こんにちは、佐渡市役所
金井地域センター 伊藤です。
金井地区のイベントとして「かないいねマルシェ」が開催されます。
今回は、あらたに伝統文化と環境福祉の専門学校の学生さんから箸づくり体験のワークショップを出店いただきます。

佐渡市の金井地区にある伝統文化と環境福祉の専門学校には、全国各地から宮大工などの伝統的建築技術を学でいます。今年からは、公務員学科やまちづくり・観光ビジネス学科なども新設され佐渡の地の利を活かした学びの場へと広がっています。
「かないいねマルシェ」では、そんな専門学校の学生さん達が檜を材料に箸づくりの体験を提供いただきます。
箸と言っても形はそれぞれです。今回は、全体が四角形になっている「角箸タイプ」、丸型になっている「丸箸タイプ」などがからお好みのタイプを選んで制作をしていただきます。
ワークショップのお申し込みは、下記のサイトから行ってください。
制作過程
① 箸作り用の治具に箸の元となる角材をセットし固定します。

② カンナで箸頭から箸先へと自分の持ちやすいサイズに細く削っていきます。
③ 終わったら順番に箸を回し他の面も削り、4つ全ての面を削ります。

④ 次に、箸先を細く削ります。

⑤ 紙やすりで全体に滑らかになるように、そして、自分に合った形になるよう整えます。

⑥ これで箸の完成です。

治具を使うと難しい箸づくりの作業も簡単にできるようになります。木工に限らずモノづくりでは、自作の治具によって精度の高い製品づくりがいたる所で行われているのです。
さらに、カンナがけで出た檜の削りクズは、袋に詰めて「香り袋」としてもご利用いただけます。
近くにおいて檜の香りを楽しんむ他、お風呂に入れてもいいと思います。

いかがですか、自分自身で自分にあった箸をつくる。このチャンスにこだわりのMy箸を作ってみませんか。