今はハウスいちごの定植時期。
ポットで育てた子株を本田に移植します。
品種は新潟の気候に適した「越後姫」で、1月末から2月に出荷されるとの
ことです。



ビニールハウスの本田はこのような高設栽培で、小型の耕耘機を背中に背負
って耕します。大切な作業であるので私は見学するのみ。。



その間私の作業は、佐藤さんの奥さんが用意した子株を一輪車でハウスへ運
ぶ事。このように親株から伸びたランナーを切り離して葉を3枚程度残しま
す。



運ぶだけだと時間が余るので、その間農園内を散策していたところこんなク
ジャクにも出くわしました!



定植が済んだ本田への水やり。
用土が流れ落ちないよう結構水加減が難しい。



ハウス内は35℃。
すぐに汗が噴き出してきました。



あまり気温が高いと水やりもよくないので、昼食を食べたところで本日の作
業は終了。

♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~

後日田圃に出ました。
稲刈りは終わってしまったので、秋の田起こしです。

トラクターの運転はもちろん初めて。
オートマチックだから簡単だよと言われましたが、車とは訳が違い顔は笑っ
ていてもドキドキしてます。



まっすぐ進んでいる分には結構サマになってきたけど、ターンはしどろもど
ろ。。ロータリーを上げ忘れてバックしそうになったり、ハンドルの切り返
しが逆になったりと m(__)m



結局難しいところと最後の仕上げは佐藤さんの出番です。



こんな景色の中で食べる弁当の味は最高です。
遠くに真野湾も見えます。



今は冬場に出荷するハウスいちごの定植作業で滅茶苦茶忙しい時期にも関わ
らず、一から丁寧に教えて戴き佐藤さんにはたいへん感謝しております。
少しでもお手伝いになるようにと午後は畦道の草刈りを行いましたが、平地
とは違い危うい腰つきなので佐藤さんもつきっきりとなってしまいました。

今後も時間を見て実践での勉強を続け、早くお役にたてるようになりたいと
思います。また、来年はプライベートな時間を使って小さく農業を始めてゆ
きたいとも思っています。

ということで、これからも修行は続きます。


後日談;筋肉痛ゥ~

はじめまして、松ヶ崎地区担当の協力隊のかりんです。

10月1日着任したその日から多田のお祭りの練習に加わらせ
ていただきました。笛をゼロから始めようとしたときに譜面
がないことにびっくりしました。実は鬼太鼓の打ち方も、笛
の吹き方も人それぞれ個性があるし、独自のアレンジをして
います。その伝承も形式的な形ではなく見て真似してやりま
す。そしてまたその人のやり方は師匠の個性を帯びながらも
いつかは自分の個性が花咲くことになるでしょう。


こどもがエア笛で大人の真似をしながら練習


獅子の準備


手を貸してください


女の子は太鼓を叩く、二年目だから少しの練習で大丈夫


いつもの風景がドキドキワクワク、神秘的に感じる。準備が済み、
前夜祭も終わり、あとは本祭りを待つのみだ!
明日もいい天気だし、楽しみだなあ。
【明日は多田と黒根の祭りです!】の続きを読む

皆さん、こんにちは。

私の地域おこし担当地区は、佐渡の里山を象徴する笹川・西三川地区ですが、
住んでいるところはなんと…町屋造りが残る商店街です。

今回は、私の住む真野新町での小さな催しを紹介します。

真野新町は佐渡の中央西海岸に位置し、国道350号線と両津真野赤泊線が
交差するところで、古くから宿場町として栄えていたとのことです。

他の地域同様、佐渡でも大型ショッピング施設の集まる佐和田地区に人の流
れは移り、このような商店街は厳しい状況です。
そんな中「秋の茶会で旧家を巡る街歩き」のイベントも、商店街の住民たち
の努力により今年で10周年を迎えました。

今は閉店となっている元呉服店の「せいない」邸。


中に入るとこのような「茶席の場」が設けてあり、お菓子とお茶を戴きまし
た。


奥には表から想像の出来ない空間が。。
内庭に土蔵2棟と味噌蔵1棟があります。光の陰影が印象的です。


森邸。七代続く医科の名門で国の有形文化財だそうです。


奥は大きな回遊式山水庭園となっています。
すぐ表が国道とは思えないほど静謐で広々とした空間です。


こちらもお茶会の会場。
正座が苦手な人も椅子があるので大丈夫。優雅な気分を味わえます。


裏道ではがらくた市が開かれていました。


おもや。
歴史講和会と特別展示が催されました。



普段は雑草が伸びひっそりとした新町大神宮。
この日はきれいに刈り取られ、境内の社では文弥人形が上演されました。


佐渡は奥が深いです。
この地に住んで2週間ですが、昨日までは全国どこでも見られる郊外のシャ
ッター通りと思っていました。

こんな(と言っては失礼ですが)人気が失われつつある商店街でも皆地域の
歴史を大事にして、なんとか保存してゆこうと頑張っています。

今回は移住したばかりということで招待券を戴く側でしたが、私も住民のひ
とりとして、次回のイベントからは積極的にお手伝いをしてゆきたいと思い
ます。

 最初の一歩_地域をまわって

 こんにちは!

