佐渡市地域おこし協力隊サイト

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マルシェ

こんにちは、佐渡市役所 金井地域センター 伊藤です。


金井地区のイベントとして「かないいねマルシェ」が開催されます。

今回は、あらたに伝統文化と環境福祉の専門学校の学生さんから箸づくり体験のワークショップを出店いただきます。

箸完成-1

佐渡市の金井地区にある伝統文化と環境福祉の専門学校には、全国各地から宮大工などの伝統的建築技術を学でいます。今年からは、公務員学科やまちづくり・観光ビジネス学科なども新設され佐渡の地の利を活かした学びの場へと広がっています。

 

「かないいねマルシェ」では、そんな専門学校の学生さん達が檜を材料に箸づくりの体験を提供いただきます。

箸と言っても形はそれぞれです。今回は、全体が四角形になっている「角箸タイプ」、丸型になっている「丸箸タイプ」などがからお好みのタイプを選んで制作をしていただきます。

 

ワークショップのお申し込みは、下記のサイトから行ってください。

制作過程

箸作り用の治具に箸の元となる角材をセットし固定します。

①箸セット_001


② カンナで箸頭から箸先へと自分の持ちやすいサイズに細く削っていきます。

②カンナで削る_001



③ 終わったら順番に箸を回し他の面も削り、4つ全ての面を削ります。

③回して削る_001

④ 次に、箸先を細く削ります。

④先細く削る_001


⑤ 紙やすりで全体に滑らかになるように、そして、自分に合った形になるよう整えます。

⑤紙やすり_001

⑥ これで箸の完成です。

⑥完成_001


 治具を使うと難しい箸づくりの作業も簡単にできるようになります。木工に限らずモノづくりでは、自作の治具によって精度の高い製品づくりがいたる所で行われているのです。

 

さらに、カンナがけで出た檜の削りクズは、袋に詰めて「香り袋」としてもご利用いただけます。

近くにおいて檜の香りを楽しんむ他、お風呂に入れてもいいと思います。

木くずバック_001


 いかがですか、自分自身で自分にあった箸をつくる。このチャンスにこだわりのMy箸を作ってみませんか。

是非、下記のリンクから申し込みをいただきますようお願いします。

 
かないいねマルシェロゴ小
「かないいねマルシェ」

qr_soshiki301041422_小
「かないいねマルシェ」ホームページ

QR_申し込みサイトURL OK

ワークショップ申し込みサイト


こんにちは、佐渡市役所
金井地域センター 伊藤です。


金井地区のイベントとして「かないいねマルシェ」が開催されます。マルシェに出店するワークショップには、昨年に続き「わら縄ない」として「あわじ結びのリース」「しめ縄」づくりを用意しました。

そして、新たに「なべ敷き」づくりの体験も用意することができました。

このページを見ていただき興味をもった方は是非、下記の申し込み情報から参加いただきますようお願いします。

鍋敷きをつくろう-2

「なべ敷き」をつるためには、二本取りでわらを長くなう技術が必要です。なぜかと言うと、なべ敷きの芯に長い一本の細縄を巻く必要があるからです。一回で細縄が出来ればいいのですが、穴に通しながら縄を巻き付ける作業の関係から途中で縄を継ぎ足す必要があり、この点もハードルになりそうです。何とか細い縄を長くなうことが出来れば「なべ敷き」づくりも比較的簡単につくることができると思います。


縄ない-1

縄ないのようす



頑張って、細縄をなってやる!

細縄づくりは、問題なし!

 

こんな方は、是非「なべ敷き」づくりの体験にチャレンジしてください。

毎年 佐渡の鬼太鼓用にわらじを作っている方々が指導者として教えてくれますので、安心してご参加ください。

かつて集落でどの家庭でもお釜さんでお米を炊いていました。炊けたお釜を置くためには「なべ敷き」がないと釜が簡単に倒れてしまいます。ですので、必ず「なべ敷き」は利用されておりました。一家にあたり前にあったモノなのです。

釜と鍋敷-1
 

しかし、今では一般の方々がわらを入手することも苦労されるようになりました。時代とともに「なべ敷き」にお目に掛かることはなくなっていきました。

現在では、佐渡観光の方々にお土産品として販売がされるようになりました。都会では、おしゃれなセレクトショップなどでも販売されており、人気の商品としてその価値も高まっているようです。

 

こんな品を自分自身で作ってみませんか。

「なべ敷き」づくりに是非チャレンジしてみてください。

 

ワークショップのお申し込みは、下記のサイトからお願いします。

 

「なべ敷き」の工程

今回、ワークショップでつくる「なべ敷き」の工程です。

①芯づくりは事前に用意した荒縄から行いますので、丸い芯づくりの難易度は低くなっています。

荒縄の芯-1

荒縄の芯


②荒縄の芯にわらクズを巻きます。

わらを巻いた芯-1

わらを巻き付ける


③さらにラフィア(ヤシの葉を加工した繊維)を巻き付けてキレイな芯の完成です。

ラフィアを巻き付けた芯-1

更にラフィアを巻き付ける


④最後に事前に作った細縄を芯に巻き付けていきますが、途中で足りなくなるので更にわらを継ぎ足しながら細縄を伸ばしてそれを芯に巻き付けて行きます。全体に巻けたら止めの作業をして完成となります。

細縄まき付け途中-1

細縄まき付けのようす


⑤お疲れ様でした。

なべ敷き完成-1

完成です

その他、昨年作成した「あわじ結びのリース」「しめ縄」も体験できます。初心者の方は、こちらの体験をおすすめします。

ワークショップでは、材料は用意されていますので、マルシェ当日は参加費に加えてハサミのご用意をお願いします。

あわじ結び01

「あわじ結びのリース」

しめ縄1

しめ縄

いかがだったでしょうか、できあがったものは、部屋飾りにも使えると思います。自分でつくった唯一無二の品を手に入れませんか。是非、下記のリンクから申し込みをいただきますようお願いします。
かないいねマルシェロゴ小

「かないいねマルシェ」

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「かないいねマルシェ」ホームページ



こんにちは、佐渡市役所
金井地域センター 伊藤です。


金井地区のイベントとして「第2回かないいねマルシェ」が10月14日(土)に開催されます。今回のマルシェでは、
ワークショップとして「かんなくずアート」や「楠木(くすのき)のアクセサリー」をつくる体験ができます。このページを見ていただき興味をもった方は是非、下記の申し込み情報から参加いただきますようお願いします。


さて、皆さん鉋(かんな)のクズ゙は、ご存じですか。

最近、家を建てるときの木材は製材でほとんどキレイな木材となっていて、大工さんがカンナがけをしている姿を見ることはなくなりました。DIYをされる方もせいぜい電動カンナを使うのでカンナがけで出るかんなクズは知らない人も多いと思われます。

鉋(かんな)は、木材の表面をキレイに加工するための道具です。この木材を削ったときに出るのが、「かんなくず」なのです。

かんなクズ-1

かんなクズ

一般の方は、なかなか「かんなくず」を見る機会も少ないと思います。この「かんなくず」にひと手間かければ簡単にアートフラワーをつくることが出来ます。でき上がりは、木のにおいが漂う淡い色合いのバラやボンボンです。つくった後も日が経つにつれて琥珀色に近づき、味わいあるものになっていきます。

アートフラワー-1

バラのアートフラワー


ワークショップで作成するアートフラワーはこんな感じです。

制作過程:

○先ずは、かんなクズを水に浸します。

 これは、制作過程でかんなクズが折れてしまわないようにするためです。

○次に、乾かない間にかんなクズをひねり少しずつ巻いていきます。

 バラの花より簡単なのはアロマボンボンです。型紙にかんなクズを巻き付けてヒモでまとめながらかわいいアロマボンボンに仕上げます。

アロマボンボン-2

アロマボンボン


アロマボンボン-1


その他、昨年と同様に神木でもある楠木(くすのき)のチップからアクセサリーなどを作ります。ペンダントやカトラリーレスト、キーホルダーなどあらかじめ用意した木のチップにサンドペーパーで形を整えながら作成していただきます。いずれも刃物は使わないので安心して制作を楽しめます。