 今月より佐渡市の「地域おこし協力隊」に参加することになった寺内栄樹
(てらうち ひでき)と申します。

 昨年32年間におよぶ首都圏でのサラリーマン生活に区切りをつけ、かね
てより憧れていた農的生活を手に入れようと各地を巡っていたところ、佐渡
の美しい自然や、環境に優しい農業に市を挙げて取り組む姿勢に感動し、是
非この地の一員となって中山間の伝統行事や農業を守り、次世代に継承して
ゆく一助となればとの思いで移住してきました。

 とは云え、農業はまったく素人ですし、見知らぬ土地で文字通り右往左往
の2週間でした。ともかくも、先週末は地域のイベントを回り地域の人たち
にご挨拶することから始めました。

 ところで、私の担当する地区は、笹川と西三川です。
 笹川は、今昔物語にも記載されているとされる古い砂金山の集落がそのま
ま残った山間の水田が美しい里山です。
 一方、西三川は林檎や梨、柿など果樹栽培の盛んな土地で、林檎の木のオ
ーナー制度に参加すれば、気軽に自分の木の林檎を収穫して味わうことので
きる楽しみがあります。

 今後、この里山の魅力と自らの体験を順次伝えてゆく予定ですので、宜し
くお願い致します。


◆◆9月13日(金)
 笹川の上流にある溜池で、NPOによりブラックバスなどの外来魚駆除が
行われるということで見に行ってきました。
 こんな離島にまでブラックバスが繁殖しているのにはびっくりです。
 ブラックバスさんには可哀そうですが、トキのエサが食い荒らされては困
るので、ご勘弁を。。



 午後から行ったのですが、初日ともありまだポンプで水を吸い上げている
途中でした。この後台風18号による大雨となるのですが、駆除はうまくい
ったのでしょうか?


 廃校となった西三川小学校。
ここの卒業生ではないけれど、何か懐かしさを感じさせるたたずまいです。



 校庭から真野湾を見下ろしたところ。
まだ日は高かったけれど、ここから見る夕日は絶景とのことです。



 校舎の一部を地元企業が再利用することになっているようですが、もっと
地域おこしに利用できないかな。。


◆◆9月14日(土)
 小布施神社の例大祭に行ってきました。



 7時半頃、まず竜が境内で踊る(?)ところから始まります。



 猿田彦の面を持った人の先導で神輿のパレード始まりました。よくは分か
らないのですが、天孫降臨の物語を表したものだと思います。



 昔は、こうした祭りで神話を語り継いできたのでしょう。


◆◆9月15日(日)
 西三川の果樹組合が主催している「くだもの祭り」です。
 広い駐車場はいっぱいで、道路にまで車が溢れていました。
 正直、こんなにも盛況だとは思っていなかったのですが、それでも他地域
の祭りが重なったので、昨年より少ないとのことでした。



 ギネス更新はできたかな??



 西三川のくだものは地元で大評判。
 例年午前中で完売してしまうとのことです。





 最後までご覧戴きありがとうございました。
 勉強不足(というよりまったく無知)で、説明になっていませんが少しず
つレベルアップさせてゆきたいと思います。

 今後とも宜しくおつきあい願います。




佐渡市地域おこし協力隊のblogがはじまります。
研修期間を終え、4月より4名の隊員が小倉、岩首、高千・外海府、内海府の4地区で活動しています。

これから佐渡の情報はもちろん、各地区での活動などを個々に投稿していきたいと思います。


さて私たちが活動で使用している車に貼るマグネットのデザインが決まりました。
佐渡には版画村美術館があったり、集落のなかには版画への取り組みを積極的におこなっているところもあることからフォントデザインを版画調にしました。

中村隊員が地道にデザインしてくれました。

まだまだ佐渡初心者でご迷惑をおかけしておりますが、このステッカーを貼った車を見かけたら是非お声をかけていただけたら嬉しいです!!

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