楠木アクセサリー-001

楠木アクセサリ


いかがだったでしょうか。いずれも気楽に制作を楽しめる内容です。自分でつくった唯一無二の品を手に入れませんか。是非、下記のリンクから申し込みをいただきますようお願いします。

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「かないいねマルシェ」

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「かないいねマルシェ」ホームページ

QR_申し込みサイトURL OK

ワークショップ申し込みサイト


金井地域センター 伊藤です。

10月15日(土)「かないいねマルシェ」を無事に開催することが出来ました。このマルシェは、集落から出店参加をいただき金井地域の賑わい作りを目的としていました。当日は、天候にも恵まれて多くの方々から来場いただき、その目的を達成することができました。

マルシェに関わっていただいた皆様には、感謝しかありません。この場を借りて御礼申し上げます。


会場の様子-1

「かないいねマルシェ」では、飲食店・フリーマーケット・ワークショップなど各地域から趣向を凝らした出展をいただきました。ワークショップは西方集落から「わら縄ない」、貝塚集落から「楠木でアクセサリーづくり」の出店がありました。

 かないいねマルシェロゴ小


今回は、西方集落の「わら縄ない」のご紹介をいたします。

 

【金井地域のわら細工】

私が担当している金井地域では、米作りが盛んに行われています。古くから米の収穫後に「わら」を使った生活必需品づくりが盛んに行われていたようです。蓑(みの)、筵(むしろ)、草鞋(わらじ)、わらぐつ、縄(なわ)などの製品が作られてきました。現在では、機械化も進み「わら」を利用することがなくなり長く時が経ったことでノウハウも徐々に途絶えてしまっています。

縄細工の例001













わらぐつと蓑


草鞋(わらじ)は、佐渡の神事である鬼太鼓の鬼が今でも履いて踊りますので需要は高く、自分たちで作った「わらじ」の方が一般品より耐久性が高く喜ばれるようです。


わらじ

【ワークショップの内容】

「わら細工」が衰退した状況で金井地域の西方集落では、埋もれつつある「わら細工」の技術を残すために「わらじ」作りなどの取り組みを行ってきました。

「かないいねマルシェ」では、ベーシックな技術として「わら縄ない」から体験いただき「リース作り」、「しめ縄作り」とステップアップしながら1時間の体験をいただくコースを用意しました。


  あわじ結びとしめ縄

縄ないの種類:

 ・右縄(一般的な縄)

日常生活のなかで多く使われたのは右縄(右になう)です。この縄を使っていろいろなわら細工を作る事が出来ます。

 細わら


 ・左縄(しめ飾りなどの縄)

しめ飾りは、神聖なモノであるため縄も左縄(左になう)とされています。

   左なわ

こういった基本的な技術を習得していただく事で「リース」や「しめ縄」を作ることできます。


【ワークショップ開催準備】

「かないいねマルシェ」の開催に向けて、縄ないの材料集めを行いました。佐渡では、9月から稲刈りが始まります。その時期を待って「わら」の確保から準備を始めました。

下記の手順のように「わら縄ない」を行うためには、いくつかの行程を経て「わら」を用意する必要があります。

 

わら縄ないの準備

①わらの収穫

今は機械化により「わら」も細かく裁断されてしまいます。わら細工用の「わら」を確保するためには、手刈りするか、コンバインの裁断機をストップ(動かなくする)させてそのまま落ちた「わら」を拾い集める方法になります。今回は、コンバインが刈った後に残ったわらを拾い集めました。

わら集め


 ②はざがけ

 そのままでは、水分を多く含んだ状態なので、軒下にかけて「わら」を乾燥させました。


  はざがけ

 ③わら打ち

「わら」は、そのままでは固くて「縄ない」には使えません。昔は、手仕事として横槌を使ってワラをたたいて柔らかくしていました。その後、近年までは、わら打ち機を利用して加工していました。

 しかし、最近ではわら打ち機がある場所も貴重になりました。佐渡では、達者の共同作業場にわら打ち機があることがわかり、その機械を利用し柔らかくさせていただきました。

  わら打ち

【なかいいねマルシェ開催準備】

縄ない

下処理をして柔らかくなった「わら」を取り根元を結び、その結び目を右足の指で押さえる。わらを2つの束に分け左の手で分けた「わら」をV時にとって、右手と左手をコすりあわせながらん縄をなっていきます。
この基本技術を身につければ、急にヒモが必等な時にハギレを利用して作ることも出来ます。

リース作成

リースにつかった「あわじ結び」は、水引きによく使われます。結びの両端を引っ張るとさらに固く結ばれるのが特徴です。その形から「末永く付き合う」という意味を持ち、結婚祝いやお見舞い、退院祝いのほか、謝礼や餞別、葬儀などの弔事に利用されています。

リース作りは、「あわじ結び」を細縄で作ります。アクセントとして赤く熟した野いばらの実をつかい中央に飾りました。


リース作り

正月飾り(しめ縄)の作成

しめ縄飾りは、正月飾りとして歳神さまを迎えるために清められた場所を示し神様を迎える家だということを表すために玄関に飾ります。

しめなわづくり


【その他のわら細工】

「わら縄ない」は、わら細工の基本技術です。この基本技術を活用していろいろな作品へチャレンジする事が出来ます。今でも生活の中でも活用出来るものもあります。皆さんもご興味いただき「わら細工」のバリエーションを増やしてみてください。



   その他のワラ細工



次回のイベントでも面白い「わら縄ない」が出来ないかと考えています。
ご覧いただき、ありがとうございました。




かないいねマルシェロゴ-1

はじめて投稿させていただきます。

佐渡市役所 金井地域センター 地域支援係
地域おこし協力隊の伊藤です。

佐渡市 金井地域に着任してから取り組んできましたイベントがやっと今週末(10月15日土曜日)に開催されます。

このイベントは、金井地域の賑わいづくりを目的に各地区(集落・町会)それぞれが考え企画し準備した地域発マルシェです。
はた-1

金井地域は、全体で盛り上がるイベントも徐々に縮小されており、何とか地域が元気になるイベントを開催できないかと金井地域センターを中心に集落・町会を巻き込みながら開催に向けて取り組んでまいりました。

今回は、初回の開催でもありますので全ての集落からの出店は叶いませんでしたが、地域内外から多くの方々からお集まりいただければと思っております。

来場者と出店者みなが笑顔で楽しめる出会いの場と金井の魅力を発信する一日を是非ともお楽しみください。

ぬりえ-2



日 時:令和4年10月15日(土曜日)
  午前11時~午後3時

会 場:佐渡市金井コミュニティーセンター前駐車場
    (佐渡市本庁舎横)

お問い合わせ/ワークショップ申し込み
佐渡市金井地域センター
 0259-63-3843

【出店案内】
飲食店:
 平清水のカフェテリア、尾花のうっマイ食堂、佐渡総合高校のおにぎり&だし巻きたまご

PR展示:
 泉の史跡PR

あそびば:
 尾花のおまつり屋台

フリマ:
 中興のおもしろマーケット

ワークショップ: 
 西方のわら縄ない体験、貝塚の楠木でアクセサリーをつくろう

※ワークショップは、まだ空きがありますので、申し込みください。


【わら縄ない体験】
 今では農家でも手に入りづらいわらを使ったワークショップです。 キャンプなどアウトドアでも使える「縄ない」を習得してみませんか。このようなリースを作ってみます。
あわじ結び01


【楠木のアクセサリーづくり】
 心が落ち着く香りのする木材です。貴重な香木でお好みのアクセサリ作りをしてみませんか。
ペンダント-1



申し込みは下記のリンクからかお電話でお願いします。

 佐渡市金井地域センター
  0259-63-3843


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